選び方・特集

モンハン&グラセフ登場! 2025年PS5向けゲーム期待の最新作11本

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2025年発売のPS5タイトルの中から注目度の高い期待作を筆者の独断でピックアップ!「モンスターハンター」や「グランド・セフト・オート」など人気シリーズ最新作の登場により、PS5のラインアップはさらに強化される一年になるだろう。

なお、本記事は2025年1月時点で判明している情報に基づいているので、ご注意いただきたい。特に発売日については急遽延期されることもある。

真・三國無双 ORIGINS

コーエーテクモゲームス
2025年1月17日

2001年から続くタクティカルアクションゲーム「真・三國無双」シリーズの最新作。長年同シリーズの開発を手掛けてきたω-Forceの新たな歴史を切り拓く作品として注目を集めている。

主人公は過去の記憶を失った、謎の武芸者。あらゆる武器の扱いだけを覚えている主人公が、「三國志」のさまざまな英傑たちと濃厚なストーリーを紡いでいく。開発者によると最大の特徴は“圧倒的大軍団”と“圧倒的爽快感”とのこと。今世代機のスペックを存分に生かしたことで、従来の10倍以上の兵士を表示することが可能になった。

これによって三國志の戦場の臨場感や一騎当千の爽快感がさらに得られるようになったという。ほかにも対武将戦の刷新や、兵士同士の戦いの重要化など、既存作品のよいところは適宜取り入れつつ、よりリアルで没入感のある三國無双が目指されている。

また、本来の「三國志」の世界をより深く描くのが重要なテーマだともいう。単独主人公を置いたことで、あらゆる登場人物に視点が移りがちだった従来の物語が集約され、歴史的な掘り下げがかなり深い物語になりそうだ。キャラクタービジュアルもよりリアルに刷新されたことで、シリアスさも際立つ独自性豊かな「三國志」になっている。

シリーズの「原点回帰」を目指したことで「ORIGINS」と名付けられた本作だが、「三國無双」ファンだけではなく新規勢も分け隔てなく楽しめる作品に仕上がっていてほしい。

Kingdom Come: Deliverance II

PLAION
2025年2月5日

「Kingdom Come: Deliverance」は2018年に発売されたオープンワールドRPGであり、本作はその続編である。本作の大きな特徴は、中世チェコの風景や歴史を徹底的にリアルに描写していること。魔法やドラゴンなどのファンタジー要素は一切登場せず、生身の人間同然の主人公ヘンリーを操作して、中世東欧世界を生き抜くリアルオープンワールドゲームだ。

続編となる本作では、前作で鍛冶屋から戦士へと成長したヘンリーが盟友となったハンス卿と共に外交ミッションへ向かうストーリーが描かれる。使用できる武器は剣や斧・弓に加え、クロスボウやマッチロック式銃などが加わり、よりバラエティ豊かな戦闘になっているようで、中世東欧の血生臭い歴史描写もさらにリアルになることだろう。

そしてプレイヤーの選択が数多くのNPCの行動や態度に影響する、最新のナラティブデザインを採用している点にも注目だ。プレイヤー1人ひとりがヘンリーの未来を変えていくリアリティ溢れる歴史物語体験がさらに濃厚に味わえそうだ。

前作未プレイでも問題なくプレイできる続編になっているようなので、リアルなオープンワールドゲームが好きな方はぜひ知っていただけるとうれしい。

龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii

セガ
2025年2月21日

2024年に発売された「龍が如く8」のスピンオフ作品。シリーズでも高い人気を誇る真島吾朗が主人公ということで、ファンから大きな注目を集めている。

桐生とのミレニアムタワーでの共闘から半年、記憶をなくした真島はハワイの海岸に打ち上げられた。そんな真島を助けてくれた少年ノアの願いを叶えるため、海賊蔓延る危険な海に伝説の宝を探しに航海に出る。

最大の特徴は「龍が如く8」に匹敵するほどの豊富なアクティビティの数々。カラオケや不審者スナップ、ゴーカートをはじめたくさん用意されているが、なかでも注目度が高いのは、ロバートの秋山竜次演じる「マサル・フジタ」による”Masaru’s LOVE JOURNEY”だ。

港区女子とコンパをしたい願望を持つマサルのためにコンパやパーティーをセッティングするコメディアクティビティだ。実写で展開されるパーティーシーンなどは特に見どころだろう。

ほかにも真島らしいドスなど凶器を活かしたケンカアクションで敵を倒す「狂犬スタイル」、さまざまな海賊道具を使って華麗に敵を倒す「パイレーツスタイル」といった切り替えて戦うバトルも登場。なんと人食いザメや大猿を呼び出せる”呪神楽器”も使えるなど、真島という主人公にピッタリの狂った戦闘が楽しめそうだ。

「龍が如く」外伝作は前作の「龍が如く7外伝 名を消した男」が非常に好評だったので、今作も同じくらいの評価が得られることを期待したい。

モンスターハンターワイルズ

カプコン
2025年2月28日

今世代機初の「モンスターハンター」最新作。PS4で発売された「モンスターハンターワールド」の系譜を継ぐ作品だが、新たなモンスターはもちろん、システム的にも進化したさらなる狩猟体験の高みを目指している。

今世代機の処理能力を最大限生かしたことで、フィールド上に一度に表示できるモンスターの数が大幅に増加。モンスター同士の関わり合いをはじめ、さまざまな現象が複雑に絡み合い風景を形作っていくので、自然の脅威をよりリアルかつダイレクトに感じられる狩りになるだろう。

アクション面では「傷口」と「集中モード」という新アクションが追加。大型モンスターは同じ部位を攻撃し続けることで傷口をつけられる。傷口はダメージが大きく、破壊すればさらにチャンスを作ることが可能。「集中モード」は狙いを定めて攻撃やガードをする体勢で、モンスターとの距離感や狙いが合わせやすいだけでなく、傷口や急所を狙うことで特殊なアクションに派生して大ダメージを狙える。これら新アクションの登場で狩りにさらなる戦略が生まれるだろう。

ほかにもNPCのハンターが駆けつけてくれるサポートハンターや、複雑なマップをより快適に移動しつつ狩りをサポートしてくれる新たな騎乗動物セクレトなど新要素が盛りだくさんだ。

今年発売されるゲームの中では最大級の期待作であり、大きなブームが期待できるだろう。

ユミアのアトリエ 〜追憶の錬金術士と幻創の地〜

コーエーテクモゲームス
2025年3月21日

コーエーテクモのゲームソフトブランド・ガストが手掛ける人気RPG「アトリエ」シリーズの最新作。新主人公ユミアを迎え、また新たな物語がスタートする。

舞台は錬金術が「禁忌」とされている世界。錬金術師ユミアは滅びた大陸に眠る錬金術の「真実」を知るため壮大な冒険の旅に出る。縦横に広がるオープンフィールドを進みながらの探索や戦闘がメインになるが、特徴的なのはアイテムの調合要素が重要な点だ。錬金術師であるユミアは材料に宿る「マナ」によってさまざまなアイテムを調合できる。調合したアイテムは剣や槍に形状が変化するものもあるので、戦闘にも役立つ。リアルタイム進行で、スキルの使用タイミングなど一瞬の判断が勝敗を分けるシリーズ特有のバトルもしっかり引き継がれている。

前作「ライザのアトリエ」シリーズが大ヒットし多くのファンを獲得した同シリーズだが、本作もファン層をまた大きく拡げるような作品になるのだろうか? 発売後の展開が楽しみである。

Mafia: The Old Country

2K Games
2025年夏

「Mafia」シリーズは2002年から続くアクションアドベンチャーゲーム。裏社会を舞台にした過激な人間ドラマが特徴で、一部の作品はストーリーデザインなどの面で現在でも高く評価されている。「Mafia: The Old Country」はそんな「Mafia」シリーズの最新作だ。

舞台は1900年代のイタリア、シチリア島。主人公となるひとりの男となり、マフィアに家族と認めてもらうため、危険な任務をこなしながら過酷な時代を生き抜いていかなければならない。犯罪組織のルーツに迫るというテーマを持った本作は、シリーズの原点回帰を目指すだけでなく、歴史上最も過激だった裏社会の闇に触れられるようだ。

従来の作品同様、圧倒的リアリズムで描かれるアクションと、映画のように最後まで目が離せない重厚なストーリーを最大限体験できる完成度を目指しているようなので、シリーズ最新作として大きな期待が集まっている。

まだ、詳細なゲームシステムは明かされていないが、本作で初めて「Mafia」シリーズに触れる人もいると思うので、シリーズ躍進に貢献できるか注目したい。

Grand Theft Auto VI

テイクツー・インタラクティブ
2025年秋

オープンワールドクライムアクションの金字塔であり、世界的なゲームの牽引力を持つ「Grand Theft Auto」シリーズのナンバリング第6作。シリーズ初の女性主人公と男性コンビであることをはじめ、トレーラー公開以降世界中のゲーマーが注目している。

舞台はフロリダ州を基にした架空の州「レオナイダ州」。レオナイダ州には過去作に登場したバイスシティも含まれており、シリーズ最大規模のフィールドになるようだ。「Grand Theft Auto」シリーズといえばオープンワールド内を自由に回り、殺人や強盗などの犯罪行為すら自由にできる過激なゲーム性が有名だが、犯罪的なゲーム体験と密接に絡み合わせた物語も大きな魅力だ。社会風刺作品としても評価が高く、現代のアメリカ社会を生々しく描いたリアリティ溢れるゲームなので、今世代機のパワーによって「Grand Theft Auto」というシリーズがどのように発展されるか注目である。
 まだまだ詳細なゲーム内容をはじめ情報が明かされておらず謎の部分も多いが、今年秋発売は公式から明かされているので、遠くないうちに大々的な続報が出ることだろう。

Ghost of Yotei

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2025年発売予定

2020年に発売され、中世日本独自の雰囲気を全面に出した和風オープンワールドや、黒澤明監督の時代劇を彷彿とさせる剣劇アクションによって世界中で大ヒットとなった「Ghost of Tsushima」に続くシリーズの第2作が「Ghost of Yōtei」だ。

舞台は北海道の羊蹄山。時代は1603年に遷り、新たな主人公Atsu(アツ)の物語が繰り広げられる。前作のゲームデザインの基盤を踏襲しつつ、欠点とも指摘された部分については改善を目指しているとのころ。具体的には、繰り返しになりがちなオープンワールドデザインの改善、銃武器の追加による戦術の多様化、そしてプレイヤーが主人公の物語をコントロールできるようになるストーリー変化式のデザインなどが登場するようだ。

1603年といえば江戸幕府が開かれた年。戦乱の世は終焉に向かいつつも、敗れた武士たちは主人を失い、各地で浪人(牢人)となって彷徨っていた時代だ。まだ日本と統合される前の辺境地であった蝦夷地を舞台に、指名手配された主人公にはどのような出会いと戦いが待ち受けているのだろうか?

「Ghost」シリーズの2作目は国内でも多くのファンが待ち望んでいたタイトルなので、2025年大本命の一本となるであろう。

DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
2025年発売予定

小島秀夫監督が立ち上げたスタジオKojima Productionsの第2作。処女作である「Death Stranding」では「荷物を運ぶ」という特殊なゲーム性と現代の情報・技術社会への風刺を小島監督独自の作家性で融合し、世界中のゲーマーに貴重な体験を届けた。そんな”デススト”の続編が今年遂に発売となる。

前作でアメリカ大陸をカイラル通信でつないだ主人公サム。その後アメリカ合衆国は「UCA」として再結成。配達業から撤退したブリッジズに代わり、「DRAWBRIDGE(跳ね橋部隊)」と呼ばれる新たな部隊と共にサムはもう一度「荷物を届ける」旅に出る。ドールマンやタールマンといった奇抜でユニークな新キャラクターに加え、フラジャイルやハートマン、ヒッグスなど前作のキャラの登場も判明している。

「我々は本当につなぐべきだったのか?」という意味深なテーマが匂わされている本作だが、詳細なゲーム性はまだ判明していない。今作でも多くの豪華声優キャスト陣たちの起用が発表されており、前作同様、超大作になることが予想されるが、小島監督はどのように描くのか? 今から楽しみだ。 

ボーダーランズ4

2K Games
2025年発売予定

数十億種類の武器を駆使し、敵をヒャッハー! しながら粉砕する大人気シューティングRPGの最新作。惑星カイロスという新たな舞台で、「タイムキーパー」と呼ばれる強大な悪に主人公たちヴォルト・ハンターは戦いを挑む。

フィールド上の見える場所にはすべて行けるように設計された広大な世界はロードなしで完全にシームレスに移動できるとのことで、シリーズ最大の世界を作り出しているようだ。グラップルジャンプなどの新たなアクションによって、空中でのスライドや突進、グライドからの飛び出しなどさまざまな機動力を生かした動きが追加。縦横無尽に敵を倒すシリーズの醍醐味はさらに進化しているだろう。さらにビークル(乗りもの)が生成できるようになったようで、広大な世界をより移動しやすくなるのもうれしい。

「ボーダーランズ」といえばシングルプレイだけでなく、協力プレイも大人気。クロスプラットフォーム採用で多様なタイプのオンライン協力プレイに対応しているようなので、また脳汁爆発を味わえる作品になるだろう。

METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER

コナミデジタルエンタテインメント
2025年(仮)

2004年にPS2で発売されシリーズの中でも最も評価が高いと言っても過言ではない「メタルギアソリッド3 スネークイーター(※以下MGS3)」。本作はそんなMGS3の完全リメイク作だ。

現代のグラフィックと新たな演出で完全に生まれ変わったムービーは原作ファン、新規勢問わず、感動的だ。やはり、PS2時代の「MGS3」が現代のフォトリアルなグラフィックでよみがえる新鮮さは相当大きい。

だが、グラフィックやビジュアルデザインとは対称的に、ゲームデザインに関しては驚くほど原作を踏襲しているのも大きな特徴。筆者は東京ゲームショウ2024でデモ版をプレイしてきたのだが、キャラクターモーションや画面システムはほぼ同じで、レーションや補給アイテムが浮いて表示されているところまで再現されていた。完成度が非常に高い原作のゲームデザインを大きく変えてしまうと魅力を損なうという懸念からだろうが、現代ゲームとして非常にクラシックなステルスゲームに寄せたことは発売後どう評価されるのだろうか?

ぐう実況(ゲーム紹介系YouTuber)
Writer
ぐう実況(ゲーム紹介系YouTuber)
YouTubeを中心に活動するゲーマー。PSやPCのソフトを中心にゲーム紹介をする機会が多く、同分野を専門に活動しています。プライベートでは任天堂などの作品も頻繁に遊びます。
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水川悠士(編集部)
Editor
水川悠士(編集部)
デジタル系メディアから価格.comへ。スマホ、スマートウォッチなどのガジェット周り、ゲーム関連を担当。触ってきた製品は数えきれないほど多いです。価格.comマガジンのYouTubeにも出演中。
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