イベントレポート

「東京ゲームショウ2015」レポート! モンハン、ドラクエなど最新タイトル満載

スクウェア・エニックス
有名タイトル勢ぞろいでユーザーを歓迎!

 

「ファイナルファンタジーXIV」「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」など、著名なシリーズ作品で固めてきたスクウェア・エニックス。メインとなる正面には、2016年2月25日発売予定の「スターオーシャン」シリーズ最新作「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」を配置し、古くからのユーザーも振り向かせるような工夫を凝らしている。2作品のプレイアブルタイトル以外は映像出展のみと少々控え目だが、一般日両日は充実したイベントステージが開催されるので、そちらを目当てに訪ねるのもアリだ。

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」コーナーでは、イベント用に調整を行った真ラーヴァナ討滅戦に挑戦するバトルチャレンジを開催。制限時間内に討滅できたパーティは、特製Tシャツをゲット! また、FFXIVをプレイしたことのない人がいるグループであれば、最大4名まで優先的に案内してもらえる。未経験の人は、この機会にプレイしてみるのもいいかもしれない

ブース裏側には、SQUARE ENIX PARTNERSコーナーを設置。「Fallout 4」や「JUST CAUSE3」といった海外タイトルを映像で楽しむことができる

ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよのコーナーでは、一般日には体験プレイが可能となる。初めての人でも問題なく遊べるよう、イベントスケジュールが組まれている。できれば、最初のイベントから通しで参加したい

スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-のコーナーでは、一度に20人近くがプレイ可能。フィールドを移動後、ボスとの戦闘までの試遊が可能となっている。美しいだけでなく、テクニカルな戦いが楽しめる戦闘シーンなどを、思う存分堪能しよう

コーエーテクモゲームス
長い歴史を積み重ねた作品と、おなじみ「無双」シリーズ派生作品がブースを彩る

 

コーエーテクモゲームスといえば、「三国志」や「織田信長」などの歴史シミュレーションシリーズと、爽快なアクションゲーム「無双」シリーズで有名なメーカー。今回も、その2ジャンルを代表するタイトルを前面に打ち出し、来場者の興味をひいていた。「無双」シリーズ最新作となる「アルスラーン戦記×無双」や、1作目が発売されてから2015年で30周年を迎える「三國志」シリーズの最新作「三國志13」など、まさにファンを狙ったタイトルが目白押しだ。また、発表から10年を経て発売日が決定した「仁王」、今冬発売予定のタクティカルハンティングアクション「進撃の巨人」の映像出展など、見逃せないタイトルも多い。ユニークなのは、キャラクターになりきって撮影ができるスペースを各所に設けている点。せっかくのゲームショウ、記念ショットを残そうと思ったら、迷わずコーエーテクモゲームスブースへGO!

1作目が発売された1985年から30年が経過した2015年12月10日に発売される、三國志シリーズの最新作・三國志13。これまではアラビア数字での表記だった作品ナンバーが、今作からはローマ数字表記へと変化した。残念ながら映像展示ではあるが、その隣には30周年を記念して歴代三國志のパッケージイラストが飾られている。また、シリーズ2作品目となる「三國志II」が遊べる状態で展示されている

Wii U版が好評を博した「ゼルダ無双」シリーズ最新作となる3DS用タイトル「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ」は、2016年1月21日発売予定。プレイアブルで出展されているが、試遊台数は少なめなので早めに向かうのが吉だ

2015年4月から9月までアニメが放映されたアルスラーン戦記×無双が複数の試遊台でプレイ可能。アニメにあったような一騎当千の爽快感を、ゲームでも味わえる。1/1サイズのアルスラーン騎馬立像や、マンガを描く荒川弘先生の直筆サイン色紙、アニメのエンドカードなども展示されているので、ゲームだけでなく同作ファンならば見ておきたい

当時、世の中の女性に大ブームを巻き起こした、女性向け恋愛ゲームの金字塔「アンジェリーク」が、大幅にリニューアルされ「アンジェリーク ルトゥール」としてPS VitaとPSPで発売される。ブースには等身大ポップや設定資料集などが展示されているので、ゲーム発売前にじっくり見ておきたい

コーエーテクモゲームスのガスト長野開発部による作品「よるのないくに」と、アトリエシリーズ最新作「ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜」がプレイアブルで展示されている。「アーランド」シリーズでキャラクターデザインやイベントイラストなどを担当した岸田メルさんからのイラストサイン色紙も飾られているので、忘れずチェック!

用意された剣と盾、マフラーを装備してリンクになれる撮影スポット、三国志の登場人物・諸葛亮孔明になれる顔出しパネル、さらには撮影した自分の顔が超大型巨人の顔にはめ込まれるなど、撮影場所としての魅力も提供している。これまでにはなかった試みだけに、なかなかユニークだ。家族でも、友人同士で行っても楽しめるだろう

コナミデジタルエンタテインメント
例年よりも静かな雰囲気が漂うブース

 

一般入場口からは一番遠い位置にあるコナミデジタルエンタテインメントのブースだが、ここに足を伸ばせばいち早く「メタルギアオンライン」が体験できる。また、ファルコムのブースも併設されており、こちらでは話題の新作「東亰ザナドゥ」の試遊が可能だ。ステージイベントは最新野球ゲーム紹介や「メタルギアソリッド5」スペシャルステージのほか、東亰ザナドゥのスペシャルライブステージも用意されている。

サービスインよりひと足先にメタルギアオンラインを体験できるとあり、ビジネスデーにもかかわらず大勢の人が詰めかけていた。ヴェノム・スネークのフィギュアなども展示されているので、ファンは要チェックの場所だろう

ファルコムブースでは、PS Vita用タイトル・東亰ザナドゥの試遊機を8台用意。「軌跡」シリーズからファルコムの作品を遊び始めた人、30年以上前からファルコムソフトを遊んでいる人問わず、向かいたい場所だ

WARGAMING JAPAN
幕張メッセの入り口付近と、ブースに配置された実物大の戦車で来場者を圧倒!

 

現在、全世界1億人以上の会員数を誇る、オンラインタンクバトル「World of Tanks」を運営するWargaming。今回は実物大の戦車を配置し、ユーザーを暖かく出迎えてくれている!? 「World of Tanks」はアニメ「ガールズ&パンツァー」と、「World of Warships」はアニメ「蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−」と、それぞれコラボレーションしていることもあり、一般日両日ともに「ガールズ&パンツァー」「蒼き鋼のアルペジオ」に出演している声優さんなどを招いてのイベントも予定されている。惜しむらくは、先日発表されたPS4版「World of Tanks」の情報が得られないことだが、待てば海路の日和あり。今回は戦車を眺めつつイベントを楽しもう。

コンシューマ関連のタイトルはなかったので、代わりに実物大の戦車とコンパニオンさんの写真を(笑)。来年のゲームショウでは、PS4版が遊べるようになっていることだろう

エレクトロニック・アーツ
スター・ウォーズに染まったエレクトロニック・アーツブース

 

ブース全体が「Star Wars バトルフロント」一色に染まっており、見る人すべてを驚かせるエレクトロニック・アーツブース。第1回からゲームショウへと通っているが、ここまで1つのタイトルに注力したブースというのはなかったはず。ここには40の試遊台が並び、全員でウォーカー・アサルトモードをプレイするようになっている。「スター・ウォーズ」好きであれば、ここに来ないというのは考えられないだろう。

見た瞬間、“驚いた!”以外の単語が出てこないほど、Star Wars バトルフロントに染まりきったブースになっている。周囲のデザインも凝っているので、スター・ウォーズが好きであれば間違いなく興奮するはず。試遊ゲームは反乱同盟軍20人対帝国軍20人で進められていき、X-ウィングやTIEファイター、AT-ATといった乗り物に登場することもできる

音無 欒
Writer
音無 欒
主にコンシューマ&ソーシャルゲームの記事を手がけるMac好きIT系ライター。ゲーム歴は40年弱。80年代のマイコン弄りや深夜アニメなどが元気の素。
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山野 徹(編集部)
Editor
山野 徹(編集部)
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。
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