楽しい!便利!タメになる! iPhoneアプリ大集合

ファミコン世代必見! 寒い夜は「レトロ系ゲーム」アプリにどっぷりハマろう

スマホ用にアレンジされた現代版の「パックマン」

全世界で大ヒットし、「最も成功したアーケードゲーム機」としてギネス記録にもなっている「パックマン」。昨年も映画「ピクセル」で活躍しており、誰もが知っているキャラクターだ。そんなパックマンだが、「NAMCO ARCADE」を含め、いろいろなスマホ用ゲームアプリが配信されている。その中で、最新版のオリジナル作が、現代風にアレンジされた「PAC-MAN 256」。初代パックマンの“ドットを食べてクリアしていく”という要素はそのままに、上にスクロールさせてドットをひたすら食べ、ハイスコアを競いあう。パワーアップアイテムもさまざまなものが用意されているので、その効果をうまく生かしながら、追いかけてくるモンスターたちを退治する。単純なゲームだが、ハイスコアを出すのに夢中になりハマってしまう。

「PAC-MAN 256 - 迫るバグから逃げろ!次世代エンドレスパックマン!-」
ドットをひたすら食べ、画面下から迫ってくるバグを逃れつつ、上へ上へとエンドレスに進んでいく。パワーエサもあり、いじけて青くなったモンスターを退治することもできる

パワーアップアイテムで、モンスターを撃退していく。パワーアップアイテムは、獲得したコインを使って、強化することもできる

「PAC-MAN 256 - 迫るバグから逃げろ!次世代エンドレスパックマン!-」(現在の価格:無料)
(c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

最新版「ぷよぷよ」は、塗って消していく新感覚のパズルゲーム

“落ち物パズルゲーム”で大フィーバーした、今年25周年を迎える「ぷよぷよ」。落ちてくる2つの「ぷよ」を使って、同色の「ぷよ」を4個以上繋げて消すというもので、連鎖が決まったときの快感が楽しくて夢中になった人も多いだろう。シリーズの最新版として「ぷよぷよ!!タッチ」がスマホ用として配信されていて、いま人気を博しているのだ。しかも、これまでのシリーズ作とはゲームシステムが少々異なり、ステージクリア型のパズルゲームになっていて、隣接する「ぷよ」の色を塗り替え、同じ色の「ぷよ」を4個以上繋げると消えるというルールに。じっくり考えながらステージをクリアしていこう。また、ボスが登場するステージも用意され、お楽しみ要素も盛りだくさん!

「ぷよぷよ!!タッチ」
ぷよぷよ!!タッチは、「ぷよ」を塗って消していく、これまでにない感覚のパズルゲームに!

同じ色の「ぷよ」を5個以上繋げると「やじるし」が発生し、それを消すと矢印の方向の「ぷよ」をまとめて消せるぞ

ステージクリア型で、さまざまなステージが用意されている。その中には、ボスが登場するステージもあるので、お楽しみに!

「ぷよぷよ!!タッチ」(現在の価格:無料)
(c)SEGA

魚類型巨大戦艦のボスと戦うシューティングゲームの名作「ダライアス」

ステージの最後に待ち構えるシーラカンスやクジラなどの魚類型巨大戦艦のボスと戦うシューティングゲーム「ダライアス」シリーズ。1986年にゲームセンターに登場したときは、3台のモニターを継ぎ目無く横並びにした画面で、当時のゲーマーたちを驚かせたものだ。これまでにいくつものシリーズ作が作られ、家庭用ゲームに移植されたり、オリジナル作品が作られている。2016年1月には、シリーズ最新作としてPlayStation Vita / PlayStation 4用に「ダライアスバースト CS(クロニクルセイバーズ)」が発売され、好評を博している。

そんな「ダライアス」シリーズだが、スマホ版は2012年に「ダライアスバースト SP(セカンドプロローグ)」が配信。魚型巨大戦艦とのバトルは迫力満点! シリーズ作を遊んだことがある人なら満足すること間違いなし。もちろん、初めて遊ぶ人でも爽快感のあるシューティングを味わえるぞ。

ダライアスシリーズの魅力は、なんと言っても魚類型巨大戦艦のボスとのバトル。様々な攻撃を仕掛けてくる巨大戦艦の弱点を狙って攻撃し、破壊していくのだ

「ダライアスバーストSP」(現在の価格:1,080円)
(c) TAITO CORP. 1986,2012

ロボットアニメで活躍したロボットやキャラクターたちの共演が、スマホでも実現!

「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」など、ロボットアニメ作品で活躍した数多くのロボットとキャラクターがクロスオーバーして登場するシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦」シリーズ。1991年に家庭用ゲーム機用のゲームとして登場して以来、様々なシリーズ作が各家庭用ゲーム機で発売され続けてきており、2016年にはPlayStation 3/4用として「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」が発売予定だ。

そんな、多くのロボットアニメファンを虜にしている本シリーズ。スマホ版は「スーパーロボット大戦X-Ω」が配信されている。画面左側から複数のライン状にそって現れる敵を次々に倒していくシステムで、様々なロボットたちがお馴染みの必殺技を繰り出しながら戦っていく。ロボットアニメファンにとっては、楽しめる内容になっているぞ。

昔懐かしいアニメから最近のものまで、人気のロボットたちが入り乱れてバトルを繰り広げる“夢の共演”が楽しい。従来の家庭用ゲームとは違いスマホ向けのスタイルになっている

「スーパーロボット大戦X-Ω」(現在の価格:無料)
(c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

ここまで数々のレトロゲームやそのシリーズ最新作の情報をお伝えしてきたが、アーケードや家庭用ゲームの移植モノとなると、気になるのがプレイ時の操作方法だろう。


アーケード・家庭用ゲームは、物理的な操作レバーとボタンが必ずあり、それで快適に操作することができる。しかし、スマホの場合はタッチパネルで、画面上に表示されたバーチャルパッドで操作するため、思い通りに動かせないとこともある。ところが最近は、ゲーム機のワイヤレスコントローラーのような、MFiコントローラーが発売されている。AppleのMFi(Made For iPhone/iPad/iPod)認証を受けたiOS対応ゲームパッドで、iPhoneやiPad、iPod向けに作られた製品で、ゲームアプリ側が対応していれば、コントローラーを使って快適に遊ぶことができるのだ。

今回紹介したNAMCO ARCADEやファイナルファンタジーFF VIIなどは、MFiコントローラーに対応しており、スマホを立てかけてMFiコントローラーでプレイすれば、家庭用ゲーム機のような感覚でプレイ可能。ちなみにMFiコントローラーの対応状況は、App Storeの各アプリ説明をチェックしよう。たまに対応状況についての明記がないゲームアプリでも対応しているケースもある。なお、MFiコントローラーは数社から発売されている。価格は5,000円以上と少々高めで、コントローラーのサイズや充電方式も各社によってそれぞれ違うので、購入の際にはしっかりチェックしてほしい。

写真のMFiコントローラーは、SteelSeries社の「SteelSeries Stratus」。iPhone 6S Plusよりも小型で、約75gと持ち運びに便利。バッテリー内蔵でMicro USBで充電

今回はレトロゲームアプリ特集と題し、実際のレトロ作品から名作のシリーズ最新作を紹介した。ファミコン世代の皆さん、懐かしさのあまりどっぷりハマってしまわないようにね!

※価格は2016年2月5日現在の情報となります。

川村和弘
Writer
川村和弘
新しモノ好きで、元ゲーム雑誌の編集者。玩具の攻略本を出版した経験もアリ。現在は、iPhone関連の情報メディアなどで編集・ライターとして活躍中!
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