イベントレポート

VR登場でゲームが変わる「東京ゲームショウ2016」レポート

コーエーテクモゲームス
スペースはコンパクトだが、バラエティ豊かなタイトルが勢揃い

 

ソニーやカプコンなどのブースと比べるとスペースはひと回りほどコンパクトだが、用意してあるタイトルはどれもこれも期待以上のものばかりという充実ぶりを見せるのがコーエーテクモゲームスだ。メインに、長い間発売を待たれていた「仁王」の体験ブースを用意し、そのまわりをほかのタイトルが囲む感じのレイアウトになっている。スペースの都合上、一般日は人であふれかえることが予想されるので、体験プレイしたい人は早めに行くのがよいだろう。

ブースでメインとなるのは、2017年2月9日に発売が決定した「仁王」。長らく待たされたという人もいると思うので、このチャンスにしっかり体験しておきたい。ディスプレイには、「Team NINJA」のロゴとともにモダンになった「シブサワ・コウ」の新しいロゴも登場

シブサワ・コウがスタッフに名前を連ねているNHKのドラマ「真田丸」と同じフル3D1枚マップを使用している「戦国無双〜真田丸〜」も、プレイアブルで展示されている。ドラマを見てファンになった人も、「戦国無双」シリーズが好きだという人も、どちらも楽しくプレイできるタイトルだ

現在、アニメが放映中の「ベルセルク」を題材にした新作「ベルセルク無双」も、試遊台を設置している。発売は2016年10月27日

驚いたのは、「ベルセルク無双」の試遊台の横に、主人公のガッツが使用している大剣を模造したレプリカ(実寸大)が展示されていること。残念ながら触ることはできないが、その巨大さを実感できるだろう

コーエーテクモと言えば、忘れてはいけないのが女性向けタイトル。ネオロマンスシリーズを手がけるルビー・パーティーのPS Vita向けタイトル「遙かなる時の中で6 幻燈ロンド」は、2016年12月22日に発売予定だ。物販ブースにてグッズも販売しているので、ファンはどちらにも足を運びたいところ

そのほかにも、同社の看板タイトルに登場するキャラクターグッズも展示されている。抱き枕カバーやお尻マウスパッド(!)も、9ホールで購入可能だ

ブース内のガストスペースでは「ガスト美少女祭り」と称して、3タイトルのイラストパネルなどが展示されていた。試遊台は、発売日が2016年11月2日に決定した「フィリスのアトリエ 〜不思議な旅の錬金術士〜」。ほかにも、今やイラストレーターというよりはマルチタレントとして活躍中の、岸田メル先生直筆のイラストも見ることができる。ちなみに、来年は「アトリエ」シリーズ20周年とのことなので、何かが起きるかもしれない!?

コナミ
「ウイニングイレブン」と「パワプロ」の2大スポーツゲームで盛り上げる

 

毎年「メタルギアソリッド」関連タイトルや、スポーツゲームなどでブースをにぎわしてきたコナミだが、コンシューマーゲーム機に限ると今年はタイトルが少なめだ。ブース正面左に「ウイニングイレブン 2017」の試遊台を配置しているので、シリーズ最新作を楽しみにしている人は迷わずこちらを目指そう。なお、「実況パワフルプロ野球」シリーズは、9月17日にモバイルゲーム部門(iOS/Android)、9月18日にゲームソフト部門(PS4)で大会が開催される。

また、360度24台のカメラで一瞬を切り取る、「POPPING FLASH」という新技術を使った撮影コーナーの場所に「METAL GEAR SURVIVE」の看板があるのも見逃さずに。イベントステージでは、同作の世界初公開プレイデモも披露されるので、こちらもチェックしておきたい。なお、ブース裏にはパートナータイトルとして「東京ザナドゥ eX+」「Neo ATLAS 1469」「ドライブガールズ」が準備され、体験できるようになっている。

ゲームショウ初日の9月15日に発売となった「ウイニングイレブン 2017」。会場では、顔を入れて写真を撮影できるボードも用意されている。なお、本作は体験版が好評配信中だ

さりげなく展示してある「METAL GEAR SURVIVE」の看板。2017年発売予定で、対応機種はPS4とXbox One、PCであることがわかる。期待している人は、イベントステージで流される映像も漏らさずにチェックしよう

ブース裏では、バーグサラ・ライトウェイトの「ドライブガールズ」、アートディンクの「Neo ATLAS 1469」、そして日本ファルコムの「東京ザナドゥ eX+」が試遊できる。日本ファルコムスペースでは、専用ページでクイズに答え正解をスタッフに見せると、先着順で、「背負えるどデカリュック」がゲットできる

音無 欒
Writer
音無 欒
主にコンシューマ&ソーシャルゲームの記事を手がけるMac好きIT系ライター。ゲーム歴は40年弱。80年代のマイコン弄りや深夜アニメなどが元気の素。
記事一覧へ
山野 徹(編集部)
Editor
山野 徹(編集部)
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。
記事一覧へ
関連記事
SPECIAL
ゲーム ハードのその他のカテゴリー
ページトップへ戻る
×