レビュー
必殺技が出る1/35スケールのプラキットは4月発売

メカ生命体「ゾイド」から12年ぶりの新シリーズ「ゾイドワイルド」が誕生!

タカラトミーは、1983年から展開し、累計4400万個以上を出荷した「ゾイド」の最新シリーズ「ゾイドワイルド」を発表。新たなデザインとギミックを取り入れた組み立て式駆動玩具をはじめ、連載マンガ、アニメ、家庭用ゲーム、キッズアミューズメントゲームなどのメディアミックス展開を2018年4月より順次実施する。

最新シリーズ「ゾイドワイルド」の組み立て式駆動玩具

最新シリーズ「ゾイドワイルド」の組み立て式駆動玩具

リアルな歩行アクションが魅力の「ゾイド」

そもそも「ゾイド」とは、恐竜や動物をモチーフとした「メカ生命体」として生まれた。組み立て式の駆動玩具として展開された「ゾイド」シリーズは、接着剤不要のゴムキャップによる組み立て方式を採用。さらに電動モーターやゼンマイが付属し、組み立て完了後に生き物のように歩行させられることが特徴だ。そんなリアルな歩行アクションを行うプラキットは、当時の子供たちの間で人気を博し、1983年からの「第1期」で1900万体(日本国内)、1999年からの「第2期」で2500万体以上(国内と海外合算)が出荷された。

第1期「メカ生体 ゾイド」の主役機「RPZ-02 シールドライガー」は、1987年7月に発売。当時の価格は1,980円だった

第2期「ゾイド」の主役機「RZ-028 ブレードライガー」は、2,200円で2000年3月に発売。ちなみに、テレビアニメは当時では画期的だった3DCGアニメだった

そして今回、12年ぶりの完全新作シリーズとなる「ゾイドワイルド」が始動する。

テーマは「発掘」と「復元」! さらに必殺技も

シリーズ第3期となる「ゾイドワイルド」の玩具は、1〜2期と同じく組み立て式駆動を採用。さらに、「ゾイドは地中から発掘され、復元される」という世界観になぞらえ、「骨(ボーン)」を組み立てて骨格を作り、「外装(アーマー)」を取り付ける流れが取られている。

「発掘パック」に封入されたパーツを取り出し、説明書「復元の書」に記された手順通りに組み立てていく。従来の「ゾイド」は、ニッパーでパーツを切り分ける作業が必要なランナーキットであったが、「ゾイドワイルド」はすでに切り離された状態のパーツが封入されているため、開封後にすぐに組み立てられる

骨格モデル。よりリアリティを追求しているという

骨格モデル。よりリアリティを追求しているという

骨格モデルの歩行シーン

骨格に「外装」を取り付けて完成したのが、こちらだ!

「ゾイドワイルド」の主役機「ZW01 ワイルドライガー」は、2018年6月より3,240円(税込)で発売。サイズは約230(幅)×120(高さ)×82(奥行)mm

「ゾイド」は、過去のシリーズを通して「メカ生命体」でありながら人間が搭乗することができる存在として描かれており、プラキットにおいても組み立てた「ゾイド」に付属の人間フィギュアを搭乗させることができた。「ゾイドワイルド」では、人とゾイドの絆をより強く描くために、人とゾイドの顔が常に近くなることを意識。人がゾイドに実際にまたがって乗っている様子をリアリティを持って再現しやすいサイズ感だという、1/35スケールを採用した。

従来の「ゾイド」(左)は1/72スケールで、頭部のコクピットに人間が搭乗する設定が多かった。「ゾイドワイルド」では、「ゾイド」の首に人間フィギュアがまたがったモデル(右)が多く登場する

主役機である「ZW01 ワイルドライガー」は、単4形乾電池1本(別売)を使用し、スイッチを入れることで、まるで動物のように歩き出す。こうした固有アクションは、口の開閉だったり、しっぽをふったりとモデルによって異なる。これに加え、「ゾイドワイルド」シリーズでは、新しく必殺技アクション「ワイルドブラスト」が追加。こちらもゾイドのモチーフになった生物の特性に沿っており、ギミックアクションがモデルによって異なる。

「ZW01 ワイルドライガー」は、ライオン種ゾイド。「ワイルドブラスト」を発動すると、大きな爪が勢いよく振り下ろされる。なお、「ワイルドブラスト」は、モデルによって自動起動か手動起動かが異なる

「ZW01 ワイルドライガー」の「ワイルドブラスト」発動シーン

「ゾイドワイルド」のキットは現状、「ZW01 ワイルドライガー」を含め全8種類が発表されている。

主人公のライバル機「ZW02 ギルラプター」。3,240円(税込)で2018年6月に発売

主人公のライバル機「ZW02 ギルラプター」。3,240円(税込)で2018年6月に発売

カブトムシ種の「ゾイド」。まだ製品名など詳細は明かされていない(以下同)

カブトムシ種の「ゾイド」。まだ製品名など詳細は明かされていない(以下同)

サソリ種の「ゾイド」

サソリ種の「ゾイド」

古代のカメの1種であるプロガノケリス種の「ゾイド」

古代のカメの1種であるプロガノケリス種の「ゾイド」

白亜紀に生息していたとされる巨大ワニ、サルコスクス種の「ゾイド」

白亜紀に生息していたとされる巨大ワニ、サルコスクス種の「ゾイド」

クワガタムシ種の「ゾイド」

クワガタムシ種の「ゾイド」

草食性恐竜の1種、ブラキオサウルス種の「ゾイド」。でかい……

草食性恐竜の1種、ブラキオサウルス種の「ゾイド」。でかい……

シリーズ初の試みはもうひとつある。「ゾイドワイルド」シリーズでは、専用の無料スマートフォンアプリ「ゾイドワイルド」を2018年6月より配信予定。アプリでは、組み立てた「ゾイド」を動画で撮影・編集でき、自分だけのオリジナル動画が作れる。この動画はSNSや動画投稿サイトなどへの投稿も可能で、動画投稿コンテストなども予定されているという。

専用アプリには動画の撮影・編集のほかにも、バトルゲームや組み立てサポート動画などの機能を搭載予定

専用アプリには動画の撮影・編集のほかにも、バトルゲームや組み立てサポート動画などの機能を搭載予定

「コロコロコミック」のマンガ連載などのメディアミックス展開

メディアミックス展開としては、2018年4月、月刊「コロコロコミック」(小学館)におけるマンガ連載を皮切りに、2018年6月に玩具が発売開始。そして、2018年夏には、MBSほかにてアニメも放送予定となっている。また、アミューズメント用ゲームや「Nintendo Switch」向けのゲームソフトなども展開予定だ。

「コロコロコミック」で掲載予定のマンガのラフスケッチ。激しいゾイドバトルが描かれるという

「コロコロコミック」で掲載予定のマンガのラフスケッチ。激しいゾイドバトルが描かれるという

テレビアニメ「ゾイドワイルド」のキービジュアル

テレビアニメ「ゾイドワイルド」のキービジュアル

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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