レビュー
最初に強い刺激、あとから芳醇アロマをじっくり楽しむ新スタイル

順序が違えばこんなに変わる! 「グロー」のコンビニ限定フレーバーが新感覚のおいしさ

2019年10月3日より、加熱式タバコ「glo(グロー)」専用ネオスティック「neo(ネオ)」より、ベースとカプセルにそれぞれ異なるフレーバーを組み合わせたという新感覚の3銘柄が発売される。

今回発売されるのは「ネオ・ブースト・アジュール・プラス・スティック」(以下、アジュール)「ネオ・ブースト・ロッサ・プラス・スティック」(以下、ロッサ)「ネオ・ブースト・スカーレット・プラス・スティック」(以下、スカーレット)の3種。全国のセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン(ローソンストア100を除く)にて数量限定で販売予定だ。

写真左から、「アジュール」「ロッサ」「スカーレット」。20本入りで価格はそれぞれ550円(税込)

写真左から、「アジュール」「ロッサ」「スカーレット」。20本入りで価格はそれぞれ550円(税込)

おなじみの「カプセル・メンソール」ではなく、「カプセル・アロマ」という試み!

「ネオ」は、加熱式タバコ「グロー」専用に開発されたブランドで、「グロー」発売時から存在した「ケント」に比べて喫味が強く、重厚感のある味わいが特徴だ。

今回発売となる3種類を皮切りに、既存の「ネオ」銘柄も、11月中旬以降から順次、同路線のエレガントなデザインのパッケージに切り替わるという

今回発売となる3種はすべて、フィルターに仕込んだカプセルをつぶして味変ができるブースト・タイプだ。基本的にはプチっとすることで清涼感を倍増させるのがカプセル・メンソールの基本である。しかし今回は、メンソールの清涼感を追加するのではなく、アロマを後から追加するという方式をとっている。

ブースト可能なフレーバーにはこの電源アイコンがついている

ブースト可能なフレーバーにはこの電源アイコンがついている

勢いよく力を入れたほうがカプセルをつぶしやすい

勢いよく力を入れたほうがカプセルをつぶしやすい

あふれ出るブルーベリーの芳醇な甘酸っぱさ「アジュール」

まずは「アジュール」から試してみた。普通に吸うと、まずはブルーベリーメンソールの味がする。ペパーミント系メンソール特有の辛みのある清涼感が喉奥にカーッと来て、その後にほの甘いブルーベリー風味がやってくるという味仕立てだ。

加熱式タバコだけでなく、VAPEシーンでも人気のブルーベリーメンソール

加熱式タバコだけでなく、VAPEシーンでも人気のブルーベリーメンソール

ちなみにアジュール(アズール)の意味はフランス語で青。しかしパッケージはパープル

ちなみにアジュール(アズール)の意味はフランス語で青。しかしパッケージはパープル

カプセルをクラッシュしてみる。すると、勢いよくあふれ出てくるのは、ブルーベリーガムの噛み始めのような芳醇な甘酸っぱさだ。今までのネオスティックだったら、先にフルーツ感が来て、後からメンソールが来るというパターンがほとんどだったが、これは逆の段取りだ。

でもよくよく考えると、リフレッシュしたくて喫煙所に行った時、最初にガツンとした刺激でとりあえず満足したいものである。そして、落ち着いた後にじっくり味を楽しむ感覚になることを考えると、このほうがむしろ自然ではないか。追いブルーベリー的に、後半にグンと味が濃くなり、2度楽しめる感覚で、デザートフルーツのようなおいしさがある。

冷涼感を加えたチェリー風味が新感覚の「ロッサ」

続いて、「ロッサ」を吸ってみると、ベースはプラム風味のメンソールということだが、いわゆる甘酸っぱいスモモらしさというのはそんなに感じない。「アジュール」より辛みが抑えめなペパーミント系メンソールの印象が強いだけで、個性は控えめだ。

プラムの味は強くない。名称は「赤」(イタリア語でロッサ)

プラムの味は強くない。名称は「赤」(イタリア語でロッサ)

ところがその印象は、カプセルを潰すことで一転する。後から来るのは冷涼感を加えた芳醇なチェリー味だ。同じメンソール系ではあるが、メンソールはスースーする清涼感が特徴で、いっぽう、冷涼感(「アイス○○」と表現されることが多い)というのは鼻の奥などに広がるアイスを食べた時のようなキーンとした冷たさを表す。

チェリーはケミカルな味になりがちだが、これはかなりおいしい

チェリーはケミカルな味になりがちだが、これはかなりおいしい

つまり、ほんのりプラムの辛口メンソールに、後から半解凍したチェリーのような味が追加されるのだ。さくらんぼというより、アメリカンチェリー的な甘さの強いチェリー感で、酸っぱさはあまりないタイプである。清涼感の後に襲い来る冷涼感のあるチェリー味は、かなり新感覚でおいしかった。

「スカーレット」は童心に返るような味わいがミックスフルーツの香り

最後は「スカーレット」。こちらのベースは「ロッサ」と同じプラム・メンソールとなる。これも加熱前のスティックを直接かげばプラムを感じるが、吸うとそれほど感じない。

「スカーレット」というネーミングは、花の香りというよりくすんだ赤色のイメージを表しているようだ

「スカーレット」というネーミングは、花の香りというよりくすんだ赤色のイメージを表しているようだ

平和な甘みが印象的

平和な甘みが印象的

そしてカプセルを潰したあと、冷涼感入りフルーツの香りがやってくる。いわゆるフルーツ牛乳的なミックスフルーツの香りで、冷涼感は感じるが、甘さはこちらのほうが強く感じる。タバコではあるけれど、童心に返るような味わいがあっておいしい。

最初に強い刺激、そしてやってくる芳醇アロマをじっくり楽しむという新スタイル

最初にほどよいメンソールが来て、その後により強力なメンソールを追加するというこれまでのカプセル・メンソールの定石を変えるという点で、画期的な3製品だった。

筆者的にはメンソールの清涼感だけでは飽きてしまうこともあるので、この構成は実に理にかなっていると思う。本来味が薄くなる後半に濃厚なアロマというのは、味変のコントラストが強い分、本当に2種類の味わいを楽しめている気になる。段取りが変わるだけで、ずいぶん気分が変わるものなのだと実感した。

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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