イベントレポート

ポケモンGO、世界初の「ポケモンマスター」が緊急来日!

日本でも大人気、世界中でも社会現象となっている、NIANTIC と Pokémon Company が開発したスマホゲーム「ポケモンGO」(「ポケモンGO」についてはこちら:ポケモンGOをやってみて気付いた、面白い点と気になる点 )。その「ポケモンGO」において現在ゲットできる世界中の全モンスターを制覇した、世界初の“ポケモンマスター”ニック・ジョンソンさんが来日されました! 2016年8月8日、エクスペディア・ジャパン本社にて行われた緊急来日会見で、ニック・ジョンソンさんが「ポケモンGO」攻略のコツや世界旅行でのエピソードを語ってくださいました。

手前がニック・ジョンソンさん。奥はエクスペディアのキャラクターであるエクスベアさん

手前がニック・ジョンソンさん。奥はエクスペディアのキャラクターであるエクスベアさん

世界初のポケモンマスター、ニック・ジョンソンさんは、「ポケモンGO」がアメリカで配信された2016年7月6日からほぼ2週間後の7月21日に、アメリカに出現するポケモン全142匹をゲット。その後、エクスペディアが彼のスポンサーとなって、世界旅行に出たジョンソンさんは、7月31日にパリにてヨーロッパ限定「バリヤード」、8月3日に香港にてアジア限定「カモネギ」、8月5日にオーストラリアにてオセアニア限定「ガルーラ」をゲットし、現在、世界に出現する全モンスターをコンプリートしました。

現在わかっているだけで、3匹のポケモンが特定の地域だけに出現しています

現在わかっているだけで、3匹のポケモンが特定の地域だけに出現しています

インタビュアーは、エクスペディア・ジャパン マーケティング ディレクター の木村奈津子さん(写真左)。そもそも、なぜエクスペディアが「ポケモンGO」制覇者のスポンサーに名乗り出たのか? それは、「ポケモンをゲットするために、今まで想定しなかった旅をするということも、エクスペディアの目指す『(旅における)ニーズの多様性』のひとつと考えたため」と木村氏は語りました

初めは「『ポケモンGO』の仕組みが気になったから」という理由で、プレイし始めたジョンソンさんですが、彼が勤務するapplico社にとっても、それは利益につながるだろうということで会社からもサポートを受けていたそうです。ですが、「週50時間は仕事で、仕事中はプレイするわけにもいかないから、仕事が終わったあとガールフレンドとディナーを取って、それから毎日6〜8時間、歩き回ってプレイしてから帰って寝る、という生活をしていた」そう。1日8マイル(約12.8km)も歩いていたことで、「ポケモンGO」をプレイしてから体重が10ポンド(約4.5kg)も落ちたとか。

ジョンソンさんは、日本へ来る前の香港で、最後(2016年8月8日現在)のポケモンとなる「カモネギ」をゲットして、コンプリート達成しましたが、それでも旅の最終目的地に日本を選んだわけは、やはり、ポケモン発祥の地だからだそう。
「『ポケモンGO』を開発しているNIANTIC はアメリカの会社であり、いまポケモンはグローバルなゲームと言えるが、多くの人々が「ポケモン」を日本発祥の(任天堂の)ゲームと認識していると思う。『ポケモンGO』はあえて言うなら、日本のゲーム」とジョンソン氏は話していました。

香港での写真でしょうか、カモネギがいます

香港での写真でしょうか、カモネギがいます

全ポケモン制覇への最後の1週間で、一気に4か国を巡ったジョンソンさん。「パリではエッフェル塔の下の芝生に寝転がりながらポケモンをゲットしたし、シドニーでは雨が降っていて寒い中、大変な思いをしてガルーラをゲットしました。でも、普段では行かないようなクールな場所に行けて、大変いい経験でした。日本では、皇居の周りの公園で人々がプレイしていたり、定年を迎えたくらいの方が(健康のために?)プレイしていたり、家族でプレイしていたりするのを見かけて、日本は他の国と比べても特別、ポケモンへの愛が深いと感じました」とジョンソンさんは語ってくれました。

エッフェル塔にもミニリュウ出るんですね

エッフェル塔にもミニリュウ出るんですね

旅の前には飛行機の中でFacebookやSnapchatを使い、その国のどこに「ポケモンコミュニティ」があるのかを調べていたそうです。コミュニティのおかげでポケモンをゲットしやすくなったということもあったそう。さらに、「『ポケモンGO』により今後、旅行のあり方は変わるだろうか?」という質問に対しては、「イエス。『ポケモンGO』のおかげで、これまでよりも人々が積極的に旅に出たり、探検しようという気持ちになったと思う。それに、初めての国や場所でも、同じ『ポケモンGO』をプレイしている人同士のコミュニティに一体感が生まれる。いろんな人に出会って、友人もできた」と答えていました。

ちなみに、「全モンスターコンプリートのために、いちばん使ったアイテムは?」との質問に対しては、「当たり前だけど、いちばん使ったのは『モンスターボール』。それ以外に使えるものは『ふかそうち』(歩いた距離によって、たまごからポケモンが生まれるアイテム)。レアなポケモンが孵化することがあるから、自分はよく使っていた。みなさんにも有効だと思います」とアドバイスしていました。

なお、「今後、追加されてほしい機能は?」との質問には、「プレイヤー同士で、さらにグローバルな一体感を感じられる機能があるといい。相互に連絡が取れるような機能があったらよいのでは。リアルの世界でプレイヤー同士が協力し合うことで、レジェンドなポケモンをゲットできるとか。あとは、ポケモンの交換ができるようになってほしいです」とのこと。

ご自身の今後については、「南アフリカに新しいポケモンが出たと聞いたので、南アフリカに行きたい」と答えていました。

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堤 智代(編集部)
Writer
堤 智代(編集部)
ホビーやおもちゃを中心にレビュー記事を担当しています。ラジコンやプラモデル、フィギュアを取り上げることが多いですが、それら以外でも楽しそうな製品を紹介していきたいと思います!
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