あのイオンがVRに参入です!埼玉県越谷市にあるショッピングモール「イオンレイクタウン」のmori3階に、国内最大級のVR/ARアトラクション施設「VR Center」が10月7日にオープンします。常設型のVRアトラクション施設としては国内最大級で、オープン当初は、映画館に導入されている「MX4D」シートとVRを組み合わせた落下体験アトラクションや、AR(拡張現実)技術を使った新感覚のARスポーツアトラクション「HADO(ハドー)」など、合計7つのコンテンツを楽しめます。すでに公式サイトは用意されており、事前予約の受付もスタートしています。本日、オープンに先立ち行われたメディア向け先行体験会に参加してきましたので、ここでは7つのアトラクションを一挙ご紹介します。
イオンレイクタウンの一角にオープンするVR Center。入口には、現実と仮想をつなぐワープゲートをイメージしたというモニュメントが置かれています
今後も随時アトラクションの追加や入れ替えを行っていくそうですが、まずは7つのアトラクションからスタートするそうです。いずれも、13歳未満の体験は不可で、一部アトラクションは身長制限も設けられています。料金はアトラクションによって異なり、500〜700円です。ちなみに、複数利用券というのも用意されており、4回利用券が2,000円、7回利用券が3,400円と、アトラクションごとに利用券を購入するよりも安価に設定されています。また、「レイクタウンVR落下体験」のみ、オープンを記念して期間限定で300円となるそうです。料金は現金のほか、WAONでも支払い可能です
オープンに先立ち行われたメディア向け体験会には、お笑いコンビのコロコロチキチキペッパーズとガチャピンが登場!施設のアトラクションを実際に体験していました
HADO(ハドー)は、専用のゴーグル型AR対応デバイスと、腕に装着するアームセンサーを使った新感覚のARアトラクションです。アトラクションは、腕を前にかざすことで出すことができるエナジーボールと、腕を上下に動かして出せるバリアを駆使し、最大3対3で相手チームのライフを削って競い合う「対人戦」、ファイヤーボールや必殺技を繰り出し、さまざまなモンスターと戦う「リアルモンスターバトル」の2種類を用意。iPhoneを使ったゴーグル型AR対応デバイスはワイヤレスになっており、アトラクションは体験エリアの広いスペースを縦横無尽に動いて楽しめます。
HADO(ハドー)で使用している専用のゴーグル型AR対応デバイスと腕に装着するアームセンサー
装着するとこんな感じになります
上の写真が実際にアトラクションを体験している様子で、下の写真がARの演出が加わったものです。体験エリアの近くにモニターが設置されており、体験していない人でも体験者がどのように対戦しているかを確認できます。マイクを使った実況中継もあり、みんなでワイワイ盛り上がれて楽しいです
今回の体験会では対人戦を楽しむことができました。筆者も体験してみましたが、エナジーボールを避けるため、たったりしゃがんだりと全身をフルに使います。今回のアトラクションの中で一番激しいアトラクションで、1ラウンドしただけでかなり息が上がりました。下記にコロチキの2人が対決している映像を掲載しましたので、その激しさをぜひご確認いただければと思います。
BLAST×BLASTは、専用マシンに乗り込み、360度さまざまな場所から出てくる敵機と撃ちあうVRシューティングアトラクションです。ピッチ(左右)・ヨー(上下)・ロール(進行方向)の3軸回転とヒーブの上下揺れを再現できるVR専用ライドシュミレーターSIMVRとVRデバイスを組み合わせており、非常に高い没入感を得られるのが特徴となっています。戦場に投下されるシーンや敵機を追いかけるためにブーストをかけるシーンでは、VRデバイスに映る映像に合わせてシートが揺れたり傾いたりするので、臨場感や迫力はかなりすごいです。
BLAST×BLASTは、VR専用ライドシュミレーターSIMVRに座って体験
全体を通してけっこう激しく振動するので、体験中はシートベルトを着用します
また、VRデバイスには専用コントローラーが用意されているHTCの「HTC Vive」を使用しているのですが、このコントローラーをうまく活用し、ボタンの押し方で連写や溜め撃ちが可能になっているため、シューティングのコンテンツとしてもかなり本格的に仕上がっています。アトラクションの最後にシューティングの腕前をランクで表示してくれるのですが、筆者はAランクでした。コロチキの西野さんは、初体験でSランクをとったということなので、いつかリベンジマッチしたいです。
上下左右いろいろなところから敵が出てくるため、コントローラーを持った手の動きもかなり激しいです
AFTER LIFE 〜記憶の牢獄〜は、廃墟を徘徊する体験ができるホラーアトラクションです。VRデバイスは、サムスンのモバイルVRデバイス「Gear VR」を使用。専用の座席に座って体験します。
AFTER LIFE 〜記憶の牢獄〜を体験する際は、黒い布で覆われた体験エリアに連れて行かれます
VRを使ったホラー系のアトラクションはほかにもありましたが、本アトラクションが面白いのが座席のギミック。シーンに合わせて突如座席が後ろに倒れたり、足元や首元にエアーが吹き込まれるなど、かなり怖い仕掛けが目白押しです。心臓の弱い方は注意したほうがいいかもしれません。
この座席にスリルを高める多数の仕組みが用意されています
Hashilusは、専用の乗馬型VRマシンにまたがって楽しむ乗馬レース体験アトラクションです。HTC Viveのコントローラーをムチに見立て、馬にタイミングよくムチを打つことで、レースを有利に進められます。急こう配を駆け抜ける際は乗馬型マシンの揺れが激しくなり、下半身をかなり使う感じです。ダイエットにもいいかもしれませんね。
ロデオマシンのような専用マシンにまたがって体験するHashilus。手綱をしっかりと握っていないと振り落とされてしまうような感覚を覚えるくらい激しい動きです
レイクタウンVR 〜落下体験〜は、その名の通り、レイクタウン上空からの落下体験を楽しめるというアトラクションです。座席に映画館に導入されているMX4Dシートが使われており、落下中や地上へ落下した際の振動が体にかなりリアルに伝わってきます。VRデバイスはケーブルレスのGear VRなので、座席に座っていても首を上下左右自由に動かして360度の映像をストレスなく楽しめるのもよかったです。人生で一度は夢見る空を飛ぶ感覚を思う存分楽しんでみてください。
MX4Dシートで体験するレイクタウンVR 〜落下体験〜。VRデバイスにピント調節機能が付いているGear VRを使っているので、メガネを装着しなくても楽しめます
Urban Coasterは、東京のビルとビルの合間に設置されたコースを駆けるジェットコースターを楽しめるというアトラクションです。HTC Viveを装着し、ブランコ型の座席に座って体験するのですが、映像に合わせて体全体を傾けたりして体験できるため、ジェットコースターをモチーフにしたVRコンテンツにありがちなVR酔いが少なく感じました。座席前方に設置してある送風機からの風も相まって、かなり爽快感があります。
ブランコ型の座席に座って体験するUrban Coaster。体験中は足が完全に中に浮いた状態になるため、映像に合わせて体が自然と傾きます
前方には大型の送風機が用意。これがあることで、空を駆け巡る爽快感が増しています
恐竜戯画は、博物館に展示された恐竜の化石に宿る記憶をVR技術を使って体験できるというアトラクションです。レイクタウンVR〜落下体験〜同様、こちらの座席にもMX4Dシートが使われており、恐竜の近づく振動などがスリル満点です。
恐竜戯画はMX4Dシートに座って体験するタイプのアトラクションとなっており、基本的にこちらでなにかするといったようなことはないです
PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。