最近のテレビは薄いのにデカいし映像もキレイだしですごいですよね
でも薄型になっているからこそ不満なことも。それは……。
テレビの上に何も乗せられないこと!
あの頃はいろいろと置けたのに……
まあ、こけしはどうでもいいとしても、ゲーム機や録画用ハードディスクなど、テレビ周りに置いておきたい小物っていっぱいありますよね。
うまいこと収納できると助かるんですけど……と思っていたら、ありました!
「テレビ上&裏ラック」!
テレビの上&裏にラックを設置して、小物を収納することができるという便利グッズです
これこれ、こういうのが欲しかった! 散らかりがちなテレビ周りの小物をスッキリ収納できそうじゃないですか!
すごく便利そうな「テレビ上&裏ラック」ですが、設置する前に若干確認が必要です。
テレビに直接ネジ止めするため、取り付けできるのは「VESA規格」というネジ穴が開いている40〜50インチのテレビ、という制限があるんですよね。「VESA規格」とは、テレビをモニターアームに取り付けたり、壁かけにしたりする際に使うネジ穴の規格だそうです。
同じ「VESA規格」でも、ネジ穴の場所がまちまちなので、事前に確認しておきましょう
大量のネジが付属していますが、全部使うわけじゃありません
ネジ穴の場所だけじゃなく、穴のサイズや深さもテレビによってまちまちらしく、自分のテレビに合うネジを選ぶ必要があるそうです。結構ゆるゆるだな、「VESA規格」……。
組み立て始める前に、どのネジが合うか確認しておくことをおすすめします
それでは、組み立てていきましょう。
まず、支柱をテレビに当ててみて高さを調整します
まあ、大体テレビの上面に合わせて取り付けるのがいいんじゃないでしょうか。
続いてラックを仮組みします
今回、PS4を置きたいと思っているので、下の段はPS4が置ける高さに調整しました。
うん、こんな感じかな?
ということで、VESAのネジ穴にしっかりとネジ止めして
最後に、支柱の一番上に
天板を取り付けたら完成!
取り付け位置や棚の高さを決めたら、後の組み立てはとっても簡単でした。
ではいよいよ小物類を収納してみましょう。
これまではこんなふうにテレビ周りに置くしかありませんでしたが……
おおーっ、いろんな小物をスッキリと収納できる!
天板の上にも、お好みのオブジェを置き放題!?
耐荷重は、天板、棚板それぞれ約2kg。今までテレビ周辺にごちゃごちゃと置いていた小物類を、予想以上にいい感じに収納することができました。
ただ、ちょっと気になるのは安定性。このラックを付けたせいでテレビがひっくり返ったりはしないんでしょうか? 試しに、わざとテレビを揺らしてみると……。
ハードディスクが落ちた……
テレビ自体が倒れるほどバランスが崩れることはなさそうですが、ラックに乗せた小物たちは特に固定されていないので、地震などの揺れが加わると簡単に落ちてしまいそうです。
大抵、テレビは壁に背を向けて設置するので、そこまで気にはならないでしょうが……。一応、テレビの揺れを抑えるため、地震対策などをしておいたほうが安心ですね。
でも、何かと散らかりがちなテレビ周りの小物類をスッキリ収納できるのはうれしい! 同じ悩みをお持ちの方は、ネジ穴周辺のサイズ感を確認のうえ、「テレビ上&裏ラック」を導入してみてはいかがでしょうか!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。