身体のリズムを理解し、健康的に過ごすための妊活レッスンに参加してきた

妊活だけじゃない! 乳がんなどの検診にも役立つ“基礎体温×食事”の大切さを知ろう

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ちょっとしたことで気分が浮き沈みしてしまうなど、女性の身体はとてもデリケート。それには、ホルモンバランスが大きく関係していると言われています。そんな、ホルモンバランスを知る手がかかりとなるのが“基礎体温”。基礎体温と聞くと“妊活”や“バースコントロール”のイメージが強いかもしれませんが、乳がんをはじめとする婦人科系の病気の検診の際にも利用されており、実はどんな女性にとってもとても大切なものなのです。そこで、とある「妊活レッスン」に参加し、基礎体温の重要性と活用法を学んできました。

とある「妊活レッスン」とは?

今回参加した「自分のカラダを見直そう 妊活食レッスン」は、ドコモ・ヘルスケアとオムロンヘルスケア、ABCクッキングスタジオが共同で取り組んでいる「女性のカラダ・ミカタ宣言」という活動の一環。女性のホルモンバランスなど妊娠にまつわる基礎知識や栄養に関する座学からはじまり、実際に調理し、試食を通じて自分の身体のことを知る&生活習慣を見直すきっかけになるようなプログラムとなっています。妊活をテーマとしているため、妊娠しやすい身体づくりを中心としたレッスン内容ですが、妊活中でなくても学べることはたくさん! 現に参加者の半数は、妊娠中でも妊活中でもなく将来に備えて……といった方々でした。

みなさんメモをとったり、真剣なまなざしで受講されていました(でも、調理中や試食中は和気あいあいで楽しそうでした!)

妊活にまつわる女性ホルモンと基礎体温の話

女性の体調やココロが意図せず変化してしまう要因は「女性ホルモン」にあることは多くの方がご存知でしょうが、今回のレッスンの肝となることなのでおさらいしておきましょう。女性ホルモンには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と呼ばれる2種類があります。エストロゲンは“女性らしさ”に関与するもので、代謝を促したり、髪や肌に艶や潤いを与えたり、卵胞を成熟させたり、子宮内膜を厚くするといった働きがあり、妊娠の準備をするためのホルモンとも言えるもの。生理の終わり頃から排卵前にかけて分泌が増え、この時期は体調がよい傾向にあります。

これに対し、プロゲステロンは妊娠を助けるために働くホルモン。子宮内膜の働きの調節や乳腺の発達、妊娠状態を維持させるほか、食欲増進や眠気を促す作用があり、排卵後から次の生理までの間に分泌されます。一般にこの時期に女性の体調は低下しやすいそう。女性は肉体的にも精神的にも2つのホルモンによって左右され、妊娠をはじめ、体調を管理するうえでそのバランスを知ることが極めて重要なのです。

ホルモンによって否が応でも体調は変わります

ホルモンによって否が応でも体調は変わります

この女性ホルモンの変化を知るための手段が「基礎体温」の計測。エストロゲンは基礎体温を下げ、逆にプロゲステロンは高める働きがあるので、基礎体温がわかればホルモンバランスの状態を把握できるというわけです。たとえば、妊娠したい時は“体温がもっとも低下した日=排卵日”を狙いますが、毎日計測していないと排卵日を知ることはできませんよね。もちろん、基礎体温は妊娠しやすい時期を判断するためのものではありません。女性のホルモンは約7日間ごとに「生理期」→「卵胞期」→「排卵期」→「黄体期」という4つの期を巡回していきます。基礎体温を測っていれば、“高温であるはずの後半の周期(排卵期と黄体期)がとても短い=生理はあるけれど排卵していない可能性あり”といった予測ができるほか、卵胞期は脂肪燃焼が高まるのでダイエットスタートするのに最適、黄体期は不調が起こりやすいからできるだけのんびり過ごそうと“身体が求める”ことを意識して生活を調整できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

女性の身体は2種類の女性ホルモンの作用で、「生理期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つの期をおよそ1か月周期で繰り返しています。身体の調子や気分も変化するため、時期にあわせた最適な過ごし方ができるといろいろなことがスムーズに進むかも!?

基礎体温の管理に婦人体温計とアプリを使おう!

ところで、冒頭から「基礎体温」が大切と言っていますが、基礎体温とはどういうものか知っていますか? 基礎体温は朝起きて、ベッドから出る前の体温です。つまり、立ち上がったり、上体を起こしたりせず、目覚めた状態で計測するもの。さらに、基礎体温は0.01単位で微妙に変動するため、普通の体温計ではなく「基礎体温計」または「婦人体温計」を利用します。オムロンヘルスケア「MC-652LC」も婦人体温計で、わずか10秒で検温できる魅力的な機能が搭載されているほか、スマートフォンと連携してデータを管理することも可能。

舌の裏側に挿し入れて検温する仕様です。約10秒間での検温は、温度の上昇具合を分析・演算することで5分後の体温を予測するというもの。もちろん、そのまま口に入れていれば実測検温もできます

MC-652LCと一緒に利用するアプリとして、今回紹介されたのが「カラダのキモチ」です。基礎体温データをグラフで表示してくれるだけでなく、過去の生理や周期日数をもとにして生理日・排卵日の予測も可能。さらに、生理周期にあった健康情報を教えてくれる機能も用意されています。と、ここまでであれば、ほかのアプリでも似たようなことはできますが、「カラダのキモチ」のすごいところは“その先”を行っているところ。月経周期日数や基礎体温の変化状況から身体の変調を検出し、受診をおすすめするメッセージを送ってくれるのです。しかも、婦人科や乳腺外科を受診するとお見舞金が出ることも! ただデータを管理するだけでなく、アドバイスや医療サポートといった“ともに身体のことを考えてくれる”アプリと言えるのではないでしょうか。

MC-652LCで測定した基礎体温は自動でグラフ化されます。月経開始、終了日をカレンダーに登録しておけば、月経の予定日も確認できるのはありがたい

身体のリズムから最適な時期を見出し、乳がんのセルフチェックをうながしてくれる機能も。やり方を教えてくれるだけでなく、項目をチェックしながら進めていけるようになっています

ちなみに、「カラダのキモチ」はもともとドコモ限定の有料アプリでしたが、2016年10月にキャリアを問わず利用できるようになり、機能は絞られますが無料で試せるようにもなりました。婦人科等を受診すると5,000円、乳がんなどの疑いがあり検査を受けると30,000円のお見舞金が出るのは有料プラン(プレミアムプラン/30日間で360円)のみですが、まずアプリの性能を確かめてから継続して使うかを決めたいという人は無料プランでお試ししてみるのが得策!

妊娠しやすい身体づくりのための食事を知ろう

さて、ここからはいよいよ食レッスンに移ります。今回のテーマは“妊活”なので、妊娠しやすい身体を作るための食事がレクチャーされました。現代の女性は、カロリーを気にして野菜中心の食生活となり糖質やたんぱく質が不足してしまったり、ごはん代わりにスイーツやお菓子を食べ過ぎてビタミンが足りていないなど、食事をしっかりしていても栄養バランスが偏りがちです。妊娠を意識しだしたら食生活も改善されていくものですが、きちんとしているつもりが一番やっかい! 必要な栄養素が摂れていなければ、妊娠しやすい身体は作れません。6つに分類される基礎食品群がバランスよく取れる食事を心がけるとともに、妊活に必要な栄養素(葉酸、鉄、カルシム、亜鉛)を積極的に採り入れるようにしましょう。

いつも自分が作っている食事は、表にある6つの食品群がバランスよく入っていますか?

いつも自分が作っている食事は、表にある6つの食品群がバランスよく入っていますか?

このような基本的な話を聞いたあとに、夕食メニューを作ることとなりました。講師の手順を見ながら、グループで分担してメイン料理、汁もの、デザート作りにチャレンジしましたが、みなさん手際がいい! 手間取ることなく、どんどん料理ができていきます。

初対面な方たちがほとんどですが、料理をとおして会話を楽しみつつ調理を進行。手間暇かけて食事を手作りするというというだけでも、健康への意識は自然と高まりそうですね

1品目は、鉄分たっぷりの芽ひじきや葉酸を多く含む緑黄色野菜、そして不足しがちな植物性たんぱく質を枝豆で摂取できる栄養満点の主菜&主食コンビ「鮭の南蛮漬け丼・ひじきと枝豆ごはん」です。彩りもキレイで食欲をそそりますね

ごはんのおともに用意したい汁ものは、干しシイタケと削りガツオを粉末状にした丸ごと出汁を使用したみそ汁をチョイス。葉ごと使ったかぶとニンジン、油揚げと具だくさんです

〆のデザートにも健康的な配慮が満点。おからと豆乳を混ぜ合わせた植物性たんぱく質を多く含んだマフィンは、ダイエット中のおやつにも最適です。適度な糖分とミネラルも補えるので、おすすめ

今回実施された「自分のカラダを見直そう 妊活食レッスン」は、今後も東京ミッドタウン内のABCクッキングスタジオで2016年12月2日と2017年1月25日に開催予定。参加者には、妊活レシピ本やドコモ・ヘルスケアとオムロンヘルスケアのノベルティなどのお土産も用意されています。興味を持たれた方は、気楽に参加してみてはいかがでしょうか。

「自分のカラダを見直そう 妊活食レッスン」の公式サイトへ(外部リンク)

神野恵美

神野恵美

雑誌記者・編集者などを経て、2004年に渡仏。2006年に帰国後はさまざまな媒体において、家電をはじめ“ライフスタイル”的切り口で多ジャンルの記事を執筆。

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2017.11.16 更新
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