節約でお昼はお弁当を持参しているけれど、この時期はちょっと菌の繁殖が怖いですよね。いくら節約をしていても、食中毒で病院にかかったら、節約した分がパー……そうならないためにもこの時期は特に気を付けたいものです。
詰め終わったお弁当はしっかり冷まし、保冷材を入れられるタイプのお弁当箱を使うなどの手段もありますが、保冷材で冷やしすぎたお弁当はあまりおいしくないものです。
そこで、保冷材は少なめにして、わさびに含まれる辛みエキスを使ったシートをプラスしてみてはどうでしょう。わさびの辛味成分には抗菌力があり、大腸菌やサルモネラ、黄色ブドウ球菌などの食中毒菌の増殖を抑える働きがあるそうです。
とはいえ、わさびの辛味成分は揮発性(ツーンとくるアレ)なので、効果があるほどお弁当にわさびをのせたら大変。この「ワサパール」は、製品がお弁当の水分に触れて初めてわさびの成分が揮発する仕掛けになっているそうです。時間がなくてお弁当をしっかり冷ませなかった……というような時も、お弁当の上にシートをのせてフタをすれば、心配な菌の繁殖を抑えてくれるので安心ですね。
シートタイプ以外に、お弁当の彩りに使える大葉の形をしたバラン(緑色)タイプもありますので、用途に応じて使い分けてみるのもいいでしょう。
(回遊舎/番場由紀江)