部屋のペンダント式の蛍光灯を、地震に備えてシーリングライトへ交換しようと思案中。しかし、その部屋は、1日4回各15分ほどしか照明をつけません。しかもそれほど明るい必要はなく。安くなったとはいえ、シーリングライトを衝動買いするほどでもない……。とりあえず繋ぎとして、クリップライトとLED電球を組みあわせたものを導入してみました。
クリップライト980円、LED電球1,280円、計2,260円の出費です。
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部屋の隅の絵を比較しながら撮影してみました。ペンダントライトだとこんな感じです |
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クリップライトの方が光は強いようで、色彩も影もはっきりしています。明るさは十分 |
ところで気になるコストの回収ですが、32Wと40Wの蛍光灯2本がついた照明の場合、年間では604.4円かかる計算に。ただし蛍光灯の場合、このほかに安定器の消費電力が必要。それは古い機器ほど高い傾向があり、一概にどのくらいと言えないので割愛します。ただし、うちの40年物のペンダント式が「かなりヤバい」ということだけは分かっていただけるかと思います。一方、9WのLED電球1個の場合、年間では75.555円ですので、蛍光灯とは528.845円の差。電気代だけではコストの回収に4年以上かかるようです。
しかし、蛍光灯の寿命は、1回の点灯で1時間縮むので、4回点灯すると、年間では点灯時間の365時間に加え、1460時間分縮み、トータルで1825時間寿命が縮むことに。蛍光灯の寿命は6000時間なので、約3.28年で取りかえが必要となります。交換コストを考えると、今回の出費は3年ちょっとで回収できそうです。
ちなみに、LED電球の寿命は4万時間と言われています。しかも点灯を繰り返しても、蛍光灯のように負担はかからず、理論上は109年持つことに。実際はもう少し寿命は短いと思いますが、もし理論上どおりなら、もう、わずらわしい電球交換から生きている間解放されることになります。
とりあえず、シーリングライトへの交換は3年後までにゆっくりと考えようと思います。
(回遊舎/番場由紀江)