先日、不思議な特長を持った、とても変わったテープを手に入れました。何年も前に発売されていたそうですが、恥ずかしながら筆者はその存在を知りませんでした。使ってみると、これは便利なことこの上ありません。
今回ご紹介する「ふしぎテープ」の特長は、テープ同士はくっつくのにほかの物にはくっつかないという摩訶不思議なところ。テープは樹脂製のフィルムのような手触りで、とても丈夫な素材でできています。かなり力を入れて引っ張っても簡単にちぎれそうにはありません。通常のテープのように糊によるべたつきはまったくないので、何にもくっつきません。しかし、不思議なのは、テープ同士では裏表どちらでもがっしりとくっつくこと。テープがくっついた状態では、左右に引っ張っても簡単にはがれませんが、テープの端をつまんで上に引っ張れば簡単にはがれるという、これまた不思議な現象が…。
![]() |
フィルム状のとても薄い素材のテープ。筆者が購入したのにはテープカッターがセットになっておりました |
![]() |
表面がべたつかず、ティッシュでもくっつきません |
![]() |
テープ同士を5cmほどくっつけて輪にしました。結構重量のある木製のイスも持ち上がりました |
![]() |
ペンで文字を書くこともできます。字がきたないのは「ふしぎテープ」のせいではないですよ♪ |
水に濡れても使えますし、筆者が購入した物は食品衛生検査をクリアしているので、食べ物にも使えます。テープ同士はくっつくのにほかの物にはくっつかないなんて、物をまとめたり束ねたりという用途で使うならば、こんなに便利な物はほかに思いつきません。テープの端を少し折り曲げておけば、はがすのも簡単。それにしてもテープ同士は何であんなに強力にくっつくんだろう?