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iPhoneで改札もスイスイ! レジもワンタッチで簡単支払い!

「Apple Pay(アップルペイ)」2018年版 最新ガイド 仕組みとメリットをおさらい!

iPhoneやApple Watchで利用できる「Apple Pay(アップルペイ)」。iPhoneを用いた電子マネーやクレジットカードの決済サービスが日本で導入されてから3年。徐々に進化を遂げてきたが、どのようなサービスを利用できるのか、そして利用上注意すべき点はどこにあるのかを、「iPhone XS Max」「iPhone XS」が発売されたのを機に、おさらいしておこう。

Apple Pay(アップルペイ)でiPhoneが財布がわりになる!

Apple Payは、iPhoneに搭載されている、電子マネーやクレジットカードなどの決済サービスだ。JR東日本の交通系電子マネーカード「Suica」やクレジットカードなどをApple Payに登録することで、カードを持ち歩かなくてもiPhoneひとつで決済できるようになる。
(関連記事:「Apple Pay(アップルペイ)」と相性のよいクレジットカード6選(2018年版)

たとえば、SuicaをApple Payに登録しておけば、iPhoneがSuicaのかわりとなり、iPhoneをかざすことで駅の改札口を通過できる。もちろん、定期券を搭載したSuicaも使える。また、お店で店員にクレジットカードを渡さなくても、カードリーダーにiPhoneをかざせば支払いが済む。iPhoneが財布のような役割を果たし、使うたびに財布からカードを取り出す手間が省けるとともに、カードを落とす心配もなくなる。

iPhoneに登録したSuicaはカードタイプのSuicaと同様、リーダーにかざすだけで決済できる。もちろん駅の改札にかざして利用することも可能だ

Apple Pay(アップルペイ)でのSuicaの登録は簡単!

Suicaに関しては、すでにカードを持っている人であれば、iPhone標準搭載の「WALLET」アプリを用い、対応するiPhoneやApple Watchにかざすことですぐに読み込み、登録できる。Suicaを持っていない場合でも、JR東日本が提供するSuicaアプリをダウンロードすれば、web上でSuicaを発行してすぐにApple Payに登録できる。

Apple PayではSuicaの利用が可能。すでにSuicaを持っているなら、iPhoneやApple Watchにかざすだけで登録できるので簡単だ

Apple PayではSuicaの利用が可能。すでにSuicaを持っているなら、iPhoneやApple Watchにかざすだけで登録できるので簡単だ

オートチャージ対応のクレジットカードはビューカードのみ

Suicaを登録した後は、カードタイプのSuicaと同じように、iPhoneまたはApple Watchをリーダーに直接かざすだけでSuica決済できる。Suicaの残高が少なくなれば、Apple PayやSuicaアプリに登録してあるクレジットカードを使い、チャージできる。ただし、残高不足時に自動入金できるオートチャージ機能を使うには、JR東日本グループのクレジットカードである「ビューカード」をSuicaアプリに登録する必要がある。

注意したいのは、Apple Payに登録できる交通系電子マネーカードはSuicaだけということ。関東の私鉄で提供される「PASMO」やJR西日本の「ICOCA」などは登録できない。JR東日本のエリアに住んでいる人であっても、私鉄のみを利用して通勤していれば、定期券は持ち歩かなければいけない。また、Androidスマートフォンなどの「おサイフケータイ」で使える「楽天Edy」、「WAON」、「nanaco」といった電子マネーも使えない。

Apple Pay(アップルペイ)に登録できるクレジットカードは豊富だが注意も必要

Apple Payに登録できるクレジットカードは多い。三井住友カードやアメリカン・エキスプレス、クレディセゾンなど主要なクレジットカード会社はもちろん、地方銀行の発行するカードも登録できるようになっている(ダイナースクラブカードなど登録できないカードも一部ある)。Appleがネット上で対応カードをリストにしているので、一度チェックしてみるとよい。

「QUICPay(iD)支払いで」と伝えてクレジットカード決済する

クレジットカードは、後払い方式の電子マネー決済基盤である「QUICPay」と「iD」のいずれかを用いて決済する仕組みになっている。Suica同様に「WALLET」アプリを使ってカードを登録する。登録した後は、店頭で「WALLET」アプリを起動し、支払いしたいカードを選んだ後「QUICPay(iD)支払いで」と店員に伝える。

Face IDで認証する「iPhone X」以降の端末の場合、電源キーを2回押して、端末に顔を向けると認証されるので、その後にリーダーをかざせば決済できる。一方、「iPhone 7」や「iPhone 8」では、Touch IDに指をかざして生体認証してリーダーにかざして決済する。

Face IDで認証するだけで決済できるネットサービスも増えている

Apple Pay対応のネットサービスも少しずつ増えており、ネット上での決済もApple Payで簡単にできるようになってきている。買い物の際の支払い手段としてApple Payを選択した後、Face IDで認証するだけで、カード番号を入力することなく決済できる。対応サービスには、「Apple Store」「じゃらん」「ヤフーショッピング」「ユニクロ」「出前館」などがある。

クレジットカードを登録すれば、対応するサービスでのオンライン決済も可能になる。Apple Payを選んでTouch IDで認証するだけで決済できるので簡単だ

クレジットカードを登録すれば、対応するサービスでのオンライン決済も可能になる。Apple Payを選んでTouch IDで認証するだけで決済できるので簡単だ

国際ブランド「Visa」は店頭での決済のみ対応

ただし、気をつけておきたい点もある。国際ブランドが「Visa」となっているクレジットカードは、Apple Payに登録できてコンビニエンスストアなどでも問題なく支払えるが、Apple Payを使ったSuicaへのチャージなど、ネットサービスでの決済はできない。VisaのクレジットカードでSuicaにチャージする場合は、Suicaアプリにクレジットカードを登録する必要がある。

Apple Pay(アップルペイ)では「iD」「QUICPay」は指定できない

iDとQUICPayのうちどちらの基盤を使うかは、登録するクレジットカードによって決まる。コンビニなどで使うカードリーダーの多くはiD、QUICPayのいずれにも対応し、たいていの場合で不都合ない。しかし、一部で片方しか使えない店舗もある。「QUICPayのみ対応」というカードリーダーがあったとしたら、iDとして登録されているカードは利用できない。使いたいカードが「iD」か「QUICPay」かは、「WALLET」アプリで確認できる。

そもそもApple Pay(アップルペイ)とは何なのか

2016年に発売された「iPhone7」「iPhone7 Plus」、そして「Apple Watch Series2」とともに、米アップルが日本でのサービスを開始したのが「Apple Pay」だ。2018年9月に発売を開始した「iPhone XS MAX」「iPhone XS」にも、もちろん搭載されている。

Apple Payは、iPhoneを使った非接触型の決済サービス

Apple Payは、iPhoneを使った非接触型の決済サービスのことで、店頭にある専用のリーダーにiPhoneやApple Watchをかざすだけで、クレジットカードや電子マネーで決済できる仕組み。14年から米国などでは提供されていたサービスだが、日本でサービスが提供されるようになった背景には「FeliCa(フェリカ)」の存在がある。

FeliCaは近距離無線通信規格「NFC」の通信方式の1つで、「NFC-F」として定義されているもの。日本では電子マネーの決済に用いる通信手段として事実上標準の方式となっており、実際、JR東日本の「Suica」や楽天の「楽天Edy」、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」など、国内の多くの電子マネーサービスがFeliCaを採用している。Apple Payと同様、スマートフォンを用いた決済サービス「おサイフケータイ」にもFeliCaが用いられている。

しかしながら、これだけFeliCaが広く活用されている国は日本だけ。日本以外では電子マネーによる決済に、同じNFCの中でも「NFC-A」「NFC-B」といった別の通信方式が使われている。それゆえApple Payも当初はNFC-A/B方式のみ採用していたのだが、iPhone7/7 PlusでようやくFeliCaに対応し、晴れて日本でも使えるようになった。

まとめ

Apple Pay(アップルペイ)の主なメリットとデメリットをまとめると、以下のようになる。

メリット
○Suicaを登録すればiPhoneひとつで電車移動できる
○クレジットカードを登録すれば手元にカードがなくてもiPhoneで買い物代金を決済できる
○カード類を持ち歩かなくて済み、紛失のリスクが減る
○Apple Pay対応のネットサービスならカード番号を入力しなくても決済できる

デメリット
×交通系電子マネーはSuicaのみ。WAON、nanacoなども使えない
×国際ブランドが「Visa」のクレジットカードはネット決済できない

Apple Payはカードの登録や手続きにかかる手間が少なく、一度登録すればiPhoneやApple Watchだけで手軽に決済ができることから、使ってみると非常に便利なサービスだと実感できるはず。対応機種を持っているなら、大いに活用したいところだ。

関連記事:
Apple Pay(アップルペイ)」と相性のよいクレジットカード6選(2018年版))」
Suica対応になった『Google Pay』。Apple Pay、おサイフケータイと何が違うの?

※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

佐野正弘

佐野正弘

福島県出身。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。

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