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iPhoneで改札もスイスイ! レジもワンタッチで簡単支払い!

「Apple Pay(アップルペイ)」2021年版 最新ガイド 仕組みとメリットをおさらい!

iPhoneやApple Watchで利用できる「Apple Pay(アップルペイ)」。iPhoneを用いた電子マネーやクレジットカードの決済サービスが導入されてから4年以上が過ぎた。2020年10月からPASMOが登録可能に、2021年5月11日からVisaにも対応し「Visaのタッチ決済」が利用可能になるなど、Apple Payは着実に進化を遂げてきた。どのようなサービスを利用できるのか、そして利用上注意すべき点はどこにあるのかをあらためて、おさらいしておこう。

Apple Pay(アップルペイ)でiPhoneが財布代わりになる!

Apple Payは、iPhoneに搭載されている、電子マネーやクレジットカードの決済サービスだ。交通系電子マネー「Suica」や「PASMO」、クレジットカードなどをApple Payに登録することで、カードを持ち歩かなくてもiPhoneひとつで決済できるようになる。
(関連記事:「Apple Pay(アップルペイ)」と相性のよいクレジットカード5選(2021年版)

たとえば、SuicaやPASMOをApple Payに登録しておけば、iPhoneがSuicaやPASMOの代わりとなり、iPhoneをかざすことで駅の改札口を通過できる。もちろん、定期券を搭載したSuica、PASMOも使える。また、お店で店員にクレジットカードを渡さなくても、カードリーダーにiPhoneをかざせば支払いが済む。iPhoneが財布のような役割を果たし、使うたびに財布からカードを取り出す手間が省けるとともに、カードを落とす心配もなくなる。

iPhoneに登録したSuicaはカードタイプのSuicaと同様、リーダーにかざすだけで決済できる。もちろん駅の改札にかざして利用することも可能だ

Apple Pay(アップルペイ)でのSuicaやPASMOの登録は簡単!

SuicaやPASMOに関しては、すでにカードを持っている人であれば、iPhone標準搭載の「WALLET」アプリを用い、対応するiPhoneやApple Watchをカードにのせるだけで、すぐに読み込み、登録できる。

Apple PayではSuicaの利用が可能。すでにSuicaを持っているなら、iPhoneやApple Watchをカードにのせるだけで登録できるので簡単だ

Apple PayではSuicaの利用が可能。すでにSuicaを持っているなら、iPhoneやApple Watchをカードにのせるだけで登録できるので簡単だ

SuicaやPASMOを登録した後は、カードタイプのものと同じように、iPhoneまたはApple Watchをリーダーに直接かざすだけで決済できる。残高が少なくなれば、Apple PayやSuica・PASMOアプリに登録してあるクレジットカードを使い、チャージできる。

Suicaに加え、2020年10月からPASMOもApple Payに登録できるようになった。ただし、JR西日本の「ICOCA」や、 Androidスマートフォンなどの「おサイフケータイ」で使える「楽天Edy」、「WAON」、「nanaco」といった電子マネーは使えない。

Apple Pay(アップルペイ)に登録できるクレジットカードは豊富

Apple Payに登録できるクレジットカードは多い。三井住友カードやアメリカン・エキスプレス、クレディセゾンなど主要なクレジットカード会社はもちろん、地方銀行の発行するカードも登録できるようになっている。Appleがネット上で対応するカードの発行元をリストにしているので、一度チェックしてみるとよいだろう。クレジットカードはSuica同様に「WALLET」アプリを使って登録する。
参考:Apple Payに対応しているクレジットカード、プリペイドカード

2021年5月から「Visaのタッチ決済」も利用可能に

クレジットカードについては当初、後払い方式の電子マネー決済基盤である「QUICPay」と「iD」のいずれかを用いて決済する仕組みを採用。その後、クレジットカードのタッチ決済として、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスのコンタクトレス決済にも対応した。さらに、2021年5月11日からVisaもApple Payに対応可能となった。従来はVisaブランドのカードを登録すると、iDまたはQUICPayでの支払いとなっていたが、現在は「Visaのタッチ決済」も利用できるようになっている(すべてのVisaカードが対応しているわけではなく、未対応のカード会社も)。

Face IDで認証する「iPhone X」以降の端末の場合、電源キーを2回押して、端末に顔を向けると認証される。そして、店舗のスタッフに支払う決済方法を伝えて(「Visaで」「iDで」「QUICPayで」「Suicaで」などと)、レジのリーダーにかざすだけで決済が完了となる。なお、「iPhone 7」や「iPhone 8」では、Touch IDに指をかざして生体認証してリーダーにかざして決済する。

「じゃらん」「Yahoo!ショッピング」などのネットサービスでも使える

Apple Pay対応のネットサービスやアプリも増えており、ネット上での決済もApple Payで簡単にできるようになってきている。買い物の際の支払い手段としてApple Payを選択した後、Face IDで認証するだけで、カード番号を入力することなく決済できる。対応サービスには、「Apple Store」「じゃらん」「Yahoo!ショッピング」「ユニクロ」「GU」「出前館」などがある。

クレジットカードを登録すれば、対応するサービスでのオンライン決済も可能になる。Apple Payを選んでTouch IDで認証するだけで決済できるので簡単だ

クレジットカードを登録すれば、対応するサービスでのオンライン決済も可能になる。Apple Payを選んでTouch IDで認証するだけで決済できるので簡単だ

そもそもApple Pay(アップルペイ)とは何なのか

2016年に発売された「iPhone7」「iPhone7 Plus」、そして「Apple Watch Series2」とともに、米アップルが日本でのサービスを開始したのが「Apple Pay」だ。

Apple Payは、iPhoneを使った非接触型の決済サービス

Apple Payは、iPhoneを使った非接触型の決済サービスのことで、店頭にある専用のリーダーにiPhoneやApple Watchをかざすだけで、クレジットカードや電子マネーで決済できる仕組み。14年から米国などでは提供されていたサービスだが、日本でサービスが提供されるようになった背景には「FeliCa(フェリカ)」の存在がある。

FeliCaは近距離無線通信規格「NFC」の通信方式のひとつで、「NFC-F」として定義されているもの。日本では電子マネーの決済に用いる通信手段として事実上標準の方式となっており、実際、JR東日本の「Suica」や楽天の「楽天Edy」、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」など、国内の多くの電子マネーサービスがFeliCaを採用している。Apple Payと同様、スマートフォンを用いた決済サービス「おサイフケータイ」にもFeliCaが用いられている。

しかしながら、これだけFeliCaが広く活用されている国は日本だけ。日本以外では電子マネーによる決済に、同じNFCの中でも「NFC-A」「NFC-B」といった別の通信方式が使われている。それゆえApple Payも当初はNFC-A/B方式のみ採用していたのだが、iPhone7/7 PlusでようやくFeliCaに対応し、日本でも使えるようになった。

まとめ

Apple Pay(アップルペイ)の主なメリットとデメリットをまとめると、以下のようになる。

メリット
○SuicaやPASMOを登録すればiPhoneひとつで公共交通機関を利用できる
○クレジットカードを登録すれば手元にカードがなくてもiPhoneで買い物代金を決済できる
○カード類を持ち歩かなくて済み、紛失のリスクが減る
○Apple Pay対応のネットサービスならカード番号を入力しなくても決済できる

デメリット
×WAON、nanaco、楽天Edyなどは使えない

Apple Payはカードの登録や手続きにかかる手間が少なく、一度登録すればiPhoneやApple Watchだけで手軽に決済ができることから、使ってみると非常に便利なサービスだと実感できるはず。対応機種を持っているなら、大いに活用したいところだ。

関連記事:
Apple Pay(アップルペイ)」と相性のよいクレジットカード5選(2021年版))」
Suica対応になった『Google Pay』。Apple Pay、おサイフケータイと何が違うの?

※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

佐野正弘

佐野正弘

福島県出身。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。

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