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国内主要空港のラウンジや、充実の旅行保険がお手頃年会費で!

「20代限定」ゴールドカードとJALカードのサービス。そのうれしいメリットとは?

20代の若手社会人や、春から社会人になる学生の中には、いつかはゴールドカードを持ってみたいと考えている人もいるかもしれない。しかし、意外に思うかもしれないが、ゴールドカードは20代のうちに使い始めることをおすすめしたい。なぜなら20代限定で、格安の年会費で利用できるゴールドカードが発行されているからだ。

わざわざ年会費が高くなってから利用してみたものの、サービスに魅力を感じず「やっぱり持たなくてもよかった」という事態を防ぐためにも、安く使えるうちに試してみるのもいいだろう。それでは、3種類の20代限定ゴールドカードと、「JALカード」の20代限定サービス「JAL CLUB EST」について紹介する。
(本記事内の価格表記は基本的に税込です)

ゴールドカードの年会費の相場は約1万円。格安ゴールドもあるが、何らかのサービスがカット

ゴールドカードは付帯サービスが充実している分、年会費も高額であることが一般的だ。標準的なゴールドカードの年会費の相場は1万円前後。また、申し込み資格が30歳以上となっている場合も少なくないため、20代でゴールドカードを持つことを考えない人が多いのも無理はない。

しかし、昨今は20代でも申し込めるゴールドカードが増えており、年会費2,000〜5,000円程度で持てるものもある。ただし、年会費とサービス内容は基本的に比例するため、こうした格安系ゴールドカードは、標準的なゴールドカードと比べて、何かしらのサービスが削られている場合が多い。

自分にとって、ゴールドカードのサービスは魅力アリ? ナシ?

そもそもゴールドカードのサービスは、使う人によっては不要なものもあるだろう。たとえば多くのゴールドカードで利用できる空港ラウンジサービスは、飛行機に乗る機会がほとんどない人や、対象の空港を使う機会がない人には意味がない。また、飛行機に乗る際、ギリギリに空港に行くような人も、あまり持つ意味がないかもしれない。

そのいっぽうで、使ってみたら便利だったというケースもあるだろう。自分はどのサービスが必要で、どのサービスは不要なのか。それを確かめるには実際に使ってみることが一番だ。しかし、格安系ゴールドカードは、空港ラウンジサービスが付帯していない場合や、利用できる空港数が少ない場合があるなど、削られているサービスもあり、試用するのに適しているとは言えない。かと言って標準的なゴールドカードは、お試しで使うのには年会費が高い。

手頃な年会費で基本的なサービスは付帯。20代限定ゴールドはお試しで使うのに最適!

そこで登場するのが20代限定のゴールドカードだ。今回紹介する3枚は、いずれも年会費が低く抑えられているうえに、「国内主要空港のラウンジサービス」「最高3000〜5000万円補償の海外旅行保険」といったゴールドカードとしての基本的なサービスもひと通り備わっている。ゴールドカードの入門編として最適と言えるだろう。なお、20代限定ゴールドカードは基本、30歳以降の最初の更新時に(後述する「JCB GOLD EXTAGE」はカード入会5年後の更新時)、審査のうえ、通常のゴールドカードに自動更新される。

以下に紹介する3種類の20代限定ゴールドカードは、いずれも満20歳以上30歳未満で、安定的な継続収入のある人のみ申し込み可能。最後に紹介する「JAL CLUB EST」は満20歳以上で、30歳になる誕生月の4か月前の月末まで申し込み可能となっている。

〈20代限定ゴールドカード3選〉

【1】三井住友カード プライムゴールド:年会費が最安で1,650円に

三井住友カードが発行する「三井住友カード プライムゴールド」の年会費は5,500円。初年度は無料で、後述する条件を満たせば、2年目以降も1,650円まで年会費を下げられる。

国内31空港のラウンジを無料利用。宿泊予約サイトで5〜7%引き

主なサービスとしては、国内31空港およびハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが利用可能。宿泊予約サイト「Relux」では初回7%、2回目以降は5%の割引が受けられる。24時間年中無休で医師に無料電話相談ができる「ドクターコール24」も利用可能だ。

旅行傷害保険は1000万円が自動付帯。旅費の支払いがあれば、最高5000万円にアップ

旅行傷害保険は海外・国内ともに最高5,000万円を補償(死亡・後遺障害時はカードによる事前の旅費などの支払いがない場合は最高1,000万円)。家族特約も付帯しており、条件を満たす19歳未満の親族も、海外旅行時は最高2,000万円(死亡・後遺障害時は最高1,000万円)の補償が受けられる。また、ショッピング保険も付帯しており、年間最高300万円の補償を受けられる。

ポイント制度は1,000円利用につき1ポイント(=5円相当)。2020年6月にポイント制度のリニューアルが予定されており、200円につき1ポイントになるが、ポイント価値自体が1ポイント=1円相当に変わるため、0.5%という基本還元率には変わりはない。なお、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでポイント5倍など、使い方次第では高還元で利用できる。

Web明細やリボ払いの利用などで年会費を減額

年会費の割引サービスに関しては、以下の3種類がある。(1)と(2)および、(1)と(3)は重複適用されるが、(2)と(3)に関しては割引率が高いほうのみが適用される。

(1)Web明細
Web明細サービスを利用して紙の明細書の発行をやめ、年間6回以上のWeb明細発行があると、次年度の年会費は1,100円引き。

(2)マイ・ペイすリボ登録+手数料支払い
リボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」に登録し、年度内にリボ払い手数料の支払いが1円でもあれば、次年度の年会費は半額。「マイ・ペイすリボ」は、毎月自分で指定した金額を支払い、指定額を超える部分については翌月以降の支払いにできるサービス。ただし、残高に年率15%の手数料が発生する。

(3)前年度に100万円以上利用
年間100万円以上利用で次年度年会費20%引き、年間300万円以上利用で50%引き。

たとえば、(2)と(1)の割引サービスを適用すれば、
「5,500円」×「50%」-「1,100円」となり、 年会費は1,650円まで下げられる。

リボ払いは手数料が発生するので注意が必要な支払い方法だが、「マイ・ペイすリボ」は、会員サイトやアプリで毎月の支払金額の調整が可能だ。毎月の支払金額の設定額次第では、手数料を限りなくゼロに近づけることもできる。ただし、それなりに手間がかかることは覚えておこう。

30歳以降に「三井住友カード ゴールド」に自動更新

カードは30歳以降の最初の更新時に、原則として年会費1万1000円の「三井住友カード ゴールド」に自動更新される。「三井住友カード ゴールド」も、Web明細の発行など同様の条件を満たせば、最安で年会費は4,400円まで下げられる。自動更新時には「継続サンクスポイント」として500ポイント(=2,500円相当)のプレゼントもある。

セキュリティ対策にも力。カード番号や有効期限を裏面に記載

なお、三井住友カードは2020年2月3日から新デザインのカードを発行しており、「三井住友カード プライムゴールド」もデザインが一新されている。新デザインではカード番号や有効期限が裏面に記載されるようになり、盗み見されるリスクを軽減。Visaブランドに関してはカード番号が4桁ごとに縦に並ぶ「Visaクイックリード」が採用され、読みやすさも向上しているので、ネットショッピングを多用する人には特におすすめだ。新カード発行にともない新規入会キャンペーン(利用額の20%、最大1万2,000円還元など)も開催されているので、ぜひ一度内容をチェックしてほしい。

三井住友カード プライムゴールド
発行元/三井住友カード
国際ブランド/Visa、Mastercard
年会費/5,500円
基本の還元率/0.5%

【2】JCB GOLD EXTAGE:ボーナスポイントが豊富

ジェーシービーが発行する「JCB GOLD EXTAGE」は年会費3,300円で、初年度は無料。リボ払いサービス「スマリボ」に登録して、年1回以上のショッピング利用(電子マネーのチャージなどポイント対象外となる利用は除く)があると、次年度の年会費は全額キャッシュバックされる。

対象パックツアーの利用で、手荷物の無料宅配の利用が可能

主なサービスとしては、国内31空港およびハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが利用可能。JCBトラベルデスクで対象の海外パッケージツアーを利用した場合は、羽田・成田・中部・関西空港で利用できる往復分の手荷物無料宅配券がもらえる特典もある。また、24時間年中無休で医師や看護師などに電話相談ができる「ドクターダイレクト24」も利用可能だ。

旅行傷害保険は最高5000万円が利用付帯

旅行傷害保険は所定の旅行代金を事前にカード決済した場合に適用となり、海外・国内ともに最高5000万円を補償。ショッピング保険も年間最高200万円が補償される。

基本還元率は0.5%だが、入会後3か月間は1.5%。年間20万円以上利用で、次年度は0.75%に

ポイント制度は基本1,000円利用につき1ポイント(=5円相当)の0.5%還元だが、入会後3か月間はポイント3倍の1.5%還元。4か月目以降も初年度は1.5倍の0.75%還元。年間20万円以上利用すると、次年度もポイント1.5倍の0.75%還元。また、海外加盟店での利用は常時2倍のポイントが付与される。Amazon.co.jpやセブン-イレブンなどのパートナー企業でもポイント優待を受けられる。

5年後の初回更新時に「JCBゴールド」に自動更新

カードは5年後の初回更新時に、審査のうえ年会費1万1000円の「JCBゴールド」に自動更新される。それ以前に退会すると、カード発行手数料として2,200円が必要となるので、5年間は利用することを前提に申し込んだほうがいいだろう。なお、「JCBゴールド」もスマリボの条件を満たせば、年会費は5,000円引きとなる。

JCB GOLD EXTAGE
発行元/ジェーシービー
国際ブランド/JCB
年会費/3,300円(初年度無料)
基本の還元率/0.5%

【3】UCカード ヤングゴールド:3000万円の海外・国内旅行保険が自動付帯

「UCカード ヤングゴールド」は年会費3,300円。国内31空港およびハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国の仁川国際空港のラウンジが利用可能。現地の観光情報やホテルの予約など、24時間年中無休で海外旅行についての電話相談ができる「ゴールドライン東京」も利用でき、グランドニッコー東京 台場、帝国ホテル大阪など、主要都市の人気ホテルに優待料金で泊まれる特典もある。

旅行傷害保険はカードを保有しているだけで適用される自動付帯で、海外・国内ともに最高3,000万円を補償。家族特約も付帯しており、条件を満たす19歳未満の子供も、海外旅行時は最高1,000万円の補償が受けられる。また、ショッピング保険も付帯しており、年間最高200万円の補償を受けられる。

貯めたポイントに有効期限なし

ポイント制度は基本1,000円利用につき1ポイント(=5円相当)の0.5%還元。利用実績に応じて特典が受けられる「セゾンクラッセ」で最上位クラスになると、ポイント2倍の1%還元で利用できる。また、クラスによって毎年誕生月にポイントのプレゼントもある。ポイントは有効期限がないことも特長だ。

なお、「UCカード ヤングゴールド」はクレディセゾンが発行するものと、ユーシーカードが発行するものがあり、発行会社によって微妙にサービス内容が異なる。Apple Payや会員制優待サービス「クラブオフ」など、利用できるサービスが多いクレディセゾン発行を選んだほうが無難だろう。

カードは30歳になる年の最初の更新時に、原則として「UCカード ゴールド」に自動更新される。こちらは年会費1万1000円となる。

UCカード ヤングゴールド
発行元/クレディセゾン、ユーシーカード
国際ブランド/Visa、Mastercard
年会費/3,300円
基本の還元率/0.5%

〈20代のみが使える「JALカード」限定サービス〉

JAL CLUB EST:20代のJALユーザーなら、必須のサービス

ゴールドカードではないが、最後に紹介しておきたいのが「JALカード」の20代限定サービスである「JAL CLUB EST」。「JALカード」に年会費をプラスすることで利用できるサービスで、以下の特典が利用可能になる。

「サクララウンジ」を年5回利用でき、マイル有効期限が5年に延長

(1)JAL国内線利用時に全国17空港にある「サクララウンジ」を年間5回、同伴者1名まで無料で利用可能
(2)会員期間中に貯めたJALマイルの有効期限は、通常よりも2年長い5年間有効になる
(3)JALホームページでの航空券やツアーの購入に使える「e JALポイント」が毎年5,000円分もらえる
(4)JAL国際線利用時にJALビジネスクラス・チェックイン カウンターを利用可能
(5)毎年のJAL便の初回搭乗時に1,000マイル、搭乗ごとにフライトマイルの5%のボーナスマイルを積算
(6)毎年のJAL便の初回搭乗時に2,000ポイントのFLY ON ポイントを積算
(7)ショッピング利用時のマイルが2倍になる「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」(通常年会費3,300円)が無料

年会費は2,200〜5,500円。「JALカード」に年会費をプラスして利用できるサービス

「JAL CLUB EST」の年会費は、以下のとおり、「JALカード」の種類(グレード)によって異なる。
「普通カード」「CLUB-Aカード」:5,500円
「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」:2,200円

このように3,300円の差があるが、JALカードの中で上から2番目のグレードの「CLUB-Aゴールドカード」と最上位の「プラチナ」には、もともと、上記(7)の「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」(通常年会費3,300円)がサービスに含まれている。この点を考慮すると、実質的な負担額は変わらないと言える。

たとえばVisa、Mastercard、JCBブランドの「普通カード」は、通常のカード年会費が2,200円(初年度無料)のため、「JAL CLUB EST」にも入会すると合計年会費は7,700円。「CLUB-Aゴールドカード」は年会費が17,600円のため、「JAL CLUB EST」にも入会すると合計年会費は19,800円となる。なお、「JALダイナースカード」と学生専用の「JALカード navi」では、「JAL CLUB EST」には入会できない。

航空券の購入に使える5,000円分のポイントが付与。これだけでほぼ元が取れる

年会費5,500円と考えると高く感じるかもしれないが、毎年もらえる5,000円分の「e JALポイント」(航空券の購入などに充当可能)だけでほとんど、元が取れる。もし、20代で年に1度でもJAL便を使う機会があるなら、迷わず入るべきサービスだ。

JAL CLUB EST
発行元/JALカード
国際ブランド/Visa、Mastercard、JCB
年会費/2,200円or5,500円+カード年会費
基本の還元率/1%

まとめ

ここまでで紹介した、20代限定で利用できる、ゴールドカードおよびJALカードのサービスの特徴を以下に表にまとめた。

「三井住友カード プライムゴールド」と「JCB GOLD EXTAGE」は条件を満たせば格安で保有が可能だが、リボ払いを使うときは手数料に注意が必要。また、「三井住友カード プライムゴールド」と「UCカード ヤングゴールド」は国際ブランドがVisaとMastercardから選べるが、「JCB GOLD EXTAGE」はJCBのみとなる。海外でも利用予定があるなら、VisaかMastercardを選んだほうが無難だ。

ただし、どのカードもポイント還元率が特別高いわけではないため、ゴールドは特典目当てにして、買い物には別に高還元なカードを使うことも考えたほうがいいだろう。「JAL CLUB EST」を利用する場合は、「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」でマイルが2倍になるので、このカードを買い物に使ったほうがいい。

20代限定のゴールドカードを使ってみて満足がいかなければ、ランクアップ前に解約して、冒頭で触れた格安ゴールドに乗り換えるなどしてもいい。なお、標準的なゴールドカードでも、初年度の年会費が無料だったり、年間利用額などの条件を満たせば年会費が無料になったりするものもある。1年だけ試すなら初年度の年会費が無料のカードを使ってもいいし、利用額が多くなるなら年会費優遇のあるカードを選択肢に加えてもいいだろう。いずれにせよ、まずは使ってみて、自分がゴールドカードに価値を感じるのか確かめてほしい。

※本記事は、執筆者個⼈または執筆者が所属する団体等の⾒解です。また、各サービスには⼀部対象外となる店舗や商品があります。ご利⽤の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

タナカヒロシ

タナカヒロシ

普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、2008年に当時勤めていた会社の都合でクレジットカード本を制作。以降、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなり、各種媒体で編集・執筆を手がける。

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