一度使うと手放せない!

旅行&出張にかなり役立つポータブルWi-Fiルーター5選

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もうすぐ夏休み! 長期休暇を利用して旅行を計画している人もいるのでは? そんな旅先でのネット回線をみなさんはどうしていますか? LTEや3G/4Gなどのモバイル回線はデータ通信量に応じてお金がかかるし、できればホテルが提供する有線LANやWi-Fiを使いたいところ。ホテルを選ぶときにそこを必ずチェックしている方も多いと思います。

ですが「Wi-Fiもあるし万全…」と思っていると、思わぬ失敗をすることも。特にホテルなどのWi-Fiは、利用する人が多いため、つながりにくかったり、満足な速度が出ないこともあります。そんな不満を解消するのに役立つのがポータブルWi-Fiルーターです。ここではポータブルWi-Fiルーターの選び方を解説したうえで、便利な製品を厳選して紹介します。

今回ご紹介するポータブルWi-Fiルーター5製品

今回ご紹介するポータブルWi-Fiルーター5製品

今買うなら2.4GHz帯と5GHz帯の両対応モデルで、11ac対応のもの

メーカーによっては「トラベルルーター」や「ホテルルーター」と呼んでいるものもあるポータブルWi-Fiルーター。有線LANしかない環境でも簡単にWi-Fi環境を実現できるほか、Wi-Fiでありがちな通信速度低下なども回避しやすくなります。また、セキュリティーを使用していない公衆無線LANでも、ポータブルWi-Fiルーターを経由することで不正アクセス対策や意図しないファイル共有を防ぐ効果もあります。各社から多くの製品が発売されていますが、選ぶうえで押さえておきたいポイントが2つあります。

(1)2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しているべし
(2)高速なIEEE 802.11n(できればIEEE 802.11acも)をサポートしているべし

まず1つめのポイントですが、2.4GHz帯と5GHz帯ではそれぞれ、電波干渉のしやすさや障害物への強さが異なります。2.4GHz帯は障害物に強く遠くまで電波が届きやすいですが、他の機器と干渉し速度低下を起こすことがあります。いっぽうの5GHz帯は障害物に弱いため電波が飛びにくいですが、周囲の家電機器や無線機器と干渉しにくく速度も速いのが特徴。ホテルなどの部屋が密集している環境であれば、5GHz帯のほうが干渉しにくいので適していることもあります。そのため両方に対応している製品のほうが、環境に応じて使い分けできるので便利です。

なお、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応している製品の中には、同時接続式と切り替え式の2種類があります。同時接続タイプのほうが、環境に応じて自動で回線を選んでくれるので手間いらずです。

次に2つめのポイントですが、Wi-Fiには、IEEE 802.11a/b/g/n/acという5つの選択肢があります。このうち高速なのが11nと11acで、11n対応のルーターなら最大300Mbpsが、11ac対応のルーターなら最大433Mbpsの高速通信が行えます。

もちろん、ホテルのルーターがこれに対応していることが前提ですが、この2つに対応していることで、十分な速度が出ないといった不満は回避しやすくなります。今回取り上げる製品は基本的に、この両方ないしはどちらかに対応しています。

それでは旅支度に欠かせないWi-Fiルーター5製品を厳選紹介していきましょう!

エレコム「WRH-733GBK」
ギガビット対応LANポートでWAN側も高速通信が可能

WANポートのほかに有線LANポートも搭載することで、Wi-Fiと有線LANが同時利用可能なモデル。ポータブルWi-Fiルーターでは珍しく、ギガビット対応のWANポート(ただしLAN側は100Mbps)を搭載しており、ブロードバンドインターネット接続に必要なPPPoE認証接続もサポートしているため、有線ブロードバンドルーターとしても利用できます(多くのポータブルWi-FiルーターではPPPoE認証接続は非対応)。

Wi-Fiは、5GHz帯と2.4GHz帯の両方に対応し、同時接続も可能。対応する無線規格は、5GHz帯がIEEE11ac/n/aで、2.4GHz帯がIEEE11n/g/b。最大転送速度は11acの433Mbpsとなっています(2.4GHz帯の11nのみ300Mbps対応)。

通信機能では、ホテルの有線LANを無線化する「アクセスポイントモード」のほか、有線LANポートを持つネットワーク機器を無線化できる子機(コンバーター)モードも搭載しています。また、セキュリティ面も充実しており、SSIDごとに暗号化方式(WPA2/WPA/WEP)を設定できるマルチSSID機能や、無線PC同士のアクセス(共有フォルダーなどへのアクセス)を禁止するプライバシーセパレーター機能も備えています。

なお、同梱のQRコードを読み取るだけで、Wi-Fi設定時の面倒な暗号キーの入力が不要な、かんたん設定アプリも提供されています。

●主なスペック
・最大転送速度(規格値):433Mbps(IEEE 802.11ac)
・無線方式:IEEE802.11ac/n/a(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・デュアルバンド接続:同時接続対応
・有線LAN:2ポート(WAN×1Gbps、LAN×100Mbps)
・消費電力:4.67W
・本体サイズ:68.9(幅)×14.5(高さ)×64(奥行)mm
・重量:約35g
・カラーバリエーション:ブラック、ホワイト

バッファロー「AirStation WMR-433W-BK」
単三乾電池1本分より軽く、ポケットに入れてもじゃまにならない小型Wi-Fiルーター

薄型軽量のスクエアボディが特徴のモデル。重量は一般的な単三アルカリ乾電池1本分(26g)より軽い19g。本体の設置面積は名刺より小さい45×45mmで、本体の高さは15mmという薄型設計。ポケットにいれてもじゃまにならないコンパクトサイズです。

小型ながら、5GHz帯と2.4GHz帯の両方に対応し、同時接続にも対応。対応する無線規格は、5GHz帯がIEEE11ac/n/aで、2.4GHz帯がIEEE11n/g/b。最大転送速度は11acの433Mbpsとなっています(11nはどちらも150Mbps)。

通信機能も豊富で、ホテルの有線LANを無線LAN化する「ルーターモード」のほか、ホテルの公衆無線LANを中継する「ワイヤレスワンモード」を搭載。また、「ルーターモード」で接続できない場合に適した「ブリッジモード」や、インターネットに接続せずに手持ちの有線/無線LAN機器でネットワークを構築する「ローカルモード」も搭載します。有線LANポートは1基で100Mbps対応。

ちなみに、全8色という豊富なカラーバリエーションを用意するのも本製品の魅力です。

●主なスペック
・最大転送速度(規格値):433Mbps(IEEE 802.11ac)
・無線方式:IEEE802.11ac/n/a(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・デュアルバンド接続:同時接続対応
・有線LAN:1ポート(WANのみ。100Mbps対応)
・消費電力:2.5W
・本体サイズ:45(幅)×45(高さ)×15(奥行)mm
・重量:約19g
・カラーバリエーション:ブラック、ホワイト、パッションレッド、オーシャンブルー、ピンクゴールド、アッシュシルバー、ターコイズブルー、カッパーブラウン

アイ・オー・データ機器「WN-AC583TRK」
Wi-Fiを使いながら有線LANポートも同時使用可能

WANポートに加えてLANポートも搭載し、Wi-Fiと有線LANポートの同時使用に対応。ただし、前述したエレコムの「WRH-733GBK」とは異なり、こちらはWAN/LANポートともに100Mbpsになっています。

Wi-Fiは、5GHz帯と2.4GHz帯の両方に対応し、同時接続にも対応。対応する無線規格は、5GHz帯がIEEE11ac/n/aで、2.4GHz帯がIEEE11n/g/b。最大転送速度は11acの433Mbpsとなっています(11nはどちらも150Mbps)。

スマートフォンやタブレットをすぐに接続できる簡単設定が可能。専用アプリ「NFCコネクト」をインストールした、NFC搭載スマートフォンなら、本機にかざすだけでWi-Fi設定が行えます。また、NFCに対応していないデバイスでも、本体に添付されたQRコードを専用アプリ「QRコネクト」で読み取ることでも簡単に設定することができます。

●主なスペック
・最大転送速度(規格値):433Mbps(IEEE 802.11ac)
・無線方式:IEEE802.11ac/n/a(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・デュアルバンド接続:同時接続対応
・有線LAN:2ポート(WAN×1、LAN×1。ともに100Mbps対応)
・消費電力:2.5W
・本体サイズ:80(幅)×22(高さ)×62(奥行)mm
・重量:約52g
・カラーバリエーション:ブラック

NECプラットフォームズ「AtermW500P」
独自アンテナで安定した通信を実現。Wi-Fi機器を最大10台同時接続可能

最大転送速度433MbpsのIEEE 802.11ac対応モデル。5GHz帯と2.4GHz帯の両方に対応していますが、同時接続ではなくスイッチによる切り替え式となっています。

NECの据え置き無線LANルーターでおなじみの独自技術を搭載。電波を360°全方位へ飛ばす米粒ほどの「μ(マイクロ)SRアンテナ」を搭載するほか、本体の基板の端などから放射される電磁波ノイズを遮断し、アンテナへのノイズの侵入を防ぐ「μ(マイクロ)EBG構造」を採用。これにより安定した通信を実現しています。同社によれば実効スループットは約95/93Mbps(UDP/TCP)で、最大10台までのWi-Fi機器を同時接続できるとのことです。

通信機能も豊富で、ホテルの有線LANポートを無線化する「ローカルルーターモード」のほか、公衆無線LANを中継する「公衆無線LANモード」や、ブロードバンドルーターと組み合わせて使う「ブリッジモード」も搭載。さらに、有線LAN機器を無線化できる「子機モード」も備えています。

そのほか、QRコードやNFCを使った簡単設定にも対応。複数のネットワーク名(SSID)を設けてそれぞれに別の暗号化方式を設定できるマルチSSIDや、自分専用のネットワークともうひとつのネットワークを分離させる「ネットワーク分離機能」も搭載するなど、セキュリティ機能も充実しています。

●主なスペック
・最大転送速度(規格値):433Mbps(IEEE 802.11ac)
・無線方式:IEEE802.11ac/n/a(5GHz)、IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・デュアルバンド接続:切り替え接続
・有線LAN:1ポート(WANのみ。100Mbps対応)
・消費電力:3.5W
・本体サイズ:58(幅)×15.8(高さ)×58(奥行)mm
・重量:約34g
・カラーバリエーション:ブラック、ホワイト

プラネックスコミュニケーションズ「ちびファイ3 MZK-DP150N」
電源ケーブル&アダプター不要のコンセント直挿し型で持ち運びも快適

電源ケーブルと電源アダプターが不要なコンセント直挿し型モデル。電源は100V〜240V仕様で、本体背面にコンセントプラグも収納可能。本体サイズは約30(幅)×45(高さ)×55(奥行)mmで、重量は約55gなので持ち運びも手軽です。

ただし、Wi-Fiは2.4GHz帯のみの対応。対応する無線規格はIEEE 802.11n/g/bで、最大転送速度は11nの150Mbps。通信機能は、ホテルの有線LANを無線化するのと、ホテルのWi-Fiを中継するのに特化されています。とにかく手軽さがウリの製品です。

●主なスペック
・最大転送速度(規格値):150Mbps(IEEE 802.11n)
・無線方式:IEEE 802.11n/g/b(2.4GHz)
・デュアルバンド接続:非対応(シングルバンドのみの対応)
・有線LAN:1ポート(WANのみ。100Mbps対応)
・消費電力:2W
・本体サイズ:30(幅)×45(高さ)×55(奥行)mm
・重量:約55g
・カラーバリエーション:ホワイト

銭袋秀明(編集部)

銭袋秀明(編集部)

編集部の平均体重を底上げしている下っ端部員。アキバをフィールドワークにする30代。2015年4月、某編集部から異動して価格.comマガジン編集部へ。今年こそ、結果にコミット!

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2017.11.23 更新
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