「スチーム式」「気化式」「超音波式」「ハイブリッド式」など加湿方式の違いも解説

《2017-2018年》今使うべき、おすすめ加湿器をタイプ別に厳選!

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寒さが増し、暖房器具を使う冬場は空気の乾燥対策が大切。空気中の湿度が低くなると肌が乾燥するほか、喉の粘膜も乾燥してしまい風邪やインフルエンザにかかりやすくなるといいます。そこで用意したいのが、加湿器。「スチーム式」「気化式」「超音波式」「ハイブリッド式」という加湿器のタイプ(加湿方式)を解説するとともに、タイプ別のおすすめモデルを紹介します。

<目次>
加湿器選びでチェックしておくべきポイント
・加湿方式のおもな種類
・部屋にあった加湿能力を選ぼう
タイプ別で選ぶ、おすすめ加湿器
・【スチーム式加湿器】すばやく手間なく加湿できる
・【気化式加湿器】長時間稼動させても電気代を抑えられる
・【超音波式加湿器】インテリア性と静音性はダントツ!
・【ハイブリッド式加湿器(温風気化式)】加湿スピードを速めた気化式
・【ハイブリッド式加湿器(加熱超音波式)】雑菌問題をクリアにした超音波式

加湿器のおもな種類

加湿器には、加湿方法の異なる「スチーム式」「気化式」「超音波式」「ハイブリッド式(温風気化式/加熱超音波式)」というタイプがあります。くわしくは後述の「タイプ別で選ぶ、おすすめ加湿器」で解説しますが、ざっくり説明すると次のようになります。

【スチーム式】

しくみ:ヒーターで水を沸騰させ、蒸気で加湿
いいところ:煮沸消毒されるので、雑菌がわきにくい/シンプルな構造のモデルが多いので手入れがラク
ネックな部分:ヒーターを使用するため、消費電力が高い/吹出口が熱くなる

【気化式】

しくみ:水を含ませたフィルターに風を当てて、加湿
いいところ:消費電力が低い
ネックな部分:加湿スピードが遅め/吹出口から出る空気が冷たい/定期的な加湿フィルターの手入れや交換が必要/ファンの運転音が大きめのモデルもある

【超音波式】

しくみ:水を振動させ、細かいミストにして加湿
いいところ:消費電力が低い/小型でデザイン性にすぐれるモデルが多い
ネックな部分:タンク内の水に雑菌が繁殖しやすく、放出されるミストに雑菌が混ざる可能性がある/水に含まれるミネラル(カルシウム)で、部屋が白く汚れることもある/こまめな手入れが必要

【ハイブリッド式(温風気化式)】

しくみ:気化式にヒーターを組み合わせたもの。ヒーターで温めた風を、水を含ませたフィルターに当てて加湿
いいところ:温風を利用するので、気化式よりも効率よく加湿できる
ネックな部分:ヒーターを利用するため、気化式よりも消費電力は高くなる/定期的な加湿フィルターの手入れや交換が必要/ファンの運転音が大きめのモデルもある

【ハイブリッド式(加熱超音波式)】

しくみ:超音波式にヒーターを組み合わせたもの。ヒーターで温めた水を振動させ、細かいミストにして加湿
いいところ:ヒーターで加熱するため、超音波式の課題である雑菌が繁殖しにくい
ネックな部分:ヒーターを利用するため、超音波式よりも消費電力は高くなる/水に含まれるミネラル(カルシウム)で、部屋が白く汚れることもある/こまめな手入れが必要

加湿方式によって大きな差が出てくるのは、消費電力とお手入れ。ヒーターを使用するものは消費電力が高く、使わないタイプは低くなるといった具合です。たとえば、タイプごとに加湿能力300mL/hの製品を1台ピックアップして比べみると、次のような差が出ました。

加湿能力300mL/hの加湿器の電気代比較例

上の表は一例なので、製品により消費電力の差異はありますが、ヒーターを利用するスチーム式、ハイブリッド式(温風気化式/加熱超音波式)は電気代が高くなるというように傾向を読み取ることはできます。20倍近く差が出ることもあるので(別の製品では30倍以上の差が出ることも)、長時間稼動させる場合は電気代を考慮したほうがいいでしょう。このように、電気代だけで考えるとヒーターを使用するタイプは不利ですが、加湿能力が高く、加湿スピードも速いというメリットがあります。また、ヒーターで水を加熱しない超音波式は雑菌が繁殖しやすく、衛生面が懸念されることも。気化式は超音波式ほど雑菌の放出を心配する必要はありませんが、フィルターにカビやカルキがつきやすいので定期的なお手入れやフィルターの交換は必須です。電気代、加湿能力、手入れなどから、何を優先して選ぶかを吟味し、自分にピッタリの加湿方式を決めてください。

部屋にあった加湿能力を選ぼう

加湿方式を選んだあとは、加湿能力(1時間に放出される水分量)をチェックしましょう。「○mL/h」という数値で表される加湿量が大きいほど、加湿能力が高くなります。また、加湿能力に適した部屋の広さが、日本電機工業会の規定にもとづき制定されているので、「適用床面積」の数値を見れば、加湿器を設置する部屋にぴったりのモデルが選べるはずです。

ただ、乾燥が激しい、天井が高いような部屋であれば、適用床面積よりも少し大きめの製品を選んだほうが快適に過ごせるかもしれません。加湿し過ぎになりそうな気がしますが、多くのモデルが湿度をセンサーで検知して快適な湿度(50〜60%)にキープする機能を搭載しているので、結露やカビの心配も問題なし! 今回、価格.comマガジン編集部が選んだ加湿器は、1製品以外は、すべてセンサーによる湿度の見張り機能を備えているので、ご安心ください。

タイプ別で選ぶ、おすすめ加湿器

「スチーム式」「気化式」「超音波式」「ハイブリッド式(温風気化式)」「ハイブリッド式(加熱超音波式)」の5つのタイプ別に、これぞという加湿器を厳選してみました。

【スチーム式加湿器】すばやく手間なく加湿できる

「スチーム式」の加湿器は電気ポットでお湯を沸かすようなイメージで、ヒーターで水を沸騰させ、発生する蒸気で加湿するというもの。水を加熱するため、雑菌が繁殖せず衛生的であることにくわえ、加湿スピードが速いことがメリットですが、ヒーターを使用するので電気代が高くなるのがネック。また、吹出口から出る蒸気が熱いので、小さな子どものいる家庭では注意が必要なほか、室温が上昇しやすいことも懸念点です。ただ、操作やお手入れは複数ある加湿方式の中でダントツにラク! フィルターや水トレイ、タンクをこまめに掃除したくない人はスチーム式を選ぶと安心かもしれません。なお、スチーム式の中にはファンを利用し、蒸気を効率的に拡散するモデルもあり、このタイプのほうが消費電力は抑えられます(「スチームファン式」と称されていることもあります)。

1.象印「EE-RM50」

電気ポットと同じ構造となっており、フタを空けたところに給水するので水入れもラクラク! 使用中はお湯を沸かす際にポコポコという音がしますが、運転音は約39dB(沸騰時)なので実環境においてはそれほど気になりません。どうしても沸騰音が気になる際には、水の温度をゆっくり上げることで湯沸し音を抑える「湯沸し音セーブモード」を選択しましょう。肝心の加湿性能については、温度センサーと室温センサーで加湿量をコントロールする機能を搭載しているので、おまかせで最適な湿度をキープしてくれます。沸騰させたお湯を約65℃まで冷ましてから加湿するので、吹出口の蒸気も比較的低めなうえ、本体が転倒した際にお湯がもれるのを最小限に抑える機構やチャイルドロック機能など安全への配慮もバッチリ。

「EE-RM50」と同じ機能を搭載した、加湿能力が少し小さめの「EE-RM35」もラインアップされています。プレハブ洋室10畳(木造和室6畳)以下の部屋で使うなら、「EE-RM35」を選ぶといいでしょう

加湿方式:スチーム式
適用床面積目安:木造和室8畳/プレハブ洋室13畳
加湿能力:480mL/h
消費電力(湯沸かし時/加湿時):985W/410W
タンク容量:3L
連続加湿時間(強/弱):6時間/24時間
運転音(沸騰時):約39dB
サイズ:24(幅)×26(奥行)×31.5(高さ)cm
重量:2.4kg

2.三菱重工「roomist(ルーミスト) SHE60PD」

一般的なスチーム式加湿器は、象印「EE-RM50」のような構造で、水タンクに入れた水すべてを加熱します。大量の水を沸騰させるため、どうしても電気代が高くなるのですが、三菱重工「EE-RM50」は必要な水だけを加熱する仕組みを採用。水タンクから水受け皿に給水した水を蒸発布で吸い上げ、その吸い上げた水分をヒーターで加熱することで、省エネと早い立ち上がりを実現しました。さらに、センサーで室温と湿度を検知し、加湿量を調整してくれる機能にくわえ、設定湿度に到達すると湿度を一定にキープするインバーター制御も搭載しており、安定した湿度の維持が望めます。また、プラズマイオンを発生するとともに、吸込口にBIOフィルターを装備することで、ウイルスや浮遊菌の働きも抑制。吹出口から出る蒸気は、送風ファンで空気と蒸気をミキシングされて55℃以下の低温になるので、やけどの心配もありません。

「SHE60PD」には、加湿とともにアロマも楽しめるアロマトレーも搭載。なお、プラズマイオンやBIOフィルター、アロマトレーは非搭載となりますが、それ以外の機能はほぼ同じ、「SHE35PD」(主に6畳用)もラインアップされています

加湿方式:スチームファン式
適用床面積目安:木造和室6畳/プレハブ洋室17畳
加湿能力:600mL/h
消費電力:最小220〜最大440W
タンク容量:4L
連続加湿時間:7時間以上
運転音:27dB
サイズ:22.1(幅)×29.7(奥行)×30.8(高さ)cm
重量:4kg

【気化式加湿器】長時間稼動させても電気代を抑えられる

多くの加湿空気清浄機に採用されている方式で、水で湿らせたフィルター(加湿フィルター)に風を当て、その湿気で室内を加湿します。洗濯物に扇風機などで風を当てるようなイメージだと思ってもらうとわかりやすいでしょう。超音波式同様にヒーターを使用しないので消費電力が抑えられる点は魅力ですが、吹出口から出る空気が冷たく、適正な湿度まですばやく加湿するのは苦手です。また、構造上、本体が大きめで、急速に加湿をしようと風量をアップさせると運転音も大きくなる傾向も。定期的にフィルターの交換やメンテナンスを行わねばならず、手間もある程度かかりますが、消費電力が低いので(3〜20W程度)、長時間使用する人に選ばれる傾向にあります。

3.パナソニック「FE-KXP07」

DCモーターを搭載することで、効率のよい加湿を実現。ファンを高速回転させることで加湿スピードを早める「お急ぎモード」で運転すれば、室温20℃、湿度30%の部屋の湿度を50%まで高める時間が「強」運転よりも8分短い、29分で到達します。加湿量の多いお急ぎモード(800mL/h)は、ここで紹介した加湿器の中で一番高い加湿能力でありながら、消費電力はわずか18W。もっとも消費電力の高い状態で比べても、本製品の省エネ性は圧倒的です(スチーム式は400W、超音波式は55W)。さらに、少し高めの湿度設定(60〜65%)で加湿する「のど・肌モード」や、運転音15dBの「静かモード」と22dBの「弱モード」を切り替え、入眠をじゃませず、快適な湿度(60%)をキープする「おやすみモード」も用意。加湿とともに放出すれば、肌の水分量が大幅にアップする「ナノイー」も搭載されています。加湿フィルターは1か月ごとの洗浄が推奨されていますが、交換は10年不要。

適用床面積がプレハブ洋室14畳(木造和室8.5畳)の「FE-KXP05」もラインアップされています。本体サイズや水タンクの容量は「FE-KXP07」と同じで、定格加湿能力は500mL/h、連続加湿時間は約8.4時間。適用床面積ぴったりの加湿器を選んでもかまいませんが、14畳の部屋で「FE-KXP07」を利用し、よりすばやい加湿を目指すという使い方もありです

加湿方式:気化式
適用床面積目安:木造和室12畳/プレハブ洋室19畳
加湿能力(静か、弱、中、強、お急ぎ):150mL/h、330mL/h、500mL/h、700mL/h、800mL/h
消費電力(静か/弱/中/強/お急ぎ):3W/5.5W/8W/13W/18W
タンク容量:4.2L
連続加湿時間:約6時間
運転音(静か/弱/中/強/お急ぎ):15dB/22dB/31dB/39dB/44dB
サイズ:37.5(幅)×19.6(奥行)×37.5(高さ)cm
重量:5.2kg

4.バルミューダ「Rain」

ボタンやタンクを廃し、加湿器には見えないデザインを実現した「Rain」は、49,680円(2017年12月1日時点の価格.com最安値)と高額ながらも、「気化式加湿器 人気売れ筋ランキング」5位にランクインする注目の製品です。一見、デザイン性にのみ目がいってしまいますが、使い勝手も細部にわたって計算されており、本体に直接水を注ぎ入れるタンクレス構造は水タンクの持ち運びでポタポタと水がたれるストレスを解消。給水すると本体上部の有機ELディスプレイが水量を表示し、給水が終わると風量や湿度などを表示する通常表示に自動で切り替わるムダのない操作性も洗練されています。もちろん、加湿性能も上々で、消費電力23Wで600ml/hの加湿能力を実現。本体内に取り込む空気は溶菌酵素をコーティングされたプレフィルターを通過するため、雑菌やホコリがほとんど含まれず、そのキレイな空気で気化させるので、加湿に使用する水の劣化も抑制できるといいます。Wi-Fi機能を利用すれば、連動させたスマートフォンで外出先から運転のオン/オフ、設定湿度・風量の変更も可能。

Rainは人が快適だと感じる約50%の湿度を目指して加湿してくれます

Rainは人が快適だと感じる約50%の湿度を目指して加湿してくれます

加湿方式:気化式
適用床面積目安:約17畳まで
加湿能力(風量1、風量2、風量3、風量4、風量5):150mL/h、250mL/h、400mL/h、500mL/h、600mL/h
消費電力:2〜23W
給水ボウル容量:4.2L
連続加湿時間:6〜25時間
運転音:6〜42dB
サイズ:35(直径)×37.4(高さ)cm
重量:5.7kg

5.シャープ「HV-G30」

寝室や子ども部屋など小さめの部屋にも気化式加湿器を設置したいなら、適用床面積(プレハブ洋室)8畳のシャープ「HV-G30」がよさげ。水タンクの口が広く、手を入れて清掃できるなど、お手入れしやすいのがポイント。また、DCモーターを搭載することで、「強」運転でも9Wの省エネを実現しているところも高評価。「プラズマクラスター7000」も加湿とともに放出されるので、空気浄化や消臭、除電の効果も期待できます。

水タンクに取り付けることで、タンクやトレーのぬめりやニオイを抑制する「Ag+イオンカートリッジ」が別売されています

加湿方式:気化式
適用床面積目安:木造和室5畳/プレハブ洋室8畳
加湿能力(静音、強):145mL/h、290mL/h
消費電力(静音/強):2.5W/9W
タンク容量:2.4L
連続加湿時間(静音/強):約16.5時間/約8.2時間
運転音(静音/強):22dB/38dB
サイズ:32.2(幅)×15.9(奥行)×31.6(高さ)cm
重量:2.8kg

【超音波式加湿器】インテリア性と静音性はダントツ!

超音波振動で水を霧状のミストにして放出する「超音波式」の加湿器は、ヒーターを使用しないため電気代が安く、運転音も静かなのが最大の特徴です。そのいっぽうで、水を加熱で除菌しないため、水タンクやトレイの手入れをおこたると雑菌が繁殖し、その雑菌がミストとともに部屋に放出されてしまうおそれも。さらに、水道水に含まれるミネラル(カルシウム)などで、部屋が白い粉(ホワイトダスト)で汚れる懸念もあります。このような課題を解決すべく工夫しているメーカーもありますが、小型で安価な製品ではこれらの対策がなされていないことも多いので、マメなお手入れや設置場所に気をつけるなど、少し配慮が必要。ただ、デザイン性が圧倒的に高く、アロマが楽しめるモデルなども多いのは間違いなく超音波式です。

6.カドー「STEM 620」

水タンクとミストを放出する筒が並ぶ縦長構造の「STEM 620」は、洗練されたデザインを狙っただけでなく、高い位置に吹出口を設けることでミストを遠くまで届けられるようにしたため、2017年10月28日に発売された本製品は機能や性能をブラッシュアップさせ、完成形と呼べる仕上がりになっています。そのポイントは、超音波式の課題「衛生面」を解消したこと。従来は一体化されていた抗菌剤とカルシウムを除去する材料(イオン交換樹脂)を別々にすることで、除菌やホワイトダスト抑制の性能が大きく向上しました。イオン交換樹脂もより高性能なものに変更されており、水道水に含まれるカルシウムは99%除去可能! 水タンクも手入れしやすく改良されているので、カドーの加湿器を選ぶなら、この最新モデルがおすすめです。

アロマの香りを加湿とともに楽しめる機能も搭載。エタノールフリーのフローラルウォーターも開発するほどの、こだわりです

加湿方式:超音波式
適用床面積目安:木造和室10畳/プレハブ洋室17畳
加湿能力(間欠、弱、強、急速):30mL/h、200mL/h、400mL/h、600mL/h
消費電力(間欠/弱/強/急速):3W/22W/31W/42W
タンク容量:2.3L
連続加湿時間(弱/強):11時間/5時間
運転音(間欠/弱/強/急速):40dBA/38dBA/40dBA/42dBA
サイズ:27(直径)×85.5(高さ)cm
重量:4.3kg

<関連記事>「STEM 620」のくわしい構造が知りたい方は、こちら!

7.ダイソン「Dyson Hygienic Mist」

水を煮沸消毒できない超音波式の雑菌問題を解決するため、ダイソンはUV-Cライト(殺菌効果のある紫外線)を水に照射することで99.9%のバクテリアを除菌し、キレイな水を微粒子に分解して放出します。また、吸気の際に周囲の空気を巻き込み、気流を増幅させてパワフルな気流を生み出す“羽根のない扇風機”「エアマルチプライヤー」に採用されている送風技術を応用しているのもポイント。ムラのない風を放出することで、遠い場所まで部屋中を均一に加湿できるといいます。また、加湿が必要ない時期には送風運転だけにもできるので、送風機としても1年中利用できます。

カラーの異なる3モデルがラインアップされていますが、「ブラック/ニッケル」(右)は直販限定モデルとなっています

加湿方式:超音波式
適用床面積目安:木造和室5畳/プレハブ洋室8畳
加湿能力:300mL/h
消費電力(加湿モード 最小/最大):35W/55W
タンク容量:2.84L
連続加湿時間:10〜18時間
運転音(ファンモード 最小/最大):22.7dB/46.6dB
サイズ:24(幅)×22.2(奥行)×57.9(高さ)cm
重量:2.84kg

【ハイブリッド式加湿器(温風気化式)】加湿スピードを速めた気化式

消費電力の低い「気化式」がいいけれど、加湿スピードが遅いのがネックと不満を感じているなら、気化式にヒーターを組み合わせた「ハイブリッド式(温風気化式)」が最適。ヒーターで温めた風を加湿フィルターに当てるため、普通の気化式よりも加湿効率が高く、スチーム式のように水を沸騰させるワケではないので電気代も抑えられます。さらに、ハイブリッド式の大半のモデルが、湿度が低い時にはヒーターをオンにし、十分な湿度に達するとヒーターをオフにするというように自動で切り替えを行うため、過度に電気代がかかる心配はありません。とはいえ、気化式と比べると少々電気代は高くなります。たとえば一例を見てみると、加湿能力700ml/hの気化式加湿器の消費電力(「強」運転時)は13Wですが、ハイブリッド式加湿器は285Wとなっており、1日10時間、1か月間使用すると電気代は気化式が約109円、ハイブリッド式が約2,385円と大きな差が。もちろん、ずっと「強」運転で稼動させるわけではないので、ここまで電気代はかかりませんが、気化式よりもハイブリッド式のほうが電気代がかかるのは間違いありません。

8.ダイニチ「HD-RX517」

気化式に比べると電気代が高くなることを懸念されている方に、家電ライターがレビューで試し、その加湿能力の高さに思わず即買いしてしまったダイニチのハイブリッド式加湿器「RXシリーズ」を紹介しましょう。「RXシリーズ」は必要なタイミング(湿度が低い時)にヒーターがオンになり、設定した湿度に近づくとヒーターをオフにして一般的な気化式に切り替わるので、消費電力は必要最小限で抑えられます。搭載されている運転モードなどはシンプルですが、最初の1時間は最小運転音(13dB)で稼動し、その後、「静音」運転で湿度が50%をキープできるように加湿する「おやすみ加湿」や、設定湿度に到達するまで通常よりも加湿量を15%アップしてすばやく加湿する「ターボ運転」といった、あると助かる機能をしっかり搭載。構造や機能に過不足のない作りが評価されています。

適用床面積がプレハブ洋室8畳(木造和室5畳)の「HD-RX317」、プレハブ洋室19畳(木造和室12畳)の「HD-RX717」、プレハブ洋室24畳(木造和室14.5畳)の「HD-RX917」もラインアップされています

加湿方式:ハイブリッド式加湿器(温風気化式)
適用床面積目安:木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳
加湿能力(標準、静音、eco、のど・肌、ターボ):500mL/h、400mL/h、370mL/h、500mL/h、570mL/h
消費電力(標準/静音/eco/のど・肌/ターボ):163W/161W/12W/163W/170W(60Hz)
タンク容量:5L
連続加湿時間(標準/静音/eco/のど・肌):10時間/12.5時間/13.5時間/10時間
運転音(最小/最大):13dB/35dB
サイズ:37.5(幅)×17.5(奥行)×37.5(高さ)cm
重量:4.6kg

<関連記事>家電ライターが感動した1世代前の「RXシリーズ」のレビュー記事はこちら!

9.シャープ「HV-G50」

価格.comの「加湿器」カテゴリーにおける人気売れ筋ランキングで1位(2017年12月1日時点)にランクインしている本製品は、押さえておきたい一台。気化式の項で紹介した「HV-G30」の構造にヒーターを搭載し、ハイブリッド式になったモデルです。加湿とともに、プラズマクラスターイオンによる空気清浄、ニオイ対策が行えるほか、プラズマクラスターイオン放出のみでの運転も可能。また、温風を利用して加湿フィルターを乾燥できる機能が用意されていたり、加湿に使う水をキレイにするAg+イオンカートリッジ(別売)が水タンクにセットできるようになっているなど、衛生面での気配りがなされているも魅力です。

適用床面積がプレハブ洋室18畳(木造和室11畳)の「HV-G70」もラインアップされています

適用床面積がプレハブ洋室18畳(木造和室11畳)の「HV-G70」もラインアップされています

加湿方式:ハイブリッド式加湿器(温風気化式)
適用床面積目安:木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳
加湿能力(静音、強):185mL/h、500mL/h
消費電力(自動エコ/静音/強):17W/9W/190W(60Hz)
タンク容量:4L
連続加湿時間(静音/強):約21.6時間/約8時間
運転音(静音/強):24dB/36dB
サイズ:38.5(幅)×17(奥行)×37.2(高さ)cm
重量:4.4kg

10.コロナ「UF-H5017R」

本製品の大きな特徴は、加湿フィルターが定期的に回転すること。加湿フィルターを回転させることでまんべんなくフィルターを濡らし、しっかりと加湿できるとしています。また、この回転する機構を利用し、運転停止時には加湿フィルターが水に浸らない状態で停止。カビの繁殖が抑制できるので、清潔さもキープされます。さらに、加湿フィルターが水に浸っていない状態で温風を当てることで、フィルターを乾燥させてケアする機能も搭載。水トレイには銅メッシュ除菌材が装着されており、水中の雑菌の発生を防ぎます。水タンクの口が直径82mmと広く、内側まできちんと掃除しやすいのも◎。

適用床面積がプレハブ洋室20畳(木造和室12畳)の「UF-H7217R」もラインアップされています

適用床面積がプレハブ洋室20畳(木造和室12畳)の「UF-H7217R」もラインアップされています

加湿方式:ハイブリッド式加湿器(温風気化式)
適用床面積目安:木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳
加湿能力(静音、パワフル):160mL/h、500mL/h
消費電力(静音/パワフル):11W/180W(60Hz)
タンク容量:4L
連続加湿時間:約8時間
運転音:39dB
サイズ:35.5(幅)×16.5(奥行)×36.2(高さ)cm
重量:3.9kg

【ハイブリッド式加湿器(加熱超音波式)】雑菌問題をクリアにした超音波式

超音波式の中にも、ヒーターを組み合わせたハイブリッド式加湿器があります。ヒーターで水を加熱するため、超音波式の課題である雑菌が抑制できるところが大きなメリット。電気代は少々かかりますが、超音波式のメリットに安心面をプラスしたいならハイブリッド式を選ぶべきでしょう。デザイン性も高い製品が多いので、見た目で選べるのも楽しいポイントです。

11.アピックス「AHD-140」

吹出口にノズルを装着すれば、高い位置からミストを放出できるというように、吹出口の高さを2段階で調整できるユニークな構造を採用。「ウイルス指数計」にもとづき、加湿量を自動コントロールする機能も搭載されており、おまかせで快適な環境づくりができます。水トレイには抗菌カートリッジも搭載され、ヒーターによる加熱以外の雑菌対応がされているのも好印象。搭載アロマパッドをつければ、加湿とともに香りで心地よさも得られます。

左がノズルを装着した状態で、右なノズルなしの状態

左がノズルを装着した状態で、右なノズルなしの状態

加湿方式:ハイブリッド式加湿器(加熱超音波式)
適用床面積目安:木造和室4〜6畳/プレハブ洋室8〜10畳
加湿能力:390mL/h
消費電力(ハイブリッド運転時):95W
タンク容量:3L
連続加湿時間:約7.5時間
運転音:非公開
サイズ:22(幅)20(奥行)×35.4/75.4(高さ)cm
重量:2.1kg

12.スリーアップ「Float L HFT-1624」

超音波式加湿器としてリリースされていた「Floatシリーズ」がハイブリッド式になりました。コンパクトに収まる超音波式のメリットを生かし、適用床面積10畳ながらも、設置面積は直径18.5cmと省スペース。重量も1.1kg(3.5Lのタンクいっぱいに水を入れても5kg程度)と比較的軽いので、床上だけでなく、棚に設置して使ってもいいでしょう。また、操作部はタッチセンサーとなっており、木目調など、インテリア性の高い外観デザインを損なわない仕様となっています。なお、本製品には一定の湿度をキープする機能は搭載されていません。

加湿方式:ハイブリッド式加湿器(加熱超音波式)
適用床面積目安:10畳
加湿能力:350mL/h
消費電力:75W
タンク容量:3.5L
連続加湿時間(ミスト細大時):約10時間
運転音:非公開
サイズ:18.5(直径)×28.1(高さ)cm
重量:1.1kg

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価格.comマガジン編集部

価格.comマガジン編集部

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2017.12.11 更新
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