ディスプレイメーカーならではの技術が詰まった極細ベゼル

シャープの超狭額縁コンパクトスマホ「AQUOS R compact」速攻フォトレビュー

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シャープは、2017年10月13日にスマートフォンの最新フラッグシップ機「AQUOS R compact」と、auから発売されることが決まっている「AQUOS sense」を発表した。「AQUOS R compact」は、アップル「iPhone X」でも話題の超狭額縁デザインにより、4.9型液晶をコンパクトなボディに搭載したスマートフォンだ。発表会で実際に触ることができたので、写真とともにレポートする。

「EDGEST」から進化した超狭額縁デザインの「AQUOS R compact」

「EDGEST」から進化した超狭額縁デザインの「AQUOS R compact」

三辺狭額縁デザイン「EDGEST fit」でインカメラを上部に搭載

「AQUOS R compact」は、2017年7月7日に発売された「AQUOS R」の性能を可能な限り残しつつ、ボディをギュッとコンパクトにしたスマートフォン。ただし、「AQUOS R」とは異なり三辺狭額縁デザインを採用しているのが大きな特徴だ。

シャープの三辺狭額縁と言えば、2013年から2015年ごろまで同社のスマートフォンに採用されていた「EDGEST」が思い出される。最近のトレンドをいち早く取り入れていたが、上部ベゼルを極限まで狭くする「EDGEST」だと、インカメラを上部ではなく下部に設置する必要があった。

インカメラが下部にある設計だと、自撮りする際に下から煽るような写真になってしまい、鼻の穴が映ってしまうといった声がユーザーから相次ぎ、2016年から「EDGEST」の採用は見送られることに。これに代わって、自由な形と大きさに設計可能な液晶技術「IGZOフリーフォームディスプレイ」を初めてスマートフォンに採用し、革新的なデザイン「EDGEST fit」を開発した。

「EDGEST fit」により、ディスプレイ形状を角丸に、さらに隙間を空けてディスプレイ上部の内側にインカメラを搭載することが可能になった。ディスプレイを角丸にしたことで、ボディも手のひらになじみやすい丸みを帯びた形状に進化している。もちろん、120Hz駆動のハイスピードIGZOは搭載されており、指に吸い付くようなタッチパネルレスポンスは「AQUOS R」そのままだ。

上部と側面いっぱいまで広がる4.9型液晶(1080×2032)。側面が丸みを帯びているため、手のひらにフィットする

インカメラを上部に搭載し「EDGEST」での不満を解消

インカメラを上部に搭載し「EDGEST」での不満を解消

指紋認証センサーがあるため、ディスプレイ下部のベゼルは広め。なお、指紋認証センサーはホームキーとして使用できるが、設定で画面内にソフトウェアキーを表示することも可能(写真右)

天面にはイヤホンジャックを搭載

天面にはイヤホンジャックを搭載

充電はUSB Type-Cポート

充電はUSB Type-Cポート

左側面にはnanoSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが備わる

左側面にはnanoSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが備わる

右側面には電源ボタンと音量調節ボタンを備える

右側面には電源ボタンと音量調節ボタンを備える

背面は光沢のあるデザイン

背面は光沢のあるデザイン

カメラのスペックについては未公開だが、1640万画素のメインカメラは約25mm、インカメラは約23mm相当の広角レンズを搭載。発表会会場で実際に触ってみたが、「AQUOS」シリーズで継承されている高速オートフォーカスや超接写などは健在だ。また、LEDバックライトで色再現範囲を拡大する広色域技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」で、色鮮やかな視聴体験をもたらしてくれるのも「AQUOS R」と同様だ。

カメラは「AQUOS R」と同じように超接写が可能。発表会会場は少し暗かったが、手ぶれなどもなく片手でパシャッと撮影できた。本モデルは画像エンジンに力を入れて、見た目に近い色合いの写真を撮影できるという

インカメラは、自撮りの際に視線がズレないように特殊なエフェクトをカメラ周りに表示する機能を搭載(写真では非表示)

基本スペックはOSが「Android 8.0」、CPUが「Snapdragon 660」(2.2GHz)、メモリーが3GB、ストレージ容量が32GB。最大100Wの電源供給が可能なUSB PDと急速充電規格のQuick Charge 3.0に対応。そのほかのスペックについては未公開で、発売時期や販路についても現時点では公開されていない。続報に期待したい。

基本性能充実でお手ごろ価格を実現したシンプルスマートフォン「AQUOS sense」

「AQUOS sense」は、すでにauから発表されている2017年秋冬モデルのスマートフォン。指紋認証、防水/防塵、IGZO液晶ディスプレイといったシンプルな機能を備えつつ手ごろな価格に抑えられているという。基本スペックや特徴についてはすでに以下の記事で紹介しているので、そちらを参考にしていただきたい。

全機種がAndroid 8.0に対応。auの2017年秋・冬スマホ3モデル速報レポート

ここでは発表会会場に展示されていた試作機を中心にデザインを紹介する。

「AQUOS sense」はシンプルなデザインのスマートフォン。液晶はフルHDのIGZOディスプレイ(1080×1920)で、下部に指紋認証センサーを搭載

天面にはイヤホンジャック

天面にはイヤホンジャック

底面はUSB Type-Cポートを搭載

底面はUSB Type-Cポートを搭載

左側面はnanoSIMカードスロットとmicroSDカードスロットを装備

左側面はnanoSIMカードスロットとmicroSDカードスロットを装備

右側面には電源ボタンと音量調節ボタンが並ぶ

右側面には電源ボタンと音量調節ボタンが並ぶ

約1310万画素のメインカメラを備える背面

約1310万画素のメインカメラを備える背面

背面はサラッとした光沢のないマットな加工が施されている

背面はサラッとした光沢のないマットな加工が施されている

「AQUOS sense」はauから発売されることが決まっているが、「AQUOS R compact」と同じくそのほかの販路や価格については公表されなかった。続報に期待がかかる。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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2017.11.17 更新
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