新製品レポート
電源コネクターは全モデルがUSB Type-Cポートに

根強い人気の小型ThinkPadが薄型・軽量に! 12.5型で約1.13kgの「ThinkPad X280」登場

レノボ・ジャパンは2018年2月1日、ノートパソコン「ThinkPad」シリーズの新モデルとして、「ThinkPad X280」など14モデルを発表した。全モデルの電源コネクターにUSB Type-Cポートを採用したほか、LTE対応モデルを10機種に増やすなど、トレンドとなっている機能を積極的に盛り込んだ。CPUにはインテルの「第8世代Coreプロセッサー」を搭載。高い色再現性を実現するHDR対応ディスプレイを備えたモデルもラインアップする。

12.5型液晶ディスプレイを搭載するThinkPad X280。日本市場で人気のXシリーズの最新モデルで、新設計でボディの薄型化と軽量化を実現している。重量は約1.13kgから。発売は2月中旬の予定で、直販価格は182,000円(税別)から

12.5型の「ThinkPad X280」は新設計で薄型化と軽量化を実現

ThinkPad X280は12.5型液晶ディスプレイを備えた、コンパクトなノートパソコン。カーボン繊維とガラス繊維のハイブリット材料を採用することで、前モデルの「ThinkPad X270」と比べると、厚さは20.3mmから17.4mm、重量は約1.43kgから約1.13kgへ、薄型化と軽量化を実現している(最薄・最軽量モデルの場合)。

バッテリー駆動時間は約15時間の長さを実現しているほか、60分で約80%までチャージできる急速充電にも対応(65W ACアダプター使用時)。筐体構造を見直しており、薄型でありながら高い保守性と堅牢性を両立しているという。ThinkPad X270では背面カバーを固定するのに8本のネジを使っていたが、ThinkPad X280では5本に減っている。

ThinkPad X270は厚さが20.3mmあったが、ThinkPad X280は17.4mmと15%の薄型化を実現。かなりすっきりした見た目となっている

本体が薄くなると、メンテナンス性が落ちるのが一般的だが、ThinkPad X280はネジ5本で底面カバーが外せて、キーボードの交換もできる

また、ディスプレイ上部のWebカメラのレンズを隠す物理カバー「ThinkShutter」を採用。マルウェアなどにより不正にカメラ機能が使われ、情報が漏洩する危険を防げるという。薄型ボディだが、有線LANポート、USB Type-C×2(1つはThunderbolt 3対応)、USB 3.0×2、HDMI、microSDメモリーカードスロット、ヘッドホン/マイク兼用ポート、ドッキングコネクターなど、外部インターフェイスも充実している。

主なスペックはCPUが第8世代の「Core i5-8250U」、メモリーが8GB、ストレージが256GB(PCIe NVMe)。ディスプレイは1366×768のTN液晶(ノングレア)、1920×1080のIPS液晶(ノングレア)、1920×1080のマルチタッチ対応のIPS液晶(ノングレア)の3タイプ。本体サイズは約307.7(幅)×209.8(奥行)×17.4(厚さ)mm、重量は約1.13kg(最薄、最軽量モデル)。発売は2月中旬の予定で、価格は182,000円(税別)から。

Webカメラを物理カバーで覆おうThinkShutter。ただし、ThinkShutter付きモデルは顔認証対応のIRカメラは搭載できない

電源コネクターはUSB Type-Cポート。その隣のドッキングコネクターはUSB Type-Cとイーサーネット拡張コネクター2と兼用する仕様

「ThinkPad X1 Carbon」にはHDR対応モデルを用意

フラッグシップモデルの「ThinkPad X1 Carbon」(2018年モデル)は、サイズや重量は前モデルから変わっていない。大きな進化点は、HDRディスプレイが選択できるようになったこと。Adobe RGBカバー率100%、輝度500ニットのディスプレイで、高い色再現性を実現しているという。そのほか、オンライン会議に適した360°集音マイクも搭載する。

主な仕様は、CPUがCore i5-8250U、メモリーが8GB、ストレージが256GB SSD(PCIe MVNe)。ディスプレイ1920×1080のIPS液晶(ノングレア)、2560×1440のHDRディスプレイ(グレア)などが選択可能。フルHD限定となるが、マルチタッチ対応モデルも用意する。本体サイズは、323.5(幅)×217.1(奥行)×15.95(厚さ)mm、重量は約1.13kg。本体カラーはブラックとシルバーを用意する。

14.0型液晶ディスプレイを搭載するThinkPad X1 Carbon(2018年モデル)。狭額縁設計により、14型のディスプレイを搭載しながら、13インチクラスの本体サイズを実現している。写真はブラックモデル

シルバーモデルも継続してラインアップ

シルバーモデルも継続してラインアップ

このほか、2in1タイプの「ThinkPad X380 Yoga」、脱着型2in1タイプの「ThinkPad X1 Tablet」、GPUにNVIDIAのGeForceが選択できる高性能モデル「ThinkPad T480s」などを発売する。働き方改革が叫ばれるなか、ThinkPadは幅広いラインアップで多様な働き方をサポートしていく。

13.3型ディスプレイを搭載するThinkPad X380 Yoga

13.3型ディスプレイを搭載するThinkPad X380 Yoga

アスペクト比3:2の13型ディスプレイを搭載するThinkPad X1 Tblet

アスペクト比3:2の13型ディスプレイを搭載するThinkPad X1 Tblet

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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