新製品レポート
デュアルカメラや縦長ディスプレイ搭載などが一挙に登場

XperiaXZ2 PremiumやGalaxy S9/9+、AQUOS R2など、高性能機中心のau夏スマホ6機種速報

auは、2018年5月14日に新製品の説明会を開催。「Xperia XZ2 Premium」や「Galaxy S9/S9+」、「AQUOS R2」など、ハイエンドモデルを中心としたAndroidスマートフォンの夏モデル6製品を披露した。各機種の概要を紹介しよう。

自動で絞りを切り替えられるカメラ機能が進化
サムスン「Galaxy S9 SCV38」「Galaxy S9+ SCV39」

サムスンの世界的な人気モデル「Galaxy S9」および「Galaxy S9+」が、auより5月18日に発売される。ハードウェアの仕様は、グローバルモデルと基本的に同じ。「Galaxy S9」は、1440×2960のQHD+表示に対応する約5.8インチの有機ELエッジディスプレイを搭載。いっぽう、「Galaxy S9+」は解像度は共通だが、約6.2インチのひと回り大きな有機ELエッジディスプレイを備える。

ボディサイズだが、「Galaxy S9」が約69(幅)×148(高さ)×8.5(厚さ)mm、重量約161gとなっており、前モデル「Galaxy S8」と比較して、幅が約1mm大きく、高さが約1mm小さく、約0.5mm厚く、重量が約11g重くなった。もういっぽうの、「Galaxy S9+」は、約74(幅)×158(高さ)×8.5(厚さ)mmで、重量は約187g。「Galaxy S8+」と比較すると、横幅が約1mm大きく、高さが約2mm小さく、約14g重くなった。

SoCには、両モデルとも米国クアルコム社の最新ハイエンドモデル「Snapdragon 845(2.8GHz×4+1.7GHz×4)」を使用し、64GBのストレージと最大400GBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。なお、RAMの容量については、Galaxy S9が4GBなのに対し、Galaxy S9+が6GBとなっている点が異なる。OSは両機種ともAndroid 8.0を採用する。

デザイン面では「Galaxy S8」シリーズとほとんど変わらないが、「Galaxy S9+」のメインカメラが、流行のデュアルカメラ仕様となっている点に注目だ。2台のカメラはいずれも約1,220万画素で、広角レンズと望遠レンズという画角の異なるレンズを切り替えて使用する。なお、広角レンズは、絞りの値をF1.5とF2.4の2段階で切り替えることができる「デュアルアアパチャー機能」を搭載するのが特徴だ。(「Galaxy S9」のメインカメラにも同様の機能が搭載されている)。

絞り値を調整する自動切換えする機能「デュアルアパチャー」機能を備えたのが特徴。これにより、明るい場所ではF2.4、暗い場所ではF1.5に絞りを自動で切り替えて、よりクリアな、写真を撮影できるようになった

「Galaxy S9+」は、写真左のミッドナイトブラックと右のチタニウムグレーの2色をラインアップ

「Galaxy S9+」は、写真左のミッドナイトブラックと右のチタニウムグレーの2色をラインアップ

Galaxy S9のカラーは、写真の左からチタニウムグレー、ライラックパープル、ミッドナイトブラックの3色が用意される

画面サイズ(解像度):約5.8インチ(Galaxy S9、1440×3040)/約6.2インチ(Galaxy S9+、1440×3040)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約69×148×8.5mm(Galaxy S9)/約74×158×8.5(Galaxy S9+)
重量:約161g(Galaxy S9)/約187g(Galaxy S9+)
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 845 SDM845(2.8GHz×4+1.7GHz×4)
RAM容量:4GB(Galaxy S9)/6GB(Galaxy S9+)
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大400GB)
OS: Android 8.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
NFC:搭載
FeliCa:搭載
ワンセグ/フルセグチューナー:搭載/搭載
メインカメラ:約1,220万画素(Galaxy S9)、約1,220万画素×2(Galaxy S9+)
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:3,000mAh(Galaxy S9)/3,500mAh(Galaxy S9+)
電池持ち時間:約100時間(Galaxy S9)/約110時間(Galaxy S9+)
USBポート:USB Type-C

待望のPremiumモデルがauから初登場
ソニー「Xperia XZ2 Premium SOV38」「Xperia XZ2 SOV37」

従来、国内の通信キャリアではNTTドコモのみの取り扱いだった「Xperia Premium」シリーズだが、このたびauからも「Xperia XZ2 Premium」が、8月中旬ごろに発売されることとなった。

「Xperia XZ2 Premium」 は、4K表示に対応する約5.8インチの液晶ディスプレイ(縦横比9:16)を搭載。ボディは、約80(幅)×158(幅)×11.9(厚さ)mm、暫定重量約234gというかなり大きめのサイズだ。新しいデザインコンセプトである「アンビエントフロー」を採用することで、なめらかな曲線を持つボディとなった。

シリーズの特徴である4K HDR対応の液晶ディスプレイは、従来どおりホーム画面など通常の操作画面はフルHD表示に抑えられ、プリインストールされる映像・静止画のビューワーアプリ上では4K表示になる仕様となっている。SoCは、「Snapdragon 845(2.8GHz×4+1.8GHz×4)」で、6GBのRAMと、64GBのストレージ、400GBまで動作確認済みのmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。

「Xperia XZ2 Premium」は、メインカメラも一新され、Xperiaシリーズ初のデュアルカメラとなった。カラー映像を受け持つ約1,920画素のセンサーと、輝度情報を感知する約1,220万画素のセンサーという組み合わせで、2台のカメラの映像を新開発の画像融合処理プロセッサー「AUBE(オーブ)」が処理することで、低ノイズでクリアな仕上がりの撮影が行える。なお、静止画ではISO感度51200、動画撮影時でもISO感度12800という高感度撮影が可能となっており、肉眼より明るく鮮明な撮影が行えるのが特長だ。このほか、秒間960フレームのスーパースロー動画撮影機能が強化され、従来のHDからフルHDでの撮影にスペックアップしたほか、4K HDR撮影も可能となった。また、動画やゲームに合わせて振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」も備えており、臨場感のある映像を楽しむことができる。

「Xperia XZ2 Premium」はデュアカメラを搭載。フルHDでのスーパースロー撮影や、ISO感度51200での静止画撮影、4K HDR動画撮影など、カメラ専用機のようなスペックを備える

「Xperia XZ2 Premium」のカラーバリエーションは、クロムブラック(写真左)とクロムシルバー(写真右)の2色だ

いっぽうのスタンダードモデル「Xperia XZ2」は、ソフトバンクに続いての発表となった。背面にふくらみを持たせた曲線的な新デザイン「アンビエントフロー」や、縦横比18:9の縦長ディスプレイを採用することで、今までのイメージを覆す新しいシルエットとデザインとなったのが特徴。ボディは、サイズが約72(幅)×153(高さ)×11.1(厚さ)mmで、重量約198g。1080×2160のフルHD+表示に対応した縦横比18:9の約5.7インチ縦長液晶ディスプレイを搭載している。SoCは、「Xperia XZ2 Premium」と同じく「Snapdragon 845」で、4GBのRAM、64GBのストレージ、400GBまで動作確認済みのmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。こちらの発売日は、5月下旬の予定。

「Xperia XZ2」のメインカメラは、シングルカメラ。指紋認証センサーが側面から背面のほぼ中央に移された

「Xperia XZ2」のメインカメラは、シングルカメラ。指紋認証センサーが側面から背面のほぼ中央に移された

Xperia XZ2のカラーバリエーションは、リキッドシルバー、リキッドブラック、ディープグリーン、アッシュピンクの4色

■Xperia XZ2 Premium SOV38のスペック
画面サイズ(解像度):約5.8インチ(2160×3840)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約80×158×11.9mm
重量:約234g(暫定値)
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 845(2.8GHz×4+1.8GHz×4)
RAM容量:6GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大400GBまで対応)
OS:Android 8.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
NFC:搭載
FeliCa:搭載
ワンセグ/フルセグチューナー:搭載/搭載
メインカメラ:約1,920万画素×1(カラー)、約1,220万画素(モノクロ)×1
フロントカメラ:約1,320万画素
バッテリー容量:3,400mAh
電池持ち時間:計測中
USBポート:USB Type-C

■Xperia XZ2 SOV37のスペック
画面サイズ(解像度):約5.7インチ(1080×2160)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約72×153×11.1mm
重量:約198g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 845(2.8GHz×4+1.8GHz×4)
RAM容量:4GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大400GBまで対応)
OS:Android 8.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
NFC:搭載
FeliCa:搭載
ワンセグ/フルセグチューナー:搭載/搭載
メインカメラ:約1,920万画素
フロントカメラ:約500万画素
バッテリー容量:3,060mAh
電池持ち時間:約105時間
USBポート:USB Type-C

全面的にパワーアップした高性能が目を引く注目モデル
シャープ「AQUOS R2 SHV42」

先日、ソフトバンクから発表されたハイエンドスマートフォン「AQUOS R2」がauよりSHV42として6月上旬に発売される。ハードウェアの基本部分はソフトバンク版と共同じで、縦横比の6.0インチIGZO液晶は、1440×3040(ディスプレイを完全な長方形とみなした場合の値)のWQHD+表示に対応している。このディスプレイは、四隅を丸め、フロントカメラ部分も半円状にくりぬいたフリーフォーム液晶であるほか、100Hzの高速なリフレッシュレートによってなめらかな表示も実現している。なお、前モデル「AQUOS R」のリフレッシュレートは120Hzだったのでスペック上はダウンしているように思われるが、100Hzでも十分な性能があることや、バッテリー消費なども考慮し、性能を最適化した結果としてこの値になったという。

搭載されるSoCは、「Galaxy S9」シリーズや「Xperia XZ2」シリーズと同じ「Snapdragon 845(2.6GHz×4+1.7GHz×4)」。4GBのRAMと64GBのストレージ、400GBまで動作確認の取れたmicroSDメモリーカードスロットを組み合わせる。OSは、Android 8.0だ。

AQUOSシリーズでは初となるデュアルレンズ仕様のメインカメラを備えるが、1基を静止画専用、もう1基を動画専用として使い、動画撮影中に、フル解像度の静止画撮影も行えるのが特徴だ。なお、AI機能により、動画撮影中の静止画撮影を自動で行うこともできる。発売は6月下旬を予定している。

動画と静止画を分けるというユニークな構成のデュアルカメラを備える

動画と静止画を分けるというユニークな構成のデュアルカメラを備える

AIが判断した瞬間に自動で静止画を撮影できる。試してみたがなかなか便利そうだ

AIが判断した瞬間に自動で静止画を撮影できる。試してみたがなかなか便利そうだ

カラーバリエーションは左からアクアマリン、プラチナホワイト、プレミアムブラックの3色。アクアマリンはなかなか斬新な色で、本機のプロモーションカラーでもある

画面サイズ(解像度):約6.0インチ(1440×3040、フリーフォームIGZO液晶)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約74×156×9.0mm
重量:約181g
防水/防塵:○(IPX5/8)/○(IP6X)
CPU:Snapdragon 845(2.6GHz×4+1.7GHz×4)
RAM容量:4GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大400GBまで対応)
OS:Android 8.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
NFC:搭載
FeliCa:搭載
ワンセグ/フルセグチューナー:搭載/搭載
メインカメラ:約2,260万画(静止画用)素×1、約1,630万画素(動画用)×1
フロントカメラ:約1,630万画素
バッテリー容量:3,130mAh
電池持ち時間:約90時間
USBポート:USB Type-C

春モデル「nova 2」に続くファーウェイの高コスパモデル
ファーウェイ「P20 lite HWV32」

2018年春モデルとしてリリースされた、「nova 2」に続くファーウェイ製auスマートフォンの第2弾。1080×2280の9:19表示に対応する約5.8インチの縦長液晶ディスプレイは、上部にノッチがあり、四隅が丸められている。

SoCは、ファーウェイ自社製の「Kirin659(2.36GHz×4+1.7GHz×4)」。4GBのRAMと、64GBのストレージを組み合わせる。この基本スペックは「nova 2」と変わらないが、プリインストールされるOSのバージョンがAndroid 7.0からAndroid 8.0に変わったほか、microSDXCメモリーカードの最大容量が128GBから256GBに向上している。メインカメラは、約1600万画素と約200万画素からなるデュアルカメラ仕様で、2個のカメラが計測した被写界深度情報を元に背景をぼかした撮影や、撮影後にピント位置を調整する機能を利用できる。

本モデルの発売にともない、「nova 2」は併売されず徐々に本モデルに置き換わる。両機の価格は同水準になるものと見られる。6月上旬の発売予定だ。

カラーバリエーションは、左からクラインブルー、サクラピンク、ミッドナイトブラックの3色

カラーバリエーションは、左からクラインブルー、サクラピンク、ミッドナイトブラックの3色

USB Type-Cポートは、9V/2Aのファーウェイ独自の急速充電に対応する。USB PDやQuickCharge 3.0には対応していない

画面サイズ(解像度):約5.8インチ(1080×2280)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約71×149×7.4mm
重量:約145g
防水/防塵:×/×
CPU:Kirin 659(2.36GHz×4+1.7GHz×4)
RAM容量:4GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(最大256GBまで対応)
OS:Android 8.0
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
ワンセグ/フルセグチューナー:非搭載/非搭載
メインカメラ:約1,600万画素×1、約200万画素×1
サブカメラ:約1,600万画素
バッテリー容量:3,000mAh
電池持ち時間:約75時間
USBポート:USB Type-C

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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