新製品レポート
A4モノクロ印刷は約6000枚印刷可能!

時代は大容量! ブラザーから従来比16倍の大容量インク搭載のプリンター「ファーストタンク」登場


ブラザーは2018年9月4日、インクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」の新モデルとして、超大容量インクカートリッジを搭載した「ファーストタンクモデル」5機種を9月中旬に発売すると発表した。エプソンやキヤノンも大容量インクをウリにするモデルに力を入れており、印刷枚数の多いユーザーに好評を得ている。ブラザーも2016年に大容量インクモデルの「DCP-J983N」を投入しているが、モデル数を一気に増やして販売を強化する狙いだ。

1か月300枚印刷しても1年間インク交換不要

ファーストタンクモデルは、A3対応の「MFC-J6999CDW」「MFC-J6997CDW」「HL-J6000CDW」、A4対応の「MFC-J1500N」「DCP-J988N」の5機種。大容量インクモデルを初めて購入する人向けということで、ファーストタンクという愛称をつけて訴求する。

一番の特徴は大容量のインクカートリッジ。ファーストタンクモデルのインクカートリッジは、標準機種のインクカートリッジと比べてブラックが約16本、カラーが約10本分のインク量を搭載する。1回のインク交換で印刷できるA4モノクロの印刷可能枚数は約378枚から約6000枚へ大幅に増えており、1か月に300枚印刷しても1年以上使えるという。インクの交換の手間が減るのも見逃せない。インクコストはA4カラー文書が約3.7円、A4モノクロ文書が約0.7円。

ブラックインクは従来比16倍の容量

ブラックインクは従来比16倍の容量

また、インクカートリッジからサブタンクに注入し、その先にチューブとヘッドがあるシステムを採用。インクカートリッジ内のインクを使い切っても、サブタンクのインクで約200枚印刷できるので、カートリッジを購入し忘れた場合でも印刷を続けられるというわけだ。インクカートリッジを透明にすることで残量を見やすくするなど、インク周りには多くの工夫が施されている。

そのほか、機能面では前面でのインク交換、前面給紙(最大150枚)、ADFなどを搭載。1枚目の印刷時間であるファーストプリントは従来機種より約5秒速くなり、約14.0秒から約8.5秒になっている(A4対応モデル)。保証は1年間のメーカー保証に加え、アプリ登録(ユーザー会員登録)すれば2年間で1回無償修理サービスを受けられる、最長3年の保証サービスを用意する。

透明なインクカートリッジなので残量が目でわかる

透明なインクカートリッジなので残量が目でわかる

従来機種と同様前面からインク交換ができる

従来機種と同様前面からインク交換ができる

各モデルの仕様

新モデルのスペックは以下の通り。

MFC-J6999CDWはA3ファクス付きの複合機。レーザープリンターからの置き換えを狙った3段給紙モデルだ。最大給紙枚数は850枚。自動両面プリント(A3)、両面同時スキャン(A3)、ADF(50枚)、有線と無線LANに対応する。市場想定価格は108,000円前後(税別)。

3段給紙モデルのMFC-J6999CDW

3段給紙モデルのMFC-J6999CDW

MFC-J6997CDWは、MFC-J6999CDWの2段給紙モデル。最大給紙枚数は600枚。市場想定価格は90,000円前後(税別)。

HL-J6000CDWは、A3対応の単機能プリンター。自動両面プリント(A3)、有線と無線LANに対応する。2段給紙モデルで、最大給紙枚数は600枚。市場想定価格は60,000円前後(税別)。

MFC-J1500NはA4ファクス付きの複合機。自動両面プリント(A4)、ADF(20枚)、有線と無線LANに対応する。最大給紙枚数は150枚。市場想定価格は40,000円(税別)。DCP-J988NはMFC-J1500Nからファクス機能を省いたモデルで市場想定価格は35,000円前後(税別)。

DCP-J988N

DCP-J988N

ファクス付きのMFC-J1500N

ファクス付きのMFC-J1500N

9月4日に行われた発表会には、CMキャラクターの小島瑠璃子さんとアンジャッシュの児嶋一哉さんが登場。中央はブラザー販売の三島勉社長

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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