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「Surface Pro X」「Earbuds」の日本発売が決定

「Surface Duo」と「Neo」をチラ見せ。「Surface Laptop 3 15インチ」は日本市場狙い!?

日本マイクロソフトは2019年10月17日、今月2日(現地時間)に米国で発表した新型「Surface」を国内メディアに披露した。マイクロソフト本社の担当者が来日し、2画面Androidスマホ「Surface Duo」と2画面パソコン「Surface Neo」を“チラ見せ”したほか、新型Surfaceの開発の裏側などを語った。

日本マイクロソフトが2019年10月23日に発売する「Surface Pro 7」「Surface Laptop 3 13.5インチ」「Surface Laptop 3 15インチ」。「Surface Pro X」は来年2020年1月に発売する

「Surface Neo」と「Surface Duo」を日本初披露(ただしチラ見せ)

米国での発表会のハイライトは、2画面デバイスのSurface NeoとSurface Duoの2つのデバイスだった。Surfaceなどのコンシューマー向け製品および法人・教育市場向けのマーケティング責任者のマット・バーロゥ氏は、この2つのデバイスをチラ見せ。電源の入っていないものだったが、ヒンジを360°回転させて、いろいろなスタイルで利用できる様子を披露した。

この2つのデバイスだが、なぜ来年の年末に発売する製品をこのタイミングで発表したのか、なぜSurface DuoはAndroidを採用したのかなど気になる点がいくつかあった。これに関してマット・バーロゥ氏は、「APIを作りたい、アプリを作りたいというデベロッパーが多く、その準備期間を設けるために、これだけ早いタイミングでの発表になった」と説明。Androidの採用については、「小さな画面に最適であり、多くのユーザーが利用しているため」とユーザーのメリットを強調した。

日本で発売されるかどうかは今のところ不明だが、「Surfaceは日本で大きな成功を収めており、大事なマーケット」とマット・バーロゥ氏が強調していたので、2つの2画面デバイスの日本発売に期待したいところだ。

Surface Neoを手にするマット・バーロゥ氏

Surface Neoを手にするマット・バーロゥ氏

下のディスプレイの上にキーボードがのっているように見える

下のディスプレイの上にキーボードがのっているように見える

Surface Duoをジャケットのポケットから取り出すマット氏

Surface Duoをジャケットのポケットから取り出すマット氏

折りたたんでいるようすだが、本体は非常に薄く見える

折りたたんでいるようすだが、本体は非常に薄く見える

「Surface Laptop 3 15インチ」は日本市場狙い!?

「日本市場では15インチモデルの需要が高い。顧客の声を製品に反映するのが我々のアプローチであり、ユーザーが望んでいるものを提供できてうれしい」とマット・バーロゥ氏。

15インチのノートパソコンはA4ノートやスタンダードノートと呼ばれ、日本市場では一番売れているノートパソコンのフォームファクターだ。そこにSurfaceが参入してきたのは驚きだが、146,800円(税別)からという、安売りはしないが、決して高すぎない絶妙な価格設定で投入してくるあたりはマイクロソフトの本気度が伝わってくる。また、Surface Laptop 3ではストレージを交換できる仕組みを採用しているが、これもユーザーのフィードバックに応えた部分だという。

Surface Laptop 3 15インチは、アスペクト比3:2の「15インチPixcelSenseディスプレイ」(2496×1664、201ppi)を搭載。一般消費者向けモデルは、CPUにAMDの「Ryzen Microsoft Surface Edition」を搭載しており、グラフィックス機能にすぐれているのが特徴だ。カラーはプラチナ(右)とブラック(左)の2色

次世代のSurfaceとして発表された「Surface Pro X」が来年2020年1月に日本で発売されることも同日に発表された。Surface Pro Xは厚さ7.3mm、重量774g(本体のみ)という薄くて軽いボディが特徴だ。

エンジニアリングを統括するアンドリュー・ヒル氏は、「エンジニアが決められたパフォーマンスを達成することと、デザイナーがイメージをスケッチするのは簡単だが、両者のバランスのとれた中間点を見出すのは難しい。それでも、アイデアからプロトタイプの製造そしてテストまで、同じ施設でできるのが我々の強みであり、ヒンジのベストな強度を探るために、何度も何度も試行錯誤を繰り返した」と話した。

ARMアーキテクチャを基板とする「Microsoft SQ1 SoC」を採用するSurface Pro X。高速なギガビットLTE通信機能を標準で備える。Surfaceスリムペンはキーボードに格納できる

「Surface Earbuds」も来年初頭に日本で発売

完全ワイヤレスイヤホン「Surface Earbuds」も2020年初頭に日本で発売することが発表された。飛行機でも使っているというマット・バーロゥ氏は、「音楽を流すだけではなく、タッチ操作でパワーポイントを操作したり、翻訳機能を備えたりしている」と話し、Officeアプリとの連携がオーディオメーカーにはできない部分と強調した。

Surface Earbuds。こちらも残念ながら装着したり、手に取って試すことはできなかった

Surface Earbuds。こちらも残念ながら装着したり、手に取って試すことはできなかった

最後に短い時間だが、アンドリュー・ヒル氏にいくつか個別に質問できたので、新型Surfaceの気になる部分を聞いた。

初期の「Surface Pro」からエンジニアリングのリーダーを務めているゼネラルマネージャーのアンドリュー・ヒル氏

――Surface Laptop 3に15インチモデルが登場したのは驚きました。15インチモデルを投入した狙いや13インチモデルとの違いは?

日本のユーザーから要望の多かった15インチモデルをポートフォリオに加えられて大変うれしく思っています。13インチモデルとの違いはこの大きなスクリーンと高いパフォーマンスです。日本では15インチモデルというと、光学ドライブがあって、テンキーがあって、たくさんの外部インターフェイスを備えたオールインワンタイプが主流だと思いますが、Surface Laptop 3の15インチモデルは、薄くて軽いですし、起動も速く使いたいときにすぐに使えます。

―Surface Pro Xのペンの形状が変わりました。書き心地や機能に違いはあります?

キーボードに収納するために細長い形状になりましたが、書き心地はほとんど変わっていないと思います。細長いペンは珍しいかもしれませんが、ペン先や握る部分のカーブなどにこだわって自然に書けるように工夫しています。ワイヤレス充電できるようになったのは大きな違いですね。

―Surface DuoとSurface Neoの開発で苦労したことは?

2in1を開発してきた経験が生きています。小さなサイズを実現するために、試行錯誤はしましたが、我々のチームには課題や問題を解決できるすぐれたメンバーがいて、カルチャーがあります。

―マット・バーロゥ氏はハードウェアがマイクロソフトのビジネスのコアになっていると語っていました。エンジニアリングチームとして変わってきたことはありますか?

いろいろなチームと密に連携して仕事をしています。Windows Helloのカメラを例にすると、ソフトウェア、セキュリティ、パーツメーカーなど本当に多くのチームと仕事をしています。ポートフォリオが増えたことで、より多くのチームと協力していくことが重要になってくると思います。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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