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テレワーク中のノートPCでの作業効率アップを考えている人はロジクールの最新マウス「MX Anywhere 3」はいかが?

コロナ禍でテレワーク(在宅勤務)が徐々に浸透してきていますね。そんなテレワークの要であるパソコンの環境、しっかりと整えていますか? パソコンでの作業の効率アップを考えるなら、ぜひマウスにもこだわりたいところです。

テレワークで会社支給のノートパソコンを使用しているという人は結構多いと思いますが、そんな人にぜひ注目してほしいのが、ロジクールから発表されたモバイル向けのハイエンドマウス「MX Anywhere 3」です。

ロジクールのハイエンドモバイルマウス最新モデル「MX Anywhere 3」。発売は10月29日発売になります

ロジクールのハイエンドモバイルマウス最新モデル「MX Anywhere 3」。発売は10月29日発売になります

コンパクトなボディで、ノートパソコンと一緒に持ち出すのにぴったりです

コンパクトなボディで、ノートパソコンと一緒に持ち出すのにぴったりです

「MX Anywhere 3」は、コンパクトなハイエンドマウスとして人気を博した「MX Anywhere 2s」の後継モデルに当たる機種です。約1年前に同社のフラッグシップマウス「MX MASTER 3」が発売されましたが、「MX Anywhere 3」は、「MX MASTER 3」で盛り込まれた最新技術をさらにブラッシュアップし、コンパクトなボディにギュギュっと詰め込んだようなモデルに仕上がっています。

左右クリック、サイド×2、スクロールホイール、スクロールホイール切り替えの6ボタンレイアウトは「MX Anywhere 2s」と同じです

左右クリック、サイド×2、スクロールホイール、スクロールホイール切り替えの6ボタンレイアウトは「MX Anywhere 2s」と同じです

サイドグリップがシリコン素材に変更になっており、グリップ感がアップしています

サイドグリップがシリコン素材に変更になっており、グリップ感がアップしています

なかでも、「MX Anywhere 3」の最大の特徴となっているのが、「MX MASTER 3」にも搭載された、電磁石の磁場を活用して回転を制御する「MagSpeed電磁気スクロールホイール」の搭載です。

専用アプリケーションのインストールといった特別な設定をしなくても、スクロールの指の動かす速さに応じて、等倍でスクロールさせる「ラチェットモード」と、1秒間に最大1000行スクロールできる「フリースピンスクロール」を使い分けできるようになっており、細かい操作が求められるオフィスアプリケーションを使用する人はもちろん、膨大な行のプログラムコードから目的の場所を探すエンジニアの人など、1台でさまざまな人に対応できるようになっています。

左が「MX MASTER 3」、右が「MX Anywhere 3」です

左が「MX MASTER 3」、右が「MX Anywhere 3」です

「MX Anywhere 3」では、スクロールホイールが「MX MASTER 3」と同じ電磁石の磁場を活用して回転を制御する「MagSpeed電磁気スクロールホイール」になりましたが、パーツが最新版になっているとのこと。回転時の音もかなり静かになりました

「MX Anywhere 3」では、スクロールホイールが「MX MASTER 3」と同じ電磁石の磁場を活用して回転を制御する「MagSpeed電磁気スクロールホイール」になりましたが、パーツが最新版になっているとのこと。回転時の音もかなり静かになりました

ちなみに、「MX MASTER 3」では「MagSpeed電磁気スクロールホイール」を動かす際の抵抗を変更することはできなかったですが、「MX Anywhere 3」では専用アプリ「Logicool Options」を使ってパーツに流れる電流量で抵抗をコントロールできるようになり、ひっかかりが少ないなめらかなスクロールホイールから、カリカリとしっかりとした抵抗を感じられるスクロールホイールまで、ユーザー好みにカスタマイズできるようになったのもポイントと言えるでしょう。

専用アプリ「Logicool Options」を使い、スクロールホイール操作時に指にかかる抵抗をコントロールできるようになったのもポイントです

専用アプリ「Logicool Options」を使い、スクロールホイール操作時に指にかかる抵抗をコントロールできるようになったのもポイントです

また、前モデルの「MX Anywhere 2s」では、スクロールホイールにクリック機能がありませんでしたが、「MX Anywhere 3」ではクリック機能が復活している点も見逃せません。Webブラウザーを新しいタブで開くときなど、スクロールホイールのクリック機能は意外と使用頻度が多いので、復活を歓迎する人も多そうです。

「MX Anywhere 3」はモバイル向けのコンパクトなボディのため、「MX MASTER 3」のようなサムホイールは搭載されていないですが、代わりにサイドボタンとスクロールホイールを併用した水平スクロール機能が搭載された点も「MX Anywhere 3」ならではの特徴です。動画編集アプリケーションなどで水平スクロールが必須という人も、「MX Anywhere 3」ならしっかりと対応できそうですね。

サイドボタンとスクロールホイールを組み合わせることで、サムホイールなしでも水平スクロールが行えるようになっています。サイドボタンを使うということで、サイドボタンの誤操作が気になるところですが、サイドボタンに割り当てた機能は、サイドボタンを離したタイミングをみて制御することで誤操作を防いでいるそうです

サイドボタンとスクロールホイールを組み合わせることで、サムホイールなしでも水平スクロールが行えるようになっています。サイドボタンを使うということで、サイドボタンの誤操作が気になるところですが、サイドボタンに割り当てた機能は、サイドボタンを離したタイミングをみて制御することで誤操作を防いでいるそうです

専用アプリ「Logicool Options」を使った機能はフラッグシップマウスの「MX MASTER 3」とほぼ同じで、接続した複数のPC/Mac間でファイルコピーなどをシームレスにやり取りできる「Flow」や、アプリケーションごとにボタンの機能をカスタマイズできる機能などを利用可能です。なお、「Logicool Options」の最新版では、テレワークでの電話会議をより快適にするため、ZoomやMicrosoft Teamasを使ったビデオ会議中にマイクやカメラをサイドボタンからコントロールできる機能が新たに追加されました。

テレワークでWeb会議アプリを使用することが多くなっていますが、Web会議中に子供やペットが入ってきて、とっさにカメラやマイクをOFFにしたいときも、「MX Anywhere 3」は役立ちそうです

テレワークでWeb会議アプリを使用することが多くなっていますが、Web会議中に子供やペットが入ってきて、とっさにカメラやマイクをOFFにしたいときも、「MX Anywhere 3」は役立ちそうです

トラッキングセンサーは、同社ハイエンドマウスでおなじみとなっている、ガラス面を含めたほぼすべての表面をトラッキングできるという「Darkfieldテクノロジー」を採用。解像度は、200〜4000dpiで50dpi単位で調整可能となっています。

通信方式は、専用レシーバーを使った同社独自の「Unifying」とBluetoothの2種類。もちろん、ハイエンドマウスのMXシリーズではおなじみとなっている、底面の切り替えボタンを使用した最大3台までのマルチデバイス、マルチOS対応機能は健在です。バッテリーは内蔵タイプで、充電端子はUSB Type-Cを採用しています。バッテリー駆動時間は最大70日で、1分間の充電で3時間使用できる急速充電機能も備えています。

「MX Anywhere 3」の底面には、ON/OFFスイッチ、デバイス切り替えボタンが用意されています。独自のUnifyingレシーバーを格納できる機構は残念ながら非搭載です

「MX Anywhere 3」の底面には、ON/OFFスイッチ、デバイス切り替えボタンが用意されています。独自のUnifyingレシーバーを格納できる機構は残念ながら非搭載です

充電端子はUSB Type-Cになりました。「MX Anywhere 2s」の充電端子よりも接続部周辺が広く確保されており、充電ケーブルのコネクター先端のサイズを選ばなくなった点は好ポイントです

充電端子はUSB Type-Cになりました。「MX Anywhere 2s」の充電端子よりも接続部周辺が広く確保されており、充電ケーブルのコネクター先端のサイズを選ばなくなった点は好ポイントです

ラインアップは、マウス本体とUnifyingレシーバー、USB Type-C – USB Type-Aケーブルをセットにした通常モデルと、Unifyingレシーバーを省き、USB Type-C – USB Type-CケーブルをセットにしたMac向けモデルの2種類のパッケージを用意。カラーバリエーションは、通常モデルがペイルグレー/ローズ/グラファイトの3色、Mac向けモデルがペイルグレーのみとなります。グローバルモデルは保障が1年ですが、日本市場向けのモデルは2年間の保証が付属します。

通常モデルは、マウス本体とUnifyingレシーバー、USB Type-C – USB Type-Aケーブルが付属。Mac向けモデルはUnifyingレシーバーがなく、ケーブルがUSB Type-C – USB Type-Cケーブルとなります

通常モデルは、マウス本体とUnifyingレシーバー、USB Type-C – USB Type-Aケーブルが付属。Mac向けモデルはUnifyingレシーバーがなく、ケーブルがUSB Type-C – USB Type-Cケーブルとなります

USBケーブルで接続中もワイヤレス接続が必要なこと、専用レシーバーがマウス本体に格納できない点はちょっとだけ残念ですが、手になじむコンパクトなボディに、ハイエンドマウス「MX MASTER 3」並みの機能を盛り込んだ「MX Anywhere 3」なら、ノートパソコンと一緒に持ち歩き、いつでもどこでも高い生産性を発揮できそうです。価格は、直販価格で10,780円(税込)と、マウスとしては少々高価ですが、自宅でも外出先でもしっかりと使える本格的なマウスを探している人は、ぜひ注目してほしいです。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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