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撮影・保存・表示のすべてを10bitで行えるスマートフォン

5G対応ハイエンドスマホ「OPPO Find X3 Pro」、6月下旬にauから限定発売

KDDIは、2021年3月11日、オッポのハイエンド5Gスマートフォン「OPPO Find X3 Pro」をau限定モデルとして6月下旬から発売すると発表した。すべてを10bit処理できる、強力なカメラ機能を中心に、非常に映像に対して強いスマートフォンとなっている。

10bit対応カメラを搭載。撮影から表示まで一貫した10bit対応を実現

「OPPO Find X3 Pro」は、約74(幅)×163.6(高さ)×8.26(厚さ)mm、重量約193gのボディに、3,216×1,440のQHD+表示に対応する約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載する。このディスプレイは、約10億色(10bit)の表示に対応し、HDR10+規格にも対応。輝度は8,192段階の調節が可能で、環境に応じて最適な輝度調整が可能だ。また、リフレッシュレートを5Hzから120Hzの範囲で動的に変更でき、残像感の低減と電力消費の削減を両立させている。タッチサンプリングレートは240Hz(2タッチ操作まで)と120Hz(10タッチまで、初期設定時)となっており、ゲームなどにおける高速タッチにも対応する。

背面は1枚のガラスを加工してカメラ部分の出っ張りまで形成している

背面は1枚のガラスを加工してカメラ部分の出っ張りまで形成している

IP68の防水・防塵仕様に対応。国内発売のauモデルもグローバルモデル同様にFeliCaポートは非搭載となる

IP68の防水・防塵仕様に対応。国内発売のauモデルもグローバルモデル同様にFeliCaポートは非搭載となる

色覚障害のある人に向けられた画質調整機能も備える

色覚障害のある人に向けられた画質調整機能も備える

著名な映画音楽作曲家のハンス・ジマー氏の手がける着信音や通知音が採用されている

著名な映画音楽作曲家のハンス・ジマー氏の手がける着信音や通知音が採用されている

基本スペックを見てみよう。搭載されるSoCは、2021年型の最新のハイエンドSoC「Snapdragon 888」で、12GBのLPDDR5メモリーと、256GBのUSB3.1ストレージを組み合わせる。Snapdragon 888は、前世代の「Snapdragon 865」と比較して、処理速度がCPUで約25%、GPUで約35%向上している。なお、microSDメモリーカードスロットは非搭載。OSは、Android 11をベースにしたColorOS 11.2が採用される。

SoCに「Snapdragon 888」を搭載。グローバルモデルではデュアルSIMとなっているが、au版ではシングルSIMとなる

SoCに「Snapdragon 888」を搭載。グローバルモデルではデュアルSIMとなっているが、au版ではシングルSIMとなる

ゲーム向けの新機能「O-Sync」は、タッチ操作とCPUを同期させることで30m程度の遅延を10msまで削減する

ゲーム向けの新機能「O-Sync」は、タッチ操作とCPUを同期させることで30m程度の遅延を10msまで削減する

メインカメラは、約5,000万画素の超広角カメラ、約5,000万画素の広角カメラ、約300万画素の顕微鏡カメラ、約1,300万画素の望遠カメラという組み合わせのクアッドカメラ。超広角カメラと広角カメラはいずれも標準カメラ(フラッグシップカメラ)と位置づけられており、ソニーと共同開発された1/1.56インチの大型イメージセンサー「IMX766」を使うことで10bitの静止画および動画撮影が行える (10bit動画の解像度とフレームレートは調査中)。これらのカメラの撮影データは10bitのまま保存(静止画はHEIFフォーマットで、動画はMP4フォーマットでそれぞれ保存)され、ディスプレイにも10bit表示でき、映像の全プロセスを10bitで処理できる。また、顕微鏡カメラは光学30倍、デジタル60倍の拡大撮影が可能だ。顕微鏡は十分な光量を確保することが重要だが、カメラの周囲にリングライトを搭載することで十分な明るさが確保される。望遠カメラは5倍のハイブリッドズームと20倍のデジタルズームに対応。なお、前機種 「OPPO Find X2 Pro」で採用されたペリスコープ構造は採用されない。

超広角カメラと広角カメラがともにメインカメラとなるクアッドカメラ仕様。接写用としてマクロではなく顕微鏡カメラを搭載しているのも特徴的だ

超広角カメラと広角カメラがともにメインカメラとなるクアッドカメラ仕様。接写用としてマクロではなく顕微鏡カメラを搭載しているのも特徴的だ

10bitの撮影に対応するのは超広角カメラと広角カメラ。10bitならではの階調が細かな陰影のある映像を撮影できる

10bitの撮影に対応するのは超広角カメラと広角カメラ。10bitならではの階調が細かな陰影のある映像を撮影できる

撮影、エンコード、保存、デコード、表示という一連のプロセスをすべて10bitの情報のまま処理できるのが大きな特徴だ

撮影、エンコード、保存、デコード、表示という一連のプロセスをすべて10bitの情報のまま処理できるのが大きな特徴だ

顕微鏡カメラは、30倍または60倍の拡大撮影に対応。スマートフォンのカメラとは思えないようなミクロな撮影が可能になる

顕微鏡カメラは、30倍または60倍の拡大撮影に対応。スマートフォンのカメラとは思えないようなミクロな撮影が可能になる

充電機能も強力だ。本機は4,500mAhのバッテリーを内蔵。オッポ独自の充電規格「SuperVOOC Flash Charge」を採用しており、65Wの給電により10分で約40%の急速充電が可能だ。また、30Wのワイヤレス充電「AirVOOC Wireless Flash Charge」にも対応。なお、10Wのリバース充電機能を備えており、本機をワイヤレスのモバイルバッテリーとしても利用できる。

オッポ独自の65W急速充電が可能。なお、USB PD(9V・2A)、USB PD 3.0 PPS(30W)、QuickCharge(9V・2A)の各充電規格にも対応している

オッポ独自の65W急速充電が可能。なお、USB PD(9V・2A)、USB PD 3.0 PPS(30W)、QuickCharge(9V・2A)の各充電規格にも対応している

ワイヤレスでも30Wの急速充電が可能。フル充電までわずか80分!

ワイヤレスでも30Wの急速充電が可能。フル充電までわずか80分!

5Gの通信機能は、Sub-6のn1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79の各バンドに対応しているが、ミリ波には対応していない。また、グローバルモデルではデュアルSIM仕様となっているが、auモデルはシングルSIMとなっている。

「OPPO Find X3 Pro」は、約10億色の色表示、撮影から表示まですべて10biで処理できるカメラ機能など、全体的に撮影・映像に強いハイエンドスマートフォンだ。また、他モデルにはない顕微鏡カメラもユニークで、本機の特徴のひとつとなっている。価格は後日発表。 6月下旬の発売が待ち遠しい1台だ。

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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