テレワークやオンライン授業の普及で、昨年から引き続き、部材やパーツ不足が心配になるほど、ノートパソコンがよく売れています。企業は従業員のパソコンをデスクトップパソコンから持ち運びできるノートパソコンへリプレイスし、学校はタブレットを含めてノートパソコンの導入を進めています。
家庭でも今までは家族で1台のパソコンを使っていたものの、家族みんながパソコンを使うようになったので、久しぶりにパソコンの購入を検討しているという話もよく聞きます。また、これまではスマートフォンを使っていたが、おうち時間の増加にともない、画面が大きくて文字入力がしやすいノートパソコンを購入したいという人も多いようです。
しかし、いざ選ぼうとしても、いろいろなモデルがあって正直選ぶのは難しいと思います。価格.comで探せば安いものなら5万円台からチョイスできますが、「安いものはちょっと心配」という人もいるでしょう。そこで、今回は“ちゃんと買い”したい人のために、予算10万円のノートパソコンを厳選して紹介します。夏ボーナスでノートパソコンの購入を考えている人はぜひチェックしてみてください。
価格.com最安価格は2021年6月16日時点の情報です。価格は変更する場合があります
オンライン学習向けのノートパソコンを探している人にチェックしてほしいのが、日本マイクロソフトの「Surface Laptop Go」。12.4型のディスプレイを搭載したコンパクトなモデルですが、画面の縦横比が3:2と縦方向に長く、WebページやOfficeアプリが見やすいのがポイントです。Surfaceと言えば洗練されたデザインも魅力で、子ども用だけでなく大人が使うのにもいいでしょう。そろそろキーボード入力の練習を始めるというお子さんにもピッタリ。タッチ操作もサポートしているので、キーボードに不慣れなお子さんでも安心です。スペックも日常使いには十分。オンライン学習だけでなく、仕事や趣味にも活躍してくれるでしょう。
Surface Laptop Go
カラーバリエーションはサンドストーン、プラチナ、アイス ブルーの3色
●主なスペック
OS:Windows 10 Home 64bit
CPU:Core i5-1035G1
メモリー:8GB
ストレージ:128GB SSD
ディスプレイ:12.4型液晶(1536×1024)
サイズ:約278.18(幅)×205.67(奥行)×15.69(高さ) mm
重量:約1.11kg
爆速で話題の「Apple M1チップ」を搭載した「MacBook Air」も予算10万円でチョイスできます。搭載するApple M1チップは8コアCPU、7コアGPU、16コアのNeural Engineから構成され、高いパフォーマンスと最大15時間のワイヤレスインターネット(カタログスペック)という長時間駆動を両立しています。上位モデルとの違いはGPUのコア数ですが、正直、日常使いではそれほど差はありません。MacBook Airと言えば、くさび形のスマートなデザインも魅力。カラーはゴールド、シルバー、スペースグレイの3色が用意されています。
MacBook Air
はじめてのMacにもピッタリなMacBook Air
●主なスペック
OS:macOS
CPU:Apple M1チップ(8コアCPU、7コアGPU)
メモリー:8GB
ストレージ:256GB SSD
ディスプレイ:13.3型液晶(2560×1600)
サイズ:約304.1(幅)×212.4(奥行)×16.1(高さ) mm
重量:約1.29kg
有機ELディスプレイと言えば、高嶺の花というイメージがありますが、ASUS JAPANの「ZenBook 13 OLED」は価格.com最安価格99800円ながら、13.3型フルHD有機ELディスプレイを搭載しています。鮮やかな色再現が可能で、DCI-P3の色域をカバー。HDRコンテンツも楽しめます。PANTONE認証を受けているので、色の正確さも問題なし。さらに、約1.14kgと軽量なのでモバイルPCとして選ぶのもアリでしょう。スペックは第10世代のCore i5-1035G1とCPUこそ最新ではありませんが、メモリーが8GB、ストレージが512GB SSDと日常使いには必要十分な性能です。
ZenBook 13 OLED
13.3型の有機ELディスプレイを搭載。このクラスで有機ELを採用するのは珍しい
●主なスペック
OS:Windows 10 Home 64bit
ディスプレイ:Core i5-1035G1
メモリー:8GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:13.3型(1920×1080)
サイズ:約304.2(幅)×203(奥行)×14.9(高さ) mm
重量:約1.14kg
デルのノートパソコンといえば最強クラスのコストパフォーマンスが魅力。4万円台、5万円台でも“使える”モデルが購入できますが、予算10万円なら、ワンランク上のハイスペックなモデルを選べます。「Inspiron 15(5515)」は、価格.com上でも人気の15.6型液晶を搭載する高性能なノートパソコン。CPUには8コア16スレッドの「Ryzen 7 5700U」、メモリーは16GB、ストレージは512GB SSD。このスペックで価格.com最安価格8万円台なのだから驚きです。Office Personal 2019付きモデルでも9万円台。コスパを重視するなら、本モデルをチェックしてみてはいかがでしょうか。
Inspiron 15(5515)
カラーはミストブルーとプラチナシルバーの2色を用意
●主なスペック
OS:Windows 10 Home 64bit
CPU:Ryzen 7 5700U
メモリー:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:15.6型液晶(1920×1080)
サイズ:約356.06(幅)×228.9(奥行)×17.99(高さ) mm
重量:約1.643kg
ゲーミングノートPCも価格.comで探せば、約10万円でハイスペックなものが見つかります。レノボ・ジャパンの「Legion 560」もそのひとつ。CPUにはAMDの「Ryzen 5 5600H」という6コア12スレッド、基本クロック3.3GHz、ブースト・クロック最大4.2GHzという高性能CPUを搭載。GPUにはNVIDIAの「GeForce GTX 1650(4GB GDDR6)」を備えています。メモリーも16GBで、幅広いゲームを楽しめるでしょう。ディスプレイはフルHDの15.6型。リフレッシュレートは120HzでAMD FreeSyncテクノロジーにも対応しています。このスペックで価格.com最安価格は100,131円と非常にお得です。
Legion 560
レノボのゲーミングPCはサポートが充実しているのも特徴。「Legion Ultimate Support」ではゲーミングに特化した24時間サポートが受けられます
●主なスペック
OS:Windows 10 Home 64bit
CPU:Ryzen 5 5600H
GPU:GeForce GTX 1650
メモリー:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:15.6型(1920×1080)
サイズ:約362.6(幅)×260.6(奥行)×25.8(高さ) mm
重量:約2. 4kg
ガジェットとインターネットが好きでこの世界に入り、はやいもので20年。特技は言い間違いで、歯ブラシをお風呂、運動会を学芸会、スプーンを箸と言ってしまいます。お風呂とサウナが好きです!