テックワンは2021年12月17日、中国One-Netbook TechnologyのゲーミングUMPC「ONEXPLAYER mini」を来年2022年1月28日に発売すると発表した。Windows 11を搭載した7型のUMPCで、CPUにはインテルの第11世代Coreプロセッサーを採用する。公式オンラインストアでの価格は155,100円(税込)から。本日から先行予約を受け付ける。先行予約すると台数限定で10%オフで購入できるキャンペーンを実施する。
ONEXPLAYER mini
ONEXPLAYER miniは、今年7月に発売した8.4型のゲーミングUMPC「ONEXPLAYER」を小型軽量化したモデル。画面サイズは7型となり、重量は589gまで軽くなった。画面サイズは任天堂の「Nintendo Switch」の有機ELモデルと同じになり、携帯性がさらに高まったと言える。
7型ディスプレイの解像度は1920×1200のIPSパネル。アスペクト比は16:10で幅広いゲームを快適に楽しめるという。タッチ操作も可能で、10点マルチタッチに対応する。
上が8.4型のONEXPLAYER、下が7型のONEXPLAER mini
厚みを比較すると、7型のほうが厚みがある
手にすると589gは軽く感じる。本体サイズは262(幅)×107(奥行)×20(高さ)mm
一体のゲームコントローラーはONEXPLAYERとほぼ同じで、ALPS製ジョイスティックなどを採用。長時間プレイしても快適なエルゴノミクスデザインを採用する。キー配列はXbox配列でさまざまなタイトルを快適に楽しめそうだ。
ゲームコントローラーはONEXPLAYERとほぼ同じ。ジョイスティックの角度やボタンの配置、スイッチの素材などにこだわっている
人間工学に基づいて設計された、S字のライン。ゲームを長時間プレイしても疲れにくいという
スペック面ではCPUにインテルの第11世代CoreプロセッサーであるCore i7-1195Gを搭載。内蔵GPUはXe グラフィックスで、AAAタイトルも楽しめるという。メモリーは16GB、ストレージは2TB/1TB/512GBと3つをラインアップする。ゲームの大容量化に備え、2TBの大容量モデルをラインアップしたのがポイントだ。
フルHD解像度での結果だが、AAAタイトルを許容できるフレームレートで楽しめるという
内蔵ファンは、ONEXPLAYERは2基だったが、ONEXPLAYER miniは1基に変更されている。1基にするのに合わせてファンを大型化することで冷却性能を高めているという。
ファンは1基だが、効率的な排熱で、すぐれた冷却性能を確保している
外部インターフェイスはUSB 4.0 Type-C×2。USB 3.0 Type-A、ヘッドホン出力を搭載。無線LANはWi-Fi 6をサポートする。
本体はポリカーボネート+ABSで、触り心地のよさにこだわった。マットな質感で見た目もブラックとオレンジの組み合わせが、スタイリッシュだ。
バッテリーは10455mAhで、100W急速充電に対応。バッテリー駆動時間は、連続動画再生が8時間、高負荷ゲーム実行時が2時間。20分の充電で50%充電できる急速充電に対応しており、モバイルバッテリーを使えば外出先でも長時間のプレイが可能となっている。
同社ではゲームの多様化に応じて、独自のランチャーソフトを来年リリースする予定だ。ファームウェアやドライバーなどOTAアップグレードも一元管理できるという。
タレントの竹内佳菜子さんとテックワンの中林秀仁社長。竹内さんはONEXPLAER miniの質感のよさや軽さに驚いていた
ガジェットとインターネットが好きでこの世界に入り、はやいもので20年。特技は言い間違いで、歯ブラシをお風呂、運動会を学芸会、スプーンを箸と言ってしまいます。お風呂とサウナが好きです!