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ASUSからAI対応ノートPCの新製品が一挙登場! 「Snapdragon X」搭載モデルも

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ASUS JAPANは2025年2月4日、ノートパソコン「Zenbook」シリーズの新製品を発表した。「Snapdragon X」プロセッサーを搭載するモデルや、2つの有機ELディスプレイを搭載するモデルなど、AI対応をうたう計4製品のラインアップだ。それぞれの特徴をまとめよう。

ASUS JAPANは2025年2月4日、ノートパソコン「Zenbook」シリーズの新製品を発表した。「Snapdragon X」プロセッサーを搭載するモデルや、2つの有機ELディスプレイを搭載するモデルなど、AI対応をうたう計4製品のラインアップだ。それぞれの特徴をまとめよう。

ASUS JAPANは2025年2月4日、ノートパソコン「Zenbook」シリーズの新製品を発表した。「Snapdragon X」プロセッサーを搭載するモデルや、2つの有機ELディスプレイを搭載するモデルなど、AI対応をうたう計4製品のラインアップだ。それぞれの特徴をまとめよう。

「Snapdragon X」搭載の軽量14型ノート「Zenbook SORA UX3407」

「Zenbook SORA UX3407」、2025年2月5日発売、179,800円〜269,800円(税込)

「Zenbook SORA UX3407」、2025年2月5日発売、179,800円〜269,800円(税込)

「Zenbook SORA UX3407」は、今回の新製品群の目玉となるモデル。「Zenbook」シリーズとして初めてクアルコムの「Snapdragon X」プロセッサーを採用する14型ノートパソコンだ。

ラインアップするのは、「Snapdragon X Elite X1E-78-100(最大3.4GHz、12コア)」を採用する上位モデルと、「Snapdragon X X1-26-100(最大2.97GHz、8コア)」を採用する下位モデル。上位モデルは32GBメモリー(LPDDR5X-8448)、1TBもしくは512GB SSD(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)を搭載する。下位モデルは16BGメモリー(LPDDR5X-8448)、512GB SSD(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)の仕様だ。

スペックとともに特徴的なのがボディ。高強度で軽いASUS独自の「セラルミナム」素材を採用することで、堅牢性を確保しながら上位モデルは約980g、下位モデルは約899gの軽量ボディを実現した。さらに、70Whの大容量バッテリーを搭載することで、上位モデルで約29時間のロングバッテリーライフを達成しているのも特徴だ(下位モデルは約23時間)。

下位モデルの重量は約899g。独自の「セラルミナム」素材を採用し、堅牢性と軽量を両立している

下位モデルの重量は約899g。独自の「セラルミナム」素材を採用し、堅牢性と軽量を両立している

「セラルミナム」は耐摩耗性にすぐれるのも特徴。カバンの中に入れて持ち運んでも表面に傷がつきにくい

「セラルミナム」は耐摩耗性にすぐれるのも特徴。カバンの中に入れて持ち運んでも表面に傷がつきにくい

ディスプレイは、上位モデルが有機EL(グレア)で、下位モデルが液晶(ノングレア)。いずれも解像度は1920×1080(16:10)、リフレッシュレートは60Hzだ。

外部インターフェイスとして、USB4(Type-C/Power Delivery対応)×2、USB 3.2(Type-A/Gen2)×1、HDMI×1、マイク・ヘッドホン×1を搭載。通信機能は上位モデルがWi-Fi 7、Bluetooth 5.4で、下位モデルがWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3と仕様が異なっている。Webカメラは顔認証対応の207万画素仕様だ。

デュアルファン構成の冷却システムや、独自の「EasyLifeヒンジ」などを採用

デュアルファン構成の冷却システムや、独自の「EasyLifeヒンジ」などを採用

カラーバリエーションはザブリスキーベージュとアイスランドグレーの2色。2025年2月5日の発売で、価格は上位モデルが214,800円〜269,800円、下位モデルが179,800円〜209,800円(いずれも税込)。

なお、価格.comマガジンでは、「Zenbook SORA UX3407」の実機を用いたフォトレポート記事を掲載している。あわせてチェックしてほしい。

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2025/02/04 16:00

高性能な有機ELディスプレイを2つ搭載する「Zenbook DUO UX8406CA」

「Zenbook DUO UX8406CA」、2025年2月5日発売、359,800円〜389,800円(税込)

「Zenbook DUO UX8406CA」、2025年2月5日発売、359,800円〜389,800円(税込)

「Zenbook DUO UX8406CA」は、デュアルディスプレイモデル「Zenbook DUO」シリーズの新製品。DCI-P3を100%カバーする14型有機ELディスプレイ(2880×1800、16:10、120Hz対応、タッチパネル)を2つ搭載し、計5つの幅広いスタイルで使用できるのが特徴だ。

ユニークなデュアルディスプレイを採用し、多彩な使い方に対応できる

ユニークなデュアルディスプレイを採用し、多彩な使い方に対応できる

従来モデルからCPUがアップデートされており、インテルの最新「Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)」の「Core Ultra 9 285H」を搭載。メモリーは32GB(LPDDR5X-7467)、ストレージは1TB SSD(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)だ。

デュアルディスプレイを搭載しながらも筐体はコンパクトで、付属のBluetoothキーボードを挟んでも厚さ19.9mm/重量約1.65kgの薄型・軽量を実現。外部インターフェイスとしてThunderbolt 4(Type-C/Power Delivery対応/映像出力対応)×2、USB 3.2(Type-A/Gen1)×1、HDMI×1、マイク・ヘッドホン×1を備える。Wi-Fi 7やBluetooth 5.4、207万画素赤外線カメラなども内蔵している。

バッテリー駆動時間は、デュアルディスプレイ使用時で約10.0時間(動画再生時)/約18.1時間(アイドル時)と十分な長さ。約49分でバッテリー容量の60%まで充電できる急速充電にも対応している。

ボディカラーはインクウェルグレー。発売は2025年2月14日で、価格は標準モデルが359,800円、「Office Home & Business 2024(デジタルアタッチ版)」が付属するモデルが389,800円(いずれも税込)。

「Core Ultra シリーズ2」搭載の14型ノート「Zenbook 14 UX3405CA」

「Zenbook 14 UX3405CA」、2025年2月5日発売、149,800円〜219,800円(税込)

「Zenbook 14 UX3405CA」、2025年2月5日発売、149,800円〜219,800円(税込)

「Zenbook 14 UX3405CA」は、厚さ14.9mm/重量約1.28kgの薄型・軽量ボディに、CPUにインテルの最新「Core Ultraシリーズ2」を搭載する14型ノートパソコン。最上位モデルは「Core Ultra 9 285H」を、スタンダードモデルは「Core Ultra 7 255H」を、下位モデルは「Core Ultra 5 225H」を採用している。

ディスプレイは、上位モデルが2880×1800/120Hz対応の有機ELで、スタンダード/下位モデルが1920×1200/60Hz対応の有機EL。いずれも16:10比率の画面でDCI-P3を100%カバーする。ディスプレイは180度まで開くことが可能で、机や膝やベッドの上など使う場所にあわせて角度を調整できる。

カラーバリエーションとしてフォギーシルバーも用意される

カラーバリエーションとしてフォギーシルバーも用意される

メモリー容量とストレージはモデルによって異なっており、上位モデルは32GBメモリーを、下位モデルは16GBメモリー(いずれもLPDDR5X-7467)を搭載。ストレージは1TB SSDもしくは512GB SSD(いずれもPCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)だ。無線機能はWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応。207万画素赤外線カメラも備わっている。

搭載する外部インターフェイスは、Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB 3.2(Type-A/Gen1)×1、HDMI×1、マイク・ヘッドホン×1。バッテリー駆動時間は、約8.5時間(動画再生時)/約16.4時間(アイドル時)となっている。

カラーバリエーションはポンダーブルーとフォギーシルバーの2色。2025年2月14日の発売で、価格は149,800円〜219,800円(税込)。

「Ryzen AI 7/5」搭載の14型ノート「Zenbook 14 UM3406KA」

「Zenbook 14 UM3406KA」、2025年3月5日発売、199,800円〜229,800円(税込)

「Zenbook 14 UM3406KA」、2025年3月5日発売、199,800円〜229,800円(税込)

「Zenbook 14 UM3406KA」は、AMDの最新CPU「Ryzen AI 7 350」もしくは「Ryzen AI 5 340」を搭載する14型ノートパソコン。厚さ14.9mm/重量約1.2kgの薄型・軽量で、ディスプレイにはDCI-P3 100%カバーの有機EL(1920×1200、16:10、60Hz対応)を採用している。「Zenbook 14 UX3405CA」と同様、180度開くフラットなヒンジも備わっている。

メモリー容量は「Ryzen AI 7 350」搭載の上位モデルが32GB、「Ryzen AI 5 340」搭載の下位モデルが16GB(いずれもLPDDR5X-7500)。ストレージは512GB SSD(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)で共通だ。無線機能としてWi-Fi 6EとBluetooth 5.3を採用。207万画素赤外線カメラも搭載する。

外部インターフェイスは、USB4(Type-C/Power Delivery対応)×1、USB 3.2(Type-C/Gen2)×1、USB 3.2(Type-A/Gen1)×1、HDMI×1、マイク・ヘッドホン×1。バッテリー駆動時間は約6.4時間(動画再生時)/約13.2時間(アイドル時)で、「Core Ultraシリーズ2」搭載の「Zenbook 14 UX3405CA」と比べると少し短い。

ボディカラーはジェードブラック。発売は2025年3月5日で、価格は下位モデルが199,800円、上位モデルが229,800円(いずれも税込)。

真柄利行(編集部)
Writer / Editor
真柄利行(編集部)
フィルム一眼レフから始まったカメラ歴は、はや約30年。価格.comのスタッフとして300製品以上のカメラ・レンズをレビューしてきたカメラ専門家で、特にデジタル一眼カメラに深い造詣とこだわりを持っています。フォトグラファーとしても活動中。パソコンに関する経験も豊富で、パソコン本体だけでなく、Wi-Fiルーターやマウス、キーボードなど周辺機器の記事も手掛けています。
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