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NTTドコモ、ライトユーザー向けの新料金プランを発表

NTTドコモは、2017年1月27日に行った第3四半期決算説明会で、スマートフォンおよびタブレット向けの新料金プランを発表。1月30日より受付を開始する。待望のライトユーザー向け料金プランは、月額料金が1,500円も引き下げられている。

NTTドコモの吉澤和弘社長。決算説明会で発表された新料金は、既存のメニューの拡張だが、ライトユーザーの負担が大幅に軽くなる

2GBプランが月額5,500円で利用可能。最低料金が月額1,500円引き下げられた

NTTドコモは、既存の料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の見直しを行い、従来は不可能だった「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」と単身者向けの月間2GBのデータパック「データSパック(小容量)」の組み合わせを追加。2017年1月30日より受付を開始する。これにより、「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」が、すべてのシェアパックおよびデータパックに対応することになった。

気になる料金だが、「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」の1,700円、spモード利用料の300円、「データSパック(小容量)」の3,500円の組み合わせで月額5,500円。従来の単身者向け料金プランでは、月額5,000円の「データパックM(標準)」に、上記の「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」とspモード使用料を組み合わせた7,000円が最低料金だったので、一気に1,500円も値下げされることになる。(「カケホーダイプラン」の場合の最低料金は6,500円)

この新しい料金プランは、長期契約者向けの割引きである「ずっとドコモ割」や、光回線と組み合わせた「ドコモ光パック」、先日発表された「ドコモの学割」、ケータイからの買い替えユーザー向けの「はじめてスマホ割」などの割引きメニューと組み合わせることも可能。一例として、契約15年以上のユーザーであれば「ずっとドコモ割」で月額600円の割引きが受けられるので、上記の料金よりもさらに安くなる。

なお、この新料金メニューの登場にともない、シニア向けの「らくらくスマートフォン」向けの「らくらくパック」は、3月31日で新規受付が終了となる。同料金プランを使っている既存ユーザーについては、契約はそのまま継続される。

今まで不可能だった「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」に、月額3,500円の小容量データパック「データSパック(小容量)」を組み合わせることが可能になった

「はじめてスマホ割」に「シニア特割」を新設

NTTドコモでは、初めてスマートフォンを持つユーザーを対象にした「はじめてスマホ割」を用意しているが、1月30日より、60歳以上のユーザーを対象にしなるたさらなる割引きとなる「シニア特割」を開始する。

「シニア特割」は、FOMA契約の60歳以上のユーザーが「Xi」に契約を変更し、「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」あるいは「カケホーダイライト(スマホ/タブ)」に、いずれかのシェアパック・パケットパックを合わせて申し込んだ場合に、2年間毎月の基本料金が1,520円割引きされるというものだ。これにより、「カケホーダイライト(スマホ/タブ)」を使い、家族とデータ通信容量を共有するシェアパックを組み合わせた場合なら、月額980円でスマートフォンを持つことができる(内訳:「シニア特割」適用後のカケホーダイライト基本料金180円+spモード利用料300円+シェアオプション定額料500円)。

NTTドコモでは、好調の決算に支えられ、ユーザーに年間1500億円規模のユーザー還元を実施する。今回の新料金プランもこの方針に基づいたものだ

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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