「V8」で好評だったゴミ捨て機能やヘッドが下位モデルでも使える

最上位機「V8」の使いやすさを踏襲したダイソンのコードレススティック掃除機「V7」誕生!

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コードレススティック掃除機市場を牽引するダイソンから、フラッグシップモデル「V8」とエントリーモデル「V6」の“いいところだけ”を集約したスタンダードモデル「V7」が誕生しました。「V8」で好評を得たゴミ捨て機構やクリーナーヘッドを採用しており、使いやすさはバッチリ。さらにモーターの制御方法を変更することで、「V6」よりも運転時間はアップしています。発表会で見てきた「V7」の全容をお伝えしましょう。

「V7」にはクリーナーヘッドの異なる2モデルがラインアップ。モデルについては、下記でくわしく解説します

「V7」ってどんなモデル?

「V7」の基本的な機構は、2016年に発売されたフラッグシップモデル「V8」と同じです。そのため「V8」同様、エントリーモデル「V6」よりも稼動音は50%低減。サイクロン機構の網目部分に付着したゴミをゴミ捨て時にこそぎ落とす、「V8」で採用されたゴミ捨て機能も搭載されています。バッテリー容量(2100mAh)や吸引力は「V6」と同等ですが(数値は公表されず)、バッテリーのエネルギー効率を高めるように回路基板などを改良した「デジタルモーター V7」にすることで、最長運転時間は「V6」よりも10分長い30分を実現しました。つまり、簡単に言ってしまうと吸引力は「V8」よりも少し落ちるものの、使い勝手のよさは「V8」と同等。連続運転時間は「V8」(40分)と「V6」(20分)の中間にあたる30分ですが、ダイソンの調査によると日本の家庭での1回の掃除にかける時間は30〜40分であるということから、メイン掃除機としても申し分ないスペックなのではないでしょうか。

「V7」(左)と「V8」(右)ですが、パッと見た目には違いはありません

「V7」(左)と「V8」(右)ですが、パッと見た目には違いはありません

「V8」と機械的な構造は同じで、掃除機内部に吸音材を配置し、風路を見直すことで「V6」よりも50%静音化を実現

稼動音が50%低減されると、実際に聞こえる音にどれほど違いがあるのかを下の動画でチェックしてみてください。運転音が静かになっただけでなく、耳障りな高音も少なくなったように感じます。

2層に配置された15個のサイクロンでゴミと空気を分離するという基本的な構造は、従来モデルと同じ

2層に配置された15個のサイクロンでゴミと空気を分離するという基本的な構造は、従来モデルと同じ

0.3μmの微細な粒子を99.97%本体内でキャッチするフィルターを搭載しているので、排気は“部屋の空気よりもきれい”

ゴミ捨てはレバーを引き上げるだけ。サイクロン部が上にスライドし、その際、クリアビン上部にあるゴム(赤い部分)が網目の部分に付着したゴミをこそぎ落としてくれます

バッテリー容量が「V8」よりも小さく、連続運転時間も10分短い「V7」ですが、重量は「V8」よりも0.2kgほど軽い2.4kg(標準クリーナーヘッド、パイプ含む)。高い所を掃除するには、「V7」のほうがラクそうです

なお、収納は壁に取り付けたスタンドに引っかけるスタイル(充電も行えます)

なお、収納は壁に取り付けたスタンドに引っかけるスタイル(充電も行えます)

狭い所の掃除に役立ちそうな「隙間ノズル」と、ブラシが付いた「コンビネーションノズル」が付属

狭い所の掃除に役立ちそうな「隙間ノズル」と、ブラシが付いた「コンビネーションノズル」が付属

「V7」の掃除力はどれほど?

吸引力はエントリーモデル「V6」と同じと前述で記しましたが、清掃性能は吸引力だけで決まるものではありません。ヘッドやブラシが違えば、ゴミの取れ具合も変わります。実は、「V7」のヘッドは「V6」とは別物。基本構造は「V8」にならっているので当然ですが、ヘッドも「V8」で用意されていた「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」と「ソフトローラークリーナーヘッド」が選べるようになっています。

左が「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」搭載の「V7 アニマルプロ」、右が「ソフトローラークリーナーヘッド」搭載の「V7 フラフィ」で、どちらも店頭参考価格は65,800円。「V8」の発売当初の価格よりも1〜2万円ほど安い価格設定となっています。2017年5月25日発売予定

カーペットの掃除に強い「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」には、2種類の異なるブラシが装備。カーボンファイバーブラシ(黒)が静電気を抑え、硬さのあるナイロンブラシ(赤)でゴミをかき出しながら走行することでしっかりゴミを取り込みます

フワフワとした繊維で覆われた「ソフトローラークリーナーヘッド」は、フローリングに最適。やわらかいナイロンフェルトで大きめのゴミもしっかり捕らえます。静電気を抑えるカーボンファーバーブラシ(黒い部分)も装備されているので、微細なゴミも同時にキャッチできるのだそう

それぞれのヘッドを装着し、カーペットとフローリングを掃除してみました。粉と木屑といった擬似ゴミを撒き、1走行のみでゴミのゴミ具合をチェック! まずは、「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」搭載の「V7 アニマルプロ」の掃除力を見てください。

カーペットの毛の間にも、ゴミの取り逃しは見当たりません

カーペットの毛の間にも、ゴミの取り逃しは見当たりません

つづいては、「ソフトローラークリーナーヘッド」搭載の「V7 フラフィ」です。

フローリングの溝まで細かくチェックしましたが、取り残しは発見できず。これはすごい!

フローリングの溝まで細かくチェックしましたが、取り残しは発見できず。これはすごい!

スペック的には「V8」より吸引力は低い「V7」ですが、今回、カーペットとフローリングで試したところ、その掃除力にはまったく不満はありませんでした。どちらも非常に走行性がよく、引っかかりを感じることなくスルスルと動かせて使いやすさは上々。もちろん、「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」でフローリング掃除ができない、「ソフトローラークリーナーヘッド」でカーペット掃除ができないというわけではないので、ご安心を。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌の白物家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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2017.8.23 更新
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