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価格.comの人気売れ筋ランキング2位のリーズナブルな布団掃除機

1万円以下で購入できる布団クリーナーはあり? アイリスオーヤマ「IC-FAC2」の実力を検証

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梅雨時期には特に重宝する布団クリーナー。価格.comで布団クリーナーの相場をチェックしてみたところ、4,000円弱〜60,000円弱と大きな差がありました。価格が高い製品の性能はいいに違いありませんが、1万円以下で購入できる製品は満足できるレベルなのか気になるところ。そこで、価格.comの布団クリーナー 人気売れ筋ランキング2位(2018年5月28日時点)にランクインしている、価格.com最安価格で7,000円弱(2018年5月28日時点)のアイリスオーヤマ「超吸引ふとんクリーナー IC-FAC2」(以下、IC-FAC2)を使ってみました。

1万円以下とは思えない機能が満載

布団クリーナーは、寝具をたたきながら吸引するのが一般的です。IC-FAC2も基本的な掃除方法はほぼ同じで、1分間で約6,000回振動する「たたきパッド」で繊維の間に潜むダニの死がいやなどのアレルゲンを浮き上がらせるとともに、ヘッド内にサイクロン気流を発生させて、布団のゴミを吸引。この吸引方法は、強力な吸い込みを実現しつつ、布団の生地にやさしいのだそう。また、1万円以下で購入できる価格でありながら、温風を放出する機能、寝具の汚れ具合を視覚化する機能など、高価格帯の製品にも搭載されていないような機能を装備しており、かなりお得感があります。

サイズは250(幅)×212(高さ)×459(奥行)mmで、重量は1.6kg(電源コード含む)。ハンディ掃除機に似た形状です

本体とヘッドの接続部分が可動するので、寝具の状況に合わせて手首に負担のかからない角度で使うことができます

ヘッドはブラシのない仕様。吸引口(黄色い部分)で発生した縦方向のサイクロン気流が、布団上のゴミを巻き上げて吸い込むのだそう。吸引口の前方には毎分約6,000回振動する「たたきパッド」が装備されており、繊維の奥にひそむアレル物質などをたたき出します(下の動画参照)

運転モードは「標準」「弱」「ターボ」の3種類。「弱」はたたき機能がオフになります

運転モードは「標準」「弱」「ターボ」の3種類。「弱」はたたき機能がオフになります

床面をキレイにする普通の掃除機でも上位モデルの一部のみに搭載されている、汚れを検知して光の色で知らせてくれる機能を装備しており、約20μmまでの汚れを検知。寝具にホコリやアレルゲンが多くある場合には赤色に点灯し、キレイになるにつれ、橙→緑と光の色が変わります

さらに、本体下部に温風の吹出口を搭載。運転中は常に温風が放出される仕様となっています。温風で布団をふっくらさせるとともに、ダニが繁殖しにくい環境作りにも役立つそう

温風の温度を測ってみると、約50℃前後。モーターの熱を利用して温風を出しているので、運転時間が長くなるともう少し高温になるのかもしれません(写真は、運転開始から1分ほど経過したタイミングで撮影)

なお、排気部にはフィルターを装備し、汚れた空気を外に出さないように配慮しています

なお、排気部にはフィルターを装備し、汚れた空気を外に出さないように配慮しています

主婦3人が検証! 使いやすさ、除去性能はどれほど?

さっそく、IC-FAC2を使ってみます。今回は、筆者ほか、年齢や使用している寝具が異なる2名の主婦にもIC-FAC2を試してもらいました。なお、運転モードはすべて「標準」で掃除しています。

まずは、筆者宅の綿布団からスタート!

かけ布団も敷布団も操作性は快適。本体とヘッドの接合部が可動するので、凹凸した布団でも動かしやすい! カバーやシーツを吸い込んでしまうこともなかったです

ハウスダストの取れ具合を確認できるように、重曹を撒いてみました。1往復で、顔を近づけて見ても目視できないレベルで重曹が除去できていたので、吸引力は十分と言えるでしょう

筆者宅では満足できる掃除力を発揮してくれたIC-FAC2ですが、綿布団以外の布団でも掃除しやすいのでしょうか。そこで、羽毛かけ布団を使っている20代の主婦Aさんに試してもらいました。なお、Aさんは普段、4年前に1万円ほどで購入した別の布団クリーナーを持っているそう。

別の布団クリーナーを所有しているAさんの第一声は「軽い!」でした。敷布団やマットでの走行のしやすさに満足な様子

本体が小さくて軽いので、普段は掃除しないマットの側面も掃除機がけ(下の動画参照)! 掃除をしていないせいか、マットの側面にIC-FAC2を持ってくると瞬時にランプが赤色に変わり、汚れていたことがわかりました。本体とヘッドの接合部が可動するので、こういった部分の掃除もしやすいようです。

そして、寝具に残るホコリやアレルゲンの多さに応じて変化するランプの色が掃除欲を促進するようで……赤色の状態では終われないのか、枕を掃除機がけする手が止まりません!(下の動画参照)

快適に使えていたIC-FAC2ですが、かけ布団を掃除しようとしたところ、生地が吸い込まれ、布団にヘッドが埋もれてしまい動かしにくくなってしまいました。羽毛布団のようなふかふかした寝具は苦手な印象

マット、かけ布団とも1/2のスペースを掃除機がけしただけですが、結構ゴミが取れました。1週間に1度ほどは所有の布団クリーナーで掃除しているそうなので、IC-FAC2の掃除力はなかなかなものと言えるでしょう

Aさんがかけ布団で少々苦労している様子を見て、もしや筆者の力が強いから動かしやすかっただけかも? と不安になったので、60代の主婦Bさんにも使ってもらいました。Bさん宅の寝具は、筆者宅と同じ、綿布団です。

座りながら掃除していましたが、それほど力を入れることなく動かせています

座りながら掃除していましたが、それほど力を入れることなく動かせています

本体が比較的軽いので、「枕もついでに」と掃除機がけ。浮かせて持ち上げるのに苦労しないと、いろいろなところを掃除したくなるようです

かけ布団と毛布を掃除しただけですが、ダストカップ内フィルターには綿ホコリなどがびっしり! Bさんは普段、布団を天日干ししてケアしているということでしたが、それだけでは布団に潜む汚れは取り切れないのは間違いないようです

まとめ

こまめに布団クリーナーを使うためには、負担に感じにくいことが第一。IC-FAC2は本体の軽さと可動するヘッドにより、快適な操作性を実現していると感じました。ただ、走行性は高価格な掃除機とイコールではありません。今回の検証のとおり、ふかふかな布団は掃除機がけしにくかったので、寝具の素材で得手不得手があるのは確かです。しかし、6,980円という価格(2018年5月28日時点の価格.com最安価格)と、機能、操作性、除去性能などを総合すると、かなりお得なのは間違いない! 綿布団を使っていて、リーズナブルな布団クリーナーが欲しい人にはうってつけな製品だと思います。

IC-FAC2はサイズが小さいので、収納場所もそれほど取りません。コードレスタイプの「レイコップRX」(右)と比較すると、かなり小さいことがわかります。また、IC-FAC2は自立するので、スタンドなしで収納できるのも◎

神野恵美

神野恵美

雑誌記者・編集者などを経て、2004年に渡仏。2006年に帰国後はさまざまな媒体において、家電をはじめ“ライフスタイル”的切り口で多ジャンルの記事を執筆。

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