新製品レポート
360°センシングで室内環境にあわせ最適運転

冷房・除湿・送風を自動で切り替え! 三菱電機のAIエアコン「霧ヶ峰」2019年度モデル

360°センシングでより一層の快適運転を実現した「霧ヶ峰」2019年度モデル

360°センシングでより一層の快適運転を実現した「霧ヶ峰」2019年度モデル

記録的な猛暑により、2018年の日本は“異常気象”とも言われるほど。一時期は40℃近い最高気温が続いたこともあり、朝のニュース番組でアナウンサーが「無理をせずにエアコンを付けてください」と呼びかけるまでになりました。

そんなわけで、今夏は改めてそのありがたみを実感することが多い“エアコン”。数多くの製品がある中でも、三菱電機の「霧ヶ峰」といえば、独自の赤外線センサーによって省エネ性能と快適性を追求してきたシリーズです。そのフラッグシップにあたる「FZシリーズ」「Zシリーズ」の2019年度モデルが発表されました。

新しい霧ヶ峰は、独自開発のAIが未来の温度と湿度を予測し、自動で運転モードを切り替えてくれるんです。より快適性が高まった、霧ヶ峰2019年度モデルをご紹介しましょう!

左右独立駆動プロペラファンを搭載するプレミアムモデル「FZシリーズ」(左。定格冷房能力4.0〜9.0kW)と、クロスロースファンを搭載する「Zシリーズ」(右。定格冷房能力2.2〜9.0kW)。それぞれ基本機能は共通です。11月から順次発売を開始予定

霧ヶ峰2019年度モデルの内部構造。取り付け時のスムーズさまで考慮した設計としています

霧ヶ峰2019年度モデルの内部構造。外装も含め、取り付け時のスムーズさまで考慮した設計としています

独自AI搭載センサー「ムーブアイ mirA.I.」がまた進化!

さて、霧ヶ峰シリーズの特徴は、独自の赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載すること。18年以上にわたってブラッシュアップを続けてきた、三菱のエアコンになくてはならないセンサー機能です。昨年発表の2018年度モデルで、独自のAI技術を組み合わせた新センサー「ムーブアイ mirA.I.(ミライ)」に進化したことが大きなトピックでした。(→昨年モデルの詳細はこちら!

その特徴は、室内環境にあわせて温度を自動切り替えすること。簡単に説明すると、「ムーブアイ mirA.I.」が室内を360°センシングして、壁や床から入ってくる輻射熱や窓から入ってくる日射熱を検知・分析し、その住宅が持つ性能(住宅性能)を把握します。これによって、室内にいる人の体感温度がどのように変化していくかをAIが予測し、それにあわせてエアコン自体が温度を自動コントロールするという仕組みです。

正直、これだけでも高機能ですが、2019年度モデルではさらに「ムーブアイ mirA.I.」が進化して、自動コントロールの精度がより高まりました。ポイントは、「湿度の検知」「運転モードの自動切り替え」の2点です。

AI技術と赤外線センサーを組み合わせた「ムーブアイ mirA.I.」がさらに進化

AI技術と赤外線センサーを組み合わせた「ムーブアイ mirA.I.」がさらに進化

「湿度」の検知に対応し、冷房・送風・除湿を自動で切り替える!

エアコンを使用するときに、「冷房にするべきか」「送風にするべきか」と運転モードの選択に悩む人は多いのではないでしょうか。新しい「ムーブアイ mirA.I.」は、まさにこの課題を解決するべく進化を遂げています。

昨年モデルでは温度の検知に対応しましたが、2019年度モデルではさらに「湿度」の検知にも対応しました。実は、「温度はすぐに低下するが、湿度は低下しにくい」という特性があるそう。そこで、2019年度モデルでは室内の湿度状況も検知し、AIの分析に組み込むことで、より精度を高めているというわけです。

さらにその分析を元にして、温度だけでなく、冷房・送風・除湿の運転モードも最適になるよう自動で切り替えを行います。「冷房で温度が下がったあと、これから湿度が上がりそうだったら除湿に切り替え、その必要がなくなったら送風に切り替える」といったように、状況にあわせて自動コントロールし、室内の快適性を保ってくれるんです。

室温・日射熱等の変化(顕熱負荷)、室内の湿度(潜熱負荷)を分析することで、人の温度の感じ方を予測。ここから、最適な運転モードを選択します

設定は特に必要なく、付属のリモコンに搭載されている「A.I.自動」ボタン(運転開始ボタンに当たるもの)を押すだけ。三菱電機によれば、マニュアル操作による無駄な運転も省けるので、消費電力の低下も期待できるとのことです。ちなみに、もちろん暖房モード時でも同じように自動でコントロールしてくれます。

リモコンの右下にある「A.I.ナビ」ボタンを押すと、AIがどのように運転モードを自動コントロールしたか確認できます

屋外温度46℃まで対応する「STRONG冷房」新搭載

新しい霧ヶ峰のポイントはもうひとつあり、最大46℃までの室外温度に対応する「STRONG冷房」に対応したことです。三菱電機では、エアコン室外機に内蔵する圧縮機や電子基板などの各デバイスを見直し、高い外気温下での運転を最適化する独自アルゴリズムを開発しました。

従来の冷房運転時保証温度は屋外温度43℃まででしたが、新しいアルゴリズムを搭載することにより、2019年モデルでは屋外温度46℃まで安定した冷蔵運転が行えるようになりました。

「STRONG冷房」により、高気温下でも安定した冷房運転を保証しています

「STRONG冷房」により、高気温下でも安定した冷房運転を保証しています

別売の無線LANアダプターで、スマートスピーカーからの音声操作も

また、霧ヶ峰2019年度モデルは、別売の無線LANアダプター「MAC-895IF」を取り付けることで、スマートスピーカーとの連携にも対応します。これによって、音声操作が行えるようになります。こちらは、2018年秋以降にサポートを開始予定。

また、無線LANアダプターを取り付けて本体をネットワーク化すれば、スマートフォンを使って宅外からの電源オン/オフ操作も行えるようになります。操作性という面でも、最新仕様に進化しました。

スマートスピーカーとの連携機能は、Amazon Alexa連携スピーカーから順次対応予定とのこと

スマートスピーカーとの連携機能は、Amazon Alexa連携スピーカーから順次対応予定とのこと

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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