レビュー
動きが軽くて家族みんなで使いやすい

子育て家庭やペットのいる家に激推し! 東芝のスティック掃除機「トルネオV コードレス」

近年、どんどん人気が高まっているコードレススティック掃除機。多くのメーカーからさまざまな製品が発売されており、それぞれ特徴が違うので、実際に買うとなると何を選んだらいいのか迷ってしまいます。

そんな数あるコードレススティック掃除機の中でも、東芝の「トルネオ ヴイ コードレス」(以後、トルネオV)は、ペットを飼っている人や子育て中の家族世帯にイチオシなんです! その魅力をご紹介しましょう。

持ちやすいハンドル部のおかげで、動かしやすい

トルネオVは、東芝が強い吸引力と軽い操作性を追及しているサイクロン式のコードレススティック掃除機。今回使用したのは、最新モデルの「VC-CL1500」です。

本体重量1.4kg、外形寸法266(幅)×1,030(高さ)×224(奥行)mm。充電時間は約5時間、連続運転時間は標準で約20〜25分です。カラーは「グランレッド」と「グランブロンズ」の2色で、今回は「グランレッド」を使いました

コードレススティック掃除機の魅力のひとつは、充電さえしておけば、使いたいときにサッと取り出してすぐに掃除ができるところ。コードを抜き差しするわずらわしさがないゆえの手軽さです。

しかしその半面、コードレスならではの問題も。それは本体の重さです。コードレススティック掃除機は、モーターやバッテリーなどそこそこ重さのあるパーツを搭載した本体を動かしながら操作するので、腕に負担がかかります。

そこでトルネオVは、ハンドル部分にひと工夫を施しました。握る部分の範囲が広く、カーブを描いたデザインのハンドルなので、掃除する個所にあわせて握る場所を調整できるようになっています。おかげで、本体を楽に動かせます。

持ち手が曲線になっている「らくわざフリークリップ」。手首をひねることなく、持つ場所を自由に調整しながら楽に掃除できます

キレイになったのがランプでわかる! 子どもも楽しく掃除できる

加えて、トルネオVはヘッドに自走式の「ラクトルパワーヘッド」を採用しており、掃除の際の動作が軽くてスムーズ。あまりに軽く動くので、「ちゃんと掃除ができているのかな」と気になってしまうくらいです。そこで頼りになるのが、スイッチ部分に搭載されている「ゴミ残しまセンサー」。

これは、掃除機本体がゴミの有無を自動検知して、ハンドル部のランプが点灯する機能です。ゴミがあるときはランプが赤くなり、キレイになったらランプが消灯する仕組みなので、キレイになっているかどうかが視覚的に確認できます。スイッチを入れるとスイスイ動き、ランプでキレイになったかどうか確認できるので、すごく便利に使えます。

ランプが点灯するのでキレイになったかどうか確認できます。周囲の運転ボタンも大きくてわかりやすい!

ランプが点灯するのでキレイになったかどうか確認できます。周囲の運転ボタンも大きくてわかりやすい!

ヘッドの幅が広いので、1度に広い面の掃除ができます

ヘッドの幅が広いので、1度に広い面の掃除ができます

意外だったのは、子どもの反応です。わが家の6歳の子どもは、センサーが光るのがおもしろいようで、ゴミが落ちていると自分でトルネオVを動かして掃除をするようになりました。部屋がキレイになって「ありがとう」と伝えると、うれしそう。トルネオVのおかげで、「お手伝いをしたい」というモチベーションがあがったようです。

軽く操作できるコードレススティック掃除機は子どもにも使いやすいので、お手伝いのやる気を盛り上げます

軽く操作できるコードレススティック掃除機は子どもにも使いやすいので、お手伝いのやる気を盛り上げます

ゴミ取れ性能も◎フローリングの溝にあるゴミもしっかり吸引

肝心のゴミとれ性能はというと、フローリングや溝に入り込んだ微細なゴミも、しっかり取れました。高さ6.5cmまでの場所にヘッドが入り込めるので、ソファやベッド下のすき間などもキレイになります。

床にまいた重曹も、1回かけただけでキレイに!

床にまいた重曹も、1回かけただけでキレイに!

床をアップにしても取り残しがわからないほど、溝に入り込んだ重曹までスッキリ取れました

床をアップにしても取り残しがわからないほど、溝に入り込んだ重曹までスッキリ取れました

高さ6.5cmまでであればヘッドが入り込めるので、家具の下などのすき間もがっつりキレイに!

高さ6.5cmまでであればヘッドが入り込めるので、家具の下などのすき間もがっつりキレイに

延長ホースを取って短くするとハンディ型に。階段掃除もしやすい!

延長ホースを取って短くするとハンディ型に。階段掃除もしやすい!

下の動画は、畳の上の細かいゴミをしっかり吸い取っている様子。畳に入り込んだゴミは見た目ではわかりにくいですが、センサーでキレイになったかどうかが視覚的にわかるので、とても便利です。

なお、いろいろ掃除をしている中で本機がちょっと苦手だと感じたのが、大きめのゴミです。以下の動画は、大きく切った紙片を吸い込んでいるところ。ワンストロークではゴミを押してしまって吸いきれず、残りました。大きめのゴミがあるときは、何度か動かして吸い込む必要があります。

ゴミの圧縮率が約1/3に! 犬の抜け毛もコロコロの毛玉に

トルネオVシリーズの機能的な特徴は、3つの気流で吸い取ったチリや花粉などの微細な粒子をサイクロンで分離し、パワフルな吸引力を持続させるところ。さらに本機は、新機能「トルネードプレス」により、従来モデルと比較してゴミの圧縮率が約1/3に向上しているのもポイントです。そこで、犬と暮らす親せき宅で、そのパワーを試してみました。

親せき宅で飼っているシェットランドシープドッグの「ティナちゃん」。ふわふわとした毛が抜けて、ラグについています

親せき宅では、普段は毎日掃除機をかけているのですが、この日はトルネオVの性能を試すため、1日掃除をしないでおいてもらいました。さっそく、センサーを見ながらゆっくりとトルネオVをかけてみると、ゴミをどんどん吸い込みます。微細なゴミや、ラグに入り込んだ抜け毛などがキレイに取れました。

さらに見ていると、吸い込んだゴミが圧縮されて、ダストボックス内で毛玉のようになっているのがわかります。おかげで、ダストボックスを開けても吸い込んだ犬の抜け毛が舞い上がりません。固まった毛玉をポイッと捨てればイイので、ゴミ捨てもストレスなく簡単にできました。

センサーを見ながらゆっくりと、まずはラグを1往復してみました。吸い込まれたゴミが猛スピードで回転して、ダストボックスの中で丸いモノになっているのが見えます

ダストボックスを開けてみると、ゴミがマリモみたいな毛の塊に圧縮されていました! このように、圧縮された毛玉をポイとすればいいので、ゴミ捨てが簡単なのもうれしいところ。しかし、1往復しただけでコレ……!

また、ヘッドの上カバーとブラシを取り外して水洗いできるのもメリット。コインなどを使わなくても、上からスッとカバーが外せるのでとても便利。犬の毛がからまったブラシも、簡単にお手入れできます。

ブラシにからまった犬の毛も、簡単にお手入れ可能。もちろんダストカップも水洗いできるので、清潔に保てます

豊富なアタッチメントも便利!

本機には、床掃除用のヘッド以外にも、さまざまなアタッチメントが付属しています。掃除の場所にあわせて付け替えることで、効率よく掃除ができます。

なお、付属品が多いと収納場所に頭を悩ませることもありますが、今回使用したシリーズ上位モデルのVC-CL1500はアタッチメントを収納する専用バッグで付いているので大丈夫。これに入れておけば、なくす心配はありません。

寝具の表面のゴミをとるのに便利な「ふとん用ブラシ」、やわらかい毛を備えていてAV機器や棚の掃除などに便利な「丸ブラシ」、家具と家具の間などすき間のホコリをとるのに最適な「すき間ノズル」、手元の作業に便利な「付属用品ホース」を付属。家の中のさまざまな場所の掃除が可能です

付属品は、使わないときは付属の収納バックに入れておけばOK。なお、この収納バッグと「ふとん用ブラシ」が付属するのは、上位モデルのVC-CL1500のみです

もうひとつ、付属品の中でちょっとユニークなのが「エアブローノズル」。これを取り付けると、空気の力でゴミを吹き飛ばすことができるようになります。庭の落ち葉掃除などにも使えますし、玄関のたたきの掃除では隅に入り込んだ砂を手早く掃き出せて便利! また、キーボードのすき間掃除などにもぴったりです。実際に使用している様子は、以下の動画をご覧ください。

「エアブローノズル」を取り付けたところ。角度は4段階に調整できます

「エアブローノズル」を取り付けたところ。角度は4段階に調整できます

まとめ:普段使いのちょこちょこ掃除に!

コードレスタイプの掃除機では、「連続運転時間の短さに不満が残る」という意見がよく聞かれます。実際、高級タイプのコードレス掃除機では、連続運転時間の長時間化に力を入れているものが多く登場しています。

トルネオVは軽くて動かしやすいですが、連続運転時間が標準で約20〜25分と、決して長いほうではありません。また、上述の通り、大きなゴミは残りがちな点があり、吸引のパワフルさをウリにしているモデルと比較するとやや不満も。家具の足回りなど、細かいところもちょっと苦手。

いっぽう、得意だったのが細かいゴミとペットの毛の掃除です。フローリングの溝に入り込んだ粉ゴミを、ワンストロークでキレイに吸い取れたのには大満足! また、センサーを見ながらゆっくり動かすことで、ラグマットに付着していたペットの毛をしっかりと吸い込み、さらに圧縮してボール状の毛玉にするのには驚きました。しかも、細かい毛が舞い上がったりダストカップに貼り付くということがなく、ゴミ捨てが簡単なのもうれしい配慮でした。ワイドなヘッドは1度のストロークで幅広くゴミを吸い取ることができ、気になった場所をサッとキレイにする普段使いにぴったりです。

トータルで考えると、連続運転時間、パワー、そしてお手入れ性能など、各所が普段使いとしてはちょうどよいバランスに仕上がったコードレススティック掃除機と言えるでしょう。家族みんなで使いやすい掃除機が欲しいとお考えの方、それにペットを飼っている方にも、ぜひ注目していただきたい1台です。

伊森ちづる

伊森ちづる

家電流通専門誌で白物家電と家電量販店と流通に関する取材・執筆・編集を担当。趣味は料理、旅行、舞台鑑賞、米国ドラマ視聴など。クラシック音楽の”現代音楽ファン”というと変人扱いされることが悩み。

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