ジダラキング
サンコーの「おひとり様用ヒーター掘りごたつ」をレビュー!

「机の下の掘りごたつ」のほぼ満点解答! 毛布搭載のひとり用ヒーターで冬のQOL爆上げ

2021年の東京は、やたらと冬の訪れが遅かった印象でしたが、とはいえさすがに12月ともなると寒さも本格的って感じで。

ということで、エアコンの暖房をかけつつ、デスクに座って仕事をしているんですが、ふと気がつくと、ヒザの辺りがスースーと薄ら寒い。ヒザかけをかけてもすぐには暖まらないし、かといってエアコンの温度を上げても頭がボーッとするだけで足元は寒いまま。これ、ホントどうしたらいいんだって話ですよ。

最高の解決方法は、「沖縄かどこかの南国に逃避してリゾートワーカーになる」ってヤツですが、金銭的にキツそうだし、仕事のスケジュール面でもたぶん無理。というか、リゾートが楽し過ぎて、仕事できなさそう。

次点は、グッとハードルが下がって「こたつで仕事」ですが、これも座椅子+こたつという環境が、姿勢的に長時間作業に向いてなくて、難しそう。デスクに座ったまま入れるこたつ、なんてのがあれば、即解決しそうですが、手軽に導入できるやつ、ないですかね?

デスクの下を“掘りごたつ化”すれば、冬の在宅ワークもホッカァァァ……

……なんてあからさまなフリから入っていますけど、実はその「デスクに座ったまま入れるこたつ」、今回はすでにメドがついていまして。

本連載ではすっかりおなじみのサンコーさんから、「こういう新製品あるんですけど」というメールをいただき、即飛びついた「おひとり様用ヒーター掘りごたつ」です。うおー! もう名前からして、ステキな予感しかありません。まさに欲しかったヤツ!

デスク下をホカホカ空間に変える「おひとり様用ヒーター掘りごたつ」(サンコー)。公式サイト価格は、6,980円(税込)。人気につき、2021年12月14日時点では売り切れ中ですが、2022年1月中旬ごろに入荷予定です

デスク下をホカホカ空間に変える「おひとり様用ヒーター掘りごたつ」(サンコー)。公式サイト価格は、6,980円(税込)。人気につき、2021年12月14日時点では売り切れ中ですが、2022年1月中旬ごろに入荷予定です

本製品は、炭素繊維に電気を流して発熱させるカーボンヒーター内蔵の薄型パネルを3面に配し、足元をぐるりと囲う方式のもの。一般的には、「パネルヒーター」や「デスクヒーター」というジャンルの製品で、これをデスクの下に配置して足を暖めようという算段です。

ちなみに、カーボンヒーター自体は、最近のフラットタイプのこたつ(熱源が薄型のやつ)にも採用されています。発熱量はやや控えめだけど、温度ムラが少なく、遠赤外線で均一に暖められる、というのがメリット。電気代も、10時間使用して36円程度と、暖房器具としては格段のお安さです。

内蔵されたカーボンヒーターで、パネル内側の全面を暖めます(写真はイメージです)

内蔵されたカーボンヒーターで、パネル内側の全面を暖めます(写真はイメージです)

操作は、電源オン/オフと温度の3段階調節のみとシンプル。3時間経過で自動的に電源が切れるタイマー付きです

操作は、電源オン/オフと温度の3段階調節のみとシンプル。3時間経過で自動的に電源が切れるタイマー付きです

発熱量控えめと言っても、45〜60℃(3段階調節可)までは出るのに加え、そもそも近距離かつ3方向から暖めてくれるわけで。少なくとも、室温15℃ぐらいの環境なら、エアコンなしで、「おひとり様用ヒーター掘りごたつ」だけでも十分にやっていける感はあります。

加熱防止(115℃)のヒューズを始め、本体が転倒すると自動で電源オフ、3時間タイマーなど、安全面もバッチリです。

使用時は、本体上部に付属のブランケットを貼り付けて……

使用時は、本体上部に付属のブランケットを貼り付けて……

上側をブランケットで包むことで、“こたつ感”が一層アップ!

上側をブランケットで包むことで、“こたつ感”が一層アップ!

そして、何より大きなポイントが、本体上部にマジックテープで貼れるフリースブランケット。これで上側をカバーすることで、熱が逃げるのを防いで、よりホッカホカに。まさに「あっ! これ、こたつ…!」って感じです。

実は、以前に他メーカーの3面パネルヒーターも使っていたんですが、まさに上から熱が逃げちゃうのが問題で使いづらく思っていたんですよね。ブランケットかけてもずり落ちるし。なので、貼れるブランケットが初手から機能に折り込まれているのは、本当にありがたい。

暖かくて気持ちよくて、これはもう間違いなく、こたつ!

ということで、早速ですが机の下に置いて電源オン! ……から15〜20秒もすると、囲まれた空間内がホワッと暖かくなってきます。そこから3分もすれば、もう足元全体がしっかりと快適温度に包まれている感じ。立ち上がりスピードは、不満のないレベルと言えるでしょう。

5年ほど前のパネルヒーターは、暖まるまでにやたら時間がかかった記憶があるんですが、この辺りは何か技術的な進歩があったのかも。

温風が出るとか、ヒーターが発光するといったわかりやすさはありませんが、確実に暖かい!

温風が出るとか、ヒーターが発光するといったわかりやすさはありませんが、確実に暖かい!

何より感心したのは、パネル形状です。

左右のパネルは、奥側が傾いた台形の形なんですが、これが椅子に座った足に沿うような角度なんです。つまり、足先からヒザまで、パネルまでの距離に差が出ない=全体的に均一に暖かい、という仕組み。筋肉や皮膚の薄いヒザの辺りがいちばん冷えを感じやすい部分なので、パネルから離れずにがっつり暖められるのは、ナイスな構造でしょう。

フロントのパネルが斜めなので、パネルと足の距離が常に一定に。これが、均一な暖かさに地味に効いている感じ

フロントのパネルが斜めなので、パネルと足の距離が常に一定に。これが、均一な暖かさに地味に効いている感じ

椅子に座った仕事姿勢で足元ホカホカ。なるほど、これは間違いなく、掘りごたつの快適性そのまんまですよ。

温風による乾燥もなく、ヤケドの心配も少ない。足元用の暖房器具としては、かなり満点に近いんじゃないかというレベルな気がします。

ただ、「かなり満点に近い」というボヤけた言い方をしたのは、1点だけ惜しいポイントがあるからです。

ブランケットをめくり上げないと操作しづらいのは、残念ポイント

ブランケットをめくり上げないと操作しづらいのは、残念ポイント

自分から見て右側のパネル上部にコントローラーが配置されているんですが、スイッチやLEDが内側を向いているのが、操作しづらいんではないか、と。座ってブランケットをかけてしまうと、コントローラーが隠れてしまい、電源の状態や温度設定が見えないんですよ。操作するにも確認するにも、いちいちブランケットをめくり上げる必要があって、少し面倒くさい。コントローラーは、電源ケーブル途中に配置するとか、もうちょい見えやすいようにしてほしかったかも。

今までもデスク下を暖める器具はいろいろ試してみたけど、これ、ベストに近いかも。ホカァァァ……

今までもデスク下を暖める器具はいろいろ試してみたけど、これ、ベストに近いかも。ホカァァァ……

とはいえ、そういう部分も「まぁ、いいか」と思えるぐらいに、ヌクヌクホカホカの快適ツールなのは間違いなし。在宅ワークでヒザが冷えているんだよなー、という人は、確実にQOL(Quality of Life)がガーンと上がるやつなので、早いうちに買っちゃったほうがよいと思います。

きだてたく

きだてたく

最新機能系から雑貨系おもちゃ文具まで、何でも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は大手文房具店の企画広報として企業ノベルティの提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。

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