マットレスや生活雑貨を展開するランエンの寝具ブランド「TECOREA(テコリア)」から、枕やマットレスなど5つの新製品が発表されました。いずれも発売は2024年の冬。新製品の気になる特徴や機能を発表会で見てきたので紹介していきます。
同社は、健康食品や寝具の企画開発を行っており、なかでもマットレス内の温度や湿度をコントロールする空気循環マットレス「TECOREA(テコリア)」(以下テコリア)が注目を集めています。
今冬に発売予定の5つの新製品は、どれも「テコリア」の特徴を生かした寝具なので、新製品の紹介の前にその特徴を見ておきましょう。
「テコリア」は、シングル(97×1950mm)、セミダブル(1200×1950)、ダブル(1400×1950m)、クイーン(1600×1950mm)の4サイズを展開
「テコリア」の最大の特徴は、特許技術である「多機能循環機」をマットレスに内蔵し、マットレス内の空気を循環させて温度と湿度のコントロールすること。これにより、マットレスの熱や湿気が軽減して、快適な睡眠をサポートするのです。
このほかに、高温風でマットレス内を除湿する「布団乾燥・ダニ対策モード」を搭載しているのもポイントです。50度前後の温風を4時間放出することで、ダニ対策だけでなくマットレスを除湿してカビ対策もできるので、清潔かつ快適な睡眠環境が整います。
少し前置きが長くなりましたが、ここからは気になる新製品をピックアップしていきます。まず始めにチェックしたいのが、空気循環機を搭載した枕「エアーピロー」です。
本体サイズは500(幅)×350(高さ)×100(奥行)mmで、市場想定価格は15,000円(税別)
「エアーピロー」は、空気循環機を装着することで枕内部に空気を循環させて、寝苦しさを軽減します。「送風」モードを搭載し、朝起きると寝汗で枕が湿っていたり、就寝時に頭が暑くてなかなか寝つけないという暑がりの人によいかもしれません。
ポータブル電源での使用が可能です
本体サイズは970(幅)×1950(高さ)×100(奥行)mmで、市場想定価格は120,000円(税別)
「ポータブル」は、持ち運びが可能なマットレス。旅先はもちろんキャンプや車中泊でも使用ができるのが特徴です。「温風」「送風」「高温風(ダニ対策)」の3モードを搭載しており、災害対策にも役立ちそうです。
「ポータブル」もポータブル電源での使用が可能です
本体サイズは970(幅)×1950(高さ)×100(奥行)mmで、市場想定価格は120,000円(税別)
大人だけでなく赤ちゃんの睡眠環境も考えたのが、「ベビーベッド」。「温風」「送風」「高温風(ダニ対策)」の3モードに加えて、湿度検知機能を搭載しており、快適性だけでなく衛生面にもこだわっているのが特徴です。
特許技術のセンサーで、おむつ交換タイミングを検知し、アラームで知らせてくれる便利機能を搭載
本体サイズは970(幅)×1950(高さ)×100(奥行)mmで、市場想定価格は150,000円(税別)
名前のとおり、リクライニング機能が搭載された「リクライニングベッド用マットレス」。体温コントロールが難しい人や、寝返りが難しい場合なども、睡眠環境をやさしく整えることができるのがポイントです。
本体サイズは650(幅)×1900(高さ)×20(奥行)mmで、市場想定価格は26,000円(税別)
寝苦しい夏場に役立ちそうなのが、この「エアークールパッド」。「送風」モードを搭載しており、敷き布団が熱を持ったり、布団のベタ付くのを抑えることで、快適な睡眠をサポートします。
ということで、「テコリア」の新製品を紹介してきましたが、これまでの機能を生かしつつ、使用環境を拡大できる製品や、幅広い層が使えるような機能など、細やかな配慮が目を引きます。
各新製品の発売時期は、2024年の冬と少し先ではありますが、今後、製品ラインアップの拡充や新機能の搭載なども期待される「テコリア」の展開に注目していきたいです。