レビュー

シャーク初コードレスブロワー「BlastBoss」レビュー! 道具感のあるコンパクトボディでパワフル送風

自宅のバルコニーの落ち葉や、砂ぼこり、エアコンの室外機の裏のゴミ。玄関の砂汚れや、車内のシートとセンターコンソールの間に入り込んだゴミも気になっていましたが、「今度やろう」と、ずっと掃除を先延ばしにしていました。

そこで目をつけたのが、シャークから登場した「Shark BlastBoss(シャーク ブラストボス)コードレスブロワー」(以下「BlastBoss」)。屋内・屋外を問わずに使える、扱いやすいコンパクトさと、パワフルな清掃力を兼ね備えた、同社初のコードレスブロワーです。さまざまな場所で実際に掃除を行い、風力、取り回しのよさ、バッテリー持ち、静音性などをレポートします。

Shark BlastBoss コードレスブロワー

Shark BlastBoss コードレスブロワー

所有欲をくすぐる“道具感”のあるメカニカルなデザイン

まず目を引くのが、デザインです。パワフルな送風を想起させるメカニカルなルックスで、素直に思うのはブロワーなのに「かっこいい」ということ。ガジェット好きに響きそうな“道具感“がたまりません。

カラーバリエーションには、今回のレビューで使用した「チャコール」に加え、「グレージュ」「ブルー」「グリーン」「ピンク(公式オンラインストア限定)」の全5色が用意されており、好みに合わせて選ぶことができます。

バッテリーを内蔵したコードレスタイプであるがゆえに、「それなりに重いのでは?」と思っていたのですが、実際に手に持ってみると、想像以上に軽く、グリップ感も良好。当初はバルコニーをはじめとした、屋外での使用を想定していましたが、これなら家の中でも気軽に使えそうです。片手でヒョイッと持ち上げて、自在に操れる、約660gの軽さは、本機の大きなアピールポイントのひとつです。

運転モードは、「屋内/屋外/ブースト」の3モード。モード切り替えスイッチやブーストボタンは、グリップを握ったときにちょうど親指が当たる位置に配置され、操作はスムーズです

運転モードは、「屋内/屋外/ブースト」の3モード。モード切り替えスイッチやブーストボタンは、グリップを握ったときにちょうど親指が当たる位置に配置され、操作はスムーズです

感心したのは、人差し指で操るトリガーの設計。単にオン/オフを操作できるだけでなく、トリガーの押し加減で風の強弱を自在にコントロールできます。モードを切り替えるまでもないけど、少しだけ風圧を弱くしたい、そんな微調整ができます

感心したのは、人差し指で操るトリガーの設計。単にオン/オフを操作できるだけでなく、トリガーの押し加減で風の強弱を自在にコントロールできます。モードを切り替えるまでもないけど、少しだけ風圧を弱くしたい、そんな微調整ができます

バッテリー持ちは、屋内モード時で最長約49分。普段使いはもちろん、1年に数回の大掃除の際も、バッテリー切れを心配することなく清掃できます。屋外モードとブーストモードを切り替えながらバルコニーや玄関前の落ち葉清掃をしたところ、約20分稼働してもバッテリーが切れることはありませんでした

バッテリー持ちは、屋内モード時で最長約49分。普段使いはもちろん、1年に数回の大掃除の際も、バッテリー切れを心配することなく清掃できます。実際、バルコニーや玄関前の落ち葉清掃時には、屋外モードとブーストモードを切り替えながら使用しましたが、約20分稼働してもバッテリーが切れることはありませんでした

本体単体での使用を基本としつつも、本体先端に取り付けるアタッチメントも充実。清掃場所や用途に合わせて付け替えられます。左から、手の届きにくい高所や家具の奥にアプローチできる「延長パイプ」、ピンポイントに風を送り、隙間にたまったゴミを飛ばせる「スポットノズル」、風とブラシの作用で落ち葉や砂ぼこりをほうき感覚で掃除できる「床用ブラシ」となります

本体単体での使用を基本としつつも、本体先端に取り付けるアタッチメントも充実。清掃場所や用途に合わせて付け替えられます。左から、手の届きにくい高所や家具の奥にアプローチできる「延長パイプ」、ピンポイントに風を送り、隙間にたまったゴミを飛ばせる「スポットノズル」、風とブラシの作用で落ち葉や砂ぼこりをほうき感覚で掃除できる「床用ブラシ」となります

“点”ではなく“面”で届くパワフルな風

性能の面で気になるのは、やはり風の強さでしょう。カタログ値は、最大約85m/s(ブーストモード使用時)となっています。さっそく、屋外モードでトリガーを引いてみたところ、予想以上にパワフルで、風の反動で本体先端が少し持ち上がってしまうほど。「見た目がかっこよくて、風も強力……」と、またしてもガジェット好きの所有欲が刺激されます。

屋外モード時の運転音をチェックしてみたところ、約82.8dB(環境音45.7dB)という結果に。少し声を張らないと会話できない、それなりに大きな音がしますが、風が出るシューッという音のため、耳障りな印象はありません。屋外で使用しても近隣に遠慮せず使えるはずです。

ミニカーに向かって風を送ってみると、風は直線的なものではなく、狙った方向の一定範囲に広がる印象。“ポイント”ではなく、狙った“エリア”にパワフルな風が届きます

ミニカーに向かって風を送ってみると、風は直線的なものではなく、狙った方向の一定範囲に広がる印象。“ポイント”ではなく、狙った“エリア”にパワフルな風が届きます

デシベル計に表示された約82.8dBという数値は地下鉄のホーム付近ぐらいの騒音レベルにあたりますが、運転音は耳に刺さるような高音ではなく、不快感はありません

デシベル計に表示された約82.8dBという数値は地下鉄のホーム付近ぐらいの騒音レベルにあたりますが、運転音は耳に刺さるような高音ではなく、不快感はありません

自宅の屋内外を掃除してみた

まずは、本体単体で、玄関前に溜まった落ち葉を掃除してみました。風を当てると、落ち葉が勢いよく舞い上がりますが、前方に吹き飛ばすのがなかなか難しく、「どうしたものか」と、首をひねります。それならば、と本体を落ち葉に近づけてみますが、どうやら逆効果だったよう。真上に、あるいは、手前に落ち葉が舞い上がってしまい、いっこうに前進しません。

あれこれ試して発見した、落ち葉掃除のポイントは、吹き飛ばす落ち葉と本体の距離をある程度取りつつ、本体を左右にスイングさせて送風すること。こうすると、落ち葉を前方に吹き飛ばしやすくなり、気になっていた玄関前のゴミを、砂ぼこりもろともきれいに一掃できます。

落ち葉掃除の際は、本体を左右にスイングさせるのがポイント

落ち葉掃除の際は、本体を左右にスイングさせるのがポイント

パワフルな送風で、玄関の隅やタイルの溝に溜まった砂利掃除もお手の物。コツをつかむと、狙った汚れを簡単に吹き飛ばせるようになります

パワフルな送風で、玄関の隅やタイルの溝に溜まった砂利掃除もお手の物。コツをつかむと、狙った汚れを簡単に吹き飛ばせるようになります

続いて、バルコニー掃除。エアコンの室外機裏の清掃の際に活躍したのは、付属の「延長パイプ」です。手が届きにくい部分まで送風できるのはもちろん、本体単体時よりも送風範囲が絞られるので、狙ったポイントにダイレクトに送風できました。

「延長パイプ」の先に取り付ける「床用ブラシ」も使い勝手がよく、広範囲に広がったバルコニーの落ち葉や砂をきれいに吹き飛ばせます。その使用感は、ほうき感覚。とはいえ、もちろん、ほうきとは異なり、腕や手首を大きく動かす必要がないので、身体への負担が少なく感じます。バルコニーの掃除も短時間でできました。

「延長パイプ」を使えば、室外機の裏だけでなく、窓のサッシやレールの溝、家具の下などのすき間掃除もスムーズに行えます

「延長パイプ」を使えば、室外機の裏だけでなく、窓のサッシやレールの溝、家具の下などのすき間掃除もスムーズに行えます

バルコニーのデッキ掃除では「床用ブラシ」も活躍。軽快な操作感はここでも健在で、スーッ、スーッと思い通りに取り回せます

バルコニーのデッキ掃除では「床用ブラシ」も活躍。軽快な操作感はここでも健在で、スーッ、スーッと思い通りに取り回せます

愛車の車内清掃も試してみました。シート上のホコリやゴミは車外に吹き飛ばし、シートとセンターコンソールの間に落ちた食べかすは、掃除機で吸い取りやすい場所に吹き飛ばして吸い取りました。ブロワーがあると、車内清掃がはかどるうえ、洗車時に水を吹き飛ばすこともでき、拭き上げ作業の時短につながります

愛車の車内清掃も試してみました。シート上のホコリやゴミは車外に吹き飛ばし、シートとセンターコンソールの間に落ちた食べかすは、掃除機で吸い取りやすい場所に吹き飛ばして吸い取りました。ブロワーがあると、車内清掃がはかどるうえ、洗車時に水を吹き飛ばすこともでき、拭き上げ作業の時短につながります

「これは助かる」と、筆者が重宝したのが「スポットノズル」。仕事道具のキーボードの隙間に溜まったホコリを一掃できます。「今度やろう」の代表格だったキーボード掃除を済ませられ、心まですっきりしました

「これは助かる」と、筆者が重宝したのが「スポットノズル」。仕事道具のキーボードの隙間に溜まったホコリを一掃できます。「今度やろう」の代表格だったキーボード掃除を済ませられ、心まですっきりしました

【まとめ】「今度やろう」だった掃除が「今すぐやろう」に変わる

デザインよし、サイズよし、清掃力よし。「BlastBoss」はブロワーの気になるポイントをきっちり押さえており、完成度はとても高いと感じました。筆者には、メカニカルな道具感やガジェット感が本機に注目する大きなきっかけとなりましたが、豊富でポップなカラーバリエーションが用意されているので、ガジェット好きの男性ばかりではなく、女性でも手に取りやすいと思います。

今回のレビューで発見だったのは、本機があると、掃除機では吸い取りづらい落ち葉や砂利、砂ぼこりをきれいにできるだけでなく、「吹き飛ばす」という掃除方法を手軽に追加できる便利さです。結果として、清掃範囲がグンと大きく広がるのです。玄関のタイル、バルコニー、冷蔵庫の下、車内など、「今度やろう」と思いがちな場所の掃除が「今すぐやろう」に変わりました。

風の当て方に少なからずコツはあると感じましたが、慣れてしまえば問題なし。ぜひ普段使いの掃除ツールのひとつに加えてみてください。

雪か企画
Writer
雪か企画
カルチャー、旅、家電、グルメ、ビジネスなどが大好物の制作会社。代官山にて、少数精鋭で営業中。
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堀 哲也(編集部)
Editor
堀 哲也(編集部)
Windows XPが発売された2001年、編集者に。エンタープライズIT分野の編集記者を経てカカクコムへ。PC関連から家電までジャンルを問わないオールラウンダー。
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