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リビングだけでなく、玄関や寝室にもピッタリなモデルをセレクト

《2021年》使えば快適、間違いなし! おすすめ空気清浄機19選

花粉などのアレル物質や、タバコやペットのニオイ対策の心強い味方となってくれる空気清浄機。近年は基本性能を高めるだけでなく、“空気の見える化”などで効果を実感できるようにしているモデルが多くなってきました。とはいえ、重要なのは空気をキレイにする性能。この特集では空気清浄機選びの基本をチェックするとともに、高い集じん性能を持つ19モデルをセレクトしてみました。

空気清浄機おすすめ

空気の汚れ除去はフィルターでキャッチが基本!

2009年のパンデミックをきっかけにイオンなどの除菌技術が注目を集めましたが、空気清浄機の基本となる清浄方法はフィルターによる「ろ過」。効率よく空気を吸い込み、ホコリや花粉をしっかり集じんフィルターで捕集することが重要です。つまり、集じんフィルターの性能が空気清浄機の性能を大きく左右するといっても過言ではありません。

たとえば、スギ花粉は直径30〜40μm(マイクロメートル)、ハウスダストは10〜40μm、黄砂は4μm、PM2.5 は2.5μm、ウイルスは500nm(ナノメートル)以下と浮遊物の大きさは異なり、これらを逃がさず捕集するためには、浮遊物よりも細かい目のフィルターが必要です。そのような点で信頼できるのが「HEPAフィルター」。HEPAフィルターは、JIS規格で「定格流量で粒径が0.3μmの 粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の 性能を持つエアフィルター」と定義されています。なお、国内メーカー空気清浄機の場合、静電気を利用し、よりフィルターに吸着しやすくした「静電HEPAフィルター」を搭載しているのが一般的。さらに、2017年には静電HEPAフィルターと同じ集じん能力を有しながら、集じん能力の低下を抑えた「TAFU(タフ)フィルター」を採用した空気清浄機がダイキンから登場しました。日本電機工業会の規格にもとづき行われた試験によると、使用開始から10年後の集じん性能はHEPAフィルターが50%なのに対し、TAFUフィルターは72%と、TAFUフィルターは長期間集じん性能を維持できるといいます。なお、TAFUフィルターはHEPAフィルターの1種。HEPAフィルターをより高性能にしたものを、ダイキンではTAFUフィルターと称しています。

HEPAフィルターとTAFUフィルター

右のHEPAフィルター(静電式)と左のTAFUフィルター(静電式)は見た目には相違がほぼなく、どちらも0.3μmの 粒子を99.97%以上キャッチする性能を保持

HEPAフィルターとTAFUフィルター

HEPAフィルター(左)とTAFUフィルター(右)の違いは撥水・撥油性能です。HEPAフィルター(静電)は帯電したフィルターに汚れが吸着されますが、汚れが徐々に広がってしまうため、静電力が低下するとともに集じん性能もダウン。いっぽう、TAFUフィルターは撥水・撥油の加工が施されているので汚れが広がりにくく、静電力がキープでき、性能が低下しにくいといいます

なお、最近では「集じんフィルター10年間交換不要」をうたう製品が多くなっていますが、日本電機工業会規格で脱臭や集じんの除去性能が初期値の半分になったタイミングが「交換の目安」とされるため、初期の集じん性能が10年間保たれるわけではありません。3年後には80%までダウンするという試験結果もあるので(日本電気工業会の規格にもとづく)、2〜3年に1度は交換したほうが安心です。

加湿機能は必要?

加湿器と空気清浄機をそれぞれ用意するよりも省スペースで済むこともあり、日本国内では加湿も同時に行える加湿空気清浄機の人気が圧倒的。ただ、加湿機能をオンにすると加湿フィルターを通過する際に風力が落ち、空気清浄能力が低下してしまったり、吹出口から出る風が冷たくなるといった課題があります。加湿性能を重視するなら、加湿器と空気清浄機は別々に設置したほうがいいかもしれません。

加湿フィルター

加湿空気清浄機は手入れを怠るとカビや雑菌が繁殖し、浄化したはずの空気とともに放出されてしまうおそれがあります。キレイな空気環境を作るには、こまめな手入れを惜しまないようにしましょう。加湿フィルターが常時水に浸らないようになっているタイプを選ぶのも◎

近年のトレンド

近年、増えてきているのが、スマートフォンやスマートスピーカーとの連携機能です。空気の状態をセンサーで感知し、PM2.5やVOC(揮発性有機化合物)などの含有率を専用アプリや音声で確認したり、離れた場所や外出先から運転を切り替えることが可能。さらに、人工知能(AI)やクラウドを利用し、ユーザーの使い方や住居にあわせた運転を学習して自動で運転をコントロールしたり、同社のエアコンと連動させ、エアコンと空気清浄機の運転をあわせてベストな状態に調整してくれる機能を搭載したモデルもラインアップしています。

スマートフォンとの連携機能

スマートフォンで空気をモニタリングできるモデルは、室内だけでなく、自宅周囲の空気の汚れを知ることができるものが大半

また、エアコンのフィルター自動お掃除機能のような機構を採用した製品もあります。通常、数週間に1度はプレフィルターを掃除機で吸うなどしてお手入れしなければなりませんが、自動お掃除機能があれば、プレフィルターに付着した汚れを自動で取り除いてくれるので1年に1度のごみ捨て作業でOK。とはいえ、この機能を搭載している製品は少ないので、トレンドと呼ぶほどには普及していない状況です。

プレフィルターの自動お掃除機能

写真はシャープ「KI-HX75」。一定の運転時間を過ぎるとプレフィルターを自動で掃除する機能が搭載されています

空気清浄機選びでチェックすべきポイント

以上の基本をふまえ、空気清浄機を選ぶうえで確認しておくべきポイントを3つ紹介します。

【チェック1】適用床面積

もっとも重要なのは、部屋のサイズに適した浄化能力を備えたものを選ぶということ。エアコンを選ぶのと同じように、「適用床面積」をチェックしてください。適用床面積とは日本電機工業会で定められた、日本国内における空気清浄機の性能を表す指標で、たばこ5本分の煙に含まれる粒子やガスを30分で浄化できる部屋の広さを表したものです。空気清浄機においては “大は小を兼ねる”が適応するので、すばやく空気をキレイにしたいなら適用床面積が大きいモデルを選ぶほうがいいでしょう。なお、加湿空気清浄機の場合、「空気清浄」時と「加湿+空気清浄」時で適用床面積が異なることが多いので注意してください。

適用床面積

フィルターの性能が年々落ちていくことを考慮すると、設置する部屋の2倍程度の適用床面積(空気清浄時)のモデルを選んでおくと安心です

【チェック2】使い勝手

空気清浄機は、自動運転で24時間365日稼働させておく使い方が推奨されています。そのため一度スイッチを押せば放置しておけばいいように思われますが、加湿機能搭載モデルの場合、給水は手動。給水タンクの着脱・持ち運びのしやすさ、シンクに対応する高さや形状などを確認しておきましょう。

給水タンク

給水タンクの容量が大きければ長時間連続加湿できますが、給水場所が限られたり、運ぶのに苦労することも

【チェック3】お手入れ

フィルターで空気の汚れを集じんすることが清浄方法の基本だからこそ、フィルターのメンテナンスは欠かせません。プレフィルターの掃除のしやすさをチェックするとともに、集じんフィルターの交換時期の目安と価格を確認しておきましょう。また、加湿空気清浄機の場合は給水タンクや水トレー、加湿フィルターの構造が凸凹が多く、洗いにくくないかどうかも確かめておくとベターです。

水トレー

加湿フィルターの手入れもだが、その下の水トレーも2週間〜1か月に1度程度の洗浄が推奨されています。もっとも複雑な形をした部分なので、お手入れのしやすさを確認しておけるとのちに助かるはず

スマートフォンで消耗品の状況を確認

スマートフォンと連携する製品の中には、フィルターなど消耗品の現在の状況が確認できるものもあります。実際に汚れ具合を検知しているのではなく、運転時間から見積もった概算ですが、結構役立ちそう

潤いもプラス! 加湿空気清浄機をセレクト

1.シャープ「KI-NP100」

AI(人工知能)が最適な運転に自動的に切り替えてくれるだけでなく、人感センサーと組み合わせることで、生活パターンに合わせて先回り運転する機能も完備されています。さらに、加湿空気清浄運転時もAIがサポートし、部屋に人がいる時といない時で加湿量をコントロールしてムダな加湿を抑制。AIで賢く加湿することにより、給水回数を少なくできるといいます。このほか、プレフィルターの自動お掃除機能も備えており、約半年に1回ダストボックスに溜まったゴミを捨てるだけと、お手入れの手間が少ないのも魅力的。

「プラズマクラスター25000」の2倍の濃度となった「プラズマクラスターNEXT」を搭載。タバコの付着臭の消臭や静電気の除電スピードが2倍になったほか、ストレス低減や集中力の向上まで望めるとのこと

「プラズマクラスター25000」の2倍の濃度となった「プラズマクラスターNEXT」を搭載。タバコの付着臭の消臭や静電気の除電スピードが2倍になったほか、ストレス低減や集中力の向上まで望めるとのこと

●「KI-NP100」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜46畳/〜41畳(プレハブ洋室)
・サイズ:427(幅)×371(奥行)×738(高さ)mm
・給水タンク容量:約4.3L
・フィルター:HEPAフィルター
・除菌技術:プラズマクラスターNEXT
・運転音(最小/最大):21dB/54dB

2.パナソニック「F-VXT90」

約0.3μmの微粒子まで検知できる高感度のセンサーを本体下部に搭載し、下からの吸引をパワフルにすることにより、粒子が大きく落下速度の速い花粉もしっかりキャッチ。従来は2方向だった吹き出しを3方向にすることで室内の空気の循環効率が高まり、新モデルは花粉集じん量が1.5倍にアップしたといいます。さらに、送風とともに放出される高濃度の「ナノイーX」も花粉を抑制するとのこと。もちろん、花粉に強いだけでなく、空気の汚れの種類にあわせてルーバー角度や前面パネルの開き方を自動で切り替えて対応。人感センサーで人を検知し、人が動いてハウスダストなどが舞い上がる前に先回りしてキレイにする機能も用意されています。

対応のエアコンと連携させる機能も完備。エアコンの暖房運転を始めると、F-VXT90が加湿モードで作動し、乾燥を防いでくれます

対応のエアコンと連携させる機能も完備。エアコンの暖房運転を始めると、F-VXT90が加湿モードで作動し、乾燥を防いでくれます

●「F-VXT90」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜41畳/〜35畳(プレハブ洋室)
・サイズ:398(幅)×577(奥行)×640(高さ)mm
・給水タンク容量:約4L
・フィルター:HEPAフィルター
・除菌技術:高濃度のナノイーX
・運転音(最小/最大):18dB/55dB

3.シャープ「KI-NX75」

背面から吸気する構造はそのままに、加湿構造を一新したモデル。加湿フィルターを2層にすることでより多くの水を気化させるとともに、加湿オン時には吸気した風が加湿フィルターを通過するように風路を切り替える構造となりました。これにより、従来モデルより最大加湿量がアップしたほか、最大運転音がダウン。さらに、部屋に人がいる際にはたっぷりと加湿し、不在時にはムダな加湿を控えるAI機能も完備され、給水回数を最大1/2に削減もできるようになったといいます。給水タンクに装着することでニオイの原因となる菌を抑制する「Ag+イオンカートリッジ」も標準装備されているので、清潔で効率のよい加湿を望むならうってつけでしょう。

プレフィルターの自動お掃除機能や無線LAN機能も搭載

プレフィルターの自動お掃除機能や無線LAN機能も搭載

●「KI-NX75」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜34畳/〜23畳(プレハブ洋室)
・サイズ:400(幅)×359(奥行)×693(高さ)mm
・給水タンク容量:約3.6L
・フィルター:HEPAフィルター
・除菌技術:プラズマクラスター25000
・運転音(最小/最大):19dB/53dB

4.ダイキン「MCK70X」

HEPAフィルター同様に0.3μmの 粒子を99.97%以上捕集する性能を有しながら、HEPAフィルターよりも集じん性能の低下が少ない「TAFUフィルター」を搭載し、フィルターでキャッチした汚れには非常に強い酸化分解力を持つストリーマを照射して分解。ストリーマは花粉の芯や、花粉に付着するとよりアレル物質としてひどい症状を起きこすといわれている大気汚染物質(アジュバンド)も分解できるのが特徴です。そして、2021年モデルには潜水艦内の細菌増殖を抑制するために開発された抗菌技術を活用した持続性抗菌剤「KOBA-GUARD(コバガード)」を添着した「抗菌加湿フィルター」を新たに採用。加湿フィルターの細菌の繁殖を抑え、より衛生的な加湿運転が行えるようになりました。なお、ダイキンの加湿空気清浄機は風路を工夫することで、加湿機能をオンにした際にも空気清浄の性能が落ちないのもポイント。このほか、イオンを放出してソファやカーテンなどに付着したニオイを除去する「アクティブプラズマイオン」や、スマートフォンやスマートスピーカー(Amazon Echo、Google Home)との連携機能も搭載されています。

加湿フィルターや水トレーにもストリーマを照射し、雑菌の繁殖を抑制します

加湿フィルターや水トレーにもストリーマを照射し、雑菌の繁殖を抑制します

●「MCK70X」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜31畳/〜31畳
・サイズ:395(幅)×287(奥行)×600(高さ)mm
・給水タンク容量:約3.6L
・フィルター:TAFUフィルター
・除菌技術:ストリーマ、アクティブプラズマイオン
・運転音(最小/最大):18dB/54dB

5.シャープ「KI-NS50」

一般的な空気清浄機と同じようにフィルターを奥から手前に配置する内部構造ながら、384(幅)×230(奥行)mmという薄型化を実現。前モデル(KI-LS50)より奥行きが約12%削減された薄型ボディとなりました。さらに、二層構造加湿フィルターを採用したことで最大加湿量は50mL/hアップした600mL/hになり、かつ、運転音はダウン。無線LAN機能は搭載されていないモデルですが、ハイグレードモデル(KI-NX75)と同じ加湿フィルターを完備したKI-NS50はかなり狙い目です。

二層構造加湿フィルタ−は採用せず、プラズマクラスターも「プラズマクラスター7000」となりますが、KI-NS50と同じ奥行きの薄型モデル「KC-N50」(空気清浄時の適用床面積〜8畳)もラインアップされています

二層構造加湿フィルタ−は採用せず、プラズマクラスターも「プラズマクラスター7000」となりますが、KI-NS50と同じ奥行きの薄型モデル「KC-N50」(空気清浄時の適用床面積〜8畳)もラインアップされています

●「KI-NS50」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜23畳/〜16畳(プレハブ洋室)
・サイズ:384(幅)×230(奥行)×619(高さ)mm
・給水タンク容量:約2.7L
・フィルター:HEPAフィルター
・除菌技術:プラズマクラスター25000
・運転音(最小/最大):17dB/51dB

<関連記事>「KI-NS50」の詳細は発表会レポートでチェック!

6.パナソニック「F-VXT40」

子ども部屋で使用することを想定して開発されたモデルで、勉強や読書を運転音で妨げない「勉強モード」を搭載しているのが特徴。勉強モードに切り替えると、空気清浄を行いながらも34dBという静音で運転します。本体下部に吸込口と約0.3μmの微細な粒子まで感知する高感度センサーを完備しており、床上30cmに溜まりやすい汚れも素早く集じん。照度センサーで検知し、部屋が暗くなると風量や照度、運転音をセーブする「おやすみ自動運転」も備えられています。

スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサの花粉に効果を発揮する「ナノイー」も完備

スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサの花粉に効果を発揮する「ナノイー」も完備

●「F-VXT40」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜18畳/〜17畳(プレハブ洋室)
・サイズ:330(幅)×250(奥行)×590(高さ)mm
・給水タンク容量:約1.6L
・フィルター:HEPAフィルター
・除菌技術:ナノイー
・運転音(最小/最大):23dB/49dB

7.ダイソン「Dyson Pure Humidify+Cool」

これまでもダイソンのラインアップには扇風機としても使える加湿空気清浄機がありましたが、本製品は加湿方式を従来の超音波式から気化式に変更。衛生面にもこだわっており、加湿に使用する水はタンクからくみ上げ、そのくみ上げた水をUV-Cライトで照射して除菌。キレイな水を抗菌作用を持つ加湿フィルターを通過させるという仕組みを採用しています。また、加湿機能搭載モデルの場合、清潔に使い続けるためにはお手入れが欠かせませんが、手間がかかるため、ついお手入れをサボりがち。そんな手間を軽減できるよう、本製品は加湿フィルターをタンクに入れて自動洗浄できる便利な機能が完備されています。清浄性能に関しては、吸気口すべてをおおうように円柱形状のHEPAフィルターと活性炭フィルターが装備されているので、PM0.1レベルの微細な粒子もしっかりキャッチし、有害なガスなども除去可能。また、ファン機能も改良され、より自然な風で涼めるようになったそうです。

運転音を抑え、ディスプレイも減光するナイトモードも完備。Wi-Fi機能も搭載されています

運転音を抑え、ディスプレイも減光するナイトモードも完備。Wi-Fi機能も搭載されています

●「Dyson Pure Humidify+Cool」のスペック
・加湿機能:○
・適用床面積(空気清浄時/加湿空気清浄時):〜12畳(30分)、36畳(60分)/〜10畳(プレハブ洋室)
・サイズ:312(幅)×312(奥行)×923(高さ)mm
・給水タンク容量:約5L
・フィルター:グラスHEPAフィルター
・除菌技術:−
・加湿モード時運転音(最小/最大):27dB/49.2dB

<関連記事>「Dyson Pure Humidify+Cool」の詳細は発表会レポートでチェック!

加湿機能はなし! 空気清浄機をセレクト

8.ブルーエア「Blueair Classic 490i」

室内の空気を吸引し、フィルターでろ過して空気の汚れを除去するというとてもシンプルな清浄方法ですが、目の粗さが異なる3層のフィルターで目詰まりを防いで風量を保持するとともに、吸引した空気に含まれる汚染物質をマイナスに帯電した後、プラスに帯電したフィルターに吸着させる「HEPASlientテクノロジー」を採用することで、0.1μm以上の微粒子を99.97%除去。そんな集じん性能の高さはそのままに、ココナッツカーボンを使用した「デュアルプロテクションフィルター」を備えた「X90i」シリーズが登場しました。このフィルターは従来のダストフィルターとニオイフィルターをひとつにまとめたようなもので、これだけで高い清浄性能と除臭性能を発揮します。半年ごとにフィルターの交換が必要なためランニングコストは高めですが、ハウスダストなどによるアレルギーに困っている人なら、この高性能は魅力に感じるはず。

ブルーエア「Blueair Classic 490i」

Wi-Fi機能も備えているので、スマートフォンでリモート操作したり、室内の空気の状態を確認することも可能。適用床面積〜75畳の「Blueair Classic 690i」と〜25畳の「Blueair Classic 290i」もラインアップ

●「Blueair Classic 490i」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜33畳
・サイズ:500(幅)×275(奥行)×590(高さ)mm
・フィルター:デュアルプロテクションフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):32dB/52dB

<関連記事>「Blueair Classic 490i」の詳細は発表会レポートでチェック!

9.ブルーエア「Blueair Protect 7410i」

デザインを一新し、前述の「Blueair Classic」に代わるフラッグシップモデルとして2020年12月に登場した「Blueair Protect 」シリーズ。適用床面積〜70畳の「7700」シリーズと〜40畳の「7400」シリーズで展開されており、それぞれ3機種ずつ、計6機種がラインアップされています。その中で、もっとも安い価格設定なのが「7410i」。室内の空気情報を本体天面に数値として表示する機能は搭載されていないものの、Wi-Fi接続したスマートフォンのアプリ上で確認できますし、基本構造はシリーズ共通なので清浄性能は変わりません。もちろん、ブルーエア独自の「HEPASlientテクノロジー」も完備。しかも、Blueair Protect シリーズはパーツの配置を見直したことにより「HEPASilent Ultraテクノロジー」に進化し、0.03μmというウイルスレベルのナノ粒子まで99%以上除去できるようなりました。そして、フィルターを通過してキレイになった空気は、本体サイドから背面までぐるりと配置された供給口から放出。あらゆる方面に同時に空気を放出することができるため、より遠くに向けた循環気流が作り出され、部屋の隅々まで素早く清浄できるといいます。

フィルターにRFIDチップを内蔵することで、実際のフィルターの使用状況や本体の稼働状況などの情報からユーザーそれぞれのフィルター交換のタイミングを算出することが可能に。これにより、フィルターの寿命は最大1年長くなったそうです

フィルターにRFIDチップを内蔵することで、実際のフィルターの使用状況や本体の稼働状況などの情報からユーザーそれぞれのフィルター交換のタイミングを算出することが可能に。これにより、フィルターの寿命は最大1年長くなったそうです

●「Blueair Protect 7410i」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜40畳
・サイズ:300(幅)×300(奥行)×690(高さ)mm
・フィルター:スマートフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):25dB/45dB

<関連記事>「Blueair Protect 」シリーズの詳細は発表会レポートでチェック!

10.エレクトロラックス「Pure A9」

ファブリック素材を採用した5角形の筐体にレザー調のハンドルを備えたPure A9はインテリア性が高く、リビングなど目に付くところに違和感なく設置できそう。もちろん、デザインだけでなく、清浄性能も上々。本体内に吸い込んだ空気をメッシュフィルターとHEPA13フィルター、活性炭フィルターでろ過し、キレイな空気にして放出します。その放出された空気はスパイラル状の気流となるよう設計されているので、部屋全体の空気を効率よく循環させることができるのだそう。さらに、HEPA13フィルターには浮遊最近や浮遊カビ、浮遊ウイルスなどを99.99%抑制する抗菌剤を施し、イオンを発生させて空気中の汚れの粒子を結合させ、大きな塊にすることで集じん性能を高める機能も搭載しています。

キャスターをウッドレッグ(別売)に交換することもできます。なお、Pure A9と同じ構造で適用床面積54畳の「PA91-606」もラインアップ。PA91-606はグレーの1色のみとなっています

キャスターをウッドレッグ(別売)に交換することもできます。なお、Pure A9と同じ構造で適用床面積54畳の「PA91-606」もラインアップ。PA91-606はグレーの1色のみとなっています

●「Pure A9」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜48畳
・サイズ:315(幅)×315(奥行)×590(高さ)mm
・フィルター:HEPA13フィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):17dB/48dB

<関連記事>「Pure A9」の詳細は発表会レポートでチェック!

11.コーウェイ「AIRMEGA 400」

深刻な空気環境問題を抱える韓国やヨーロッパをはじめとする世界40か国で空気清浄機を販売する世界的なメーカーだけに、加湿機能は搭載せず、清浄方法も世界的に主流なフィルターでのろ過のみとシンプル。プレフィルターと独自抗菌の「GreenHEPAフィルター」、活性炭脱臭フィルターの3層で空気の汚れをキャッチし、キレイな空気にして放出します。GreenHEPAフィルターはHEPAフィルターなので、0.3μmの 粒子を99.9%以上捕集する性能を備えているのはもちろん、抗菌加工により、ウイルスや有害菌を99.9%以上不活化できるとのこと。「AIRMEGA 400」は左右2面から空気を吸い込み、天面から放出する構造となっています。スマートフォンでリモート操作したり、室内の空気状態が確認できるWi-Fi機能を搭載した「400S」もラインアップ。

コーウェイ「AIRMEGA 400S」

写真はWi-Fi機能を搭載した400S。400はホワイトのみですが、400Sにはメタリックシルバーもラインアップされています

●「AIRMEGA 400/400S」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜48畳
・サイズ:376(幅)×376(奥行)×580(高さ)mm
・フィルター:MAX2 Greenフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最大):51dB

<関連記事>「AIRMEGA 400」など、コーウェイ製品の詳細は発表会レポートでチェック!

12.バルミューダ「BALMUDA The Pure」

スリムなタワー型の空気清浄機の先駆けとなった「JetClean」をバルミューダが発売したのは2012年のこと。本体下部から吸引した室内の空気の汚れをフィルターでろ過し、キレイな空気を上部から放出する基本構造はそのままに進化を続け、2019年に新モデル「The Pure」が誕生しました。従来モデルとThe Pureの大きな違いは、フィルターとファン。より高性能な「TrueHEPAフィルター」を採用することで0.3μmの微粒子を99.97%捕らえます。また、吸気口から送風口まで空気をロスなく遅れるようにフィルターの形状を円柱形から箱形に変更。空気の流れを整える「整流翼」もファンの上に配置され、これまでよりも効率的に大容量の空気を循環させられるようになりました。

バルミューダ「BALMUDA The Pure」

運転中には吸気口部にあるLEDライトが点灯。光センサーを備えているので、部屋を暗くすると自動で光量がダウンします

●「BALMUDA The Pure」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜36畳
・サイズ:260(幅)×260(奥行)×7500(高さ)mm
・フィルター:TrueHEPAフィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):19dB/64dB

<関連記事>「BALMUDA The Pure」の詳細は発表会レポートでチェック!

13.エレクトロラックス「Well A7」

床に設置するだけでなく、壁にかけて使うこともできるのが特徴。インテリアに馴染むファブリック素材を前面パネルに採用し、空気清浄機には見えないデザインとなっています。空気清浄の方法は、本体内に吸い込んだ空気をメッシュフィルター→HEPA13フィルター→活性炭フィルターでろ過する仕組み。前述の「Pure A9」同様に、HEPA13フィルターには細菌の能力を99.99%抑える抗菌剤が施され、空気中の粒子をイオンで結合し、大きな塊にしてキャッチしやすくするためのイオナイザーも搭載しています。

前面パネルやハドル、脚を交換できる「Decor Kit」も別売されています

前面パネルやハドル、脚を交換できる「Decor Kit」も別売されています

●「Well A7」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜27畳(プレハブ洋室)
・サイズ:480(幅)×213(奥行)×579(高さ)mm
・フィルター:HEPA13フィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):16dB/48dB

<関連記事>「Well A7」の詳細は発表会レポートでチェック!

14.ダイキン「MC55X」

フィルターを手前から奥(もしくは奥から手前)に何層も配置し、その先に加湿ユニットや送風ファンを装備しているのが一般的な空気清浄機の構造ですが、ダイキンのタワー型モデルは下から積み重ねていく縦配列を採用することで設置面積を大幅に縮小しました。幅、奥行きは27cm、高さは50cmとコンパクトなので、棚の上に置くことも可能。また、この縦配列の構造はフィルターの下にファンが配置されるため、フィルターが運転音をさえぎる防音壁の役割も発揮し、音の感じ方が静かになるのも特徴です。

MC55Xと同じ構造で加湿機能を搭載した「MCK55X」(空気清浄時の適用床面積〜25畳)もラインアップ。なお、加湿空気清浄機「MCK55X」と基本構造は同じもののフィルターが異なる(HEPAフィルター)「MCK40X」も用意されています

MC55Xと同じ構造で加湿機能を搭載した「MCK55X」(空気清浄時の適用床面積:〜25畳)もラインアップ。なお、加湿空気清浄機「MCK55X」と基本構造は同じもののフィルターが異なる(HEPAフィルター)「MCK40X」も用意されています

●「MC55X」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜25畳
・サイズ:270(幅)×270(奥行)mm×500(高さ)
・フィルター:TAFUフィルター
・除菌技術:ストリーマ、アクティブプラズマイオン
・運転音(最小/最大):19dB/53dB

15.パナソニック「F-PXT55」

A4サイズの面積に設置できるスリムでコンパクトなモデル。前面下部に吸込口を備えており、床上に溜まりやすいホコリも室内上部にただよいがちなニオイや煙も最適な運転で効率よく吸引してくれます。部屋の照明が暗くなると表示ランプの照度を落とし、運転音をセーブした運転に自動で切り替わる機能も完備。

上位モデルとは異なり、F-PXT55に搭載される除菌技術は「ナノイー」です

上位モデルとは異なり、F-PXT55に搭載される除菌技術は「ナノイー」です

●「F-PXT55」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜25畳(プレハブ洋室)
・サイズ:300(幅)×205(奥行)×580(高さ)mm
・フィルター:ハイブリッド集じんフィルター
・除菌技術:ナノイー
・運転音(最小/最大):18dB/52dB

16.象印「PU-AA50」

航空機や船舶で使われている二重反転プロペラファンを搭載。2つのファンが逆方向に回転することにより、直進性の高い強い風を生み出し、室内の空気を効率よく循環させます。フィルターは、除菌フィルターと脱臭フィルター、高性能静電フィルターが一体化した3層構造。0.1〜2.5µmの粒子を99%キャッチします。さらに、DCモーターを採用することで、最大風量で運転しても10Wという低消費電力を実現しました。

センサーで空気の汚れを検知し、風量を切り替える自動モードは「おまかせ」と「花粉」が用意されています

センサーで空気の汚れを検知し、風量を切り替える自動モードは「おまかせ」と「花粉」が用意されています

●「PU-AA50」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜24畳(プレハブ洋室)
・サイズ:295(幅)×295(奥行)×725(高さ)mm
・フィルター:高性能静電フィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):19dB/39dB

17.ブルーエア「Blueair Sense+」

白を基調とした「Classic」シリーズとは異なり、“北欧カラー”と呼ばれる彩度が低めの配色が目を惹く「Blueair Sense+」は、ボタンを廃し、天面にかざした手の動きで操作を行うというスタイリッシュさが魅力です。もちろん、インテリア性が高いだけでなく、Classicシリーズと同じ清浄方法を採用しているので、集じん性能に不足はありません。ただ、汚れやニオイを検知するセンサーは搭載されていないため、運転モードの切り替えは手動になります。もし、部屋の空気状況にあわせた運転に自動で切り替えてほしいなら、別売の「Blueair Aware」という装置を用意しましょう。「Blueair Aware」と連携させることで、室内の空気汚染度や温度、湿度が把握できるようになり、その情報をもとに運転が自動で切り替わります。

ブルーエア「Blueair Sense+」

「Blueair Aware」を連携させると、スマートフォンで空気の状況が確認できるようになります

●「Blueair Sense+」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜20畳
・サイズ:470(幅)×170(奥行)×492(高さ)mm
・フィルター:センス用フィルター(除臭カーボン付)
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):32dB/53dB

<関連記事>「Blueair Sense+」を自宅で使った様子をチェック!

18.カドー「LEAF 120」

棚やベッドサイドに置けるコンパクトな円筒型ボディながら、上位モデル同様に光触媒技術で集じんフィルターの吸着力が復活するシステムを搭載。フィルターは0.09μmの微粒子もキャッチできる性能を実現しています。清浄方法はフィルターでのろ過で、天面から空気を吸い込み、下部全周から放出するという、一般的な空気清浄機とは逆の仕組み。なお、本体下部に光るLEDライトは照度センサーでコントロールされ、部屋の電気を消すと自動的に明るさを調整してくれます。

LEDライトは空気の汚れを3色(ブルー、グリーン、オレンジ)で知らせる役割もはたします

LEDライトは空気の汚れを3色(ブルー、グリーン、オレンジ)で知らせる役割もはたします

●「LEAF 120」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積:〜15畳
・サイズ:240(直径)×315(高さ)mm
・フィルター:高性能フィルター
・除菌技術:−
・運転音(最小/最大):26dB/59dB

19.シャープ「FU-NC01」

円柱フォルムを採用し、本体下部にぐるりと吸込口を配置。360°から室内の空気を吸い込み、プレフィルター→集じんフィルター→脱臭フィルターを通過し、キレイな空気となって放出されます。効率よく空気を放出できるように、ターボファンを採用しているのもポイント。風量を3段階で切り替えるボタンと、ライトのオン/オフボタンしか装備されていないシンプルなモデルですが、コンパクトデザインなので寝室などの小部屋で使いやすそう。

「プラズマクラスター7000」も搭載されており、キレイな空気とともに室内に放出されます

「プラズマクラスター7000」も搭載されており、キレイな空気とともに室内に放出されます

●「FU-NC01」のスペック
・加湿機能:−
・適用床面積(空気清浄時):〜6畳(プレハブ洋室)
・サイズ:190(直径)×330(高さ)mm
・フィルター:集じん・脱臭一体型フィルター
・除菌技術:プラズマクラスター7000
・運転音(最小/最大):22dB/48dB

<関連記事>「FU-NC01」の詳細は発表会レポートでチェック!

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価格.comマガジン編集部

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