押しても引いてもゴミが取れるスティック型掃除機のヘッドが進化

壁ぎわに強い! “サッと使える度”がアップした「パワーブーストサイクロン」を体験

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近年、収納場所を取らず手軽に使えるコードレススティック型掃除機の需要が高まっているという(下のグラフ参照)。日立は、昨年好評を得た“スティック型からハンディ型に変形する”「パワーブーストサイクロン」を、さらに使いやすく&壁ぎわの掃除に強くした「PV-BD700」を発表した。説明会で体験したPV-BD700の実力を紹介しよう。

「パワーブーストサイクロン PV-BD700」のサイズは280(幅)×785〜1,015(高さ)×230(長さ)mm。シャンパンゴールドとルビーレッドが用意されており、市場想定価格は80,000円前後となっている。4月23日発売予定

キャニスター型掃除機の需要はほぼ横ばいなのに対し、スティック型は増加傾向

キャニスター型掃除機の需要はほぼ横ばいなのに対し、スティック型は増加傾向

壁ぎわに強くなったヒミツとは?

PV-BD700はスティック型というコンパクトなサイズでありながら、同社キャニスター型最上位機(CV-SC700)と同様のサイクロン方式を採用している。サイクロン室の入り口で気流を加速させることで強力なサイクロンを発生させ、しっかりと空気とゴミを分離させるというものだ。加えて、約3kgのボーリング玉を持ち上げた前モデルから踏襲する強い吸引力も備えている。

このような吸引力を生かして掃除するためには、ヘッドの性能も肝心。押した時だけでなく引いた際にもゴミを吸い込む「スマートヘッド」を従来同様に採用しているが、PV-BD700はスマートヘッドの上部に穴を設けることで壁ぎわのゴミもきちんと吸引できるようにしたのが大きな進化点だ。その仕組みは後で写真とともに解説する。

小さくて軽いが効率のよいファンモーターが強力な吸引力を生み出し、吸い込んだゴミをブーストさせた気流でしっかり遠心分離

後部にあるブラシ(青色)も回転するため、ヘッドを押しても引いてもゴミをせき止めることなく吸引できる

後部にあるブラシ(青色)も回転するため、ヘッドを押しても引いてもゴミをせき止めることなく吸引できる

引いた時に吸い込む機構がないヘッドで押す→引く→押すと掃除機がけをすると、引いた最終地点にゴミが溜まることがある。PV-BD700は、押し引きしてもゴミが残っていない(下の動画参照)。引きの動作でも、しっかりゴミを吸引できていることが証明された。

壁ぎわのゴミをしっかり取り除くための新機構が、ヘッド上部に空いた穴

壁ぎわのゴミをしっかり取り除くための新機構が、ヘッド上部に空いた穴

ヘッドからゴミを吸い込むには、空気の流入がないと吸引できない。写真のように壁にヘッドがピタリとくっつくと、左右からしか空気が入らず、どうしてもヘッドの中央部分のゴミの取り残しがあった。PV-BD700は上部から空気を引き込むことで、課題であった中央部分も効率よく吸じんする

新機構のヘッドで壁ぎわのゴミが取り残しなく吸引されたことは、下の動画で確認してほしい。

重量は2.3kgだが、ヘッドが自走式なので軽い力で操作できる

重量は2.3kgだが、ヘッドが自走式なので軽い力で操作できる

運転は「標準」と「強」の2モード用意されており、標準で約30分、強で約8分連続使用可能

部屋中も棚の上もサッと掃除できる使いやすさ

日立のキャニスター型掃除機の特徴のひとつに、レバーを引くことでパイプを伸縮できる機構がある。腰をかがめることなく調整できるため、人気が高い。PV-BD700は、その機構を採用。前モデルと仕組みは異なるが、ハンディ型としても使えるようになっており、メイン掃除機としても、ちょっとした部分の掃除にもフレキシブルに対応する。ほかにも、自立する本体やゴミを押し出すゴミ捨て構造など、実用的な使いやすさを追求した。

ハンドルにあるレバーを引くことで、パイプの長さを変えることができる

ハンドルにあるレバーを引くことで、パイプの長さを変えることができる

ヘッドを足で押さえる必要もなく、引くだけでパイプを伸ばせる。パイプの伸縮は4段階で調整可能

ヘッドを足で押さえる必要もなく、引くだけでパイプを伸ばせる。パイプの伸縮は4段階で調整可能

パイプを一番短くした状態で、本体部の輪になったハンドルを握ればハンディ型になる。ヘッドを外し、装着されているブラシを回転させるとパソコンのキーボードや棚などの掃除もバッチリ!

付属のアタッチメントを先端に付ければ、すき間や高所、布団掃除も行える

付属のアタッチメントを先端に付ければ、すき間や高所、布団掃除も行える

充電台にアタッチメントをセットしておけるので、掃除したいタイミングに素早く用意できる。ただし、充電台に装備しておけるアタッチメントの数は2つ。布団用のアタッチメントは、寝室に置いておくなどで対応するといいだろう

ちなみに、充電台にセットしなくても本体は自立可能

ちなみに、充電台にセットしなくても本体は自立可能

ダストカップのゴミは底部を開いて捨てる仕様。フタが開くと内筒(黄色い部分)とともにゴミが押し出されるので、ゴミが詰まって捨てにくい事態が防げる

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌の白物家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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2017.9.22 更新
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