選び方・特集
心拍トレーニングができるFitbit、ガーミン、エプソンの活動量計を試用レビュー!

1万円台の活動量計がアツい! 人気ブランド3社徹底比較!

比較2 使い勝手
1日中着けっぱなしにするなら「vivosmart3」!

活動量計は、1日中ほぼ着けっぱなしにするもの。そうなると、着け心地や数値を確認する際の使い勝手が大事なポイントとなってくる。ここでは、筆者が感じた各モデルの感想を述べたいと思う。

「Fitbit Alta HR」

「Fitbit Alta HR」は、ディスプレイやベルトをタップして表示と切り替えを行う。バッテリーの最大持続時間は7日間

3モデルの中でも一番スリムな「Fitbit Alta HR」は、着け心地も良好で1日中着けていても気にならなかった。ディスプレイには通常は何も表示されていないが、計測結果を見るために時計のように腕を上げただけでディスプレイが自動表示されるのもうれしい。タップ操作の反応はそこそこで、たまに反応しないときがあった。表示項目は自分で決められるが、それをタップして切り替えていくだけのシンプルな設計は使いやすかった。なお、防水性能は特にないので、水仕事をするときや風呂に入るときは外す必要がある。

「vivosmart3」

「vivosmart3」は、ダブルタップでディスプレイを表示し、スワイプで表示内容を切り替える。バッテリーの最大持続時間は5日間

「vivosmart3」は、「Fitbit Alta HR」ほど細くはないが、より柔らかいシリコン素材のベルトを採用しており、腕にフィットする。腕を上げるだけでディスプレイが表示される機能があり、スワイプ動作の反応は抜群だった。しかし、タップ動作にはたまに無反応なことがあり、さらに有機ELディスプレイを採用しているものの表示は少々ぼんやりとしている。長押しするとメニュー画面になり、細かく設定ができるのはうれしい。3モデルの中では唯一50m防水に対応しており、風呂に入る際も着けっぱなしでいられたのが楽だった。

「PULSENSE PS-600」

ウォッチタイプの「PULSENSE PS-600」。4つのボタンで操作をする。左上のボタンでディスプレイのバックライトをオン/オフ。バッテリーの最大持続時間は約7日間だ(活動量計モード&省電力オン時)

「PULSENSE PS-600」は、タッチパネル非搭載のウォッチタイプ。操作には物理ボタンを使用するため誤作動はなし。4つのボタンは感覚的に操作ができた。モードは時計、活動量計、ワークアウトの3種類から選ぶ手間はあるが、自分の生活に合わせて変えられるので意外と使いやすかったし、アクティビティの計測を見逃すこともない。欠点と言えば、ウォッチタイプなので着けたまま就寝するのはやや邪魔に感じたことだろう。防水機能は5気圧防水に対応。水仕事程度であれば着けたままできる。

比較3 専用アプリ
わかりやすさは「Fitbit」、データが詳細なのは「Garmin Connect Mobile」

3モデルともに、アプリを開けば端末と自動同期が始まるのは同じ。一番閲覧しやすいのは、「Fitbit」だ。「今日」のさまざまな数値が並ぶ「ダッシュボード」の視認性がよく、各項目をタップすれば前日以前の数値やグラフが確認できる仕様。これが直感的で使いやすい。過去の日の数値が、「今日」と同じ閲覧性の高い「ダッシュボード」形式で表示されており、総合的にデータを比較しやすいのも秀逸だ。

「ダッシュボード」の「歩数」をタップすると、過去のデータが閲覧可能。今日を含めた1週間のグラフが最上部にあり、下にスクロールすると過去のデータがすべて確認できる。グラフ拡大ボタンをタップすれば、1日/1週間/1か月/3か月/1年単位のグラフも表示される

「Garmin Connect Mobile」は、アクティビティを中心とした設計。閲覧項目をメイン画面「マイデイ」を含めて自分で設定ができ、「ステップ(歩数)」や「睡眠」といった基本的な活動量から、「ランニング」「サイクリング」「スイミング」などスポーツ系アクティビティまで項目が用意されている。ユーザーの趣味嗜好にあったカスタマイズができそうだ。アクティビティごとの統計は、7日間、4週間、12か月単位で平均や合計などが確認できるのも便利。

カスタマイズできる項目は、選択したり表示する順番を変えたりできる。写真の項目のほかに「1日のストレス」や「ステップ(歩数)」、「睡眠」なども用意

「PULSENSE View」の確認できるデータ項目数は、「Fitbit」以上、「Garmin Connect Mobile」以下という印象。オシャレなデザインが特徴で上下左右にスワイプしていろんな項目を確認できるのだが、これが若干使いづらい。自分が見たいデータに行き着くのに時間がかかり、「Fitbit」のように1日の活動量をまとめて一覧できるページもない。動きも少しヌルヌルしており、ストレスも溜まる。日本メーカーらしく色使いやアイコンがかわいいのだが、使いやすさに関しては上の2つのアプリには負けている印象だった。

左のアイコンが現在位置を示す“アプリ内マップ”。なかなか直感的に動かせないので、アプリを使い慣れるまで時間は多少かかる

まとめ

以上の比較からわかった3モデルの特徴は次の通りだ。

「Fitbit Alta HR」
・自分の活動量がシンプルかつ手間なく記録・確認できる。
・スマートなボディで着けていても気にならない。
・アプリが使い勝手抜群。

「vivosmart3」
・フィット感が高く、1日中着けっぱなしにできる。
・ほかの端末にはない詳細なデータが手間なく記録できる。
・アプリで詳細データをじっくり閲覧できる。

「PULSENSE PS-600」
・スポーツウォッチタイプで、大きな画面で活動量が把握できる。
・アクティビティを自身でしっかり計測・管理できる。
・アプリが少々使いづらい。

そして、文頭で触れた心拍トレーニングの行いやすさについては、こんな印象を受けた。

「Fitbit Alta HR」
・心拍ゾーンの比較がしやすく、ゆるめの心拍トレーニングには最適。

「vivosmart3」
・アクティビティの詳細データは記録できるが、心拍ゾーンの比較が難しい。

「PULSENSE PS-600」
・5つの心拍ゾーンを比較することができ、より目的にあった心拍トレーニングがしやすい。

上記を総括すると、データの詳細よりもアプリでの見やすさを求め、かつスタイリッシュなデザイン性にもこだわる人は「Fitbit Alta HR」。シャワー時も就寝時も外さずにアクティビティを詳細にデータ化して見比べたい人には「vivosmart3」。効果的な心拍トレーニングがしっかりできるのであれば、アプリの使いづらさには目をつぶるという人には「PULSENSE PS-600」が最適だ。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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