いいモノ調査隊
30インチの“練習用”7番アイアン

見た目はヘンでも効果バツグン 「短いアイアン」でうまくなる!

“下半身”の使い方を覚える練習器具

下手の横好きですが、スイング研究が大好きなゴルフ部員Nです。最近は世界のトッププロたちが自らのスイングをSNSにアップしているので、最高のお手本の数々が無料で閲覧できるすばらしい時代です。まあそのスイングを凝視したところで彼らと同じことができるわけもないのですが、いいスイングを観賞するだけでうまくなれそうな気がしてきます。

プロとアマのスイングの大きな違いは、腕と下半身の使い方なのではないかと思います。小さな違いは山ほどありますが、ざっくりいえば「アマは腕を使い過ぎて下半身をあまり使わないスイング」ではないでしょうか。

下半身を積極的に動かすスイングを身に付けたいと思っていろいろ探した結果、今回紹介する練習グッズをみつけました。広田ゴルフの「ロジャーキング スイングマスター」という商品。ひと言でいうと、短いアイアンです。

上が普通の長さの7番アイアン、下が本品

上が普通の長さの7番アイアン、下が本品

これで何をするかといいますと、打つんです。はい、打席に入ってこの短いアイアンで球を打つんです。長さが2種類、30インチと32インチがあります。前者が身長145〜175cm向け、後者は170〜190cm向けです。私は30インチを購入しました。30インチの場合、重さはおよそ425g。これはスチールシャフト装着の7番アイアンとほぼ同じです。

ヘッドの大きさは普通のクラブとあまり変わりません

ヘッドの大きさは普通のクラブとあまり変わりません

番手表記は7番です

番手表記は7番です

構えてみると相当短く感じます

素振り用の短いクラブは多くあれど、球を打てるのはなかなかありません。
構えてみると、初めは相当短く感じました。私のパターが33インチですから、それより3インチ、およそ7.6cmも短いのだから当然です。これでスイングをするとなると…なかなか大変です。

スイングマスターを構えたところ

スイングマスターを構えたところ

普通の7番アイアン。こちらは37インチ

普通の7番アイアン。こちらは37インチ

前傾をキープしてクラブを上げるだけでキツい…

前傾をキープしてクラブを上げるだけでキツい…

私のクセは、ダウンスイングで前傾角がほどけてしまうこと。体が起き上がってしまい、トップやダフり、プッシュアウトなどを誘発します。おそらく腰が正面(ボール方向)に動いてしまうことが原因でしょう。それを矯正するため、このグッズを試してみたかったのです。短いアイアンで打つときに体の前傾をほどいていては空振りします。体幹に力を入れて、前傾角をキープすることで、正しい動かし方がわかってくるような気がしてきました。

初めはトップが多かったのですが、慣れてくると打てるようになってきました

前傾をキープしたまま打てるようになる気がする

このスイングマスターで打っていると、体幹や下半身を積極的に動かさなければボールをミートできないことがわかってきます。体の動かし方に違和感を覚えるのは当然で、なぜならその動きは今までやったことのないものだからです。
短いクラブで打つときは、意識は腰やお尻に集中します。普通のクラブよりも前傾が深くなるからです。この意識を保ったまま、普通のクラブで打てるようになると前傾がキープでき、スイングが磨かれるのではないかと思いました。

こんな感じで、腰が入っていないままインパクトを迎えてしまいます

こんな感じで、腰が入っていないままインパクトを迎えてしまいます

「プロのように背中を丸めてインパクトするイメージを作る」の図。もっと下半身が回らなきゃダメですね…笑

「プロのように背中を丸めてインパクトするイメージを作る」の図。もっと下半身が回らなきゃダメですね…笑

この短いアイアンを使ってひざ立ちで打つ練習も効果があるそうです。ひざ立ちで打てれば、重心の移動がきちんとできているのだとか。なかなか難しそうですが、トライしてみる価値はありそうです。練習場で目立ってしまいますが…笑

また、家の中でスイングのイメージを作る際に使うのもよさそうです。天井にぶつからず(たぶん!)体の動きをチェックできます。

蛇足ですが注意点を。このアイアンをキャディバッグに入れてスタートするといつもより1本多くなってしまうので、競技などルールにのっとってプレーする際は「14本」を超えないようにご注意ください。ツアープロでもこのような練習用クラブを入れっぱなしにしてスタートしてしまい、本数超過のペナルティを受けていることがありますから…。

編集部 ゴルフ部員N

編集部 ゴルフ部員N

80台で回ったかと思えば、突然100打ったりするゴルフ部員。得意なクラブは強いて言えばミドルアイアン。苦手なドライバーとパッティングを安定させるべく、練習器具を漁る日々です。

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