いいモノ調査隊
球を打たずに素振りで上達

振るだけカンタン!? “美スイング”を身に付けるゴルフ練習器具

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最近は、新しいクラブよりスイング改造に執心中のゴルフ部員Nです。毎日ボールを打つことはできませんが、あこがれのプロゴルファーのようなスイングを手に入れたいというのはゴルファーの性ですね。週末の練習場通いが楽しみの1つです。

ですが、とあるプロいわく「アマチュアはボールを数多く打てばうまくなると思っている。それよりも、ボールを打たない練習に時間を割くべきである」とのこと。確かに、ゴルフの練習といえばクラブを携えて練習場に向かい、ボールをひたすら打つのがアマチュアゴルファー。それでも楽しいからいいのですが、これを続けていれば必ずしもうまくなれるわけではないのがゴルフの難しいところです。

ボールが目の前にあると、アマチュアはどうしても”当てに”いってしまいます。ですので、アマチュアは闇雲にボールを打たず、クラブや体の正しい動きを身に付ける練習に時間を割くべきとそのプロはいうのです。そこで今回私は「スイングトレーナー」という、素振り用のアイテムを試してみました。振るだけでクラブの正しい動きが身に付くとうたう練習器具です。

クラブのような形状の練習器具です

クラブのような形状の練習器具です

振るだけカンタン! ブッ飛びアイテム

メーカーの説明によれば「振るだけカンタン! ブッ飛びアイテム」とのこと。一見、ゴルフクラブのようなこのアイテム、重さはなんと1.2kg(メンズモデル)もあるんです。普通のクラブの重さがだいたい380g(スチールシャフト装着の7番アイアン)なので、3倍以上の重さがあるわけです。

このスイングトレーナー、使い方は「1日数回振るだけ」。これでボールを打つわけではないので、自宅などで使えます。なぜ、振るだけでいいのかというと、このアイテムは正しいスイング軌道を描くために重心がシャフトの真ん中に来るように設計されており、これを振ることで無駄な力の入らないスイングが体感できるとのこと。

普通のゴルフクラブの重心はヘッド寄りにありますが、スイングトレーナーの重心はほぼ真ん中です

普通のゴルフクラブの重心はヘッド寄りにありますが、スイングトレーナーの重心はほぼ真ん中です

ヘッドはアイアンのような形状、グリップには複雑な凹凸が

ヘッドはアイアンのような形状、グリップには複雑な凹凸が

凹凸に合わせて握るとスクエアなグリップが作れます。これと異なる握り方をするトップ選手も多いのですが、アマチュアにとってこの握りで違和感はないでしょう

50cmほど手前に振り上げてからスイングする

こうしてグリップができたら、あとは振るだけ…なのですが、ただ振るのではありません。まず50cmほど手前に振り上げてからバックスイングし、そのままフィニッシュまで振り切ります。

アドレスし 飛球線方向に50cmほど振り上げてから バックスイングします あとはそのままスイング かなり重く感じます フィニッシュまでしっかり振り切り、静止することが推奨されています

振ってみると、ものすごく重く感じました。この重さが、正しいスイングをしたときのクラブの重さを感じさせてくれるようです。私の場合、ほぼいつもの軌道で重いクラブが上から落ちてくる感覚でした。

トップでのクラブの位置に注意する

ポイントは、トップ・オブ・スイングでのクラブの位置。シャフトがブレないように注意することが肝要です。腕に力が入ってしまうとトップでシャフトがブレやすくなるので、後方にガラスや鏡のある環境で、トップの形をチェックしながら使うのがよさそうです。スマホなどで録画するのもいいでしょうね。ただし大変重いので、窓ガラスなどに当たると危険です。本品を振るときにはくれぐれも周りにお気を付けください。

これはいい形

これはいい形

左のようにクラブが倒れすぎても、右のように立ちすぎてもNGとのこと

左のようにクラブが倒れすぎても、右のように立ちすぎてもNGとのこと

相当キツいが効果の出そうな「上級編」

もう1つの使い方「上級編」があります。それは、トップから腰の高さまでの軌道に集中して振るというもの。実際にやってみましたが、これは相当キツイです…。キツイかわりに、切り返しでのクラブの動きが大変よくわかります。腕の力は使わず、体幹を意識して振りましょう。

腰からトップ、を繰り返します。すぐに汗だくに…

腰からトップ、を繰り返します。すぐに汗だくに…

上記2つの使い方を試した後、普通のアイアンで実際に球を打ってみました。切り返しでのクラブのイメージが明確になり、力まずに振れる感じがします。

本品は、スライスやフック、飛距離が出ないといった方に効果があるとうたっています。しかし、これをちょっと使ったからといっていきなりナイスショットが出て大満足、ということにならないのは賢明なゴルファー諸兄ならおわかりのはず。説明書にも、1日10〜20回から始め、無理のない回数で、と書かれています。継続して振ることで、スイングをじっくり改善できるのではないかと思いました。

普通のクラブに持ち替えると、切り返しでの動きが脳裏に強くイメージできました。もっと下半身が回っていたいですね…汗

シックなマットブラックも新色として追加されました

シックなマットブラックも新色として追加されました

最後に注意点を。このスイングトレーナー、アイアン3本分の重さがあるのでキャディバッグに入れっぱなしにしておくのはおすすめできません。自宅(や職場?)でひっそりとスイングを磨いていきましょう。3か月も続ければ、なんらかの効果は出てくると思います。何事も、継続は力なりですね。

写真:富士渓和春

編集部 ゴルフ部員N

編集部 ゴルフ部員N

80台で回ったかと思えば、突然100打ったりするゴルフ部員。得意なクラブは強いて言えばミドルアイアン。苦手なドライバーとパッティングを安定させるべく、練習器具を漁る日々です。

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