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テント泊に必要な基本アイテムもプロが厳選して紹介

山でテント泊したい! 登山初級者がテント泊への疑問を山のプロにぶつけてみた

山小屋に1泊する登山経験はある筆者。今年こそはテント泊がしてみたいという気持ちはあるものの、不安があり、なかなか実行できません。そこで価格.comマガジンで「実践主義! 高橋庄太郎の山道具コレクト」を連載されている山岳ライター・高橋庄太郎さんに、テント泊の基本と、用意しておくといい道具を教えてもらいました!

いつか山でテント泊がしたいと、近所の広場でテントを張って気分を味わってみました(笑)

いつか山でテント泊がしたいと、近所の広場でテントを張って気分を味わってみました(笑)

Q1.初めてのテント泊、どの程度の山を選ぶべき?

筆者がもっとも心配しているのは、テントなどの道具を背負って登れるのか、ということ。南アルプスや中央アルプスなどにも登っており、山小屋で1泊する行程の登山はしています。筆者のあこがれは、そんなアルプスでテント泊したい! とはいえ、テント泊は道具が増えるので重量が増すのは必至。普段、山小屋泊で精一杯の状態で登っている山に挑むのは厳しいのかな、とは思ってはいるものの、どの程度のところから初めていいのかがわかりません。目安などがあれば教えていただきたいです。


高橋さんの回答1

山小屋では朝夕の食事が提供され、寝具も使えます。つまり、「衣食住」のうち、「食」「住」を用意する必要がなく、自分で持っていくのは「衣」の要素だけで足りるわけです。しかしテント泊の場合は、クッカーやバーナーといった「食」、テント、寝袋、マットなどの「住」の要素を自分で運ばねばなりません。持参する食材は泊数によって変わるので、その分の重さは別としても、山小屋泊に比べると必要なものはかなり増え、7〜8kgは重くなるのを覚悟しましょう。このことから、初めてテント泊をするならこれまでに歩いたことがある山よりも、体力的に少し楽な場所を計画するのがベター。歩行スピードが遅くなることを想定し、たとえば山小屋泊の装備ならば3〜4時間で歩けそうな場所を、5〜7時間程度で移動するつもりでいれば安全度が高く、無理がありません。

眺めがよい日本アルプスなどの稜線でのテント泊に憧れる人は多いですが、森林限界を超えた高所は気象条件が厳しく、悪天候時は強い風雨にさらされます。高山でのテント泊は、ある程度慣れてからのほうがいいでしょう。僕のおすすめは、大半のテント場が森の中にあり、強い風や雨から守られている八ヶ岳や奥秩父などの山域。気候が安定し、山中でも寒くはない梅雨明け以降の夏や秋は挑戦しやすい時期です。

Q2.テントはどういうものを選べばいい?

10年ほど前に購入したテントがあります。1〜2人用のタイプで、重さは約1.5kg(ペグ、ポール含む)。使えるようであれば、これを使いたいなと思っているのですが、重さやサイズさえクリアできていれば問題ないでしょうか。

当時、キャンプ場で泊まるために購入した1人用テント。山でテント泊することは想定せずに選びました。収納時のサイズ(本体/ポールバッグ)は、約16(直径)×約30(長さ)cm/約4(直径)×約44(長さ)cm

高橋さんの回答2

最新のテントには1人用で1kgを切るものも登場し、収納時もかさばりません。だから、荷物を軽量コンパクトにまとめたい人には人気がありますが、軽量な分だけ華奢になるので、気象条件が厳しい場所では使いにくく、強風で生地を破ったり、ポールを折ってしまったりと、破損の恐れが高まります。特にテント泊に慣れていないうちは、扱いが難しいかもしれません。先端の素材を使っているため、値段も高くなりますし……。はじめはあえて、厚みのある生地やパーツを使った丈夫なタイプを選ぶのも手です。しかし、丈夫で壊れにくいとはいえ、重くなってかさばりも増えるため注意しましょう。また、蒸し暑い低山でのテント泊を中心に考えている場合は、通気性が高いメッシュ素材を選ぶなど、快適性も重要です。このようなことを踏まえ、自分の体力や予算、使いたい場所なども考慮して、自分の目的に合わせてバランスがよいモデルを選びましょう。たとえば、体力に自信がなければ費用が少々かさんでも軽量性とコンパクトさに徹したモデル、予算に限度があれば少々重いものになってもがまんする……といった具合です。

なお、テントにはさまざまなタイプがあり、中村さんの所有されているゴアライトは防水性の生地1枚のみでテント内部と外界を仕切る、いわゆる「シングルウォールテント」というもの。設営に手間取らず、生地が1枚なので比較的軽量です。

筆者所有のPAINE「ゴアライト G-02050」

筆者所有のPAINE「ゴアライト G-02050」

しかし、僕のおすすめは、インナーテント(テント本体)の上に雨除けの屋根となるフライシートをかぶせる「ダブルウォールテント」。これなら入口の前には雨除けのひさしができ、テントの外にブーツを置いておいても濡れませんし、悪天候時の調理用スペースにもなります。風通しがよく、夏の暑さが緩和されるのもポイントです。最近のものは素材が進化しているので、生地が2重になるダブルウォールテントであっても、防水性を持たせた特殊生地1枚のシングルウォールテントと重量差はなくなってきており、重量の面でシングルウォールを選ぶメリットは薄れています。そして大事なのは、設営方法。テント本体にポールを組み合わせただけで立体化するものを「自立型」、組み合わせてから杭となるペグで固定しなければ立体化しないものを「非自立型」といいますが、テント泊初心者はどんな場所でも立てやすい自立型のほうが適しています。

<高橋さん厳選! テント泊に適したテント>

モンベル「ステラリッジ1」

インナーテントの上にフライシートをかけるダブルウォールタイプで、ポールをインナーテントのスリーブに差し込むだけで立体化する自立型の代表格。日本アルプスのような高山では珍しくない、地面が硬くてペグが打ちにくい場所でも使いやすい。また、全体の高さを控えめにしており、強風の圧力を受け流しやすいのもメリットだ。山岳用テントの大定番ゆえに大きなテント場ではいくつも張られているのを見かけるが、4色展開しているフライシート(別売)で差別化すれば、自分のテントを見分けやすい。重量はインナーテントとフライシートを合わせて1.28kg。

手前がテントのみの状態で、奥にあるのがフライシートをかぶせた状態。テントの収納サイズ(本体/ポールバッグ)は、約13(直径)×約30(長さ)cm/約5(直径)×約41(長さ)cmで、総重量は1.48kg(ペグ、張り綱、スタッフバッグ含む)

ビッグアグネス「フライクリークLX2」

自立型でダブルウォールの新作テント。2つのハブを使ってポールを組みあわせ、入口付近を高く、足元を低くしたデザインで、内部に座ってもきゅうくつさをあまり感じない。テントの入口のパネルは大きくて出入りしやすく、その入り口の上部と足元にメッシュのパネルを併用することで、通気性を向上。蒸し暑い時期にはありがたい工夫だ。フライシートは悪天候時も視認性がよいレッド系。写真は2人用「フライクリークLX2」で重量1.5kgだが、1.3kgの1人用「フライクリークLX1」もラインアップされている。

フライクリークLX2の収納サイズは約14(直径)×約38(長さ)cm(ポール別収納:45cm)で、重量(最小/最大)1.5kg/1.76kg。そして、1人用のフライクリークLX1の収納サイズは約13(直径)×約38(長さ)cm(ポール別収納:45cm)で、重量(最小/最大)1.3kg/1.56kg

マウンテンハードウェア「ゴーストスカイ2テント」

インナーテントの生地は濡れやすい下部以外、大半がメッシュ。通気性はすばらしく、真夏の低山でも暑さが和らぐ。ダブルウォールタイプで自立型モデルの2人用で、入口がテントの長辺の両側に設けられており、それぞれに入口を使い分ければストレスなく出入りできる。マウンテンハードウェアはより軽量なテントも展開しているが、このゴーストスカイシリーズは初心者でも使いやすいように丈夫さを考慮しているモデルだ。

テントの収納サイズは、19(直径)×61(長さ)cmで、最小重量は1.61kg、ピッチライト重量は1.12kg

テントの収納サイズは、19(直径)×61(長さ)cmで、最小重量は1.61kg、ピッチライト重量は1.12kg

Q3.寝袋は羽毛(ダウン)でスリーシーズン用ならOK?

テントと同じタイミングで寝袋も購入しています。スリーシーズン用なのですが、携帯性を優先して薄手のものを購入したため、寒さが心配。これでアルプスなどでもテント泊できるといいのですが……。また、マットは身長よりも短いものを持っていますが、これで寒さをしのげるのかも不安です。それと、銀色のシートのようなものをザックの横に装着している人をよく見るのですが、あれも準備しておいたほうがよいでしょうか。

筆者所有のナンガ「スーパーライト150DX」。コンパクトな収納、羽毛という点を優先して選んだものです

筆者所有のナンガ「スーパーライト150DX」。コンパクトな収納、羽毛(ダウン)という点を優先して選んだものです

筆者が寝袋と一緒に購入したマット、サーマレスト「プロライト3」。約120cmのショートタイプです

高橋さんの回答3

テント泊で就寝時の「かけ布団」になるのが寝袋(寝袋、スリーピングバッグ)で、敷布団となるのがマットです。保温力といえば真っ先に寝袋の機能性のことを考えがちで、それ自体は間違いではありませんが、実はマットの断熱力の影響は想像以上。「就寝時の温かさ」は、寝袋とマットの組み合わせで考えなければならず、いっぽうだけ温かいものでも意味はありません。保温力に加えて「寝心地のよさ」という意味も考えれば、マットの弾力性も重要です。

そんな視点から中村さん所有の寝袋とマットを見ると、どちらも旧モデルとはいえ、夏であれば日本アルプスでも十分に使えそうです。ただし、晩夏になると寝袋は少し保温力が足りない可能性があり、新しいものの購入を検討してもよいかもしれません。マットはショートタイプのようで、大半の体重がかかる上半身だけのもの。足元にバックパックを置いてマット代わりにするなどの工夫をすればいくらか寝心地はよくなります。しかし、さらなる安眠を考えれば、全身サイズに買い替えるのも一手です。

筆者所有のマットに寝転んでみると、太ももの途中から下はマットから出てしまう状態に

筆者所有のマットに寝転んでみると、太ももの途中から下はマットから出てしまう状態に

なお、中村さんが山で見かけた「銀色のシート」は、折りたたみ式のマットのことでしょう。最近は昔からあったそのようなタイプのマットの人気が再燃し、バックパックに外付けしている人をよく見かけます。広げるだけで使え、パンクの心配がないのも大きなメリットですが、かさばるものを外付けしていると、岩場などでは引っかかりやすく、バランスをくずして滑落の原因になりかねません。高山の険しい岩場を通過するような計画の時は、空気を抜けば小さくなるエア注入式のほうがよいでしょう。

<高橋さん厳選! テント泊に適した寝袋とマット>

モンベル「ダウンハガー800#3」「ダウンハガー800 Women's #3」

内部に800フィルパワーの高質ダウン(羽毛)を封入したベストセラーモデル。生地だけでなく、縫い糸まで伸縮性の高いものを使うことで、寝袋に入ったままであぐらをかけるほどのストレッチ性を実現。就寝時は体のまわりにデッドスペースが生まれなくなり、保温力を増す働きもある。身長183cmまでに適応するレギュラーモデルのほか、対応身長を173cmに抑えつつ、足元などの保温力を高めたレディースモデルもラインアップされている。快適に眠れる気温の目安は3℃だ。

下がレギュラーモデル「ダウンハガー800#3」で、収納サイズは14(直径)×28(長さ)cm(3.4L)、重量は600g(スタッフバッグ含む)。そして、上がレディースモデル「ダウンハガー800 Women's #3」で、収納サイズは13(直径)×27(長さ)cm(2.7L)、重量は578g(スタッフバッグ含む)

シートゥサミット「マイクロ McII」

一見、通常の寝袋の形をしているが、巾着状の構造で開閉できる足元と、その足元まで延びるサイドファスナーを組み合わせることで、完全に開け広げてブランケットのようなスタイルでも使用可能。快適に眠れる気温は7℃が目安だが、寒い時はすべて締めきれば最大の保温力が得られ、逆に少々暑苦しい時は巾着部分のみ開放して内部温度を下げるなど気温に応じて使えるので、汎用性は非常に高い。内部には850フィルパワーの高質ダウンをメインに使っている。

収納サイズは4.5L、重量は630g

収納サイズは4.5L、重量は630g

ファイントラック「ポリゴンネスト4×3」

一般的に寝袋に使われている保温素材はダウンや化繊の中綿だが、このモデルは、細かなシワをつけることで温かな空気をキープしやすくしたシート状の化繊“ファインポリゴン”を採用しているのが特徴。保温素材に化繊の中綿を使った寝袋よりも収納時はコンパクトになる。また、水に濡れると保温力が格段に低下するダウンと比べ、化繊のシートは多少湿っていても一定の温かさを保つため、悪天候時でテント内が濡れた時なども安心度が高い。使用可能な下限の気温は7℃まで。

収納サイズは13(直径)×26(長さ)cm、重量は450g

収納サイズは13(直径)×26(長さ)cm、重量は450g

ニーモ「テンサーインシュレーテッド20R」

表面に使われているのは、薄いポリエステルの素材。空気を入れると8cmの厚みになって十分な弾力性を発揮し、独自の構造で左右に体が揺れにくいこともあり、少々ゴツゴツした地面の上でも寝心地はやわらかだ。内部にはプリマロフトという人工羽毛の保温材がラミネートされ、地面からの冷気をさえぎってくれるので寒い時期にも温かく眠れる。表面素材が超薄手なため取り扱いには注意したいが、保温材を入れても全身サイズで重量410gに抑えた軽量性と、収納時のコンパクトさはうれしい。

サイズ(使用時/収納時)は51(幅)×183(長さ)×8(厚さ)cm/9(直径)×20(長さ)cmで、重量は410g

クライミット「イナーシャ・オゾン」

軽量化のために使用素材を減らそうと、マットの表面に大きな穴をたくさん空けたようなおもしろい形状。これでは寝袋がテントの床に接してしまうように思えるが、実際に寝転んでみると、チューブ状になった部分だけでも十分に体が支えられ、地面の冷たさは伝わってこない。むしろ穴があることで体とマットの間で寝袋がつぶれず、寝袋のボリューム感が損なわれないため、保温力を増す効果すらある。枕の部分も連結してあり、別途用意する必要はない。もちろん収納時はコンパクトだ。

サイズ(使用時/収納時)は約55(幅)×約183(長さ)×約4.4(厚さ)cm/約8.9(直径)×約15.2(長さ)cmで、重量は約354g

サーマレスト「Zライト」

フォーム材を用いた折り畳み式。全身サイズからショートサイズまで展開されており、自分の身長に合わせて購入してもよいが、長めのものを自分の身長に合わせてカットし、残りを座布団的に利用するなど、使い方は自由だ。厚みは2cmしかないので寝心地はそれなりとはいえ、表面に凹凸をつけることで弾力性を高める工夫もなされ、想像以上に使い勝手がよい。ただし、少々かさばるのは否めず、持ち運びの際には注意したい。なお、表面にアルミを蒸着したシルバーのタイプもあり、価格は増すが断熱性は高くなる。

サイズ(使用時/収納時)は51(幅)×183(長さ)×2(厚さ)cm/51(幅)×13(長さ)×14(厚さ)cmで、重量は410g

Q4.初めての自炊。どんなモノを用意していけばいい?

山小屋のごはんだけ提供してもらうという手段もありますが、せっかくのテント泊なので自炊にもチャレンジしたい! しかし、食材や調理道具を持って行くと荷物が多くなるのでザックに収まるか心配です。初心者にうってつけのアイテムを教えてください。

バーナー/クッカー一体型を持って行くか、クッカー+シングルバーナーにするかも悩んでいるところです(バーナー/クッカー一体型は意外と重いなぁと感じているため)

高橋さんの回答4

予約をすればテント泊の人にも夕食を提供してくれる山小屋もありますが、それは例外的と考えたほうがよく、山中では自炊が前提となります。自分で食事を作る際に最低限必要な道具は、クッカーとバーナー。その時、フリーズドライ食品をお湯で戻すだけならば、どちらも小型タイプでOKですが、生の食材などを持ち込んでおいしい料理を楽しむならば、少し大きめのクッカーや火力が安定したバーナーを持っていったほうが調理しやすいでしょう。

クッカーの素材には各種あり、軽量性や耐久性を考えれば、現実的な選択肢はチタンかアルミ。軽量性ならばチタンですが、焦げやすいので時間をかけた調理には不向きです。しかし、お湯を沸かすだけなら問題ありません。いっぽう、焦げにくいアルミは調理向けですが、チタンよりは重くなります。どちらの素材を選ぶかは、自分の調理計画に合わせて考えるとよいでしょう。

そして、バーナーについて。ガソリンやアルコールを使うタイプもありますが、取り扱いに手間がかかるため、初めてなら簡単に使えるガスカートリッジ式がうってつけです。特にゴトクに風防を兼ねた形状のものは、強風下でも熱効率が下がりにくく、調理時間や燃料が無駄になりません。建物の外で調理をすることが大半のテント泊の際は、風に弱いタイプは選ばないほうが賢明。最近はクッカーとバーナーが一体となり、熱効率をますます高くしたものも登場しています。純正のクッカー以外は多少使いにくいとはいえ、ひとつ持っていると非常に便利です。

高橋さんが実際に山で調理し、食されているもの。野菜や肉を持って行けば、満足感の高い食事ができそうです

高橋さんが実際に山で調理し、食されているもの。野菜や肉を持って行けば、満足感の高い食事ができそうです

<高橋さん厳選! テント泊に適した調理道具>

SOTO「マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310」

バーナーヘッドをガスカートリッジに取り使えるだけで使用できる基本的モデルだが、この製品はさらに低温下でも火力が安定する「レギュレーター」という仕組みを内蔵。寒い時期でも使いやすい。特徴的なのは火口の部分で、形状をすり鉢状にすることで風が直接当たることを防ぎ、強風時に火が消えたり、熱がクッカーの底から流れ出て調理時間が増したりするなどの問題が軽減する。

付属のゴトクは軽量な3本タイプ(手前側)だが、大きめのクッカーを乗せても安定する4本のゴトク(奥側)も別売されている。標準セット(3本ゴトク)の収納サイズは9(幅)×11.7(奥行)×10(高さ)cm(バーナー+ゴトク使用時)で、重量は94g(バーナー+ゴトク)

モンベル「JETBOIL MiniMo(ジェットボイル ミニモ)」

熱効率を可能な限り高めるため、特殊なクッカーとバーナーを組み合わせた調理用具で知られるジェットボイル社の定番品。ただでさえお湯が速く沸くが、素材には焦げにくいアルミが採用され、さらに微妙な火力調整が容易に行える工夫もなされているので調理がしやすい。また、同社の製品の中ではクッカーの口径が広いことも、調理のしやすさにひと役買っている。なお、収納の際はクッカーの中にバーナーやガスカートリッジなどのすべてが入り、クッカーのみのサイズに収まる。

収納時のサイズは12.7(直径)×15.2(高さ)cmで、重量は500g(ガスカートリッジを除く)

収納時のサイズは12.7(直径)×15.2(高さ)cmで、重量は500g(ガスカートリッジを除く)

MSR「トレイルミニ・ソロクックセット」

0.75Lのクッカーとフタ、クッカーを持つためのリフター、そして小型カップがついたひとり用の調理セット。手の込んだ料理にはクッカーの容量が足りないかもしれないが、フリーズドライ食品やインスタントラーメン程度にはちょうどよく、内部には110サイズのガスカートリッジに加え、小型バーナーヘッドも収められる。アルミ製のクッカーの表面はアルマイト加工され、焦げにくさが一段と強化されている。

収納サイズは12(直径)×11(高さ)cmで、重量は182g

収納サイズは12(直径)×11(高さ)cmで、重量は182g

執筆(Answer & 製品紹介):高橋庄太郎

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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