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水分補給や泥はね防止、荷物の収納など快適なライドをサポート

スポーツタイプの自転車で通勤・通学する際に用意しておきたいお役立ちアイテム!


秋は、ロードバイクをはじめとするスポーツタイプの自転車の新モデルが続々と登場する季節。そんな自転車を購入した人の中には、休日に自転車で出かけるだけでなく、通勤・通学にも使いたいと考えている方もいるだろう。しかし、スポーツタイプの自転車を普段使いで使うなら気をつけておきたいことがある。それは、シティサイクルの自転車では一般的な、バスケットやフェンダーなどが装備されていないことが多いからだ。そこでここでは、毎日の足として使うための便利なアイテムを紹介しよう。

【ボトルケージ】涼しくなってきても水分補給ができる準備をしておこう!

自転車は短時間であっても想像以上に汗をかく。バックパックにボトルを入れておくこともできるが、こまめな水分補給を行うなら水やスポーツドリンクが入ったボトルをセットしておける「ボトルケージ」をフレームに取り付けておきたい。ボトルケージには素材の異なるものがいくつもラインアップされているが、愛車に合うものを見つけたいなら、カラーやデザインが豊富なプラスチック製を選ぶといいだろう。ただし、走行中の振動でボトルが落ちてしまわない適度なフィット感が求められる。こればかりは、実際にボトルを装着しないとわからないかもしれないが、配慮しておきたいポイントだ。また、一部のモデルには左利き用と右利き用が分かれているものあるので、購入の際には気をつけよう。

TOPEAK「Ninja TC Road」

気の利いたアイデアが施された製品が多いことから、サイクリストの中でもファンが多い「TOPEAK(トピーク)」。今回ピックアップした「ニンジャTCロード」は、“どこかに何かが隠されている”という特徴を持つ「ニンジャシリーズ」のひとつで、ボトルケージの下に携帯工具、側面にタイヤレバーをセットできるようになっている。自転車本体にボトルケージと一緒に常に装備しておけば、持って行くのを忘れたという自体にもならないので安心だ。

サイズは78(幅)×83(長さ)×175(高さ)mmで、 重量は169(ミニ T8 プラス、タイヤレバー×2本を含む)

サイズは78(幅)×83(長さ)×175(高さ)mmで、 重量は169(ミニ T8 プラス、タイヤレバー×2本を含む)

GUEE「D-CAGE ボトルケージ」

自転車用のドリンクボトルを持っておらず、ひとまずペットボトルの飲料で水分補給を行う人に便利なのが、一般的なボトルとペットボトルの両方をセットできる「D-CAGE ボトルケージ」だ。一般的なボトルケージは自転車用のドリンクボトル専用のサイズで作られているため、ペットボトルはしっかり固定できない。本製品は、ペットボトルの飲み口を下にして差し込めば、ライド中の振動でも落ちないようにがっちりと保持される。

サイズは75(幅)×150(高さ)×73(奥行)mmで、重量は約49g

サイズは75(幅)×150(高さ)×73(奥行)mmで、重量は約49g

【大型サドルバッグ】背負わないスタイルで背中を涼しく!

一般的にサドルバッグは、パンク修理用のチューブや携帯工具などを入れておくサドルの後ろに取り付ける小さなバッグのことを指すが、ここで紹介するのは大型のサドルバッグだ。防水性や耐久性にもすぐれるうえ、ベルクロなどで手軽に取り付けできるタイプが多いので、自転車から降りたあと持ち運ぶこともできる。背中に背負うバックパックを用意するという手もあるが、背中や肩に汗をかきやすいため、少しでも汗をかかないようにしたいなら背負わないスタイルが最適だ。

Blackburn「OUTPOST SEAT PACK & DRY BAG」

シートポストに取り付けるハーネス部分とドライバッグが別体になっており、ドライバッグだけを外すことができるため、荷物の取り出しが容易。取り付けもベルクロで固定するだけなので、初めてのバックパッキングにもうってつけだろう。容量は11Lだが、収納口を巻いていくことで荷物の量に合わせて容量を変えられるところも使い勝手がいい。ハーネス、ドライバッグともに防水素材を採用しているので、突然の雨にもあわてなくて済む。

容量は11Lで、重量は500g

容量は11Lで、重量は500g

アピデュラ「DRYサドルバッグ ミディアム」

裂傷や伸びに強く、ヨットのセイルなどに使われる堅牢な素材は、4層構造でありながら軽量で高い防水性を持つ。シートポストとサドルレールにベルクロを固定するだけなので着脱は簡単だが、固定するストラップの数が多いため、ライド中、振動で荷物が振られることも少ない。また、バッグ上部にはウエアや小物などを挟み込めるゴムベルトも装備されており、使い勝手も上々だ。

容量は14Lで、重量は350g

容量は14Lで、重量は350g

【バックパック】蒸れが少なく、防水性能にすぐれたアイテムを選ぼう

前述のサドルバッグのところで、背中に汗をかきにくいように背負わないスタイルをすすめたが、簡単だとはいえ、自転車への取り付けがめんどうだという人もいるだろう。そこで、ここでは通気性と防水性にすぐれるバックパックをピックアップ。メッセンジャーバッグという選択肢もあるが、ある程度大きめの荷物を背負う場合は、両肩に均等に重みがかかるバックパックのほうが快適だ。なお、容量は、走る距離にもよるが大きな荷物を背負って走るのはあまり快適ではないため、30Lくらいがいいだろう。

ドイター「BIKE I 20」

自転車専用のバックパックを世界で初めて作ったドイター。その当時のデザインを引き継ぎながら現代風にアレンジされた「BIKE I 20」は、背中の接触面を減らしてムレを逃がすエアストライプシステムを採用しているほか、ウエストベルトをメッシュ構造にすることで快適さを追求。さらに、ヘルメットを保持するヘルメットホルダーや自転車用のテールライトを取り付けるループなど、役立つ機能が充実している。雨天時にバックパックにかぶせるレインカバーも内蔵。

サイズは250(幅)×500(高さ)×210(奥行)mmで、容量は20L。重量は880gとなっている

サイズは250(幅)×500(高さ)×210(奥行)mmで、容量は20L。重量は880gとなっている

オルトリーブ「ライトパックプロ25」

本製品は容量がたっぷり25Lありながら、重量が385gと軽いので、背中の荷物はより軽いほうがいいというサイクリストに最適。軽量に特化すると背負い心地がなおざりになりがちだが、チェストストラップやウエストストラップに加え、背中と接する部分にエアを注入ししたインフレータブルバックパットが装備することで、快適さを追求。また、収納口はロール式で、バッグの素材は完全防水仕様なので、雨でも内部の荷物が濡れる心配はない。

サイズは260(幅)×470(高さ)×155(奥行)mmで、容量は25L。重量は385gとなっている

サイズは260(幅)×470(高さ)×155(奥行)mmで、容量は25L。重量は385gとなっている

【雨風を防ぐウエア】自転車用のタイプで快適に!

自転車通勤・通学をしていると、突然雨に見舞われることがある。そんな時のために準備しておきたいのが、雨風を防げるウエアだ。一般的なレインウエアでもかまわないが、快適性を考えるなら自転車に乗るのに適したタイプを選んでほしい。持ち運びしやすいようにコンパクトに収納でき、防水性と透湿性(ベンチレーション)にすぐれるのはもちろんだが、自転車向けのウエアはタイトな作りで、背中部分が長めに作られている。これは風を受けたときにバタつかず、前傾姿勢になっても背中が出ないようにするための工夫。なかには、リフレクターを備え、視認性を高めているものもある。

パールイズミ「レーシング レインジャケット」

防水性と防風性も持ち合わせた高機能メンブレン素材を採用した雨用ジャケットで、秋・冬のライド時にはウインドブレーカーとしても使用できる。うしろ身頃が通常のサイクルウエアよりも長くなっており、その長い裾を巻き込むようにサドルに座ることで裾からの雨の吹き込み、タイヤが巻き上げた水の侵入をガード。首まわりも高さのあるデザインになっているので、首もとからの浸水も低減される。なお、通勤・通学には関係がないが、インナーが透けるほど薄手なのはレースで下に着たウエアのゼッケンを見えるようにするための施策だ。

サイズはS、M、L、XLで、カラーはホワイトのみ。薄い素材なのでコンパクトにたんで持ち運びできる

モンベル「ライトシェルサイクルジャケット」

防風性と撥水性を備えた表地に暖かく蒸れにくい裏地を組み合わせた表面と、ストレッチ性と通気性を備えた生地を採用した裏面で構成される本製品は、蒸れを効果的に解消してくれるため、1年を通じて使用できる。前傾姿勢でもウエアがずり上がりにくい裾のシリコングリップ、袖口には親指を引っかけることでウエア内への風の侵入を防ぐサムループなど、役立つ機能も満載。素材に制菌加工が施されており、ニオイのもととなるバクテリアが繁殖しにくいのも魅力的だ。

サイズはXS、S、M、L、XLで、カラーはブラック、シアンブルー、ホットレッドの3色を用意

サイズはXS、S、M、L、XLで、カラーはブラック、シアンブルー、ホットレッドの3色を用意

モンベル「サイクル レインパンツ」

極薄素材を採用し、生地の縫い目を防水するシームテープの幅を調整することで、平均重量200gという軽量化を実現。収納時には7(幅)×7(奥行)×12(高さ)cmにまとめられるので持ち運びもじゃまにならない。そんな軽量・コンパクトな雨天用のサイクルパンツだが、防水性能もバツグン。素材にゴアテックスを使用しているほか、裾のバタつきを抑えるベルクロを備えるなど、悪天候でも快適に走行できるように工夫されている。また、裾部分にはリフレクターも装備されており、被視認性も高い。

サイズはXS、S、M、L、XLで、カラーはブラックのみ

サイズはXS、S、M、L、XLで、カラーはブラックのみ

【フェンダー】見た目はかっこいいまま泥はねを防ぐ!

スポーツタイプの自転車には、フェンダー(泥除け)がほとんど装備されていないため、雨が降ると背中まで泥が跳ね上がってしまうこともざら。とはいえ、常にフェンダーを付けておくのはデザイン的に望ましくない人もいるだろう。そんな時に使用したいのが、簡単に着脱できるフェンダーだ。ボトルやナットでがっちり取り付けるのではなく、ベルクロで固定したり、サドルの隙間に挟み込んだりするものを選ぶとそれほど装着に手間はかからない。簡易なものでも、ひとつ用意しておくと雨の日の快適さが全然違ってくる。

サンマルコ「ASS SAVERS(アスセイバーズ)」

ただのプラスチックの板に見えるリア用のフェンダーだが、さまざまなサドルのレールに引っかけられる絶妙な湾曲のデザインが施され、かつ、ライド中に落下する心配もない。しかも、使用しない時には折り曲げてサドル下に収納できるので常備しておきやすいところも◎。

サイズは100(幅)×340(長さ)×0.8(厚み)mmで、重量は8g。カラーはレッドのみ

サイズは100(幅)×340(長さ)×0.8(厚み)mmで、重量は8g。カラーはレッドのみ

TOPEAK「ディフェンダー RC1/RC11 セット」

スポーツバイクのシンプルな見た目を保持しつつ、泥はねから自分を守ってくれる前後のフェンダーセット。細くてシンプルなデザインだが、前後に長く、さらに角度を調整できるのでガードに不足はない。とくに跳ね上げが多いリア用は、2か所で角度調整を行えるため、なるべくタイヤに近づけてセットすれば格段に効果が高まる。それでいて、フロント、リアともにベルクロで簡単に取り付けができるのもうれしいポイントだ。

サイズ(RC1/RC11):83(幅)×320(長さ)×140(高さ)mm/58(幅)×558(長さ)×37(高さ)mm 重量(RC1/RC11):39g/117g 取付可能径:27〜36mm

今 雄飛

今 雄飛

ミラソル デポルテ代表。自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン。

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