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折りたたみできる機能はそのままに街中での走行性能を向上

極太タイヤで話題となった「MATE.BIKE」のミニベロe-Bikeに街乗り向け「MATE CITY」が登場!

デンマーク発のe-Bikeブランド「MATE.BIKE(メイト バイク)」が、日本市場に投入する第2弾モデル「MATE CITY」を発表。極太のタイヤを装備したインパクトのあるシルエットで大きな注目を集めた第1弾モデル「MATE X 250」と同じミニベロタイプのe-Bikeだが、見た目も設計も異なる仕上がりとなっていた。試乗会で見てきた詳細と、実際に走行した乗り味をお伝えしよう。

<関連記事>デンマークのe-Bikeブランド「MATE.BIKE」が日本上陸!折りたためる「MATE X 250」は超クール!!

タイヤが細くなっただけじゃない! フレームも含めて新設計された街乗りモデル

まず、第1弾モデル「MATE X 250」と今回発表された「MATE CITY」を見比べてほしい。20×4.0インチの極太タイヤを履いたMATE X 250に対し、MATE CITYのタイヤは同じ20インチ系ながら、太さは1.5インチと、半分以下の太さとなっている。直線基調のシンプルなフレームデザインやフレーム中央で折りたためる機構などが共通しているため、一見すると、タイヤの太さとその周辺のフレーム形状だけ変更したような印象を受けるが、実は、フレームを新たに設計した、根本から異なるモデルなのだ。

2021年3月に日本国内で発売された第1弾モデル「MATE X 250」。極太のタイヤを履いたスタイルがかっこいい。なお、フロントライトとフェンダーはオプション

2021年3月に日本国内で発売された第1弾モデル「MATE X 250」。極太のタイヤを履いたスタイルがかっこいい。なお、フロントライトとフェンダーはオプション

今回発表された第2弾モデル「MATE CITY」はタイヤが細くなり、一般的なミニベロタイプのe-Bikeに近い印象。こちらも、フロントライトはオプション

今回発表された第2弾モデル「MATE CITY」はタイヤが細くなり、一般的なミニベロタイプのe-Bikeに近い印象。こちらも、フロントライトはオプション

4インチの極太タイヤを履いたMATE X 250は、街中だけでなく、ちょっとしたオフロードを走行できるモデル。いっぽう、MATE CITYは、舗装路での走行抵抗を低減させるため1.5インチという太さのタイヤを採用した、より街乗りに特化したモデルとなる。MATE X 250と比べると細いタイヤだが、一般的なミニベロよりもやや太め。さらに、フロントとリアにサスペンションも装備されているので、段差などでの衝撃を緩和してくれる。

MATE X 250のタイヤ(奥)と比較すると、その違いは一目瞭然。同じ20インチだが、太さが違うことでタイヤの外径も大きく異なる

MATE X 250のタイヤ(奥)と比較すると、その違いは一目瞭然。同じ20インチだが、太さが違うことでタイヤの外径も大きく異なる

こちらはリアタイヤだが、タイヤを支えるリアフレームの形状もかなり違う

こちらはリアタイヤだが、タイヤを支えるリアフレームの形状もかなり違う

前後にサスペンションを装備。写真はリア側だが、フロント側も形状はMATE X 250(奥)とは異なる

前後にサスペンションを装備。写真はリア側だが、フロント側も形状はMATE X 250(奥)とは異なる

バッテリーをフレームに内蔵している点は、MATE X 250と共通。バッテリーの容量はMATE X 250が11Ah(48V)なのに対し、MATE CITYは13Ah(36V)。バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約4時間かかる

バッテリーをフレームに内蔵している点は、MATE X 250と共通。バッテリーの容量はMATE X 250が11Ah(48V)なのに対し、MATE CITYは13Ah(36V)。バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約4時間かかる

フレームのデザインや中央に折りたたみ用のヒンジを装備した構造は両モデルとも同じだが、フレームの太さがMATE CITY(奥)のほうが細め。折りたたみ用のヒンジの構造も異なる

フレームのデザインや中央に折りたたみ用のヒンジを装備した構造は両モデルとも同じだが、フレームの太さがMATE CITY(奥)のほうが細め。折りたたみ用のヒンジの構造も異なる

街乗り寄りのモデルだからか、MATE CITYのハンドル幅は狭めの設計となっている

街乗り寄りのモデルだからか、MATE CITYのハンドル幅は狭めの設計となっている

手のひらを受け止める形状のエルゴノミックタイプのグリップや、右手側にグリップ式のシフトを装備しているのはMATE X 250と同じ

手のひらを受け止める形状のエルゴノミックタイプのグリップや、右手側にグリップ式のシフトを装備しているのはMATE X 250と同じ

サイドスタンドが標準装備されるのも、MATE X 250と同じだ

サイドスタンドが標準装備されるのも、MATE X 250と同じだ

ハブ軸と一体化したインホイールタイプのモーターを採用している点も同様

ハブ軸と一体化したインホイールタイプのモーターを採用している点も同様

ディスプレイがカラー表示なところも同じだが、デザインはMATE X 250のものとは異なる

ディスプレイがカラー表示なところも同じだが、デザインはMATE X 250のものとは異なる

変速ギアは、MATE X 250がシマノ製のアリビオグレードだったのに対し、MATE CITYはシマノ製のアルタスを採用しており、外装7段となる(MATE X 250は外装8段)。フロント側に変速を装備しない点は同じ

変速ギアは、MATE X 250がシマノ製のアリビオグレードだったのに対し、MATE CITYはシマノ製のアルタスを採用しており、外装7段となる(MATE X 250は外装8段)。フロント側に変速を装備しない点は同じ

MATE X 250はシマノ製のディスクブレーキだったが、MATE CITYは前後ともに、Tektro(テクトロ)製のディスク式を採用。写真は油圧式だが、日本で発売されるMATE CITYは機械式となる

MATE X 250はシマノ製のディスクブレーキだったが、MATE CITYは前後ともに、Tektro(テクトロ)製のディスク式を採用。写真は油圧式だが、日本で発売されるMATE CITYは機械式となる

フレーム設計から異なるため、サイズ感もかなり異なる。MATE CITY のサイズは1,600(全長)×570(全幅)×1,080(全高)mmと、MATE X 250より全長が200mm、全幅は80mm、全高は160mm小さい

フレーム設計から異なるため、サイズ感もかなり異なる。MATE CITY のサイズは1,600(全長)×570(全幅)×1,080(全高)mmと、MATE X 250より全長が200mm、全幅は80mm、全高は160mm小さい

MATE CITYはMATE X 250のようにオフロード走行を想定した設計とはなっていないが、車体はMATE X 250より7kg軽い21.5kg(バッテリー含む)なので、折りたたんで自宅で保管したり、自動車などに積み込んで出かけるような使い方では、むしろアドバンテージとなりそうだ。また、価格がMATE X 250より50,000円以上安い275,000円(税込)であるのもメリットと言える。

カラーはレガシーブラック、ゴールデンオリーブ、ショッキングピンク、トゥルーブルーの4色を用意

カラーはレガシーブラック、ゴールデンオリーブ、ショッキングピンク、トゥルーブルーの4色を用意

折りたたむ際は、ハンドルを折りたたんだあと、フレーム中央にあるヒンジのレバーを開放して2つにたためば完了。慣れれば数秒で折りたためる

折りたたむ際は、ハンドルを折りたたんだあと、フレーム中央にあるヒンジのレバーを開放して2つにたためば完了。慣れれば数秒で折りたためる

折りたたみ時のサイズは400(幅)×900(長さ)×680(高さ)mm。MATE X 250は590(幅)×1,030(長さ)×780(高さ)mmなので、収納もMATE CITYのほうがコンパクトだ。ペダルが折りたためるのも、引っかかりにくくていい

折りたたみ時のサイズは400(幅)×900(長さ)×680(高さ)mm。MATE X 250は590(幅)×1,030(長さ)×780(高さ)mmなので、収納もMATE CITYのほうがコンパクトだ。ペダルが折りたためるのも、引っかかりにくくていい

なお、MATE CITYにはバッテリー容量が大きい17Ah(36V)の「MATE CITY+」もラインアップされている。バッテリーが大きい分、アシスト可能な最大距離は120kmとなるので、充電回数を減らしたい人はMATE CITY+のほうを選ぶといいだろう。MATE CITY+の価格は319,000円(税込)。

街中で「MATE CITY」の走行性能をチェック!

以前、第1弾モデル「MATE X 250」で試乗したコースをMATE CITYで走り、乗り心地を確かめてみた。

MATE CITYはMATE X 250よりもフレームの高さが低いので、非常にまたぎやすい

MATE CITYはMATE X 250よりもフレームの高さが低いので、非常にまたぎやすい

ペダルを踏んで走り出した漕ぎ出しは、とても軽い。極太タイヤを履いたMATE X 250に試乗した際は、やや重さを感じ、5段階に切り替えられるアシストを早々に4や5に変更したが、タイヤが細いMATE CITYはアシストが1や2でもラクに走り出せる。

平坦な道での走行間は軽快で、取り回しもしやすい。坂道でもその軽快さは変わらず、スイスイと登れてしまった。段差を越える際や下り坂などでの安定感はタイヤの太いMATE X 250に軍配が上がるが、MATE CITYも前後のサスペンションのおかげで振られたりすることなく安心して走れる。小径タイヤの欠点をうまく補っている印象だ。

まとめ

第1弾モデル「MATE X 250」が発表された際、極太タイヤを履いたスタイルがかっこいいとかなり話題となった。筆者も、あのスタイルは魅力的に感じるし、タイヤのエアクッションを行かしたゴロゴロ転がっていくような感覚も好みだ。ただ、街中メインで乗ることを考えると、MATE CITYのほうが乗りやすい。軽快に走れ、狭い場所での取り回しもしやすいのだ。それでいて、MATE. BIKEらしいシルエットはそのまま。極太タイヤほど人目を引くことはないため、街中で目立ちたい人には不向きかもしれないが、普通に街乗りに使うなら、価格も安めなMATE CITYがうってつけだろう。

増谷茂樹

増谷茂樹

カメラなどのデジタル・ガジェットと、クルマ・バイク・自転車などの乗り物を中心に、雑誌やWebで記事を執筆。EVなど電気で動く乗り物が好き。

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