レビュー
英語学習のリズム作りの決定版になるかも!

場所を選ばずいつでもTOEIC対策ができる「EX-word RISE」は何がスゴイ?

今年こそ、英語を真剣に勉強しようと心に決めたこと数回。しかし、いつも断念しているという方多いのではないだろうか。中学英語のやり直しから、英会話学校、ラジオ英会話など、学習方法はたくさんがあるが、どれも続けるのが難しい。ちゃんとしたガイドが欲しいと思っていた所に面白い英語学習ツールが登場した。それが、カシオ計算機の「EX-word RISE」だ。興味を持っていたところ、試す機会をいただいたので、6月に控えた海外出張対策も含めて、英語学習をスタートしてみた。

カシオ「EX-word RISE XDR-A20」。キーボードを引き出して、両手で持ったまま操作することも可能

電子辞書に本格的な英会話学習機能をプラスしたデジタル学習ツール

「EX-word RISE」は「EX-Word」というブランド名が付いているとおり、同社が展開している電子辞書ブランドの新しい製品だ。これまでも、「EX-Word」には英語特化モデルが数多く登場しており、英語学習に向くモデルもある。しかし、今回登場したRISEはさらに英語学習に特化した「デジタル学習ツール」となっている。

キーボードと矢印キーを配置。その下にはスピーカーがレイアウトされている。

キーボードと矢印キーを配置。その下にはスピーカーがレイアウトされている

まずはハードウエアから見てみよう。本体サイズは155(幅)×15.3(高さ)×92(奥行)mm。重量は約260g。5.3型の液晶画面は、タッチ操作に対応している。そして本体の底部をスライドすることでキーボードが露出。ディスプレイ部を立てかけることでノートPCのように立てかけて、単語入力などができる。本体にリチウムイオンバッテリーを搭載しており最長約6時間の駆動が可能だ。

体感的には、一般的なスマートフォンよりもひと回り大きいサイズという印象。キーボードを露出していないスタイルのときは、片手でも難なく持つことができた。260gの軽さなら、通勤の電車などで立ったままラクに使えるだろう。

本体左側面に電源ボタン、ヘッドホン端子、音量ボタンを配置

本体左側面に電源ボタン、ヘッドホン端子、音量ボタンを配置

本体右側面に、充電に使うmicroUSBポートがある

本体右側面に、充電に使うmicroUSBポートがある

「EX-word RISE」を2週間ほど使っていて魅力に感じたのが、英語学習のためのステップがちゃんと詰めこまれているなということだ。例えば、単語学習用コンテンツ「キクタン」をレベル順に試していくと、「低」レベルのところにもいくつかわからない単語があったが、それらを順に潰していくことで、基礎単語力を上げることができる。

また、収録コンテンツのほとんどが音声入りなので、発音を確認しながら学習することができる。例えば、通勤中などはリスニング対策として、「ラジオ英会話」や「入門ビジネス英語」「基礎英語1〜3」などのリスニングコンテンツを視聴。英語に慣れることができる。このときも、単に英語を音として聞くだけでなく、画面に英文が表示されたり、レベルによっては日本語訳を同時に表示するため、英語を音としてではなく、しっかりと英語として理解しながら学ぶことができた。

また、面白いのが「スピーキング学習」。これは内蔵マイクを使いながら、自分の発音を記録できるというもので、収録されているネイティブ音声と比較できるほか、発音チェックのためのコンテンツも収録されている。

ホーム画面にはよく使うコンテンツを5つまで並べることができる

ホーム画面にはよく使うコンテンツを5つまで並べることができる

英会話用のコンテンツ一覧。そのときに学びたいコンテンツをタッチして選べる

英会話用のコンテンツ一覧。そのときに学びたいコンテンツをタッチして選べる

学習用だけでなく、旅行時などにも使えるトラベル用の英語コンテンツも用意されている

学習用だけでなく、旅行時などにも使えるトラベル用の英語コンテンツも用意されている

ボキャブラリー対策も、キクタン、キクジュク、キクタンビジネスなど、21コンテンツを収録しており、レベルに応じて、そして気分に応じて学びたいコンテンツを選ぶことができる。早朝に起きたときはシンプルに単語学習を行い、覚えていなかった単語はノートに書き出すなどすれば、ボキャブラリー数の向上に役立つだろう。

「キクタン」など、ボキャブラリー関連のコンテンツが充実

「キクタン」など、ボキャブラリー関連のコンテンツが充実

ネイティブによる発音を聞きながら、意味をチェックできる。再生スピードを調整できるほか、聞き直すことも可能

リスニング対策コンテンツでは、モードや学習方法が選べる

リスニング対策コンテンツでは、モードや学習方法が選べる

画面に表示されるシーンに応じ、マイクに向かって話し、スピーキングの学習を行う

画面に表示されるシーンに応じ、マイクに向かって話し、スピーキングの学習を行う

そして便利なのが、レベルや学習の進捗を一覧表示できる「English Training Gym」を搭載することだ。これは英語学習をボキャブラリー、リスニング、スピーキング、テスト対策の4つに分けて、どのぐらい学習が進んでいるかを管理・把握することができる。例えば、ボキャブラリーでも、どのコンテンツがどれぐらい進んでいるのか、最後に学習した日がいつか一覧でわかるのだ。このため、しばらく熟語の学習をしてなかったとか、リスニングばかりで、スピーキング対策ができていないといったことがわかり、モチベーションの向上に繋がるというわけだ。

学習の進行状況を一覧してくれる「English Training Gym」を搭載

学習の進行状況を一覧してくれる「English Training Gym」を搭載

コンテンツごとの進行状況や学習日がわかる

コンテンツごとの進行状況や学習日がわかる

単なる模試だけでなくTOEICの対策も

「EX-word RISE」には、TOEICの公式問題集も収録されている。単に模試が受けられるだけではなく、TOEICの問題の特性やチェックすべきところなども学べるようになっているのだ。例えばリスニングでは、絵を見て正しいことを言っている番号を答えるといった問題がある。このとき絵のどこをチェックするべきか、各答えが何を言っているかなどを、解説してくれるため、試験対策ができる。

この試験対策と、公式問題集をこなすことで、本番の試験のときにも動揺することなく、英語に向かい合うことができそうだと感じられた。

企業によっては役職の条件になることも多いTOEICの模試を収録

企業によっては役職の条件になることも多いTOEICの模試を収録

単に問題を解くだけでなく、問題の解き方、見方を教えてくれる

単に問題を解くだけでなく、問題の解き方、見方を教えてくれる

ビジネスシーンでは英語力が求められている。大人の英語対策としては実践的な英語の学習が欠かせない

「EX-word RISE」には、NHKラジオ講座の音声を6講座各1年分ずつ収録している。また、筆者のように英語力が本当に低いユーザーには、「ゼロから始める英文法 中学レベル/高校レベル」や、「英会話海外旅行ひとこと辞典」などのコンテンツがあるのも、安心して使えるポイントだ。

PCの横に置いて電子辞書として使うこともできる

PCの横に置いて電子辞書として使うこともできる

また、英和・和英辞典、英英辞典や、国語辞典・実務・情報・供用関連の多くの辞書・辞典を収録。全120コンテンツを収録する電子辞書としても活用できる。

「EX-word RISE」は英語学習のリズムやきっかけを作り出すのはもちろんのこと、英語の勉強を継続する手助けをしてくれそうだ。

コヤマタカヒロ

コヤマタカヒロ

デジタル機器から白物家電まで幅広い範囲で執筆活動を展開。特に炊飯器には注力しており、米・食味鑑定士の資格も所有。

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