20mの高さからパノラマの風景とともに撮影者も含めた集合写真が撮影できる!

自撮り棒はもう古い!? セルフィーのための飛行型カメラ「AirSelfie」が予約受付中!

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英AirSelfie社が、スマートフォンと一緒に携帯できるポケットサイズの空飛ぶカメラ「AirSelfie」(エアセルフィー)を発表。スマホより小型サイズの本体に4つのプロペラと500万画素のカメラを搭載し、最大20mの高さを飛行しながら空中から操縦者とその周囲を撮影できる。

「AirSelfie」は、同社Webサイトにおいて特別価格による予約を受付中。ラインアップは3つあり、本機とそれを収納・充電するスマホケース「Power case」のセットが31,598円(税込)、本機と複数回充電できるケース「パワーバンク」とのセットが32,818円(税込)、「パワーバンク」単体が10,004円(税込)。出荷開始は5月の予定だ。

「AirSelfie」は、67.4(幅)×94.5(奥行)×10.6(高さ)mmの手のひらサイズで重量は61g

「AirSelfie」は、67.4(幅)×94.5(奥行)×10.6(高さ)mmの手のひらサイズで、重量は61g

ミニマルな設計でも安定感のある撮影を実現

「AirSelfie」は、腐食や磨耗を防ぐアルマイト加工処理を施したアルミニム製のケース内に、kv値(1V当たりの回転数)8000のブラシレスモーターと6枚羽根のプロペラを搭載。ジャイロ/気圧/磁気の各センサーを内蔵しているほか、振動吸収と安定飛行の2つのシステムが採用されており、安定感のある写真や動画が撮影できる。260mAhのバッテリー(フル充電時間は約40分。10分で50%充電可能)により、飛行時間は約3分間。記録媒体は4GBのmicroSDカードとなる

カメラには、FOV(視野角度)69°の近赤外対応IRレンズを採用。オートフォーカスで500万画素の写真や1080p(30fps)の動画が撮れる。暗めの室内でも、ある程度クリアな写真が撮影できるそうだ。

「AirSelfie」の解体図。安全性を考慮したアルミケースの丸角の形状は、同社オリジナルで特許も持つとのこと。本体下部には、ソナーセンサーとカメラフローセンサーを搭載。前者は地面からの距離を算出し、後者は地面を見て本機の前後左右の移動を補正する

「AirSelfie」は空中に軽く投げて離陸させる

「AirSelfie」の使い方はとてもシンプル。ケースから取り出して電源をオンにすると、Wi-Fi(2.4GHz)経由でスマホに自動接続。スマホの専用アプリ(iOS/Android)で「Take Off」ボタンをスライドし、操縦者にカメラが向けられている状態の本機を空中に軽く投げると、本機が一定の場所でホバリングしてくれる。そのあとアプリに映るカメラからのライブビューを見ながら構図を決めて、「カメラ」ボタンを押せば写真や動画が撮影できるのだ。

アプリでは、セルフィー/セルフィー・モーション・コントロール/フライングの3種類のフライトモードで機体の動きを制御可能。アプリ上のボタンで動かしたり、スマホの傾きに合わせて動かしたりできる

同社のスタッフが本機を離陸させた様子。本機を離陸ポイントに自動で戻らせる操作もできる

同社のスタッフが本機を離陸させた様子。本機を離陸ポイントに自動で戻らせる操作もできる

投げられた本機はあまりふらつかずに、そのまま空中に留まってくれる。ちなみに、Wi-Fi接続が切れたとしても、セルフホバリングを続ける

写真のように「AirSelfie」を操作している人(左)も一緒に写真に写れる。撮影者が自撮り棒を持ったり、カメラを持った手を伸ばしたりする必要がないのはうれしい。「セルフィー・タイマー」機能では最長10秒間のタイマー撮影も可能で、最大8枚の連続撮影にも対応

上記の撮影方法で撮った写真。カメラは7°下向きに傾けてあるため、上空から地上にいる人を撮影しやすい。撮った写真や動画は、アプリを通してソーシャルメディアに簡単に投稿できる

「AirSelfie」を着陸させる際は、アプリ上の着陸ボタン「slide to land」を引くだけで本機が降下。電源はオフになる

充電機能付きケースや専用モバイルバッテリーは必携

「AirSelfie」は、約40分のフル充電で約3分間の飛行なので、一度にワンシーンしか撮れないと考えるのが現実的だろう。そのため、本機とともに充電機能付きケース「Power case」(iPhone 6/6s/7専用とSamsung Galaxy S7 edge専用の2種類で展開)か、本機ケース兼モバイルバッテリー「Powerbank」を常に携帯したほうがよさそうだ。前者は、収納した「AirSelfie」に約2時間分の充電(30分でフル充電可能)ができる「Li-Poバッテリー 3.7V 1800mAh」を搭載。後者は約6時間分の充電(約16回分のフル充電が可能)ができる「Li-Poバッテリー 3.7V 12600mAh」を採用する。

「Power case」(iPhone 6/6s/7専用/写真)のサイズは、70(幅)×150(奥行)×23(高さ)mm。ちなみにSamsung Galaxy S7 edge専用「Power case」のサイズは、74(幅)×162(奥行)×24(高さ)mmとなる

「Power case」にiPhoneと本機を収納した様子

「Power case」にiPhoneと本機を収納した様子

iPhoneと本機を収納した「Power case」は、ジャケットの内ポケットにも収まるサイズ感

iPhoneと本機を収納した「Power case」は、ジャケットの内ポケットにも収まるサイズ感

「Powerbank」のサイズは、78(幅)×165(奥行)×22.8(高さ)mm。「AirSelfie」を収納した際、本機背面にあるUSBポートと「Powerbank」内に搭載されたUSBポートが接続され充電できる。スマホは収納不可

「AirSelfie」はドローン規制法の対象外

気になるのは、「AirSelfie」はいつでもどこでも使っていいのかということ。本機は、総重量(バッテリー含む)61gであるため日本のドローン規制法の対象外であり、規制対象となる200g以上の機体とは異なり、飛行許可申請が必要だったり、飛行禁止エリアが設定されるということはないという。とはいえ、さすがに混雑した人ごみなどでの使用は難しそうだが、同社共同創設者であり、「AirSelfie」発案者のエドアルド・ストロッピアーナ氏は「(自身の)2歳の姪が回転するプロペラに指を入れても平気だった」と安全性の高さをアピールしていた。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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2017.6.23 更新
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