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5.7K/60fps撮影できるマイクロフォーサーズマウントのハイエンド機

「LUMIX GH6」の開発をパナソニックが発表! まさかの「LUMIX GH5II」も登場

パナソニックはマイクロフォーサーズマウントのカメラをあきらめていなかった! これは本当にうれしいニュースです。ここのところ、フルサイズセンサーを搭載した「S」シリーズの発売ばかりが続き、「GHシリーズの時代は終わったのか……」と思わされてきたパナソニックファンにとっては、待ちに待った発表と言えるでしょう。

2018年1月に「LUMIX DC-GH5S」が発表されてから3年以上の時を経て、ついに「LUMIX DC-GH6」(以下、GH6)が登場するのです。

フォーサーズセンサー搭載カメラにおける正真正銘のハイエンド機の実力やいかに? 待たされた甲斐はあるのか? 今回は開発発表のみということで明らかにされていない情報やスペックが数多くありますが、まずは現状手に入る情報をチェックしてみることにしましょう。

パナソニック「GH6」の特徴

2021年5月26日の発表時点で「GH6」に関して、明らかになっている主な情報は以下の通りです。

新開発のイメージセンサーを搭載

「GH5」には2033万画素の4/3型センサーが搭載されていましたが、メジャーアップグレードとなる「GH6」にはまったく新しいセンサーが搭載されると発表されています。

また、センサーそのものもさることながら、「GH」シリーズの強みであるセンサーシフト式の手ブレ補正がどうなるのかも気になるところ。望遠で写真撮影をする場合などはもとより、歩きながら動画を撮影する、といったシーンでも活躍してくれる機能なので進化が楽しみです。

次世代映像処理エンジンを搭載

映像エンジンに関しても詳細は明かされていませんが、カメラの特徴として「業務機から一貫した映像ルックと優れた編集耐性」と語られていることから、過去の「LUMIX GH5」で好評だったカラーグレーディングに向く映像データが撮影できることが期待できそうです。また、RAW動画の内部収録ができるのか?といったところも気になる点です。

C4K60fps/10bit 4:2:2 の時間無制限記録に対応

時間無制限での撮影ができるということはボディの排熱設計に自信ありとみてよさそうです。高画素、ハイフレーム化が進む動画撮影においてはオーバーヒート耐性が重要になりますが、この点に関しては期待が持てるのではないでしょうか。

4K/120fps、10bit のスローモーション撮影(ハイ&バリアブルフレームレート)に対応

海外のYouTubeなどで人気の「B-roll」と呼ばれるおしゃれな映像は、スローモーション撮影が欠かせません。スポーツの撮影時などだけではなく、滑らかな映像でおしゃれな雰囲気を醸し出すために多用されるため、この機能が4K画質に対応した点はうれしいところです。

いっぽうで、ハイフレームレートでの撮影には「10bit」とだけ書かれていて「4:2:2」(Y/Cb/Cr)の記載がないのは気になります。この部分のスペックは、編集時の色味の調整(カラーコレクションやカラーグレーディング)に影響するので、「スローモーションだけ4:2:0で色味が合わせにくい」というようなことにならないか不安です。

5.7K60p 10bit での撮影が可能

5.7Kでの撮影ができれば精細さがアップすることはもとより、4Kのタイムラインで編集する場合にトリミングして画質劣化なしで構図の調整ができるようになるのがメリットです。

しかし、ここでも「4:2:2」の記載がない点が気になるところ。ハイエンド機であれば「最高の解像度で撮影した映像は、最高のビット深度で記録したい」というニーズも多いでしょう。正式発表の際にどういう情報が出てくるのか注目しましょう。

「GH6」の発売時期

開発発表時点においては正確な発売日や価格は明らかにされていませんが、パナソニックは「2021年中の発売を目指す」としています。また、価格については「GH5」の発売当初の値段から推測すると「GH6」も30万円前後となると考えられますが、現時点では正式な発表は行われていないため正確なところは不明です。

まさかの「GH5II」も登場

「GH5」の改良版としてセンサーや画像処理エンジンがアップデートされた「LUMIX DC-GH5M2」(以下、GH5II)。動画のトレンドに合わせて、ライブ配信機能などが新たに追加されています。

「GH5II」のおもなスペックと機能

・センサー:2030万画素(フォーサーズ)
・動画:4K/60fps 10bit撮影(撮影時間無制限)
・手ぶれ補正:センサーシフト式補正(5軸、6.5段分)
・ボディ:防塵防滴
・ライブ配信(LUMIX Syncアプリ経由、WiFi経由など)

本モデルでは新たに、スマートフォンとペアリングしてのライブ配信機能が強化されています。また、映像処理エンジンが「LUMIX S5」と同じものに強化され、映像スタイル(ルック)に「シネライクD2」や「シネライクV2」、「V-Log L」などが追加されるなど動画撮影機能もアップグレードされています。

なお、「GH5II」のさらなる詳細については、実機に触れて操作感などをレポートしたインプレッション記事もありますので、詳細はそちらをご覧ください。


【関連記事】パナソニック「GH5II」速攻インプレ! フォーサーズの名機にアップデート版が登場

「GH5II」のキャッシュバックキャンペーン

「DC-GH5II Debut Campaign」と銘うったキャンペーンでは最大2万円のキャッシュバックが受けられます。

・期間:2021年6月25日〜8月29日購入分
・対象:LUMIX DC-GH5IIボディ(15,000円) LUMIX DC-GH5IIレンズキット(20,000円)
・方法:郵送申し込み

※キャッシュバック金額に一部誤表記がありましたので、修正いたしました。

「GH5II」の発売日

「GH5II」の発売予定日は2021年の6月25日。市場想定価格はボディが194,000円前後、レンズキットが219,000円前後。

現行モデルも機能強化を予定

2021年の6月9日に無料ファームウェアアップデートが、現行モデル「LUMIX G9」、「LUMIX GH5S」、「LUMIX G100」に対して配布されます。このアップデートでは、従来機能の改善・強化が行われます。

特に「LUMIX G9」、「LUMIX GH5S」ではオートフォーカス性能の動画録画時の赤枠表示、動画撮り時の判定など、複数の追加が予定されています。

Mr.TATE(Masahira TATE)

Mr.TATE(Masahira TATE)

世界50か国以上を旅したバックパッカー。週刊アスキー編集部などを経て、AppBankに入社。「バイヤーたてさん」として仕入れとYouTubeを活用したコンテンツコマースに取り組み、上場時は広報として企業PRを担当。現在はフリーランスで活動中。

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