「旅を楽しむ、カメラを楽しむ」をコンセプトに、フォトグラファーの河野鉄平(通称テッピー)さんが、カメラ片手に旅に出る連載企画。今回は、2015年に北陸新幹線が開業し、観光地としての魅力が増している石川県金沢市を、広角・単焦点レンズ1本で旅スナップしてきました!
旅行日:2023年9月下旬
今回の旅のお供は、キヤノン「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」と「EOS R6 Mark II」。軽量コンパクトな広角・単焦点レンズと、高性能なフルサイズ機の組み合わせで、趣ある金沢の街並みに焦点を当てます
掲載する写真作例について
写真はすべてJPEG形式(最高画質)で撮影。周辺光量補正:オン、歪曲収差補正:オート、デジタルレンズオプティマイザ:標準に設定しています。また、一部の作例はDigital Photo Professional 4(DPP4)で現像処理を行っています。
こんにちは、テッピーです。
今回の旅先は石川県金沢市です。北陸を訪れるのは久しぶり。金沢はこれまでも何度か訪れたことはあるのですが、今回の旅では、ちょっと趣向を変えて、単線の鉄道にも乗ってみたいと思います。
さて、金沢と言えば風情ある茶屋街に、兼六園、由緒ある寺院もたくさんあります。金沢城跡も有名ですね。そして、金沢21世紀美術館に代表されるように、アートや建築にも力を入れているイメージも。北陸と聞くと遠く感じるものですが、東京からは北陸新幹線を使って2時間30分ほどで到着します。新幹線のおかげで意外と近くて気軽に行ける距離感ですね。
もはや「金沢のシンボル」として認識されている金沢駅前の鼓門。金沢の伝統芸能の能楽で使われる鼓をイメージして建てられました
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、シャッター優先AE、F22、1/8秒、ISO100、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視、DPP4で現像
金沢駅は幾何学模様のガラスドームも印象的。鼓門と一緒に撮ってみました。このドームは、雨や雪の多い金沢で「駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心」をコンセプトに建てられたそうです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F4.5、1/160秒、ISO100、+1.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(4000×6000、10.3MB)
駅前には不思議なオブジェが。アート作品です。ドンと無造作に置いてある感じがすてき。金沢駅や金沢駅通りなどには、こうした彫刻作品が点在していて、これはこれで被写体としても面白いです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、プログラムAE、F4.5、1/200秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、10.6MB)
今回の金沢旅で選んだレンズは「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」です。この広角・単焦点レンズ1本でスナップしました。
本レンズのポイントは、広角ながら開放F1.8という明るさを、74.4(最大径)×63.1(全長)mmで重量約270gという小型・軽量フォルムで実現していること。とにかく小さくて扱いやすい単焦点レンズです。
さらに、広角・単焦点レンズとして焦点距離24mmというスペックもやはりポイントです。広角すぎず、手狭にもなりにくい。室内空間や屋外の景観をほどよい広さで撮影できます。汎用性にすぐれているわけです。
レンズ筐体左側面にフォーカスモードスイッチと手ブレ補正スイッチを搭載しています。手ブレ補正はレンズ単体で5.0段、カメラボディとの協調制御で6.5段の補正効果を発揮します
上から見ると薄型の形状がよくわかります。小型・軽量ながらコントロールリングもしっかり搭載。機能を割り当てて利用できます
カメラは「EOS R6 Mark II」を使用。非常にすぐれたAF機能と連写性能が個人的にはとても魅力的なカメラです
「EOS R6 Mark II」に関しては以下のレビュー記事もぜひご覧ください。
金沢と言えば、やっぱり茶屋街です。ここは外せません。これまで戦災や災害に遭わずに済んだことで、江戸時代から続く歴史的に価値ある建造物がこの茶屋街として残っています。
金沢には、「ひがし」「にし」「主計町(かずえまち)」という代表的な茶屋街が3つありますが、この中で私が最も居心地のよさを感じるのは主計町の茶屋街です。規模は小さいですが、それがいいんです。粋な坂道や小道があり、ただ歩くだけでも楽しい場所です。
主計町茶屋街。浅野川に接していて風流があります。最も有名なひがし茶屋街も歩いてすぐの距離なので、一緒に回りたい場所です
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F5.6、1/320秒、ISO400、+0.7EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視、DPP4で現像
撮影写真(6000×4000、19.6MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F5、1/400秒、ISO400、+0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、11.1MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F8、1/200秒、ISO100、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:風景、DPP4で現像
撮影写真(4000×6000、19.1MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、シャッター優先AE、F16、1/6秒、ISO125、-0.7EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:モノクロ、DPP4で現像
撮影写真(6000×4000、10.6MB)
金沢は坂道が多くて、見つけると写真に撮りたくなります。主計町茶屋街には、暗がり坂とあかり坂というおしゃれな名前の付いた小さな坂道が裏路地にひっそりとあって、ぜひここは訪れたいスポット。地元の人たちの生活道路としても現役で、その観光地っぽくないところもいいんです。
町屋を挟んで見える石階段があかり坂。作家の五木寛之氏が命名した名前だそうです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F8、1/200秒、ISO100、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視、DPP4で現像
撮影写真(4000×6000、16.8MB)
こちらは暗がり坂。石階段のディテールをモノクロで。日中でもあまり光が入らないのでこの名前が付いたそうです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F2.8、1/1600秒、ISO800、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:モノクロ、DPP4で現像
撮影写真(4000×6000、13.1MB)
坂には石標があって、坂の歴史や由来を知ることができます
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/800秒、ISO500、+0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、11.6MB)
ちょっと話が外れますが、今回使用の「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」は、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロに対応していることも大きなポイントです。被写体に寄れることは、焦点距離でバリエーションを増やすことの難しい単焦点レンズにとって、表現力を引き出すための重要な役割を担います。特に広角レンズの場合は接写できることで、よりダイナミックな遠近感やボケが演出できるようになります。
被写体に近づくことで、奥の情景をより開放的に表現できます。ハーフマクロならではの描写ですね
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/2500秒、ISO100、+0.7EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、6.2MB)
明るい広角レンズなので、奥行きのあるシーンは前後ボケが演出しやすいです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/640秒、ISO100、-0.7EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、5.3MB)
画面奥にピントを合わせ、手前の柵にぐっと寄りながら大胆な前ボケを作りました。明るい広角・単焦点レンズだからできる表現です
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/1000秒、ISO400、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、7.0MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/6400秒、ISO400、-1.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視、DPP4で現像
撮影写真(6000×4000、14.6MB)
ひがし茶屋街に移動してきました。主計町の茶屋街からは数分の距離です。ひがし茶屋街は、3つの茶屋街の中で規模が最も大きいです。訪れたときは人が少なく、のんびりできました
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、プログラムAE、F5.6、1/250秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視、DPP4で現像
ひがし茶屋街には伝統的な和菓子店もたくさんあって、柄にもなく和菓子と抹茶をいただきました。「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」ならば、ガンガン寄れます!
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/80秒、ISO125、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、5.6MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/2500秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、5.4MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、プログラムAE、F7.1、1/400秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視、DPP4で現像
お昼は、ひがし茶屋街にあった定食屋さんで金沢名物のハントンライスをいただきました。金沢は金沢カレーが有名ですが、私としてはこのハントンライスも外せません。平たく言うと、オムライスにいろんな揚げものが乗っかっている食べものですが、某検索サイトによると金沢市の郷土料理と出てきます。郷土料理……なのかどうかはわかりませんが、間違いなくソウルフードでしょう。
私が食べた定食屋さんのハントンライスには大きなエビフライが乗っていました。ここでおかみさんができたてのハントンライスを持ってきてくださったのですが、「お待たせしました」と言って差し出しながら、
「どちらからお越しで? ひとり旅?」
と聞かれたので、
「東京からです、ひとり旅です」
と答えると間髪入れずに、
「暑いでしょ!?」
と言われて、9月になっても東京は暑いと聞かれているのか、金沢が暑いと言われているのか判断が付かず、とりあえず「暑いです」と答えると、
「ねー! 本当にこの3日間ずっとこんな感じ! どうしちゃったのかしら、大変でしょ!こんな暑いと! 」
エビフライはアツアツが美味しいので、早くハントンライスに手を伸ばしたかったのですが、
「本当だったら、もっと涼しくてー。いい季節なのに、ねぇ! こんな暑いと歩くのも大変でしょ! 」
「ええ、大変です」
ハントンライスに気を取られ、何だか少しぞんざいな受け答えになってしまいましたが、地元の方々とのこうした会話は楽しいです。
そういえば、お昼の前に入った喫茶店でも「どこから来たのか、ひとりなのか、どこに行ったか」と聞かれました。
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F2、1/800秒、ISO100、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、6.7MB)
ひがし茶屋街を後にし、少し離れた場所にあるにし茶屋街へ。にし茶屋街の先に北陸鉄道石川線の始発駅である野町駅があり、この鉄道に乗ってみることにしました。終点の鶴来(つるぎ)駅までは30分ほどです。
にし茶屋街。きれいに整備されていて歩きやすいです。少し市街地から離れていますが、途中で犀川を渡ったり、徒歩で散策したりしながら向かうのもおすすめです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、プログラムAE、F5.6、1/250秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(4000×6000、14.5MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/320秒、ISO100、+1EV、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、5.5MB)
北鉄石川線の野町駅。周囲はレトロな街並みが広がっています。茶屋街と雰囲気が一変する感じがまたいいです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、プログラムAE、F7.1、1/400秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、8.1MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/8000秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:モノクロ
撮影写真(6000×4000、4.2MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、プログラムAE、F5、1/200秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:モノクロ
撮影写真(6000×4000、5.8MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、プログラムAE、F8、1/500秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:ディテール重視
撮影写真(6000×4000、11.1MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F2、1/1250秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:モノクロ
撮影写真(6000×4000、3.8MB)
乗車する石川線の電車。ワンマン電車で7000系
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/2500秒、ISO100、+0.3EV、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、6.9MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F4、1/250秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、4.8MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/1600秒、ISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、5.9MB)
地理的に石川線は海から離れて山に入っていく路線です。電車が進むにつれ、少しずつ緑が深くなり、遠くで山々が顔を覗かせるようになります。車窓からぼうっと外を眺めるだけでも楽しいです
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/2500秒、ISO100、+0.3EV、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、5.6MB)
終点の鶴来駅に到着! 駅前の花壇がきれいだったので、前ボケに入れてみましたEOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/6400秒、ISO100、+0.7EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、6.0MB)
鶴来は歴史ある神社や寺も多く、古い町屋もあって、金沢とはまた違った趣が。昔は宿場町としても栄えたそうです。今回は電車のタイムテーブルを考慮し1時間ほどの滞在でしたが、鶴来からさらに奥に行くと手取渓谷や日本三霊山の白山があり、これはかなりディープに楽しめそうで興味深いです。ぜひ、また足を運んでみたいエリアです。
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F6.3、1/1250秒、ISO100、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、7.7MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F11、1/160秒、ISO100、-1EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、7.7MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/1000秒、ISO100、+0.7EV、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、4.6MB)
歩道橋の上から石川線の電車を撮ってみました。「EOS R6 Mark II」は被写体検出の精度が本当に抜群です。手前に障害物があってもしっかり電車の正面を掴み続けてくれます。電子シャッターを用い、最高約40コマ/秒の超高速連写で撮っていますが、1時間に1本の電車を撮るのにもドキドキすることなく、落ち着いて撮影に臨めました。
再び鶴来駅から野町駅へと向かいます。車窓から夕方の光が射し入ります。この路線は今年廃線の危機にあったようですが、無事存続することになったそう。頑張ってほしいです!
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/500秒、ISO100、+0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、5.7MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/2500秒、ISO125、-0.3EV、ホワイトバランス:くもり、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、4.7MB)
再び金沢に戻ってきました。ちょっと夕方になってしまいましたが、最後に金沢城跡へ。ぷらぷら散策しながら玉泉院丸庭園を抜け、尾山神社でお参りし、旅はおしまいです。
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/6400秒、ISO125、-0.3EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:風景
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F8、1/160秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、13.1MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/1000秒、ISO100、-0.3EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、10.6MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/1250秒、ISO400、-0.7EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、4.5MB)
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/500秒、ISO400、-0.7EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:モノクロ
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/640秒、ISO100、-0.7EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、5.3MB)
尾山神社の神門。和漢洋の3つの建築様式による珍しい建築物です
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F1.8、1/1600秒、ISO100、-0.7EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(6000×4000、9.8MB)
金沢中心地にある片町というエリアの繁華街では、写真家の森山大道さんの写真を使った看板が並んでいて楽しいです。最後に見てきました
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F2、1/2000秒、ISO400、-1EV、ホワイトバランス:日陰、ピクチャースタイル:風景
撮影写真(4000×6000、5.5MB)
森山さんの影響を受けながら、ラーメンを撮影。金沢など北陸で有名なのは「8番らーめん」という野菜ラーメンのチェーン店だと地元の人にうかがったのですが、これは金沢市内で食べた普通の醤油ラーメン。あしからず
EOS R6 Mark II、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、絞り優先AE、F3.2、1/60秒、ISO1600、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、ピクチャースタイル:ラフモノクロ
撮影写真(6000×4000、7.7MB)
今回の旅は、広角・単焦点レンズ1本とミラーレスカメラの組み合わせだったので、かなり身軽で軽快にスナップが楽しめました。しかし、撮り下ろした写真を眺めてみると、バリエーションの豊富さに我ながら驚きます。
「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」は、明るくて、携行性にすぐれ、しかもハーフマクロです。スナップに最良の1本だと思います。「EOS R6 Mark II」は言うに及ばず。高画質で、高感度に強く、動きものにも対応できます。スナップカメラとしての能力も非常に高いです。
今回、結局兼六園には行きませんでしたが、四季によってさまざまな表情を見せるのも金沢の魅力だと思います。紅葉の時期もいいですね。また季節を変えて、出かけてみたいです。あとは、夜。今回撮っていませんが、夜景も結構いいと思います。艶やかな夜の町屋もすてきでしょう。古都という意味では、京都ほど混んでなくて、結構穴場的な印象も。北陸鉄道も、ぜひ金沢に行ったら乗ってみてほしい乗りものだと思いました。
では、また次の旅でお会いしましょう!