ニュース
あのEX-FR10が大幅に進化し、使いやすくなった

弱点を克服したセパレートデジカメ「EX-FR100」に触ってきた!

カシオ計算機は、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新モデルとして、「Outdoor Recorder(アウトドアレコーダー)EX-FR100」(以下、EX-FR100)を発表。2014年9月に発売した「EX-FR10」と同様に、カメラ部と液晶画面付きのコントローラー部が分離できるセパレートスタイルを採用しながら、レンズの広角化や液晶画面の大型化、画像処理回路の高速化といった進化を遂げたモデルとなっている。今回は、東京・昭島の「モリパーク アウトドアヴィレッジ」でメディア向けに新製品体験会が行われたので、新モデルの特徴をレポートしよう。

EX-FR100の発売日は12月11日。市場想定価格は60,000円前後

EX-FR100の発売日は12月11日。市場想定価格は60,000円前後

レンズはより広角になり、モニターはより高精細になった!

カシオは、ご存知の通り、ユニークなデジタルカメラを生み出し続けているメーカーだ。1995年に発売した世界初の液晶付き民生用デジタルカメラ「QV10」に代表されるように、コミュニケーションツールとしてのデジカメを一貫して開発。最近の製品では、特に、2014年9月発売のEX-FR10がそのユニークさで話題を集めた。最大の特徴は、カメラ部とコントローラー部が分離するセパレートスタイルを採用したことであった。

今回発表になった新モデルEX-FR100は、EX-FR10と同じ使い勝手で、より高画質な撮影が可能になったのが特徴だ。従来モデルの“弱点”を克服することで、さらに使いやすく進化している。そのポイントは2つある。

1つ目は、レンズが、35mm判換算でEX-FR10の21mmから16mmに広角化されたこと。レンズを広角化したことで、自撮りスタイルのときに、人物の姿とともに背景がバランスよく写るようになった。

広角21mmから超広角16mmへと進化したレンズ。なお、センサーの有効画素数はEX-FR10の1400万画素から1020万画素に減っている。これは、レンズの広角化にともなう画質の劣化を抑えるためだそうだ

2つ目のポイントは、液晶モニターが、2.0型23万画素から3.0型92万画素に大型化&高精細化されたこと。EX-FR10の液晶モニターはお世辞でも画質がいいとは言えず、撮った写真のピントの具合などがわかりにくかった。EX-FR100では、最新スペックになったことで、ピントもわかりやすく確認できるようになった。

ひと目で変わったとわかるくらい液晶がきれいになった。外観部分では一番大きい変化かもしれない

ひと目で変わったとわかるくらい液晶がきれいになった。外観部分では一番大きい変化かもしれない

左が3.0型92万画素のEX-FR100、右が2.0型23万画素のEX-FR10。色味もEX-FR100のほうがくっきりとしている

左が3.0型92万画素のEX-FR100、右が2.0型23万画素のEX-FR10。色味もEX-FR100のほうがくっきりとしている

さらに、画像処理エンジンには「EXILIM エンジン HS ver.3」を搭載。高速撮影技術と高速画像処理技術を融合させており、高画質で快適な撮影を可能にする。また、ハンズフリーで撮影が可能なインターバル撮影機能には、新たにハイスピード技術とセンシング技術、画像解析技術を駆使したインテリジェントインターバルを追加。この機能では、高速連写した画像の中からブレや傾きを判別して最適な1枚を自動的に選ぶようになっている。アクティビティの最中でも撮影を意識せずに、失敗の少ない画像を自動で残せるようになった。

スマートフォンとの連携も強化されており、新たに「エクシリム オートトランスファー」を搭載。撮影した画像を自動でスマートフォンに転送することで、きれいに撮った写真や「ハイライトムービー」のSNSへの投稿、友達との共有も簡単に行えるようになった。

デュアルCPUと2つの画像処理回路などを組み合わせた「EXILIM エンジン HS ver.3」を搭載し、快適な撮影レスポンスと高速連写撮影を実現。秒間30枚、最大30枚の高速連写、目に見えない動きを高速(240fps)でとらえるハイスピードムービーの撮影に対応した

加速度センサーとジャイロセンサーを組み合わせたセンシング技術や、画像解析により、カメラ部の動きを把握する電子手振れ補正を搭載。アクティブなシーンでの動きながらの撮影でも、ブレの少ない動画撮影が可能になった

「EX-FR100」の外観をチェック

発表会の会場では、EX-FR100の実機が展示されていたので、実際に触ってチェックしてみた。

基本的なデザインはEX-FR10と変わらないが、カラーリングが変更されたり、液晶画面が変わったりと違いはひと目でわかる。ただし、本体サイズはEX-FR10よりも、ひと回り大きくなっており、重量は約175gから約214gに増加。なお、EX-FR10は、より携帯性を重視するユーザー向けに併売されるとのことだ。

カメラ部とコントローラー部を分離して身に付けて撮影するウェアラブルスタイルと、アタッチメントでカメラ部を離れた場所に取り付けてリモートで撮影するリモートスタイルを選択できる

通常のカメラと同じ使い勝手のカメラスタイル

通常のカメラと同じ使い勝手のカメラスタイル

レンズと液晶モニターを同一面に配した、自分撮りに最適なセルフィースタイル

レンズと液晶モニターを同一面に配した、自分撮りに最適なセルフィースタイル

上部には操作ボタンが並んでいる

上部には操作ボタンが並んでいる

背面にはすべり止め加工がなされている

背面にはすべり止め加工がなされている

カラーバリエーションは、イエロー、ブラック、ホワイトの3色

カラーバリエーションは、イエロー、ブラック、ホワイトの3色

豊富なオプションでさまざまなシーンに対応

EX-FR100には、アタッチメントなどの豊富なオプションが用意されている。専用オプションのため、カメラをしっかりと固定することができるので、アウトドアのさまざまなシーンに対応できるのは魅力だ。会場で見かけたオプションを紹介する。

カメラ部をヘルメットに固定するのに便利なマルチアングルベルトセット「EAM-3」。360度回転する台座をベルトに取り付け、カメラ部を手首や頭部へ装着できる。長短2種類のベルトが付属。価格は3,500円(税別)

カメラ部の台座クリップで、360度回転できるマルチアングルクリップ「EAM-2」。簡単にザックなどへ装着することができる。価格は2,500円(税別)

6灯の高輝度LEDをリング状に配置して光ムラなくきれいに撮影できるLEDリングライト「EAM-7」。カメラ部に装着して使用する。明るさを3段階で調整することが可能。価格は5,000円(税別)

EX-FR100のカメラ部は、IPX8/IPX6相当の防水性能を備えており、水中撮影も可能。使用しているオプションは、防水ハウジングを装着したカメラ部とコントローラーを接続するアンテナケーブルセット「EAM-6」と、330mmから1045mmまで伸縮可能なマルチアングルスティック「EAM-4」。価格はともに8,000円(税別)

「EX-FR100」ならアクティビティで大活躍!

発表会の会場となった「モリパーク アウトドアヴィレッジ」には、さまざまなアクティビティでEX-FR100の活用方法を体験できるデモが用意されていた。

ボルタリングで登っている姿を撮影すれば、臨場感あふれる映像になりそうだ

ボルタリングで登っている姿を撮影すれば、臨場感あふれる映像になりそうだ

バイクへの装着も簡単。スピード感あふれる動画も簡単に撮影できるほか、EX-FR100ではセンシング技術でブレを抑えられる

カヌーに装着して、自分の表情とともに、広角化したレンズでまわりの風景もバランスよく撮影することができる

雪山などにぴったりのタフ仕様デジカメ。カメラ部とコントローラー部ともに、1.7m(合体時は1.3m)からの落下に耐える耐衝撃性能、-5度の耐低温仕様、IPX8/IPX6相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を実現する

山野 徹(編集部)

山野 徹(編集部)

新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
価格.comマガジン プレゼントマンデー
ページトップへ戻る