選び方・特集

《2022年》初心者におすすめのビデオカメラ 製品選びのポイントも解説

入学式や運動会といった学校行事や子どもの成長記録、家族の大切な思い出などをきれいな映像として残すのに欠かせないのが“ビデオカメラ”です。最近は、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラ、スマートフォンなどで動画撮影を行うという人も増えてきていますが、一瞬の撮影チャンスを失敗せずにしっかりとキレイに残すなら、やはり動画撮影に特化したハンディタイプのビデオカメラが有利です。ここでは、ビデオカメラの購入を検討している初心者パパさん、ママさん向けに、製品選びのポイントとビデオカメラおすすめモデルをピックアップして紹介します。

ビデオカメラ選び5つのポイント

ポイント(1) 画質

数年前まではハンディタイプのビデオカメラといえば、「フルハイビジョン画質」が主流でしたが、現在は「4K画質」のタイプも増えています。

ハイビジョンよりも4倍高解像度な4K画質なら、映像の細部までキレイに残すことができるのはもちろん、撮った映像から静止画を切り取ったときも高精細に残すことができます。

4Kとフルハイビジョン、ハイビジョンの違い

4Kとフルハイビジョン、ハイビジョンの違い

ただし、4K画質対応のビデオカメラはフルハイビジョン画質対応のビデオカメラに比べて高価で、本体が大きく、バッテリー駆動時間が短いモデルが多い点は注意が必要です。また、4K画質の映像をパソコンで映像編集などを行う際にはそれなりのスペックが要求されます。レコーダーを使用してBlu-rayメディアなどにコピーできる機種が限られている点も留意しておいたほうがいいでしょう。

単純な画質のよさだけ考えるなら、4K画質対応のビデオカメラを選びたいところですが、フルハイビジョンでも十分高画質ですし、画質よりもコスパやバッテリー駆動時間のほうが大事という人なら、あえてフルハイビジョンモデルを選ぶというのもアリでしょう。

ポイント(2) ズーム機能

子どもをよりアップして大きく撮影するのに便利なズーム機能。幼稚園の運動会などの比較的小さな会場ならほとんど問題になりませんが、小・中学校などの校庭で行われる運動会では会場自体が広くなり、かなり離れた場所から撮影することになることもあるので注意が必要です。

ビデオカメラのズーム機能には、「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があります。光学ズームは光学レンズを使って拡大するため、画像の劣化がほとんどありません。いっぽう、デジタルズームは映像データを引き伸ばして拡大するため、光学ズームよりも画像劣化が大きくなります。より遠くの被写体をきれいに撮影したいのであれば、光学ズームの倍率が高いものを選ぶのがいいでしょう。

ポイント(3) 手ブレ補正

ズーム機能を使った望遠撮影の場合は、ちょっとした手ブレも大きなブレとして記録されてしまいます。そんなときに役立つのが手ブレ補正機能です。特に運動会の場合は、走り回っている子どもに向けてビデオカメラを向けているため、他の撮影シーンに比べても手ブレの影響が出やすく、撮影する場所によっては三脚や一脚が使用できないこともあるので、手ブレをしっかりと抑えてくれる手ブレ補正機能がとても役に立ちます。

ひと口に手ブレ補正機能といっても、独自の手ブレ補正機構で手ブレ補正効果をさらに高めたモデルや、シーンに合わせて手ブレ補正を自動で切り替えてくれる機能を備えたモデルなど、メーカーによってその機能や効果はかなり異なります。できればその効果を実際に試してみてから購入してみるのがいいでしょう。

光学手ブレ補正はいまや当たり前に。ソニーの「空間光学手ブレ補正」など、手ブレ補正効果をさらに高めた独自の手ブレ補正機構を備えたものも増えてきています

ポイント(4) 広角撮影

授業参観や学芸会など、室内でのイベントの動画撮影を行うなら、その場の状況全体を映せる広角撮影のスペックが重要になってきます。一般的にビデオカメラはデジタルカメラに比べて広角撮影に弱く、手ブレ補正機能をONにすると広角撮影で制約が出てくるモデルなどもあります。狭い教室などのシチュエーションで使う予定があるなら、しっかりと確認しておきましょう。

ポイント(5) 本体サイズ

旅行などに持っていくビデオカメラを選ぶなら、取り回しがしやすく、できるだけ小型で軽量なモデルが便利です。また、子どもといっしょに出かける場合は、荷物などで片手がふさがり、もう片方の手でカメラを構えて撮影することが多くなります。いざというときに取り逃さないように、片手でも操作がしやすいモデルというのも重要なポイントになるでしょう。

子どもといっしょに出かけるときに使用するのであれば、いざというとき片手でも操作がしやすいコンパクトなモデルが有利です

さらに最近では、防水・防塵に対応した製品も多くラインアップされています。海や川などの水辺や、天候の変わりやすい山などに持っていくなら、水に濡れても安心なこういった製品を選ぶというのもアリです。

アウトドアシーンでの動画撮影なら、防水性能・防塵性能を備えたタフネス仕様のビデオカメラが便利

アウトドアシーンでの動画撮影なら、防水性能・防塵性能を備えたタフネス仕様のビデオカメラが便利

ビデオカメラおすすめモデル

1. ソニー「FDR-AX45A」「FDR-AX45」
大型のイメージセンサーとレンズで暗所と広角に強い!ソニー4Kビデオカメラの定番モデル

「FDR-AX45A」と「FDR-AX45」は、ソニーの4Kビデオカメラのスタンダードモデルになります。高精細な4K画質を記録するため、フルHD画質のモデルよりも大きいイメージセンサーを搭載していますが、ズーム全域で強力に手ブレを補正してくれる独自の「空間光学手ブレ補正」は健在。大型のイメージセンサーとそれに合わせた大口径の「ZEISSバリオ・ゾナーT*」レンズの搭載により、本体サイズが多少大きくて重く、光学ズームも20倍とやや控えめですが、広角側が最大26.8mmと広く、暗所にも強い裏面照射型イメージセンサーなので、屋外はもちろん、薄暗い室内での撮影などにも積極的に使えるモデルとなっています。

さらに、4K映像と同時にスマートフォンでの再生・共有に適したMP4動画を同時記録できる機能や、本体の専用ボタンを押すだけで、パソコンなどを使わずに記録したMP4動画からハイライトシーンを自動抽出して1本のショートムービーを生成してくれる「新ハイライトムービーメーカー」も搭載。作成したショートムービーをスマートフォンに転送し、家族や友人に手軽にシェアできるのも便利ですね。

なお、「FDR-AX45A」と「FDR-AX45」の違いは液晶モニターで、「FDR-AX45A」はより高精細・広視野角な約92.1万ドットのエクストラファイン液晶を搭載しています。「FDR-AX45A」は2022年9月30日発売予定の新製品ですが、「FDR-AX45」との価格差はかなり近いため、予算が許すのであれば「FDR-AX45A」を購入するのがおすすめです。

2. パナソニック「HC-VX992MS」
4K画質だけどコンパクトで軽い。気軽に使える4Kビデオカメラ入門機

パナソニック「HC-VX992MS」は、4K画質で撮れるビデオカメラながら、手軽に持ち出して使える小型・軽量ボディを採用したモデル。同梱のバッテリーパック装着時で400g切りと、これまでの4K画質対応のビデオカメラに比べてかなり軽いボディに仕上がっており、女性ユーザーでも扱いやすいのが大きな特徴となっています。非常にコンパクトなボディですが、独自の「5軸ハイブリッド手ブレ補正」も搭載。毎秒4,000回転でジャイロセンサーが検知したブレをレンズとセンサー、光学式と電子式の両方で、回転軸・左右・縦回転・水平回転の5軸方向の手ブレを強力に補正してくれます。

また、初心者にうれしい機能として、4Kで広い範囲を撮影しておいて、あとから手ブレを抑えたり、アップにした映像を保存できる独自の「あとから補正」を搭載しているのもパナソニックの4Kビデオカメラならではの特徴です。スマートフォンへの転送機能や、ブルーレイレコーダー「DIGA(ディーガ)」への簡単取り込み機能など、撮った後の映像をパソコンなしでも手軽に視聴・保存できる点も便利ですね。コンパクトさ優先のため、バッテリー駆動時間がやや短く、広角撮影が30.8mmスタートとやや狭い点は注意する必要がありますが、高画質も大事だけど軽さも重要という人にはうってつけのモデルといえるでしょう。

3. ソニー「HDR-CX470」
コスパ重視ならコレ! 軽くて安いフルハイビジョンビデオカメラ

ソニーは4K対応ビデオカメラもラインアップしていますが、「HDR-CX470」は、フルハイビジョン対応ビデオカメラの入門モデルになります。同梱バッテリーパック使用時で約215gという軽量コンパクトなボディ、裏面照射型の「Exmor R CMOSセンサー」、広角26.8mmスタートの光学30倍ズームと、必要なスペックをしっかりと押さえつつ、価格.com最安価格で3万円前後で購入できるというコスパの高さが最大の魅力です。ちなみに、エントリークラスの製品としては珍しく、ハイビットレートの撮影が可能なXAVC Sにも対応。内蔵メモリーが32GBのため、XAVC Sで長時間撮影する場合にはスピードクラスClass10以上のSDメモリーカードが別途必要になりますが、AVCHDよりも高画質な映像で残せるのは大きなアドバンテージと言えるでしょう。

ちなみに、ソニーのビデオカメラといえば、イメージセンサーとレンズが一体となって手ブレを強力に補正する「空間光学手ブレ補正」が有名ですが、こちらはコスト重視モデルということで搭載が見送られており、代わりに「光学式手ブレ補正(インテリジェントアクティブモード)」が搭載されています。ほかにも、液晶モニターのタッチ操作が非対応だったり、レンズカバーの開閉が手動になっているなど、コスパ重視のモデルのため、上位モデルに比べて機能が絞り込まれていますが、コストはかけたくないけどフルハイビジョン画質でしっかりと撮れるビデオカメラが欲しいという人にはいい選択肢と言えるでしょう。

4. パナソニック「HC-W590MS」
光学50倍ズームの望遠に強いフルHDビデオカメラ

「HC-W590MS」は、パナソニックのフルハイビジョン画質対応のビデオカメラです。光学50倍ズームと強力な手ブレ補正機能る「5軸ハイブリッド手ブレ補正」、そして自動判別で手ブレ補正の強さを制御する、「手振れロック(自動)」により、望遠撮影に強いのが大きな特徴です。

また、液晶部分にサブカメラを搭載し、メインカメラで撮影した映像と一緒にサブカメラで撮影した映像を残せる「ワイプ撮り」に対応しているのもユニークです。いつも撮影係を担当するお父さんやお母さんの姿も、子画面で一緒に残すことができるのはかなり便利ですね。

5. ソニー「HDR-CX680」
強力な「空間光学手ブレ補正」とワイド撮影が魅力

ソニーは4K対応ビデオカメラもラインアップしていますが、「HDR-CX680」は、フルハイビジョン対応ビデオカメラの最上位モデルになります。ソニーのビデオカメラといえば、イメージセンサーとレンズが一体となって手ブレを強力に補正する「空間光学手ブレ補正」が大きな特徴ですが、「HDR-CX680」は、手ブレ補正能力をさらに高めた“新”「空間光学手ブレ補正」を搭載。5軸方向で手ブレを補正する新モード「インテリジェントアクティブモード」により、動く被写体を追いながら走って撮ってもこれまで以上にブレないようになっています。

光学ズームは30倍と一般的なスペックですが、広角側が最大26.8mmと広く、デジタルカメラに匹敵する広角撮影を楽しめるのもポイントです。狭い室内で被写体との距離がとれないなど、撮影に制約のある場所でも、その場のすべての状況をしっかりと収めることができます。なお、本製品は部材不足の影響で販売を一時停止、その後販売が再開されたものの、カラーバリエーションが発売当初の3色展開からホワイトの1色展開になっている点は注意しておきましょう。

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価格.comマガジン編集部

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