1.6リッターモデルもラインアップ。スマートなボディに高い走破性を兼備

“次世代スバル”を具現化させたSUV、スバル「XV」速報レポート

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スバルは、2017年4月6日にSUV「XV」の新モデルを発表、5月24日より発売を開始する。昨年登場した、現行型インプレッサに次いで投入された“次世代スバル車”として、都会的でスマートなデザインと、高い悪路走破性を兼ね備えたSUVに生まれ変わった。新型「XV」の概要をレポートしよう。

「XV」は、新世代スバルを担う洗練された雰囲気のSUV。スバルらしい高い走行性能や安全性に加え、1.6リッターエンジンの追加などによって、製品としてのバリエーションも増えている

都会的なデザインに生まれ変わった、新しい「XV」

新しい「XV」は、昨年登場した新型インプレッサに次いで投入された“新世代スバル車”の第2弾となるSUVだ。ベースとなるのはインプレッサで、クルマの骨格となるシャシーには、インプレッサと同じ「スバル・グローバル・プラットフォーム」を採用。同様に「DYNAMIC×SOLID」というデザインコンセプトも採用しており、内外装の質感が高められている。特に、エクステリアは、“スポカジスタイル”を掲げており、スポーティーでありながら都市でも似合うスマートな雰囲気をただよわせている。

リアは、バンパー部分の黒い樹脂パーツが、タフで力強いイメージを演出している

リアは、バンパー部分の黒い樹脂パーツが、タフで力強いイメージを演出している

200mmもある最低地上高。本格SUVのような走破性をもたらしている

200mmもある最低地上高。本格SUVのような走破性をもたらしている

ルーフのシルエットは、まるでクーペのような流線型

ルーフのシルエットは、まるでクーペのような流線型

ルーフのシルエットとは対照的に、ボディの下半分はがっしりとして力強いイメージだ

ルーフのシルエットとは対照的に、ボディの下半分はがっしりとして力強いイメージだ

デザインが洗練されたいっぽうで、高い走破性も実現している。すべてのモデルが4輪駆動のAWDであることに加え、200mmが確保された最低地上高や、5.4mの最小回転半径、見通しのよい視界などによって、悪路走破性、高速道路のロングツーリング、入り組んだ市街地など、幅広い状況で快適に走行できる。さらに、エントリーモデルの「1.6i EyeSihgt」を除く全グレードに駆動制御システム「X-MODE」が搭載されており、タイヤが空転して発進が難しいような雪道でもスムーズな発進が行いやすくなった。

新しい「XV」では、従来の2リッター直噴ガソリンエンジンに加えて、新たに1.6リッターガソリンエンジンも用意された。この1.6リッターモデルは、街乗りであれば十分なパワーが確保されており、経済性を重視するユーザーに適しているという。また、このクラスとしてはかなり大容量の63Lの燃料タンクを搭載していることも特徴で、長距離ドライブの際などに給油の回数を減らすことができる。

2リッター直噴ガソリンエンジン「FB20」は、113kW(154馬力)を発生。燃費は16.0〜16.4km/l(JC08モード)

2リッター直噴ガソリンエンジン「FB20」は、113kW(154馬力)を発生。燃費は16.0〜16.4km/l(JC08モード)

新搭載の1.6リッターエンジン「FB16」は、85kW(115馬力)を発生。燃費は15.8〜16.2km/l(JC08モード)。燃費はFB20エンジンと大きな違いはない

トランスミッションは全グレードがCVTの「リニアトロニック」となっている

トランスミッションは全グレードがCVTの「リニアトロニック」となっている

安全性能を見てみよう。運転支援システムは、最新バージョン「EyeSight ver.3」が、全車に標準搭載される。危険を予知して衝突を避ける「プリクラッシュブレーキ」、0〜100km/hの範囲に対応する「全車速追従機能付きクルーズコントロール(ACC)」、ステアリング操作をアシストする「アクティブレーンキープ」、急な飛び出しを防ぐ「AT誤発進抑制制御」と「AT誤後進抑制制御」、自車のふらつきや車線逸脱を警告する「警報&お知らせ機能」を利用可能だ。

衝突安全性能では、国土交通省と独立行政法人「自動車事故対策機構(NASVA)」が行った、自動車の安全性能を比較する自動車アセスメント「JNCAP」で、乗員保護性能が95.02点、歩行者保護性能が96.07点、シートベルトリマインダが8.00点といういずれも過去最高の性能を獲得し、総合点でも過去最高となる199.7点を獲得している。

自動車アセスメント「JNCAP」の総合点は過去最高となる199.7点。これは、2013年度以来3年ぶりの更新値だ

自動車アセスメント「JNCAP」の総合点は過去最高となる199.7点。これは、2013年度以来3年ぶりの更新値だ

また、インプレッサにも搭載されていた、歩行者保護エアバッグや乗員を保護する7個のエアバッグも、全グレードに標準搭載されている。このほか、オプションとして後側方警戒システム「スバルリヤビークルディテクション」や「ハイビームアシスト」「ステアリング連動ヘッドランプ(2.0i-S EyeSightのみ標準装備)」も選ぶことができる。

「スバル・グローバル・プラットフォーム」を採用したことで、室内空間にも余裕が増えた

「スバル・グローバル・プラットフォーム」を採用したことで、室内空間にも余裕が増えた

リアシートはレッグスペースが前モデルより27mmほど広がっている

リアシートはレッグスペースが前モデルより27mmほど広がっている

ダッシュボードまわりはインプレッサとほぼ共通。視点が高く見通しがよいので車のサイズ感をつかみやすい

ダッシュボードまわりはインプレッサとほぼ共通。視点が高く見通しがよいので車のサイズ感をつかみやすい

シガーソケットに加えて、電源として使えるUSBポートを2基搭載する

シガーソケットに加えて、電源として使えるUSBポートを2基搭載する

2.0リッターモデルのシートには、オレンジのステッチが入れられている

2.0リッターモデルのシートには、オレンジのステッチが入れられている

ラゲッジスペースは容量385L(VDA法)。可倒式リアシートや、荷物の固定に便利な6箇所に備わるフック、床下にあるサブトランクなど細かな工夫が施されている

価格は、税別198万円から。SUVとしては手ごろな価格感

最後にグレードと価格を見てみよう。グレードは、1.6リッターと2.0リッターというエンジンの違いによって大きく2種類に大別される。1.6リッターモデルは、エントリーモデルの「1.6i EyeSight」(198万円)、「1.6i-L EyeSihgt」(208万円)の2グレード、2.0リッターモデルは、「2.0i-L EyeSihgt」(230万円)、「2.0i-S EyeSihgt」(248万円、いずれも税別)の2グレード、合計4グレードが用意されている。なお、各グレードにはプラス5万4000円でルーフレール装着車も用意されている。

税別本体価格は198万円から。国内市場のSUVでも安めの価格設定だ

税別本体価格は198万円から。国内市場のSUVでも安めの価格設定だ

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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2017.8.19 更新
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